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第7回一般廃棄物処理計画懇話会

[2012年12月10日]

ID:1796

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開催概要

日時・場所

平成23年11月15日(火曜日)午後2時~午後4時
市立図書館大会議室

出席者

委員

山川委員(学識経験者)、塚田委員(女性の会)、橋爪委員(生活学校)、長曽委員(廃棄物減量等推進員会議)、小瀬委員(廃棄物減量等推進員会議)、田原委員(環境の都づくり会議)、新多委員(市民公募)、玉井委員(市民公募)、小林委員(環境経済部長)
欠席:中小路委員(商工会)

オブザーバー

乙訓環境衛生組合企画管理課 河野課長

事務局

中村経済環境部次長、高橋環境業務課長、野村環境業務課循環型社会推進担当主幹、山本環境業務課第2係長

傍聴者

2名

議事

1.開会

事務局:ただ今から、第7回一般廃棄物処理計画懇話会を開催させていただきます。
本日の懇話会の参加者は委員10名の内1名の欠席で9名であることを報告いたします。また、傍聴の申し出が2名あり、要綱第7条に基づき傍聴を許可いたしましたので、よろしくお願いいたします。次に、お手元に配布しています資料の確認をさせていただきます。まず、本日のレジメ、参考資料、「長岡京市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例」一部改正について、第5回・第6回の会議録の5点でございます。ご確認ください。
それでは、本日は収集運搬及び処分に関係する許可業者におこしいただき、収集運搬業務の現状、課題等についてお話いただくこととしております。
進行は、会長の方にお任せしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

2.議事

会長
それでは、議事に入りたいと思います。
ヒアリングの前に、事務局から今回の目的等について説明をお願いいたします。

事務
【目的説明】

会長
ただ今説明のありましたとおり、主に事業系の収集運搬・処分の許可業者の現状と課題をお聞かせいただいて、これから作っていく処理基本計画の中に組む込んでいくためのヒアリングということでよろしくお願いいたします。それでは、収集運搬許可業者1.さんの方からご説明の方よろしくお願いいたします。

許可業者1
よろしくお願いいたします。当社の業務は、長岡京市からの家庭系ごみの委託及び事業所ごみを許可で収集運搬しています。会社は今年で法人化して41年となり、歴史的にもこの業界では長い方ではないかと思います。家庭ごみに関して申し上げると、最近の家庭ごみは非常にきれいに排出されていると感じます。カラスネットの利用や市民の方々の排出マナーも昔と比べればかなり向上していると感じています。分別収集に関しては、可燃ごみとは相反する状態で、例えば不燃物に関しては、分別の青い箱からはみ出たものや市の有料の粗大ごみに該当するようなものまで、多々出ている現状です。ビンの収集に関しても、色分けできている地域とできていない地域ではかなり差があります。
その他プラに関しても、分別について市民の皆さんが理解できていないのか、故意なのか解りませんが不適合物が多いのが現状です。
可燃ごみは、きれいに排出されていますが、分別ごみについては我々業者が手を入れなければ清掃工場に持っていけないのが現状です。
事業系ごみに関して、我々業者は正月も含め1年中走り休みも取れません。最近のスーパー・コンビニは365日営業されている関係で、ごみの保管庫には置ききれないという現状があり、また害虫・臭い等の関係で毎日収集という体系を取らざるを得ないし、早朝収集を望まれる事業所が多い中で、従業員には過酷な労働条件を申しつけています。
また、清掃工場への搬入時間等もあるので限定された時間で搬入し、限定された時間で収集せざるを得ない現状があります。他にもいろいろありますが、せっかくの懇話会ですので委員の皆さんが日々感じられていることなどの質疑をいただき、お答えさせていただくことにしたいと思います。

会長
それでは、皆さんからのご質問をお願いしたいと思います。

委員
ごみを出す方からしたら、祝日も取りに来ていただけるので感謝していますが、労働条件が過酷なことは今解りました。

許可業者1
ありがとうございます。可燃ごみに関しては、祝日関係なく収集しているのが長岡京市の現状で、分別ごみに関しては祝日は無いので、2週間後という現状があります。

委員
私たちも協力はしますが、ビンの色分けについて向日市・大山崎町はしていないがこれはどうしてですか。

許可業者1
これは、行政の考え方になりますが、清掃工場では人の手を使っての色分けをしていますが、排出者の段階でその作業をできるだけ軽減する、あるいは排出者の意識の向上という長岡京市の行政の考えで、三種色分けとなっています。

