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教育委員会令和4年8月定例会会議録

  • ID:13135

教育委員会会議録


1.日時

令和4年8月24日(水)  午後3時から午後3時55分


2.場所

市役所 会議室7


3.出席者

教育長 西村文則

委員 福澤秀夫

委員 京樂真帆子

委員  大下和徹

委員 盛永俊弘


4.出席説明員

教育部長、教育総務課長、教育総務課担当主幹、次長兼学校教育課長、学校教育課総括指導主事、学校教育課主幹、

生涯学習課長、生涯学習課担当主幹、文化・スポ-ツ振興課主幹、中央公民館長、図書館長、北開田児童館長、教育支援センター所長

事務局職員 教育総務課 課長補佐


5.傍聴者

なし


6.開会

(教育長) 

開会を宣言する。


7.前回の会議録の承認

承認・署名


8.議案

・第14号議案  長岡京市いじめ防止対策推進委員会委員の委嘱について

 

(教育長)

提案理由の説明を求める。

 

(事務局)

長岡京市いじめ防止対策推進委員会委員のうち、団体から選出される委員の異動に伴い、後任の委員を委嘱する必要があるので提案する。任期は前委員の残期間となる令和5年10月31日まで。

 

(教育長)

質問、意見等はあるか。

 

(意見なし)

 

(教育長)

本議案に賛成の委員の挙手を求める。

 

(全員賛成)

 

(教育長)

全員賛成。よって、第14号議案は可決された。

 

・第15号議案 令和5年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について

 

(教育長)

提案理由の説明を求める。

 

(事務局)

小中学校の教科用図書については文部科学大臣の検定を経た教科用図書を使用しなければならないこととなっているが、特別支援学級においては学校教育法附則第9条の規定により一般図書を教科用図書として使用することができることとなっている。

京都府教育委員会から示された採択基準及びその基準に対する基本観点に基づき、当該学年や下の学年用の文部科学省検定教科書の使用も考慮したうえで、令和5年度用一般図書一覧を参考に選定している。

 

(教育長)

質問、意見等はあるか。

 

(意見なし)

 

(教育長)

本議案に賛成の委員の挙手を求める。

 

(全員賛成)

 

(教育長)

全員賛成。よって、第15号議案は可決された。


9.教育長諸報告

(教育長)

新型コロナウイルス感染症について。夏季休業に入り児童生徒の接触機会は減少し、放課後児童クラブや部活動など接触を伴う活動においても感染拡大は見られなかった。しかし、全国的な感染拡大の中、夏季休業期間中の新規感染者は児童生徒・教職員合わせて先週には420名を超えた。いよいよ明後日26日から2学期を迎える。文科省からは8月19日付で、「学校における感染拡大を防止しつつ、学校教育活動を継続し、児童生徒等の学びを保障するためには、引き続き、基本的な感染対策が重要である」との事務連絡があった。本市においても、基本的な感染防止対策を行いながら、学校教育活動を止めることなくしっかりと推進していく。

 若葉カップ全国小学生バドミントン大会については、7月29日(金)から8月1日(日)までの4日間、予定通り開催。今年も安心・安全な大会を目指して、関係者の協力のもと徹底した感染防止対策が行われた。新型コロナの関係で11チームが辞退するという残念なこともあったが、本市のチームも含め、全国から集まった小学生が生き生きと頑張る姿が印象的であった。

7月28日、臨時議会。原油高・物価高騰下での家計への支援、事業継続への支援、持続可能な市民生活・事業活動へ向けた省エネ・エネルギー転換への支援、これらのための補正予算が議決された。

7月30日、平和を考える市民フォーラム。ロシアによるウクライナ侵攻が起こる中で、市民の皆さんに改めて平和について考えていただく貴重な機会となった。なお、文化財保存活用課と中央公民館が資料の特別展示に関わった。

8月9日、乙訓管内教育長会議と府教委との懇談会が開催。

8月14日、国民体育大会の近畿ブロック大会・トランポリン競技が、8月20~21日にはバドミントン競技が西山公園体育館で開催。トランポリン競技には、長岡第四中学校3年の鬼村さんと長岡第二中学校3年の佐々木さんが出場し、鬼村さんは10月の国体出場が決定。大人も含めた一般の部での2人の活躍がすばらしく、感動しながら大会を見学した。


