令和8年度第1回長岡京市いじめ防止対策推進委員会会議録
- ID:16130
日時
令和8年7月23日(木曜日)午後1時50分から2時10分まで
場所
乙訓総合庁舎1階 第2会議室
出席者
委員
中川委員長、荒井委員、北口委員、草野委員
事務局
教育部次長兼学校教育課長、総括指導主事、学校教育課主幹兼学校教育係長
欠席者
平副委員長
傍聴者
なし
内容
1 開会
2 本市の現状について
・認知件数、未解消件数、解消件数は資料のとおり。
・年間の認知件数は、1650件、未解消は70件、解消は1580件であり、解消率は約96%である。
・本市では、2回目の追跡調査の結果の報告を各学校に求めておらず、2回目の追跡調査の結果は年間の認知件数に反映させているため、現時点では未解消のものが多い状況となっている。
・未解消の案件については、年度をまたいでも引継ぎシートなどを使って情報共有しながら、組織体制で取り組んでいくよう校長会議で指示している。
・本市の「児童生徒1000人あたりの認知件数」は、小学校では321.6人(国101.9人)、中学校では102.4人(国42.6人)であり、本市の認知件数は多いことが分かる。
・令和6年度、7年度に認知件数が増加した要因は、小中学校に心の健康観察アプリを導入したことで、アプリの質問項目が紙のアンケートよりも細かく設定されているため、認知件数が増加したと考えられる。
・認知件数の数に関係なく、教職員の感度を高めて対応するように校長会議等で指示をしている。
・SNS等は表面化しにくいことを念頭に指導を行うとともに、1人1台端末の活用が進む中で、情報モラルの指導を各校とも進めている。加えて、インターネットやSNS上での誹謗中傷、写真・動画掲載などの事象について、丁寧な実態把握に努め、早期発見、早期対応につなげたい。
3 意見交換
委員
・長岡京市では、健康観察アプリ(シャボテンログ)を導入したことで認知件数が増えたとお聞きした。アプリ等で細かく質問をすることで、少しでも子どもの意見を拾い、変化に気づくことは大切なことだと思う。
委員長
・アプリで意見を聞くことは、子どもが教師を通さないで自分の気持ちを語れるという点で、良い方法だと思う。京都府のアンケートでは男女区分を報告する必要があるため、アプリとの連携や集計方法を工夫する必要があるとは思うが、今後も活用してほしい。
・アプリの質問項目を確認していないので分からないが、アプリは11項目の質問があり、子どもたちが分かりやすい質問になっているということだろうか。
事務局
・そのとおり。
委員
・アンケート項目については、京都府が8項目に対し、アプリは11項目だとお聞きした。長岡京市では「⑨その他」が107件と多いのは、8項目以外が「⑨その他」に分類されているためか。
事務局
・長岡京市ではシャボテンログのアプリを活用しており、11項目の回答を京都府の8項目に振り分け、整理をしている。また、文章表記での回答の場合にまずは①~⑧の8項目に分類するが、どうしてもそれらに当てはまらないものを「⑨その他」に分類している。
委員
・⑧の「ひぼう・中傷」という表現は、低学年の子どもには理解しにくいと思うのだが、他に表現を変えて質問しているのか。
事務局
・シャボテンログでは表現を少し変えて、子どもにも分かりやすい表現になっている。
委員長
・学年別認知件数が少しずつ減っていることに関しては、教育委員会や学校によるきめ細かな指導のおかげだと思う。
・小学6年から中学1年にかけ、小学1年から小学2年にかけて、認知件数が増えており、これは全国的な統計でも見られる事象である。例えば、小学2年では、友達との距離も近くなりちょっとしたトラブルが起きやすくなる時期で、中学1年では、どれだけ小学校での指導がきちんとできていても、中学校に上がった時に問題が出てくるなど。
委員長
・先ほど、いじめ防止対策として、未然防止と啓発を行うなどの対策をご報告いただいたが、具体的な取り組みを教えてほしい。例えば、人権教育や道徳、子どもとのやり取りの中での工夫などがあれば。
事務局
・人権教育を行うとともに、外部講師を招いて、SNSの使い方やいじめに関する出前授業等を実施している。一度限りではなく、繰り返し計画的に行うことが大切だと考えている。
委員長
・SNS利用に関連した子どもたちのトラブルが増えている。表面化しにくく学校も把握しにくい、対応が困難な事案が多いと思うが、情報モラル教育の充実や早期発見・早期対応につなげる体制整備が必要だろう。