委員
今話の中で分別収集の中で50cm以上の規格外の物が出ているとか、ビンの色分けが悪い、その他プラに不適正物が混じっているという話がありましたが、エコタウンを実施されているところは指導員がおられるので管理されていると思うのですが、実施していないところとの差はどうでしょう。

許可業者1
エコタウンを実施されているところでも広い道に面しているステーションはかなり荒れています。住宅の中に入った方が、きれいなステーションが多いです。エコタウン実施の有無にかかわらず広い道に面したところは結構荒れています。前日の夕方、当日の早朝と現場に人が立たれている場所はすごくきれいです。夜中の無人の時に投棄されているという現状はありますが、人がはり付いているステーションは比較的きれいです。

委員
今の件ですが、私が分別ステーションを前日の夕方・夜見回って状態を頭に入れておいて、翌朝行ってみると全く状況が変わっています。特にその他不燃物の所には入りきれないものが積まれています。それはどうも地域の人ではなく、自動車に乗せて夜の内に持ってきているのが多いようです。なくすには防犯カメラとかライトをつけなければなくならないのではないかと、自治会の中で話し合っています。みられていたら人間というのは、し難いですから。もうそのようなところまで来ているのではないかと感じることが多々あります。

許可業者1
住民以外からの持ち込みについて、カメラ等で防げるのかなという思いもありますが、家庭から排出されない切り込んだタイヤ等がトラックから降ろされている場面も遭遇します。収集運搬業者は、住民以外の人とは会話はしないよう指示も出していますので、また市からもそういう指示も出ていますので、基本的にはトラックに入らないもの以外は回収しています。

会長
トラックで持ち込みをしているということですが、もう少し具体的にお願いできますか。

許可業者1
軽トラック又は1.5tトラックでタイヤからホイルを取った後の切れたタイヤを降ろしているのが先日ありました。あるいは、ブラウン管テレビのコイルだけを抜いてステーションに降ろしているのも聞いています。また、金属を取った後の残渣をトラックに乗せいろいろなステーションに降ろしています。

委員
蛍光灯などで電気屋さんが持ってくるのではないかと思うくらい同じものが大量に捨てられているときがあります。本来なら事業系ごみにしなければならないごみを、家庭系で出されているような気がします。

許可業者1
蛍光灯に関しては、家庭からは出ないであろう長尺の蛍光灯などを事業所が持ってきているのはあると思います。というのも、これは産業廃棄物になりますが、業者はコスト的に小口の回収をしないという現状があると思います。ですから、小口の回収ができる業者がいれば低料金で回収ができるのでステーションに出すことも無くなってくるのではと思います。事業所は、小口の蛍光灯を回収できる業者を見つけなければならないという現状があります。あと、事業系のごみでは店舗と住宅が併用されているところでは、家庭系ごみで出されているのを我々も把握しています。

委員
事業系で特にスーパーなどの食品関係の所で、自分ところで処理機などを使って処理しているところが増えてきているという感覚か、それともほとんどないという状況なのでしょうか。

許可業者1
長岡京市内で処理機を導入しているというのは、ほとんど聞いたことはありません。食品残渣に関しては我々に関しても身近な問題なので、提案を行っている最中です。

委員
提案というのは、会社の方で導入されてはどうですかという取り扱いを含めた提案ですか。

許可業者1
処理機は我々許可業者が買って設置すると、廃掃法で中間処理の許可を取る必要があります。排出者自らが費用をだしていただくという提案になります。

委員
アルミカン等がお金になるからといって、拾っていくのは犯罪になると聞いたことがありますが、普通回収されないものを置いていくということは、条例とかに引っ掛からないものなのですか。また、不法投棄をしている人と会話を交わしてはならないというのは、トラブルのもとになるからということですか。

許可業者1
タイヤは、明らかに不法投棄です。会話については、おっしゃったとおりです。

委員
先程の話の中で、分別の中の「その他プラスチック」の状態が悪いとありましたが、どんなものが混じっているのですか。

許可業者1
基本的には、プラマークのみの物を排出していただいたらよいのですが、ハンガー・バケツ・ホース等プラスチック製品であれば何でもいれたらいいと思われている市民の方々が多くおられるように見受けられる。プラマークのあるものを入れていただければ間違いはないと思います。

委員
私もよく間違いますが、長岡京市の場合にはカゴの表示が「その他プラスチック」になっており、「その他」というのが勘違いのもとではないかと思います。「その他」となればプラスチック系ならなんでも入れてもよいという感覚を持ちやすいのではないでしょうか。表示の仕方から「その他」というのを無くした方が賢明ではないかと思います。