10.行事・会議結果報告

(各所属長諸報告)

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

 

(委員)

今年の夏は非常に暑い中、いろんな行事・活動が行われていることに感謝する。金曜から二学期が始まるが、暑さは10月頃まで続くようだ。二学期は行事が多く忙しくなるが、換気やマスクの着用等、感染対策を徹底してほしい。

全国学力・学習状況調査の結果が7月末に発表された。小学校・中学校ともに石川県や秋田県の正答率が高くなっている一方で、石川県はテスト対策を行っていたという報道もある。正しく公平に判断するための調査であるのに、対策をしてしまうと目的から外れてしまう。あってはならないことである。本市ではないと思うが、事前対策はすることのないよう徹底してほしい。

働き方改革について。コロナ禍で、以前との比較はしにくいと思うが、教職員の残業時間数はどのようになっているのか。また、効果が大きかった対策があれば紹介してほしい。

 

(事務局)

総時間数を前年度同月と比較した場合、若干減っているが、内容を詳しく見るとまだ改善の余地がある学校もある。1学期末には感染者が急増したこともあり、劇的な効果がある対策というものはなかった。

 

(事務局)

市町村によっては、学校で陽性者が発生した場合に、濃厚接触に該当するかの判断を学校で行っている。本市では、市の保健師が濃厚接触の判断を行っており、学校現場の負担軽減に取り組んでいる。

 

(委員)

電話は、2年ほど前に一定時刻以降は自動応答となるよう変更になったと思うが、効果はあるのか。

 

(事務局)

電話がかかってこない時間に集中して作業できるなどのメリットがあり、効果はある。

 

(委員)

保護者の皆さんにもご理解いただけているものと思う。ICT活用も含め、PRしていくとよいと思う。効果のある取組があれば共有し、子どもたちへの対応に時間をとれるようにしてほしい。

 

(委員)

 今の中学3年生は、中学校生活をずっとコロナ禍で過ごしている。最後の秋の行事は、思い出に残るようなものとなるよう願っている。

文化財について。先日、京都学・歴彩館で「あやしい京都」という企画展を見た。事前知識なく入ったが、長岡京市が提供した文化財がいろいろと展示されており、うれしくなった。隣のコンサートホールでの鑑賞を終え、見にきている人も多かった。

 

(委員)

コロナの感染者数に目が行きがちだが、夏休みは交通事故、水難事故、不審者などのトラブルも一定数はあると思う。新聞に掲載されるような大きな事件はなかったと思うが、教育委員会で把握しているものはあるのか。

 

(事務局)

救急搬送された児童生徒等はいたが、重大なものはなかった。

 

(委員)

同じ場所で交通事故が続くようなことはないだろうかと思っていたので、安心した。

LINE社との協定によるプログラミング学習があったが、今もうまく活用できているのか。また、評判はどうか。

 

(事務局)

LINE entryのボードゲームやロボットが提供され、各校が使える状態になっている。

 

(委員)

プログラミングは、高校でも情報1として共通テストの科目にも入るので、大学でも接続をどうするかという議論になっている。試験での配点など見直されているので、しっかり進めていってほしい。

 

(委員)

1点目は、先ほど報告された「行事・会議結果」だが、各課等で多彩な取組をされていることに心から敬意を表する。例えば、昨日の京都新聞でも紹介された生涯学習課のトイ・ドローンを飛ばすプログラミングの体験なども本当に楽しそうだ。ところで、中央公民館で実施された「教えて!! GIGAスクールとタブレット学習」は、どんな内容で誰を対象にしたものか、また参加者数など、当日の様子をもう少し教えてほしい。

 

(事務局)

対象者は、保護者と教職員。定員を超えるようであれば、保護者を優先にすることを検討していたが、応募は定員内であった。教職員の参加もあったが、ほとんどが保護者であった。講座の感想では、「世代のギャップを感じた。ある程度使える世代だと思っていたが、スクロールも画面操作でなく音声でできるなど、子どもたちはもっと先に進んでいる。」「タブレットを多用するだけでなく、手で書いて記憶する方がよい場合もある。選択肢の一つとして使えばよいのだ、と分かった。」というものがあった。

