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教育委員会令和5年1月定例会会議録

  • ID:13261
教育委員会会議録


1.日時


令和5年1月18日水曜日 午後3時から午後3時42分


2.場所

市役所 第1委員会室

3.出席者

教育長 西村文則

委員 福澤秀夫

委員 京樂真帆子

委員  大下和徹

委員 盛永俊弘


4.出席説明員

教育部長、教育総務課長、次長兼学校教育課長、学校教育課総括指導主事、学校教育課主幹、生涯学習課長、生涯学習課主幹、文化・スポーツ振興課長、文化・スポーツ振興課主幹、中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長

事務局職員 教育総務課 課長補佐

5.傍聴者

なし


6.開会

(教育長)

開会を宣言する。

7.前回の会議録の承認

承認・署名


8.教育長諸報告

(教育長)

新型コロナウィルス感染症について。児童生徒の新規感染者は、11月は139人、12月は239人と大きく増加する傾向にあったが、1月は16日までに131人と大きく増加する傾向は見られず、休校や学級閉鎖等はない。今後も、感染防止の基本対策を続けながら、学校行事などもコロナ前の状況に戻していく。

1月4日、市職員の仕事始め、市長年頭訓示、乙訓地域公的年賀交歓会、長岡京市年賀交歓会。

7日、消防出初式。

9日、「二十歳の祝典・未来へのはばたき」が開催。民法の改正によって成人年齢が18歳に引き下げられたが、本市においては従来通り20歳で式典を実施。また、密を避けるため、今年も2部制とし、入場は原則当事者のみとした。1部、2部ともオープニングで長岡京ウィンドオーケストラ“キズナ”が心のこもった演奏で会場を盛り上げ、その後の式典は落ち着いた雰囲気の中で行われた。

10日、市内小中学校で3学期始業式が行われた。当日の朝には、各小学校で子どもの事故防止を推進するための見守り活動が行われ、関係の皆さんが元気に登校してくる児童を出迎えた。

6日には校長会議、17日には教頭会議を開催し、3学期の課題や行事計画等について情報を共有した。

15日には、市長選挙及び市議会議員補欠選挙が実施され、本日朝の初登庁式をもって、中小路市長3期目の市政がスタートした。

9.行事・会議結果報告

(各所属長諸報告)


(委員)

先ほど報告のあった、全国女子駅伝は現地で応援をした。応援といってもあっという間のことだったが、杤尾佳穂選手(長岡中3年)の八区の区間4位とチームに貢献し、大変すばらしい結果だったと思う。アーリントン短期留学について。前回、65人の応募があったと聞いたが、GWに渡米するまでのスケジュールを教えてほしい。また、市からの補助についてある程度具体的になっていれば合わせて教えてほしい。

(事務局)

現在、選考の結果が出て、通知の準備中である。1次選考で30人、2次選考で最終16人となった。スケジュールとしては、これから対象者と保護者に説明会を行い、その後、週1回の学習会を行っていく。渡米期間は4月25日~5月5日。市からの補助については、燃油サーチャージ料に対して行い、一人当たり10~20万円程度となる見込みである。

(委員)

経費補助については、今回は特別に補助するということか。

(事務局)

航空運賃は本人負担で、燃油サーチャージ分のみを今回補助する。

(委員)

補助については、今後疑義の生じることのないよう、内容についてしっかり伝えた方がよいと思う。感染症の影響により、久しぶりの実施になるので実現にむけてよろしくお願いしたい。また、今シーズンはオリックスからレッドソックスに移籍する選手もいるので、機会があれば球場にも行ければと思う。

(委員)

「写真でふりかえる長岡京」、素晴らしいものだとあらためて感じた。市民の方からどんな反応があったのか、後日でよいので教えてほしい。写真集なので、写真ももちろんだが、基本的データも掲載されており、新旧地名対照図はとても楽しむことができた。活用できる良い資料集であると思う。写真にも枝番号がついていて、同じ場所の変化が楽しめる工夫などもよかった。今回掲載された写真の原版の保管は、どのようにされているのか。おそらく、活用したい、借りたいという声も出るのではないかと思うが、貸出の対応は可能なのか。 移転後の済生会病院横に、発掘成果説明板が昨年の11月に設置された。今年度は、どれくらいの説明板が新しく設置されたのか、改訂はどれくらいあったのか、次回担当課長から数字を教えてほしい。

(事務局)

説明板については、昨年12月に策定した「文化財保存活用地域計画」においても市民の方々に対して周知を行っていることが定められているので、計画的に進めていければと考えている。具体的な数字については、次回回答する。

(委員)

