学校部活動改革への対応について
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学校部活動改革への対応
部活動改革とは、少子化への対応、多様なスポーツ機会の確保、子どもを地域で育てるという視点から、学校単位で行っていた文化・スポーツ活動を、地域で実施(地域連携・地域展開)するというものです。スポーツ庁・文化庁では、令和5年度から令和7年度までの3年間を「改革推進期間」、令和8年度から令和13年度までの6年間を「改革実行期間(前期・後期)」として、段階的に部活動の地域連携・地域展開を進めています。まずは、休日の部活動について、地域の実情に応じて可能な限り早期に地域連携・地域展開を実現することを目指しています。このように、今、学校と地域が連携して、子どもたちに新たな文化・スポーツ活動の機会を提供することが求められています。
本市では、令和5年度にアンケートを実施し、皆様のご意見を参考に、令和6年度に学校や地域のスポーツ団体関係者とも協議し、実施の方向性や方法、運営体制等について検討してまいりました。長岡京市では、現状の部活動についての満足度はおおむね高い状況です。
そのような中、部活動において、希望者がいても該当する種目がない、専門性を有する顧問が確保できないなどの課題がありましたので、今年度は男子バレーボール及び剣道を対象に「お試し体験会」を始めたところです。
令和7年度は、男子バレーボールと剣道を含む一部の種目について、先行して試行的に実施します。さらに、学校や地域の各団体と調整を行い、ニーズがあり、準備が整った種目についても、順次試行を進めていく予定です。これらの試行を通して、「活動や体験をしたい」という気持ちのある生徒を支え、体験のチャンスを広げていくことができる部活動地域展開に向けた検討を進めていきます。
R5関係者アンケート結果(抜粋)