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第9回地域公共交通協議会議事録

  • ID:15861

日時

令和8年3月12日(木曜日) 午前10時から

場所

長岡京市役所 本庁舎会議室802

出席委員

計18名:小林会長、土井副会長、末永副会長、大庭委員、窪委員(代理)、藤井委員(代理)、筒井委員、石川委員、平野委員、中井委員、忠津委員、畑委員、岩永委員、中野委員、石崎委員、井上委員、廣川委員、兒島委員

欠席委員

阿瀬委員、村上委員、安藤委員

幹事

日高建設交通部長

事務局

坂出交通政策課長、日置課長補佐

傍聴

5名

議事

1.開会

2.会長挨拶

3.報告

(1)令和7年度部会の報告について

<事務局より説明>
【会長】
・今報告のあった件について、ご意見やご質問があれば。

【副会長】
・周辺の市町では、利用者がいても運転士不足などから路線バス等の減便や廃止についての問題が主軸になってきている中、今回の長岡京市の報告では利用者増、利便性の向上という点を重視していることから、はっぴぃバスについては着実に計画そのものが実現されており、とてもうまくいっているのだと思う。ただし、報告で気になったのは、他の市町では路線バスの減便が話題になる中、はっぴぃバスと路線バスとの関係性について検討がなされていないこと。部会内での検討もそうだが、評価指標などに路線バスの項目も入れていくことが望ましい。また、交通手段別の分担率について、やはり車の分担率を減らすことが重要であることから、なにかの機会ごとにアンケートなどで分担率の把握をすれば、傾向がつかめていくものだと思う。さらに、送迎から公共交通へ転換してもらえる可能性もあるかと思うので、分担率と合わせて自動車の送迎についてもアンケートなどで継続的に把握していくことで、さらに良くなるものになると思う。

【委員】
・ 副会長のお話にもありましたが、やはり現状、需要の把握と利用者の声を集めるということが重要である。今後、需要について細かくみていくことで、また利用者の声を集めることで、はっぴぃバスの最適化、改善がさらに進んでいくものと思う。また、持続可能な公共交通を維持するためには、報告にもあるとおり利用増の取組を絶え間なく行うことが重要であるが、その取組、検討事項をいかに市民の方々に周知、理解を得ていくことが重要である。最終の結果だけでなく、その途中経過も含めて、市民への情報発信をしていくことが重要である。

【事務局】
・ご指摘のとおり、路線バスの減便等の問題はとても深刻であり、はっぴぃバスが路線バスを補完する役割を担っているところだが、路線バス自体が廃止された場合にどうするか、など検討していく必要があるのかと思われる。部会にてそういった検討が必要な場面もでてくるかと思うので次年度以降に検討事項に入れていきたい。
・送迎や分担率などについては、本市の地域公共交通計画の評価指標に設定しているものの、把握はなかなか難しい。部会でもありましたが需要を把握していくことが、公共交通の最適化へつながるものと思いますので、把握の方法など検討していきたいと思う。
・利用者の声などについては、毎年の利用実態調査の際に、お声を集め改善に努めていくとともに、この検討事項や利用者増の取組などの市民への周知については、モビリティマネジメントの一環と考えているが、なかなか実行性のあることができていないのが現状であることから、報告にも記載したとおり次年度以降、なんらかの取組を検討していきたい。

【委員】
・報告にもあるとおり、タクシーの活用について検討されているとのことで、他市で、路線バスが廃止になったところに、コミュニティバスだと運転士確保などの問題がある中、タクシーを活用することで、比較的スムーズに移行できた事例もあることから、引き続き、検討をしていただきたい。

【会長】
・モビリティマネジメントが提唱されて10年以上がたつが、今こそ重要なのかもしれない。公共交通の維持というのは難しく、一度なくなると再開することはとても難しい。維持すること自体が今後は難しくなっていくので、あらゆる施策を打って維持できるよう、引き続き、部会での検討をお願いしたい。

4.議案

(1)はっぴぃバスの事業評価について

(2)東部バスの事業評価について

<事務局より一括説明>

【委員】
・単年度の事業評価で、とても順調にいっているのだと思うが、一方で3年や5年での評価も必要であり、例えばマンション開発などでの人口増加への対応などが重要になってくる。また、ご意見、ご要望についてアンケートを取られているので、増便に対応するのは無理だと思うが、利用者増の観点からも改善点などを見出して、次の施策に反映していただきたい。

【副会長】
・順調ということだが、資料にある利用者の動向で、はっぴぃバスがなくなった場合には路線バスで代替する、という声が多いというのは、少し歩いて路線バスに乗るという方がいて良い反面、路線バスとはっぴぃバスが競合しているかもしれないので、それぞれの役割を明確にしていくことが重要である。さらに、代替手段が家族の送迎の方も一定いるなど、こういったデータをもとに次の施策に反映していただきたい。

【委員】
・副会長にもお話いただいた送迎のことについて、現在、阪急長岡天神付近に送迎ゾーンがないが、1年後に駅南東に送迎ゾーンが完成すれば、バスを利用されていた方が自家用車送迎に流れていくかもしれない。少し心配している。また、市の東部地域は、マンション計画があるなど人口が増加傾向にあるが、資料にある路線バス等の地図について、便数や運行の向きなどが反映されていないため、十分に走っているという誤解を招きかねないので、資料の追加や修正等をお願いしたい。

【事務局】
・委員お話のとおり、単年度だけでなく長いスパンで考えるため、今年度より、資料として追加したものに人口の推移をつけさせていただいた。今後は人口の減少地区や、増加の地区などあらゆるデータに基づいて需要などを検証していきたい。
・路線バスとの競合が起こっているのではないか、という議論は部会でもありました。この点については引き続き、部会で検討していきたい。
・資料の修正等について、便数など路線バスの性質まで盛り込めていないため、次年度以降はより詳細な資料にして、東部バスの今後の可能性などについても部会で検討していきたい。

