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第1回一般廃棄物処理計画懇話会議録

  • ID:1729

開催概要

日時・場所

平成22年6月29日(火曜日)午前10時から午前11時45分
市役所会議室2

出席者

委員

山川委員(学識経験者)、塚田委員(女性の会)、西小路委員(生活学校)、長曽委員(廃棄物減量等推進員会議)、小瀬委員(廃棄物減量等推進員会議)、田原委員(環境の都づくり会議)、中小路委員(商工会)、新多委員(市民公募)、玉井委員(市民公募)、辻井委員(環境経済部長)

オブザーバー

乙訓環境衛生組合企画管理課河野課長補佐

事務局

中村環境経済部次長、高橋環境業務課主幹、野村環境政策推進課課長補佐、林環境政策推進課資源リサイクル係主事長

傍聴者

4名

配布資料

  • 資料1長岡京市一般廃棄物の状況
  • 資料2長岡京市一般廃棄物処理基本計画概要
  • 資料3環境業務課事業概要
  • 資料4環境政策推進課事業概要
  • 資料5長岡京市分別収集計画
  • 資料6平成22年度一般廃棄物処理実施計画

参考資料

長岡京市一般廃棄物処理基本計画
ごみ減量のしおり
長岡京市環境基本計画(概要版)

議事

1.開会

懇話会設立の趣旨・目的
傍聴の承認
辞令の交付
懇話会委員自己紹介
オブザーバー自己紹介
事務局職員の紹介

2.議事

事務局
会長が決まるまで、事務局が議事を進行させていただきます。それでは、議題の1「会長・副会長の選任」についてです。
要綱第4条の規定により、委員の中から互選となっていますが、いかがいたしましょう。
特に意見がありませんので、事務局一任でよろしいでしょうか。
事務局一任のご了解を頂きましたので、提案させていただきます。
会長に山川委員、副会長に辻井委員をお願いしたいと思います。
【承認】
山川会長、議長席へお願いいたします。
ここからは、会長に議事進行をお願いいたします。

会長
それではさっそく議事を進めたいと思います。
議事の2「一般廃棄物処理基本計画について」及び議事3「ごみの現状と課題について」を、事務局から説明願います。

事務局
資料2「一般廃棄物処理基本計画について」を説明
資料1「ごみの現状と課題について」を説明

会長
基本計画及びごみの現状と課題について説明を受けましたが、何か質問はありませんか。

委員
資料1の6ページ集団回収の品目の中で、その他古紙にはどのような物を含むのですか。

事務局
主に牛乳パックや箱等のその他紙製容器包装が該当します。

委員
資料1の5ページのごみ処理経費で建設費・公債費・処理費とありますが、この3つについて教えて欲しいのですが。

事務局
これらの経費は、乙訓環境衛生組合における経費で、そのうちの長岡京市分を人口比率で按分した額を表示しています。
建設費は、焼却炉の改修等の経費、公債費は焼却炉等の建設に係る借金、処理費は、可燃物の焼却に係る経費、資源物の中間処理に係る経費です。

会長
オブザーバー(乙訓環境衛生組合)の方から何かありませんか。

オブザーバー
資料1の10ページの下段ごみ処理経費にありますように、21年度は建設事業費として約1億1千万で施設整備・改修工事等に伴う経費となります。
処理費については、先程説明のあったとおり実質の処理経費。公債費は、施設整備に係る借入金の返済額となります。

会長
確認なのですが、建設費の中で焼却炉の減価償却を計算して中に入れているのですか。また、炉の改修は、建設費か処理費のどちらですか。

オブザーバー
今の処理費の件については、建設費に含まれていません。
建設事業費は、定期的な整備費・年間に行う改修費が含まれます。ただ今の、毎年定期的に行う施設の改修工事等に係る経費は、建設事業費に含まれておりますが、施設建設時に必要となる経費については、ここに示している建設事業費には含まれておりません。また、減価償却も入っていません。

委員
先程公債費で借金といわれましたが、これは利息ですか。

オブザーバー
施設を整備するときは、まず国の補助金をもらいます。例えば、今組合で一番新しい施設は3号炉で、その建設事業費は約46億円かかっていますが、その対象事業費の約2分の1約20億円を補助金としてもらい、残りについては約90%を地方債、10%を構成市町の負担金で賄うこととなります。
利子および元金の返却となります。

