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教育委員会令和元年10月定例会会議録

  • ID:9598

1.日時

令和元年10月16日(水)  午後3時3分から午後3時55分 

2.場所

市役所 会議室7

3.出席者

教育長  山本和紀

委員  福澤秀夫

委員  京樂真帆子

委員  大下和徹

委員 盛永俊弘

4.出席説明員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹

参事兼教育総務課長、教育総務課主幹、参事兼学校教育課長、総括指導主事

学校教育課主幹、同課主幹、生涯学習課長、生涯学習課主幹

中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長

事務局職員 教育総務課 課長補佐、同課主査

5.傍聴者

なし

6.開会

(教育長) 

開会を宣言する。

藤原前教育長職務代理者の任期満了による退任に伴い、福澤委員を新たに教育長職務代理者に指名したのでここに報告する。

7.前回の会議録の承認

承認・署名

8.教育長諸報告

(教育長)

9月末、アーリントン友好代表団が来訪。9月25日には市の姉妹都市盟約締結35周年記念パーティ、9月27日には教育委員会主催のフェアウェルパーティがそれぞれ開かれた。今後とも生徒たちの短期交換留学が続くよう祈りたい。

9月28日、小学校運動会。天候が危ぶまれたが、6つの小学校で実施。子どもたちの元気な声が響く一大イベントである。ご家族も参観される中、児童が一つになって身体を動かす様子を頼もしく思った。

10月8日、全6年の陸上運動交歓記録会が西京極の競技場で開催。雨天のため開会式はテントの下で。その後、雨は降ったりやんだりでグラウンドの状態は悪かったが、先生方の途切れない整備のお蔭で無事に終えられた。800m走では大会新記録が出た。1周目からかなりのスピードで、大丈夫なのかと思ったが走り切った。6年生全員が公式トラックで走る姿は見ていて感動する。良い思い出として中学に向かってほしい。

10月11日、近畿市町村教育委員会研修大会が野洲市で開かれ、委員全員が参加した。

10月12日、台風19号襲来。本市では午前4時50分に暴風警報発令、午後8時21分まで続いたが被害は無かった。東日本では13都県に特別警報が発令され甚大な被害が発生した。何時何処でこのような災害が起こるかわからない。本市も油断のない対応をしたい。今回の台風では豪雨による河川の氾濫が多く発生し、52河川が決壊したという。現時点で73人死亡という悲しい状況であり、水が引いた後の泥まみれの住宅や田畑を見ると涙が出る。災害で亡くなられた方の冥福を祈るとともに御見舞申し上げる。被災地の一刻も早い復旧と復興を願うばかりである。

世界陸上では、長三中出身の山西選手が20km競歩で優勝。東京オリンピック出場が内定した。また今年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の開発に携わられた吉野彰さんが選ばれた。日本人が様々な分野で活躍されることは嬉しいことである。

 9.行事・会議結果報告

(各課長諸報告)

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

 (委員)

小学校運動会について。天候が不安定な中、朝早くから準備していただいたことに感謝申し上げる。運動会では準備運動としてラジオ体操があり、一人の児童が台の上で体操を行っていた。模範演技として行われるものだと思うが、その動きを見ていると十分な指導がされていないように感じた。台にはマイクが置かれたままだったので、狭くやりづらかったとも思うが、参加者全員の前でやるからには、もう少し指導をしておかないと本人が気の毒である。怪我をしないための準備体操という目的に適っていないと感じ、気になった。

京都新聞に、本市が防犯カメラを新たに200台設置し、計212台の運用を始めたという記事があった。防犯のためには非常によい取組だと思うが、専用タグを持った人が近くを通ると認識し、位置確認ができるという機能はどういった対象者を想定しているのか。また、広報紙により効果的に周知されるとよいと思うがどうか。

(事務局)

防犯カメラは、防災・安全推進室が担当している。専用タグは、カメラ付近を通過すると無線通信技術で事前に登録した携帯電話などに連絡を受けることができるが、このシステムを利用するには、個人がサービス提供業者と個別に契約する必要がある。

本市の小中学校13校でも同様のシステムがあり、個別契約をしている場合は校門を通過すると保護者のメールに連絡が届くので、子どもの安全につながっている。広報紙では、10月号で少し紹介されており、次回11月号で見守り機能について掲載予定である。

(事務局)

今回のシステムでは、子どもの安全だけでなく、認知症による徘徊者の早期発見にもつながる。

(委員)

台風について。甚大な被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げる。文化財の被害状況も気になる。被災地の文書館で働く学芸員の知人から、通常業務と並行して復旧作業を行っていると聞いており、遠い地からであるが応援したい。災害が起こってから焦って対応するのではなく、本市でも文化財の保護に関し、平時から備えておいてほしい。

