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第12回一般廃棄物処理計画懇話会

  • ID:2669

開催概要

日時・場所

平成24年11月27日(火曜日)午後2時~午後3時45分
図書館大会議室

出席者

委員

山川委員(学識経験者)、塚田委員(女性の会)、橋爪委員(生活学校)、長曽委員(廃棄物減量等推進員会議)、小瀬委員(廃棄物減量等推進員会議)、田原委員(環境の都づくり会議)、中小路委員(商工会)、新多委員(市民公募)、山田委員(環境経済部長)
欠席:玉井委員(市民公募)

オブザーバー

乙訓環境衛生組合総務課河野課長

事務局

猿渡環境政策監、高橋環境業務課長、野村環境業務課循環型社会推進担当主幹、山本環境業務課2係長、鯉田環境業務課循環型社会推進担当主事

傍聴者

2名

配布資料

議事

1.開会

事務局
本日は、ご多忙の中長岡京市一般廃棄物処理計画懇話会にご参集いただき、ありがとうございます。
本日の進行を努めます環境業務課の高橋でございます。宜しくお願いいたします。
まず本日の懇話会参加者は委員10名の内9名であることを報告いたします。
また、傍聴の申し出が2名あり、要綱第7条に基づき傍聴を許可いたしましたので、よろしくお願いいたします。
次に、事前に本日の資料として、送付させていただきました資料21「平成24年度上半期廃棄物の排出状況について」、資料22「施策の進捗状況(上半期)」、資料23「新規事業予算要求」、また本日席上にレジメを配布させていただいております。
ご確認願います。
以上事務局からとさせていただきます。

会長
それでは、議事に入らせていただきます。まず、一つ目の議題「平成24年度上半期廃棄物の排出状況」について、事務局から説明をお願いします。

事務局
「平成24年度上半期廃棄物の排出状況について」説明

会長
ありがとうございました。ご質問もあればよろしくお願いします。

委員
5月は不燃ごみが多いですが、数字に間違いはないですか。

事務局
26.89tと量が多いのは530運動の関係です。今年度は約120の団体、自治会が530運動を実施していただきました。掃除していただいたごみが全て不燃ごみとして排出されています。

会長
他にいかがでしょうか。
事業系の粗大についてですが、説明にあった去年度まで搬入され、今年度は搬入されなくなった物とは何でしょうか。詳しく教えてください。

事務局
例えば、事務用のいす、机といったほとんどスチールで出来ている物が、去年度まで乙訓環境衛生組合に搬入されていたと思います。

会長
乙訓環境衛生組合の方で見ていて、具体的に減ったと思う物は何ですか。

乙訓環境衛生組合
粗大ごみとして従来搬入されていた物で、24年度に顕著の減った物はスチール製の物です。本来なら、粗大ごみは可燃性の木くずが基本になっていま す。それに金属類が付随している物、たとえば、木と鉄くずが一体となった物については、一定の搬入制限をかけさせてもらっています。一般廃棄物、産業廃棄 物について適正処理をしてもらうため、24年度の受け入れ基準を見直しました。

会長
金属そのものではなく、金属と他の素材が一体となった物を搬入していたが、それを搬入しなくなったということですね。

委員
直接搬入の件数は増えているのでしょうか。

乙訓環境衛生組合
2割程度減っていると聞いています。去年までは一年を通して一日3~5件ぐらいでしたが、今年度は多くて3件程度に下がっています。

委員
個々の数字について、下3桁まで出ているものと下2桁までのものがあります。これは何か意味がありますか。

事務局
乙訓環境衛生組合から状況報告書が挙がっており、それを転記しています。

乙訓環境衛生組合
搬入されたほとんどの廃棄物は計量機があるので、そちらで計量しています。有害ごみの電池と蛍光灯については、搬入時に重さを量っていません。量が 少ないので誤差が大きいためです。それについては搬出時にまとめて重さを量っており、それを2市1町で案分しています。その数字が下3桁になっています。

委員
1ページ「24年度廃棄物統計表」の5月のみ下3桁になっています。詳しく出すということはその数値の精度が高いことを意味します。全体を比較検討していく上で、なぜ5月だけ桁数が違うのかとういことになってきます。