委員
事業系のごみというのは量ぐらいしか解りませんが、先程のお話では時間であるとか休日であるとか我々一般の家庭のごみより労働条件が厳しいということですが、私たちは回収に合わせて出していますが排出事業所の都合に合わせて回収をされているということですか。

許可業者1
立場は、排出事業所の方が強いです。できるだけ排出者の意向に沿って行うのが基本です。意向に沿うことができなければ、他の業者に移られますから。

委員
事業所と許可業者1さんの話合いだけになるのですか。行政は関わらないのですか。量的な規制とかも無いのですか。

許可業者1
条例で100リットルまで毎に300円の収集運搬費というのはあります。その範囲内で契約はしていかなければなりません。

委員
深夜割増等も無いのですか。

許可業者1
条例でそのようなことも設けているところもあります。2市1町はどこも100リットルまで毎に300円と定められています。

会長
上限が条例で定まっているということですが、市が事業者のごみを収集するときの手数料として決めているもので、サービス水準が違う場合はそれとは別の料金をあげられると理解していますが、大手の場合などでトラック・人を常駐させておく場合はコストが高くなるので、それは特別料金でやっておられるのでしょうか。

許可業者1
張り付いてやる場合は別途違う契約で結びますが、あくまでも今申し上げた収集運搬については、100リットルまで毎に300円が大前提です。

会長
時間帯が変わるとか頻度が変わるとかについて、別途契約はないのでしょうか。

許可業者1
張り付いた場合には、管理とか別途契約を結びます。

会長
深夜は。

許可業者1
条例に無いので、ありません。

委員
事業系のごみで、基本的には燃えるごみになってくると思いますが、マナーはいかがですか。

許可業者1
先程の小口と同じ話で、例えば居酒屋さんの場合でもカン・ビン・ペットボトルは必ず出ます。市内のほとんどの店の裏にポリ容器を数個も置くスペースはないと思います。大半が小さなポリ容器1から2個がいいとこだと思います。そんなには貯めることができないと思います。ですからカン・ビン・ペットを小口で回収できる体制が我々業者にあれば可燃物に入れる必要がないので、小口の体制を我々業者が敷けるかに尽きると思います。

委員
可燃物以外も結構入っているということですか。

許可業者1
入っています。我々が小口で回収できる体制が取れれば、排出事業所もあえて可燃物にカン等を可燃に入れる必要も無いですしクリアできるのではと考えています。

会長
産廃の許可は。

許可業者1
持っています。また、小口に対応できる窓口もありますので順次展開していきたいと思います。

委員
可燃物に交じっていれば、そのまま燃えるとして入ってしまうということですか。

許可業者1
そのとおりです。

会長
ごみの減量とか資源化へのお願い、指導はこれまでにやってこられたのでしょうか。

許可業者1
やれば我々にも営業利益が出てきますので、今まで可燃ごみに入っていたカン・ペット等を如何に抜くかお客さんに提案しています。

会長
それは資源化できる資源物を、別途産廃として収集契約をしてそれを資源化していくということですね。ごみの排出量自体を減らすことは何かされていますか。

許可業者1
一定規模以上の事業所には、大量排出・大量リサイクルは間違いですよと言っています。排出者段階でごみを如何に押さえるかを大前提に考えていますので、一定規模以上の事業所には、処理機の導入を進めて行きます。また、納品業者への持ち帰りの方法等も提案しています。

会長
許可業者の契約形態は、月何回とかの収集頻度で契約している場合と、重量で契約している場合があると思いますが、その見直しはどれぐらいの頻度で行われているのですか。

許可業者1
月額で契約している事業所にはほぼ毎日収集に行き、出来るだけ事業所にごみを置いておかないようにしています。事業所によっては2日に1回でよいというところもあり、その場合は週3回程です。排出されているごみの絶対量は変わらないので、週3回だから半額でいいとは、こちらからは言っていません。後、月額と指定袋の契約ですが、基本的には事業所の選択になってきます。

会長
月決めの契約の更新はどのようにされているのですか。

許可業者1
処分費が変わればお願いに行くのですが、毎年処分手数料というのは変わってくるのですが、毎年行けるわけでもございませんし、この不景気中、なかなか話をし難い状況で現状維持、排出量の減少で値下げというのも数多くあります。