10月13日、条里制・古代都市研究会の現地研究会が向日市及び長岡京市にて開催。「乙訓郡条里と長岡宮・京跡を歩く」というテーマで、阪急西向日駅からJR長岡京駅まで約4時間のコースであった。主催者及び参加者から多く話題に出たのが、向日市エリアには発掘調査結果の案内板があったが、長岡京市エリアに入ると途端に少なくなってしまうことであった。本市は、発掘自体は多くされているものの、開田城跡などの説明板はあるが、長岡京に関する遺跡発掘に関する説明板がほとんどない。これまでの発掘場所、また新しく貴族邸跡などが発見された場所についても、いずれ整備し、説明板を設置するなどして発掘成果の見える化をはかってほしい。向陽小学校には、学校の廊下に遺跡の柱を示すものが設置され、学校教育の中で遺跡を感じることができるようになっていた。予算のこともあるが、子どもたちの教育にも活用できるものになればと思う。

9月28日、本市埋蔵文化材センターの調査成果報告会。参加者は非常に多かった。本市内にも歴史に興味のある方が多くおられるので、説明板を作ることは大切だと思う。

(事務局)

台風被害については、今のところ大きな被害の連絡はない。防火対策は毎年訓練等も行われているが、防災の視点から広範囲の対策に取り組む必要もあると考える。

発掘関係の看板については、文化財保護審議会からも同様の指摘は出ており、見える化を図ることは課題である。この1、2年は国の補助金を獲得し、弟国宮遷都1500年事業や大河ドラマ等を含めた啓発活動に力を入れている。その中で少しずつ看板の整備に着手し始めている。文化財活用計画の策定に着手する予定なので、総合的に進めていきたい。

(委員)

ノーベル賞を受賞された吉野彰氏は、学生時代に考古学研究会に属していたという。新聞報道の写真に長岡宮のものがあったのを、中山修一先生が一緒に映っていたので気がついた方もあったと思う。向日市エリアのため、向日市は活用していた。

ガラシャ祭パンフレットについて。先日の研修大会の講演で、新学習指導要領では知識を得ることより対話力を鍛えることに重点が置かれているという話があった。その中で、滋賀県で歴史を学ぶ対話において、信長の行動をパワーハラスメントと紹介していたが、実際には他にも同じような行動をしている武将がいたということも合わせて伝えなければいけない。子どもたちは学校教育だけでなく、こういったパンフレットなどからも知識を得るのだから気を抜いてはいけない。冒頭に綿考輯録に記載のある内容が文章化されているのだが、議論の余地はあるものの、解釈が間違っている箇所があった。実行委員会が作成されたものだが、子どもたちに間違った歴史観を植え付けることのないように生涯学習課でチェックをしてほしい。

(事務局)

その解釈の相違について認識している。ここ1~2年で祭のパンフレットはタブレット版に変わり、積極的に情報発信をする方向で動いている。これまでは生涯学習課で原案を作っていたが、今年度は実行委員会が主導で作成したいと申し出があり、外部のアドバイザーと協議して書かれたため、生涯学習課による詳細なチェックはできていない。

(委員)

子どもも見るのだから、押し切られることなくチェックしてほしい。

(教育長)

昨年も花押に間違いがあった。フィクションの面白さもあるが、正確性は必要である。事前チェックを怠りなくするよう、強く申し入れる。

(委員)

先日の台風は、関西であればどのような被害であっただろうかと思う。被災された方々にお見舞い申し上げる。

ラグビーワールドカップは4連勝と、嬉しい話題であった。テレビ中継でもルールをうまく紹介しており、多くの人が楽しめたと思う。

市民大運動会では9校区を巡回し、校区で共通している部分もあれば独特の内容もあり、興味深かった。ただ、自治会としてチームが成り立ってないところも見られたので、人口減や高齢化に合わせ種目を見直すことも必要かと思うが、過去からの参加人数は把握しているのか。

スポーツ推進計画の中間改定案をみると、新体力テストの結果を京都府平均と長岡京市との比較をしているが、この比較では統計学的にはあまり意味がない。わかりやすいということはあるかもしれないが、統計学的に厳密にすべきかと思うので留意してほしい。

(事務局)

市民大運動会の参加者は徐々に減っている。自治会に入っていなくても、参加したい人は参加できるようにしている校区もある。運動会をきっかけに自治会に加入する人もあるかもしれないので、こういた機会をコミュニティの充実につなげていきたい。

スポーツ推進計画は、過去からの踏襲による部分もあるが、審議会からも修正すべき内容について意見をいただいているので、できる内容については修正していきたい。

(委員)

参加人数はどのように把握しているのか。

(事務局)

各校区の総合型地域スポーツクラブが人数を把握して、スポーツ協会に報告している。平均して1校1000人で、市全体で約1万人が参加している。

10.報告事項

長岡京市スポーツ推進計画中間改定に係るパブリックコメントの実施について(文化・スポーツ振興室)

10月4日に審議会において審議した内容を反映した中間改定案について、11月にパブリックコメントを実施する。

11.次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事会議予定について(10月17日から11月20日)資料に基づき説明。

12.その他

なし

13.閉会

(教育長)

午後3時55分に閉会を宣言する。

お問い合わせ

長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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