事務局
以後統一します。

委員
検討する際、元のデータの信頼性は重要なので、注意をお願いします。

会長
単位も付けるようにお願いします。それから、過去何年かでばらつきがどれくらいあるか分かるようにしてほしいです。どこが異常な増減なのか、分かるようデータを出して下さい。

委員
出来れば、棒グラフで対前年度比と合わせて、表にしてくれるとありがたいです。

会長
よろしいでしょうか。
次の議題「重点課題の進捗状況について(上半期)」に移ります。

事務局
説明

会長
ありがとうございました。確認ですが、網掛け部分が前回から進捗があったところでしょうか。

事務局
その通りでございます。

会長
欠席された委員からの質問について、先に回答をお願いします。

事務局
1点目の質問、「古紙回収アンケート実施後の今後の活用方法と×・△の部分を○にする方向がリサイクルにとってベターな方向であるのでしょうか。」 についてです。今後の活用方法についてですが、今回のアンケートでは雑古紙を収集していない業者がいないかを確認しています。実施した15社についてすべ て雑古紙の収集が可能と分かりました。×△については業者の営業形態が影響していると思います。出来れば○にすることがよいのですが、それを補う方法とし て、市で古紙を保管させてもらい、市の方で収集業者に出すという方法が考えられます。そのような対応を検討しています。
2点目の質問、「ごみの処理の状況について。ごみ一人一日排出量は21年度より全体的に減少傾向ですが、資源ゴミの量をいかに増やしリサイクル率を アップするか、今後の重点課題の進捗状況(資料22)が重要となってきます。是非、上半期の“検討中”を早急に“実施”の方向で立ち上げて頂きたいと思い ます。」についてです。資料22についての質問です。資源ごみの量をいかに増やしリサイクル率をアップさせるかということですが、組成分析の結果から、家 庭系のごみの中に案外資源ごみの混入量が少ないことが分かりました。そういう状況で資源ごみを増やしてリサイクル率を上げるということは、たくさん買って たくさん消費してもらう方向になっていまします。古紙のリサイクルを増やし、全体のリサイクル率アップする方が長岡京市には合っていると考えています。
3点目の質問、「リサイクルに関する活動状況について。生ゴミ処理機の23年度の人数、助成額が下がっています。早急に21年度の人数、助成額まで 戻す努力が必要と思います。課題と解決案を早急に実施すべきです。」についてです。21年度から生ごみ処理機の助成を始めて、年々助成件数が減っていま す。他市ではすごい台数の応募があることがありますが、長岡京市はなぜか少ないです。広報の仕方も他市と変わらない状況でやっています。電気式に関して は、製品価格に対し補助額2万円と少ないのも要因になっているのではないかと考えています。アンケートの結果で電気式については額を上げてほしいという意 見がありました。今後もいろいろな方法で購入補助をしていることを広報していきたいと思っています。京都府下の状況をみると、平成の初めから実施している ところが多く、普及しきったということもあるかもしれませんが、近年補助台数が減っています。なかにはこれ以上やっても意味がないということで、補助の廃 止を検討している市もあります。長岡京市については、まだ始めて4年目ということで、続けていく方針であります。もうしばらく広報に努めて広げていきたい と考えています。一方で、より簡単な方法で生ごみ処理が出来ることをお知らせすることも必要だと考えています。腐葉土を使った段ボールコンポストを使って 熱心に活動されている団体があります。その事についても広報でアピールしていきたいと考えています。以上が欠席された委員からの質問の回答になります。

会長
この件について何かありますか。
古紙のアンケートは集団回収をしている団体にも情報を伝えますか。業者に対して、どの程度、情報を開示するという条件になっていますか。

事務局
回収事業者に対して、ホームページ等に公表するという旨は伝えていません。内部資料として照会があった時に、電話番号等を伝えていいかという範囲で聞いています。団体によっては契約の金額に幅があるので、団体への公表を控えたいと思っています。

会長
ホームページはメンテナンスが大変だと思いますが、団体に伝えると、団体が考える材料となります。今後このようなアンケートをする際は考えても良いかと思います。

委員
生ごみ処理機について、確かにやっている人が少なくなってきています。容器をわざわざ買わず、段ボールで処理している人もかなりいます。熱心なグ ループもあります。容器の購入補助だけでなく、団体を支援するという方法もあると思いますが、それについてはどう考えていますか?

