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フレイル(心身の衰え)を予防しましょう

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フレイルとは、心身の虚弱を指し、要介護状態に至る前段階として位置づけられます。進行すれば介護が必要になる危険性が高いですが、早期に気が付いて改善に取り組むことで心身の機能を回復したり、改善することができる「可逆性」があることが特徴です。

フレイルとは

ポイント1:「気のせい」「年だから仕方がない」と放置しない

フレイルは、からだ・こころ・栄養・口腔・社会的問題など多くの要素が関係しあい、互いに影響しながらフレイルの進行を加速させていくことが明らかになっています。

最初のきっかけは「ささいな衰え」であることが多いです。その小さなサインに気が付いて元気なうちからフレイル予防に取り組むことが重要です。


フレイルの悪循環

ポイント2:自分のフレイルリスクに気づく

健康状態をふりかえることがフレイル対策の第1歩です。

赤字にあてはまる項目が多いほどフレイルになる可能性が高まります。

また、あてはまる項目に特に気をつけて生活することが重要です。早めにフレイルの兆候に気が付き、生活習慣などの改善に取り組むことで健康で過ごすことができる時間を延ばすことができる可能性が高まります。


フレイル予防のための15の質問
①あなたの現在の健康状態はいかがですか①よい ②まあよい ③ふつう 
④あまりよくない ⑤よくない
②毎日の生活に満足していますか①満足 ②やや満足
③やや不満 ④不満
③1日3食きちんと食べていますか①はい ②いいえ
④半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか①はい ②いいえ
⑤お茶や汁物等でむせることがありますか①はい ②いいえ
⑥6か月間で2~3Kg以上の体重減少がありましたか①はい ②いいえ
⑦以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思いますか①はい ②いいえ
⑧この1年間に転んだことがありますか①はい ②いいえ
⑨ウォーキング等の運動を週に1回以上していますか①はい ②いいえ
⑩周りの人から「いつも同じことを聞く」など
 の物忘れがあると言われていますか
①はい ②いいえ
⑪今日が何月何日かわからない時がありますか①はい ②いいえ
⑫あなたはたばこを吸いますか①吸っている 
②吸っていない ③やめた
⑬週に1回以上は外出していますか①はい ②いいえ
⑭ふだんから家族や友人との付き合いがありますか①はい ②いいえ
⑮体調が悪いときに、身近に相談できる人がいますか①はい ②いいえ

ポイント3:自分の生活に取り入れられる対策を考える

フレイル予防の3原則

運動:筋力の低下を防ぐために、今より少し意識して活動量を増やしましょう。10分体を動かすだけでも効果があることがわかっています。家事や散歩も立派な運動です。

栄養:高齢期になると、特に筋肉を保つために必要な「たんぱく質」(肉・魚・卵など)をしっかりとることが大切です。3食バランスよい食事をとることを心がけましょう。

口腔:お口のトラブルを放っておくと、食事量が減り、全身の衰えの悪循環につながりやすくなります。毎食後の歯磨きや義歯の手入れをして口の中を清潔に保つことを心掛けてください。また、おしゃべりをすることやよく噛んで食べることで口や舌を積極的に動かすことも大切です。

社会参加:外出をすることで人や社会とのつながりが生まれ、心やからだの活性化につながります。また、社会参加は運動、栄養、口腔などすべてのフレイル予防を含む重要な活動です。


人とのつながりが大切

「運動習慣はないが、人とのつながりがある」人は「運動習慣はあるが、人とのつながりがない」人と比べてフレイルのリスクが低いことが明らかになっています。運動も大切ですが、人とのつながりがそれ以上にフレイル予防になります。

高齢者だけではない!働き盛り世代からのフレイル予防

40代でもフレイル傾向が出始める人がいることが明らかになっています。また、筋肉量は何もしなければ年に約1%の割合で減っていき、20代のピーク時と比較すると、60代では約40%になってしまう計算です。元気なうちから、フレイル予防について知り、生活習慣などの取組を行うことが大切です。