委員
資料16ページの棒グラフで、平成15年度で急激に落ちている理由は何ですか。

事務局
回収量により補助金を交付しているが、ある業者が仕切り伝票に回収量を水増しして記入しているのが発覚し対策を講じたため、急激に落ちています。

委員
資料1の1ページのグラフでは、10%減量という平成33年度の目標数値を達成したとのことですが、今後どのようにしていくのでしょう。新聞で大阪市も10数%減少したと出ていましたが全国的に、また乙訓地域はどうなのですか。

会長
全国的に2000年以降減ってきています。家庭系は2003年以降減ってきています。当初の増加傾向を前提とした計画を見直し、今後の循環型社会のあり方として、地球温暖化防止等を含めてトータルとしての持続可能な社会を考えていく必要があります。そこに向けて、これからどうするかがこの分野における基本的な問題意識であって、今回の計画の策定に際し、これらのことを意識してもらうことは重要なことであります。長岡京市としてどうするかは、ここにおられる委員の皆さんからいろんな意見を頂き、それを踏まえこれからどうするかが、基本計画見直しに対する基本的な位置づけとなります。
乙訓の状況を、市の方はどのように分析しているのでしょう。

事務局
乙訓全体では、21年度の実績では対前年度比5.5%の減となっています。その中で、本市は対前年度比7.7%の減と突出しています。

会長
景気の動向が大きく左右します。家庭系ごみの中に小規模の事業系ごみが混入していることが特に都市部では多く見られ影響を受けやすいが、乙訓の中では長岡京市がそういう影響を受けやすい環境にあると考えられます。最近の減少傾向は、そういうことが見込まれます。具体的にどうかは、データの分析が必要となります。

委員
事前に資料を確認し、減量等の実績が上がっていると思います。市民の意識が向上し、浸透してきたと感じました。また、小学校から環境学習を実施し、子供の時から意識を持つことは良いことだと思います。

委員
ごみは無料でありながら減少してきているのは、市民の意識が高いことがうかがえます。

委員
可燃ごみは確かに減ったと実感しています。その分、分別が適正に行われていると感じます。

委員
分別の仕方をディスプレーされているのが大きいと思います。事業所では、会社全体でゼロエミッションが浸透してきています。それと同時に、景気の問題も影響していると思いますが、動向によってはぶり返すことも考えられます。また、大事なのは教育の問題かと思います。景気が戻った時、教育が影響してくると思います。有料化については、リバウンドの問題がでてくると思います。

会長
リバウンドについては、前より多くなることはまずないです。自治体によっては多少戻るとか、横ばいになるところがあります。

委員
私が懸念するのは、最終処分地の余裕があまりない状況の中、今後どうしていくのかが一番大きな問題だと思います。

会長
提示されているデータに対する質問・意見が多かったが、基本計画について何か質問はないですか。
私から、資料16ページのところでその他プラの資源化率が21年度82.5%とありますが、残りの17~18%は残渣として焼却されていると思いますが、重量ベースで8割強は資源物として引き取ってもらっていると理解してよろしいか。

事務局
不要物は、焼却しています。

会長
リサイクルの方は、容器包装リサイクル協会の方ですか。また、最終的にどうなるか最新の情報を教えて欲しい。

オブザーバー
最終的に容器包装リサイクル協会に引き取ってもらっているのは、その他プラスチック類・ペットボトル・ビンです。それ以外のものは、協会以外のルートで処理をしています。

会長
その他プラは毎年協会に行くので、毎年落札業者が違うと思いますが、こちらでは最近どのようにリサイクルされているのですか。

オブザーバー
今は、材料リサイクルに回っています。毎年落札業者が変わることにより、熱回収だったり材料リサイクルになります。

会長
資源化率が8割というのは結構高いと思います。比較的都市部で人口密度の高いところで、これだけの率を保っているのは長岡京市の市民の皆さんが頑張っておられると思います。
それでは、もう一つ議題が残っているので、「4.各課の施策について」事務局から説明をお願いします。

事務局
資料3「環境業務課概要」を説明
資料4「環境政策推進課概要」を説明

会長
資料3、資料4について説明されましたが、委員の皆さん、何か質問はありませんか。
特に無いようでしたら、今回の懇話会は終わらせていただきたいと思います。
なお、次回の懇話会には処理基本計画にある市における排出抑制施策の進捗状況がわかるものの提出をお願いします。
以上で、本日は閉会とします。

お問い合わせ

長岡京市環境経済部環境業務課(分庁舎1)ごみ減量推進担当

電話: 075-955-9548

ファクス: 075-955-9955

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