委員
助成の人数を見て、担当責任者としてさびしいと思います。先般の環境フェアでは、段ボールコンポストを行っている女性の方が、実物を見せながら、す ごく熱心に指導してくれました。そういう風に実際やっている人が、自治会などの寄り合いで実物を持って行って見みせる、そういったことがすごく大事だと思 います。生の声を地域の中に持って行き聞いてもらう、それはすごいアピールになると思います。

委員
段ボールコンポストは消滅型になりますが、わざわざ容器を買わなくても出来るわけで、説明会を開催すると応募が多いようです。生ごみが減るわけですから、出来るだけ応援したいと思います。

会長
出前講座の講師としてお願いできるか確認し、市の方でコーディネートする方法もあります。枚方市ではリサイクルプラザのようなところでそのような活 動をしています。関連して、電気式生ごみ処理機についてですが、ライフサイクルアセスメントすると電気を発電するためのCO2の発生が多いようです。ごみ を減らすだけではなく、今はCO2も減らさないといけません。そういう点で、電気式に補助金を出すのはどうかと思います。再検討をお願います。逆に段ボー ルコンポストについては、腐葉土やチップの購入を補助の対象に入れるというのも良いかと思います。段ボールコンポストを使用している団体に助言をもらっ て、そっちの方にシフトするのも一つの方法だと思います。このあたりについて、やり方を再検討しても良いと思います。

委員
段ボールコンポストについて、もう少しくわしく教えてください。

会長
段ボールコンポストはたくさん堆肥を使いたい人には向いていません。スペースがなく堆肥もあまり使わない人に向いています。進めていったらよいかと思います。
その他の重点課題についてありますか。

委員
体制整備2番目のエコストア・エコオフィスの推進についてですが、エコストアをしている店の人がどのように感じているか教えてください。市民側からすると、エコストアが目に付きにくく、それをやっている人が本当にメリットを感じているのか知りたいです。

事務局
従来の方法で実施している時にはあまりメリットを感じるとは聞いていませんでした。2、3の店ではチラシにエコストア認定店と表記している所もあり ました。それ以外についてはあまりメリットが無かったので、その反省を踏まえ、店の紹介を今回ホームページに写真入りで行い、少しでもメリットを出そうと 変更しています。

委員
エコストアに認定することで、商売している人がごみを少なくする、二酸化炭素を出さない営業スタイルにするということもあると思います。また、グ リーンコンシューマーがあのお店は環境にいい商売をしているので、少しぐらい高くても買おうということも出てくると思います。出来れば、あのお店がエコス トアと一般の人が分かるようにしてくれれば、グリーンコンシューマーになりたいと思っている人の関心を惹きます。そういう配慮もしてくれればと思います。

会長
取組内容はホームページにのっていないのですか。

事務局
写真入りの中で書いていますが、リストにも載せるように訂正したいと思います。

委員
店舗数が少ないので、どれだけの傾向が出るかわかりませんが、業種ごとに取組項目についてリスト化をすると、同業種で自分の店はやっていないなど、気づきにもなると思います。ボタン電池をどこに出せばよいかとよく聞かれます。エコストアの表があれば、答えやすくなります。

委員
エコストアの数が51から43になった理由はなんですか。

事務局
平成16年からほとんど手つかずになっていました。今回低炭素タウンとの絡みがあって、全ての店舗をまわりました。減った理由は廃業された店がほと んどです。1件だけは薬局で院外処方が中心で、守秘義務もあり患者の薬を隠すためにレジ袋がどうしても必要とのことでした。協力しにくいということで断り がありました。ほとんどの店は快く受け入れてもらっています。

委員
本屋をしています。基本的にエコへの取り組みはやっていますが、エコストアに認定してもらうほどやっているのか、という思いがあります。レフリーし てくれるところがあり、商売の大きさから、これぐらいのごみの量であれば適正ですよと言ってもらえればよいと思います。本屋をやっていると紙がたくさん出 てきます。包装紙が必要な場合もあります。なので、エコといえる自信がありません。レフリー的な方がいれば、ぜひ見に来てほしいとは思っています。商工会 でも話はしますが、それが理由でつっこんでいけないというのが現状です。