 

(委員)

現在、市内の各学校・教室で行われているタブレット学習を市民や保護者も体験できる機会となり、大変意義ある取組だと理解した。

2点目は、文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)について。

ご承知のとおり、文部科学省では、GIGAスクール構想により、児童生徒1人1台端末環境が整備されたことを踏まえ、児童生徒が学校や家庭において、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができる公的CBT(Computer Based Testing)プラットフォームである「メクビット」の開発・展開を進めている。

そこで、現在の進捗状況を確認すると、昨年12月からスタートした全国の小・中・高等学校等における活用状況では、約1000の学校設置者、約1.1万校、約360万人が登録済み。また、今年7月時点では、京都府の約50%の学校が登録・導入活用していると報告されており、その登録数の多さに驚いた。そこで質問だが、本市の導入予定の有無、導入活用した場合のメリット・デメリットを教えてほしい。

 

(事務局)

本市でも、実証用学習eポータルへの登録は行ったが、まだ具体的な活用は行っていない。メリットとデメリットの検討はこれから行う予定。

 

(委員)

引き続き、子どもたちの学びの保障の観点から、1人1台端末を活用した「デジタルならでは」の学びの実現を検討してほしい。

 

(事務局)

長二中校区の次世代型学力・学習状況調査研究事業(府教委指定)の調査問題は、府教委がメクビットに登録した問題を使って実施している。


11.協議事項

 

・令和4年度9月教育費補正について

(教育総務課、学校教育課、文化・スポーツ振興課)

 

(教育長)

本案件は、本市情報公開条例第6条第5号の規定する意思形成過程にある情報で、市と協議中であり、公開することにより公正かつ適正な意思形成に著しい支障があると思慮される。

従って、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項、及び本市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、本案件を非公開とするよう発議する。また、同法第14条第8項及び同規則第15条第2項の規定により、この発議に対する討論を行わないで直ちに採決することとなっている。本案件を非公開とすることに同意する委員の挙手を求める。

 

(全員挙手)

 

(教育長)

全員賛成。よって本案件については非公開とする。

 

(非公開協議)

 

(教育長)

 以上で非公開協議を終了する。


12.報告事項

・予備費の充用について

(事務局)

係争中であった事件の判決確定に伴い、成功報酬を支払ったもの。7月の臨時議会にも報告した。

 

・専決処分の報告について

(事務局)

携帯電話料金の支払い遅延にかかる延滞利息の加算による損害賠償の額を決定したもの。今後このようなことのないよう、再発防止に努める。

 

・長岡京市立図書館「蔵書計画」について

(事務局)

昨年度から取り組んでいた蔵書計画ができあがったので報告する。現在図書館には約 26万冊の蔵書があり、本棚は満杯である。過去5年間に一度も貸し出しのなかった本等を中心に除籍する。一方、郷土資料や参考図書等は未利用のものも含め引き続き保存する。

除籍本は無料配布する予定。

 

(委員)

蔵書が増えて大変なのは大学も同じで、よくわかる。計画に反対するものではないが、除籍は慎重に行ってほしい。例えば、近隣の図書館には保存されていない資料など、保存に意義があるものもある。死蔵本でなく待機本とも言える。

 

(教育長)

今の指摘を踏まえて対応するように。

その他質問はないようなので、了解いただき次に進める。


13.次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事会議予定について(8月25日から9月28日)資料に基づき説明。


14.その他

(教育長)

追加報告事項「教職員の処分の内申について」。

本報告は人事に関する案件であり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項及び本市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、本案件を非公開とするよう発議する。また、同法第14条第8項及び同規則第15条第2項の規定により、この発議に対する討論を行わないで直ちに採決することとなっているため、本案件を非公開とすることに同意する委員の挙手を求める。

 

(全員賛成)

 

(教育長)

全員賛成。よって本案件については非公開とする。

 

(非公開報告)

 

(教育長)

以上で、非公開とする案件は終了する。

 

15.閉会

(教育長)

午後3時55分に閉会を宣言する。

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

電話: 075-955-9532

ファクス: 075-951-8400

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