「二十歳の祝典」の運営、大変であったと思う。式典ではとても落ち着いていたということだが、当日の夜に見かけた二十歳と思われる若者たちは楽しんでいる様子で、メリハリがついているのは良いことかと思った。 インフルエンザが流行してきているようだが、学級閉鎖等の対応基準はどのようになっているか。

(事務局)

コロナとインフルエンザでは、少し対応が違う。コロナが流行する以前は、学級閉鎖については学校が校医と相談し必要な期間を設定し、教委に報告するという形となっていた。コロナとインフルエンザが混在することになると、判断が難しくなると思っている。

(委員)

これからピークを迎えるのか、ピークアウトするのかわからないが、対応をよろしくお願いする。 不登校について。市内の小中学校にも不登校児童生徒はいるが、近年の傾向はどうか。たとえば、学校によって増加傾向、減少傾向などあったりするのか。

(事務局)

全国的に増加傾向で、本市も同様である。この2年、減っている学校はなく、特に中学校2年生で増加していることを先日の教頭会でも伝えたところ。家庭環境や友人関係、コロナの影響等、注視していきたいと思っている。また、フリースクールでの出席認定についての問い合わせなども出てきている。多様な学習の場を視野にいれていく必要があると考えている。

(委員)

不登校は、重要な問題と感じている。自身でも少し情報収集しているが、子どもたちの絶対数は減っているのに不登校児童生徒が増えているということは、比率はすごい勢いで上がっていることになる。解決は難しいと思うが、何かできればと思う。

(事務局)

教育支援センターの教育相談事業で不登校の児童生徒、保護者への支援を行っている。なぜ増えているのか、一言では言えない。その理由は多様であり、コロナが流行する前から増加傾向となっている。最近特徴的なのは、小学生の不登校が増えていることで、課題だと感じている。支援、方策を考えていかねばならない。

(委員)

私からは2点。1点目は、文部科学省が推進している学校給食費を自治体の会計に組み入れる「公会計制度」の件である。最初に、本市の実施状況を教えてほしい。

(事務局)

中学校については、給食導入と同時に公会計にしている。小学校では今のところ私会計のままで、検討段階である。文部科学省の状況を確認する調査では、小中全校導入できた場合に限り公会計ができているとされるため、本市は、調査上は私会計の区分となる。小学校を公会計とする場合、教育委員会事務局内でのシステム導入、徴収対応の人手等が必要となる。現状では、小学校ではほぼ口座振替で徴収できており、滞納はほとんどないと確認している。

(委員)

この制度は学校現場にとっては、教職員の業務負担の軽減、保護者の利便性の向上(クレジットカード、コンビニ払い等)、未納者への対応の促進などのメリットがあるが、逆に、教育委員会事務局の負担が増えるとのことなので、その兼ね合いを検討しながら推進していただけたら有り難い。2点目は、長期欠席と不登校の問題。質問のきっかけは、元文部科学省の官僚であった遠藤洋路さん(現、熊本市教育長)が、「不登校の数字には、信憑性がない」と、新聞紙上で公表したからである。ご承知のとおり、長期欠席者(欠席30日以上)は、「不登校」以外では「病気」「経済的理由」「新型コロナウィルスの感染回避」「その他」に分類され、その全国の集計結果が過日、「2022年度の小・中学校の長期欠席者41万人、不登校24万人」と報道されたところである。ところが、今回の調査で、長期欠席者のうち「不登校」に分類された割合は、都道府県・政令指定都市によって86%から19%まで極端な差があったとのこと。つまり、千人の長期欠席者がいても、不登校と報告されるのは、860人から190人までバラつきがあり、その結果、政令市では、千人当たりで「長期欠席が最多の市が、不登校が最少である」という逆転現象さえ生じているとのことである。なお、遠藤さんは、「長期欠席」の子どもたちが、孤立せず社会的自立に向かえるような支援をする必要性は、集計上の分類が「不登校」でもそれ以外であっても、変わるものではない。文科省は、誤差の大き過ぎる集計を改善し、全ての長期欠席者に支援を行き渡らせるためにも、「不登校」の集計をやめ「長期欠席」に一本化するべきだと提言している。そこで、質問だが、本市の長期欠席者(欠席30日以上)で不登校に分類されている割合は何パーセントか。

(事務局)

手元にその割合のデータがないが、分類に関わらず、学校ではその児童生徒に合わせた支援を検討し、対応をしている。

(委員)

仰ったとおり、現場は、休んでいる児童生徒の分類区分にかかわらず丁寧に対応されていると考える。引き続き、不登校として分類された児童生徒だけでなく、全ての長期欠席者の子どもたちに、支援を行き渡らせていただけたらと願っている。

10. 次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事会議予定について(1月19日から2月15日)説明。

11.その他

なし

12.閉会

(教育長)

午後3時42分に閉会を宣言する。

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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