委員
許可業者1さんが扱っているごみの量は、減っていますか、増えていますか。

許可業者1
家庭系可燃ごみは減っています。その他不燃については増え続けています。

委員
市のデータでは10%ぐらい減っているとのことですが、また経費としてはそれほど変わらないとのことですが、例えば何%ぐらい減れば配車の回数を減らせるとかになりますか。

許可業者1
2トン車で1.8トンぐらい載りますが、1日に10トンぐらい減れば委託料の減額にもなってくると思います。

委員
許可業者1さんは、廃油の回収をされていますが、ごみを集めておられる業者として、環境に対し会社として他に何かやっておられることはありますか。

許可業者1
我々の業務は90%以上長岡京市の中でトラック20台ほどが走っています。そのような中で、CO2等を市内に排出している環境に悪い会社かもしれません。そこで会社としても何かしなくてはならないという観点から、西山森林の整備や環境にやさしいハイブリッドトラックやエコドライブのレコーダーを付けたトラックの導入も随時行っています。

会長
そろそろ時間となりましたので、これで許可業者1さんのヒアリングは終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。ここで、少し休憩の時間をとらせていただきます。
【休憩】

会長
それでは、議事を再開いたします。
次に、一般廃棄物の許可業者である許可業者2さんから、収集運搬に係る現状と課題、及び系列会社で一般廃棄物処理の許可を出しています事業所についても併せてお願いしたいと思います。それでは、よろしくお願いいたします。

許可業者2
よろしくお願いします。私どもの方では、収集運搬と処分の2つの業務をしております。主な範囲として京都府下一円と広い範囲ですが、その中で乙訓地域は向日市・長岡京市・大山崎町の一般廃棄物の収集運搬業務許可を得て、事業系一般廃棄物の収集運搬業務、委託は大山崎町で行っております。
収集運搬の現状は、先程許可業者1さんの方から沢山聞かれていると思うのですが、今までのごみは清掃工場に持っていくというのが、現在はごみが細分化され、ごみを減量していく、それに我々がどのように手伝いできるかという新しい分野で考えて行くことが必要となってきています。例えば、ごみ減量のシステム作りをするとか、コンサルティングするとか我々業者の方から提言していくということを進めています。今日は、リサイクルを進めて行く取組みがあるので、そちらの説明を主にさせていただきたいと思います。会社で行っている事例を基に説明させていただきます。
まず、廃プラスチック・紙くず・木くずの燃料化ですが、ナイロン等軟性のプラスチックを紙くずと木くずで固めて固形燃料をつくる取組みをしています。今まで燃やされていた紙くず等を民間のリサイクル工場に搬入しRPF(固形燃料)化しています。なぜ廃プラスチックと紙くず・木くずかというと、カロリーの問題でこの3種類を混ぜるとカロリーが高くなるので、主にボイラーの燃料として使われています。搬入先は、製紙工場でボイラーの燃料として使用されています。現在は、コスト面からごみの固形燃料を使っているところが多くあります。長岡京市内の企業もごみをごみとして出さないで、サーマルリサイクルに回されている企業もあります。以前は、生ごみも入ったRDFというのがあったのですが、生ごみを入れると発酵してしまい、ガスが発生し爆発するという事故が発生しRDFの工場は今ではほとんどない状況です。
次に廃木材ですが、柱等のよい木とパレット等の木は使い分けをしています。良い木は、紙の原料である切削チップにしています。パレット等の木は燃料チップにしています。取組みで少し変わっているのは、柱材・枕木材などのヒノキの木はよりわけて家具を作って、デパートで販売しています。
次に、空きカンのリサイクルについてですが、府下では私どもの所だけだと思いますが、自治体とか事業所から出てきたアルミカン・スチールカンをペレットにしています。一番多いのはカンを圧縮整形して製鉄工場に持ち込むのですが、我々の会社では、カンを選別後キルンという加熱炉にとおして、原料そのものに作り変えています。中間施設に持ち込まず直接原料にしています。なぜここまでするのかというと、中間マージンを通さないため、お客様に高く還元できるからです。廃棄飲料とは、中身入り飲料のことですが、この処理をしているのはこの施設だけだと思います。中身の入っている牛乳やジュースは処分しづらいものですが、中身入り飲料を分離させる工場です。例えば牛乳の外側のパックは一般廃棄物、中身は廃酸・廃アルカリの部類の産業廃棄物になります。牛乳パックは製紙工場に、中身は丹後の方の事業所に搬入し、乳酸発酵で飼料とか肥料にしています。
次に食品廃棄物の肥料の件についてですが、瑞穂に事業所があって、汚泥とか動植物性残渣、鶏糞を発酵処理して肥料を作っています。汚泥から肥料にというのは、下水処理場で処理をした汚泥残渣と隣接する養鶏場から出てくる鶏糞を混ぜて発酵させ肥料を作っています。できた肥料は、自社ブランドのほか、他メーカーでも販売しています。
廃ペットボトルは、長岡京市の工場で処理を行っています。現状どこからペットボトルを集めているかというと、一番多いのは飲料メーカーです。持ち込んだペットボトルはペレットにしています。市町村から集まったペットボトルは、容器包装リサイクル協会が取りまとめをして、リサイクル工場に出しています。以前は、ペットの処理にお金を払っていましたが、現在ではペットを買って海外に流れ、繊維を作っています。容器リサイクル協会から出たものは、卵のパックや繊維にリサイクルされています。現在では、ペットボトルからペットボトルへのリサイクル技術も進み一部生産されています。我々は、ペットボトルから作ったペレットからお箸やカスタネット、洗面器等の製品を作っています。また、京都工芸繊維大学と連携しいろんな分野で研究も行っています。故紙は、乙訓地域から排出された新聞・ダンボール・チラシなどを製紙会社の方に持ち込んでいます。
また、自社ブランドでトイレットペーパー等を作っています。我々は、機密文書等を出された排出者がリサイクルされていますよと分かるように、トイレットペーパー等できた製品をお渡ししているところもあります。
次にこれからの分野なのですが、携帯電話等の小型家電にはリチウム・プラチナ等レアメタルが使用されているので、分解しレアメタルだけを取り出しリサイクルに回すことも始めています。
長岡京市神足の事業所では生ごみのリサイクルをしています。生ごみは堆肥にするのは多くありますが、こちらでは飼料にしています。生ごみのリサイクルはバイオガスと肥料が主ですが、こちらにはホテル・スーパーから1日70トンの生ごみが搬入されています。最近ですが、京都市内の小学校の給食残渣が全量入ることになりました。また、環境大臣の表彰も受けている施設であり、見学も随時受付をしていますので、興味があればおこしください。以上で、説明を終わらせていただきます。