【委員】
・部会に出席させていただき、非公開ということでタクシーについての収支や運行状況など詳細なことを皆さんで共有でき、そして納得していだいたのでとても有意義なものであったと思う。ぜひ、次年度以降もタクシー活用の可能性も探りつつも、路線バスについても収支など詳細な話をしていけたら良いと思っている。

【会長】
・次の協議会および部会のメンバーがどうなっているかはわからないが、今お話いただいた内容も含め、引き続き部会にて議論を深めていただきたい。本件については、原案どおり事業を進めていくということでよろしいか。
・ご異議ないようであれば、本会議で了承されたものとする。

5.その他

(1)長岡京市の取り組み(令和8年度予算案)について

<事務局より説明>

【会長】
・ 今説明のあった件について、ご意見やご質問があれば。

【委員】
・ この駐車場の余剰金を使って公共交通維持に充てるというスキームは非常にユニークな取組みだと思う。まさに駐車料金の地域還元である。おそらく国内でもなかなかない事例だと思う。 一方で、駐車場の利用者の方々に、駐車料金の一部を地域にちゃんと還元しているという周知もして、理解していただくこともあわせてお願いしたい。今、車を利用されている方が、将来、公共交通を利用できるような仕組みをつくっていることを周知いただきたい。お互い持ちつ持たれつで駐車場の利用も継続できるし、一方でその一部が地域に貢献されて、公共交通の利用にも繋がり、長岡京市全体としてハッピーな状況があるということを、ぜひそれぞれの関係者に周知いただきたい。

【副会長】
・ この駐車場の余剰金を使って公共交通維持に充てるというスキームは、市民の合意がないとなかなかできない。様々な専門家に紹介したところ非常に評判が良い取組ということで反響もあるので、ぜひ自信をもって事業を推進していってほしい。特に、通学定期については若いうちから公共交通に乗ることに慣れていただくことになるので、末永く、根気強く事業を展開していってほしい。

【委員】
・ その通学定期の補助を令和7年度より拡大しているようだが、自転車駐輪場が満杯など過度な利用な状況にあるのか。

【事務局】
・ ご存じのとおり、当市は平坦なところが多いことから駐輪場の利用がとても多く、通学利用だけでも自転車とバス利用で10倍以上の差がある状況。また、令和8年4月より青切符制度も導入され厳しくなることから、少しでも駐輪場の混雑の改善、分担率の改善につなげて、最終的に公共交通の維持につなげていければ良いものと考えている。この通学定期および駐車場の剰余金の使い方についての広報をさらに強化していきたいと考えている。

【会長】
・ せっかくの機会なので、この案件に限らず、ほかにご意見等ございませんか。

【委員】
・ 長岡京市の路線バスはあらゆる所から2つの駅に行けるとともに、特に、はっぴぃバスは病院へ無料で行ける。大阪の実家の方では、電車の路線も2本通っており通勤などに便利だと思っていたが、いざ、市民病院などに行こうとなると、駅まで歩いてから電車に乗らないといけない、など意外に不便だということがわかり、今の長岡京市の交通体系がいかに便利なのか、ということを実感した。協議会や部会でも議論させていただいたが、こうすれば良くなるといった最適解をみつけるのはとても難しいものだと思うが、なんとか今の交通体系を維持していってほしい。小さなところから、例えばバス停に屋根をつけるなどといったところから改善をしていってほしい。

【委員】
・ 高齢者は車を運転するのが危ないのでバスなどに積極的に乗ると思うが、公共交通のメリットを若い人を含めて広く周知して公共交通に誘導していくことが重要だと思う。

【委員】
・ 市の北東部は、路線バスが早朝1本だけに減便されてしまいましたが、先程も人口の話がありましたが、高齢者が亡くなって空き家が増えるかと思ってたらそんなことはなく、新しい家が建って人口が北部地域でも減っていないと思う。運転士不足など路線バスの実情について詳しく聞きたいとともに、バスは本当に地域の足になっているのでぜひ維持してほしい。

【委員】
・ 路線バスの実情について、現在、あらゆる業界で労働力不足が指摘されているが、とりわけバス運転士の不足は深刻で、減便などを行いながら路線を維持しており、結果として利用者にご不便をおかけしているのが現状である。その背景として、バスなどの産別では、全産業平均と比較して拘束時間が約2割長い一方、賃金は約2割低いという実態がある。近年、国の認可を受けて運賃改定が実施され、一定の改善はみられるものの、依然として他産業との格差は解消されていない。また、普通免許取得者の減少により、運転士の確保そのものが難しくなっている。加えて、採用後も大型二種免許の取得や教育に時間を要するなど、即戦力化にも課題がある。さらに、退職者数に対して採用者数が追いついていない状況が続いており、結果として減便等につながっている側面もある。こうした課題はバスに限らず、鉄道やタクシーなど公共交通全体に共通するものと認識している。

【委員】
・ 長岡京市の鉄道駅は主要路線に位置付けられていることから、それほど大きい影響はなかったものの公共交通の労働力不足は深刻で、コロナ渦もあり減便や終電を早めるなど様々な取組を行ってきた。郊外では都度、減便などを行っており、10年、20年後となると減便だけで済むのかというくらい労働力不足は深刻なものとなっており、進行は止められないところまできている。有料の着席サービスなど少しでも利益を確保し、現在の体系を維持できるよう企業努力をしているところであるが、採用難は続いており、こういった現状には皆様ご理解いただければと思う。

5.閉会

お問い合わせ

長岡京市建設交通部交通政策課交通政策係

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ファクス: 075-951-5410

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