会長
ありがとうございました。
ご質問があればお願いいたします。

委員
システムを作りますと、時代と共にメンテとかシステムの変更等のご苦労はどうですか。

許可業者2
当初コンピューターで一元管理する方法を考えていたのですが、人間が見るというオーソドックスな方法が一番良いことが解りました。電子機器も使用していますが、いろいろな経験を踏まえ「人が工場を対応する」方法で現在はやっています。一概に最新鋭を置くことが良いとはいえないと思います。

委員
リアルタイムに対処するために、メンテナンスをする人やパーツを置かなければならないと思いますが、そこらへんのご苦労はどうでしょう。

許可業者2
工場の作業員に溶接技術やネジの作成等の技術を習得させて、対応しています。

委員
例えばの話になるかもしれませんが、今はほとんど企業からの分が多いと思いますが、家庭からの一般ごみは乙訓環境衛生組合に持ち込まれていますが、こういう話を聞いていますと燃やすものはなくなるのかなという気がします。例えば、何年か先家庭系のごみが持ち込まれるようになった場合、清掃工場がいらなくなるのでは。

許可業者2
いずれかは、要らなくしなくては駄目だと私は考えています。滋賀県の水口町では、市が家庭の生ごみを別収集し肥料化にもっていっています。大都市ではリサイクルの取組みはやりにくいですが、20万都市ぐらいが一番やりやすいです。最初に言ったと思いますが、今までの我々の仕事は集めてきて清掃工場で燃やすことでしたが、そういう時代ではなくなってきています。ごみ減量は、あたりまえ。どうしても出るごみは、リサイクルにもっていくことのお手伝いができるのが我々の業務だと思っています。

委員
24時間稼働ですか。

許可業者2
先程言い忘れましたが、どのような方式で飼料として作っているかというと、集めてきた生ごみを天ぷらのように揚げてしまいます。その後クッカ―という炉に入れて水分を蒸発させ、カラカラにし砕いたものが飼料となります。1日70トン24時間稼働で処理しています。もうひとつ油を結構使いますので、長岡京市内の小学校からでた廃油を回収し、使用しています。古くなった油は、ボイラーで燃料として使用しています。

委員
臭いが出ると思いますが、付近の住民とのトラブルはありませんか。

許可業者2
中心部から離れていることもありますが、我々の方でもかなりの設備を投入し臭気対策を行っています。生ごみが腐敗すれば臭いはきつくなりますが、腐敗する前に飼料としているので、そんなに臭いはきつくないと思います。

会長
腐敗した生ごみは飼料に適さないのですか。

許可業者2
処理の方法として、油と生ごみをタンクに入れ、その中を真空状態にして90度で蒸発させています。腐敗は関係ありません。

委員
今までの説明を聞いていましたら、すべて何かの形に還元されているようなのですが、ごみは全然出ないのですか。

許可業者2
約95%までは、ごみをリサイクルしています。

委員
飼料とか肥料に使った場合、重金属の濃縮がますます進むのではないかと思いますが、その辺は調べられているのでしょうか。

許可業者2
販売を商社に依頼していますが、1カ月に一度必ず検査をしています。飼料を作るときは、水分の多い生ごみ、たんぱく質の多い生ごみ等栄養素を考えて配合しながら行っています。また、人間が食べているものの残渣ですので、重金属とはほとんど出ません。

委員
水口町で生ごみを分別しているとのことです、長岡京市で行うとしたらどのような問題点があると思われますか。

許可業者2
生ごみ処理施設の建設等についての許認可はなかなか難しいのですが、現在関西一円から生ごみを受け入れていますが、長岡京市から出てきた場合率先して受け入れる約束はしています。コストもかかるのですが、試算では焼却よりは安いと思います。

委員
市民の負担があるかと思うのですが、水口町はどうしておられるのでしょう。

許可業者2
水口町では、燃やすよりコストが安いという試算はされています。

委員
飼料製造の歩留まりはどれぐらいでしょう。

許可業者2
歩留まりは、2割から3割ぐらいです。

委員
2割・3割になっていった後、蓄積されて残っていくのではと思ったものですから。

許可業者2
重金属はもともと何にでも入っていますが、濃縮されるということはないです。

会長
事業系のごみをできるだけリサイクルにもっていくことが課題だと思うのですが、長岡京市でそれを実施していく上で、許可業者2さんの方ではどの辺が課題と考えていますか。

許可業者2
それは間違いなく処理基本計画です。長岡京市内から排出される家庭ごみ・事業系ごみ・資源ごみがいくらぐらいあって、どのような方法で処理をするのかをより細分化をして明確化をすることが大事だと思います。

会長
強制は基本的に難しいので、何らかの動機づけとか制度的なことが必要になってくると思うのですが、もう少し踏み込んだところであればお願いしたいと思います。

許可業者2
長岡京市の許可をいただいているので、ぜひとも利用していただきたいということです。

会長
もしリサイクル工場がコスト的に安ければ事業所はそちらに持っていっていると思うのです。まだそうではないというのは、コスト的にそうはなっていないということでしょうか。

許可業者2
まだまだ浸透していないだけです。

会長
情報として浸透していないのは、コスト的な問題なのか、具体的に課題があれば今お願いしたいのですが。

許可業者2
私は浸透していないだけだと思います。

会長
情報がいっていないだけということですね。
今日は、どうもありがとうございました。
【許可業者2退席】

会長
今日は、許可業者2社のお話をうかがいましたので、これらの話を踏まえ基本計画策定の参考にしていただければと思います。次にその他の議題として事務局から説明をお願いします。

事務局
【条例改正について】説明

会長
条例改正について報告がありましたが、何かご質問はありませんか。

委員
家庭系ごみで一時の排出量が100リットル以上とありますが、45リットルの袋を3つ出せば対象と考えたらいいのですか。

事務局
今回この部分の改正はないのですが、一時多量ごみは、収集日以外の日の臨時的な場合に適用しています。

会長
継続的に100リットル以上出していても多量ごみにならないという解釈ですか。

事務局
ごみステーションに出していただいている場合、そこまで把握できないので、この条文は先程言いました臨時的な場合のみに適用しています。

会長
他に何かございますか。なければ、これで終了したいと思います。

事務局
次回の懇話会は、先に12月21日午前10時から市役所会議室2で開催すると通知させていただいていましたが、事務局の都合で申し訳ありませんが日程変更をお願いいたします。事務局案は、12月20日午前10時からお願いしたいと思いますが、委員の皆様のご予定はいかがでしょうか。
皆様ご支障がないようですので、12月20日火曜日午前10時から市役所南棟会議室2でお願いしたいと思います。
以上で第7回懇話会を終了させていただきたいと思います。
ありがとうございました。

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長岡京市環境経済部環境業務課(分庁舎1)ごみ減量推進担当

電話: 075-955-9548

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