委員
仕事の分野によってはそういうことがあると思います。増やしていくための展開をどうしたらよいかと考えると、ホームページもありますが、一番目につ く市民新聞で一覧表を載せてあげることがお店のPRになると思います。低炭素タウンの展開と関わってきますが、エコストアで買い物をするとポイントが貰 え、一定量貯まったらメリットがつくという形にする、そうすれば消費者もエコストアで買う意識が芽生えてきます。お店のPRにもなります。そうすれば、取 扱店が増えてくるのではないかと思います。お店、消費者のメリットを考え、増やしていければという思いがあります。レジ袋の関係でいけば、イズミヤ、西友 なども、レジ袋の削減という点で、ごみの減量を行っています。レジ袋はエコの出発点だと思います。十分検討してもらったらよいと思います。

会長
エコストアの目的が、より多くの店に少しでも何かを取り組んでもらうためか、消費者へ情報提供するためのものなのか、それが分かりにくいです。ここ に書かれているものは比較的どこでもやっていることが多く、消費者へのインパクトが少ないと思います。お店側からするとやっているけど言うまでもないこと かなと、どちらにもインセンティヴが効いてないので、狙いをもう少し明確にした方が良いと思います。
他、何かありますか。
重点項目のうち、着手前または検討中のもので、今年度中に着手するものを教えてください。

事務局
体制整備では事業系古紙回収システムを重要課題と考えています。福祉収集も出来る限り早く始めたいとは考えていますが、今年度中を考えているのは古紙回収です。

会長
啓発の「幼児からの環境教育」についてですが、例で挙がっているのは小学生対象ではありませんか。

事務局
小学生未満も出席していたので入れています。

委員
うぐいす台で小学生のラジオ体操の中でしてもらいました。ラジオ体操は兄弟をつれてやってきます。お母さんもついてきます。分別ゲームという目新しい事をするので、非常に活況になります。これは毎年続けて行きたいと思っています。

委員
同じ項目で紙芝居と書いていますが、保育所の中には紙芝居が作るのが上手なところがあります。どこか一か所保育所を決めて、そこと連携してやって行った方が、具体的になるのではないかと思います。

会長
長岡京市は環境への取組みに対する顕彰制度はありますか。

事務局
環境の都賞というのがあります。自薦他薦問わず募集しています。

会長
よく取り組んでいるところを紹介できれば、先進事例にして、さらに広げられると思います。そういうものをうまく使って流れを作れればと思います。

委員
事業系の古紙回収システムを事務局がしたいといっているので、三条商店街を勉強させて頂き、事務局と相談して突破口を開きたいと思います。事業系の ごみが増えていますが、マンションのごみで事業系に入っているところがあります。そのあたりをきっちり分類できれば、もう少し数字がはっきりしてきます。 現状分析をお願いします。

会長
マンションだけで契約量の集計は可能ですか。

事務局
今、事業系の収集体系に27棟ほどのマンションがあります。
排出重量はわかりませんが容量は分かります。見かけ比重をかけることにより計算は出来ます。

会長
そのあたりもお願いします。

委員
重点課題の缶類の分別についてですが、長岡京市は当初からスチールとアルミで分別してもらっています。これを1本化するとなると収集容器のセットな どいろんな事をお願いしていかないといけません。向日市、大山崎町では1本化されており、乙環で磁力選別をしています。長岡京市の場合は、乙環での分ける 手間は低く、電力、エネルギーを考えるとメリットがあると思います。このあたり考えると、一本化してもらう際の理由が見当たりにくい部分もあります。短期 的に整理して一本化するのは難しいかなと思います。

会長
収集で走らせる車の量が減ればメリットがあると言えます。そこを含めて検討いただければと思います。
他はいかがですか。
3つ目の議題です。
「平成25年度予算要求概要について」事務局をお願いします。

事務局
説明

会長
予算要求についてなにかありますか。

委員
車についてですが、もしディーゼル車であればバイオディーゼルの使用を検討してもらえないでしょうか。生協、美装社の車などで使用されています。

事務局
委託業者がバイオディーゼルを使った清掃車を2台使用されていますが、燃費や負荷による対応年数についての情報が不足しています。バイオディーゼル を使ってCO2が減少させる方法もありますが、今こちらではハイブリッド車を考えています。低燃費、低公害の条件を備えた車を導入していきたいと考え、更 新計画を作成しています。バイオディーゼルを使う車両の購入は今現在は考えていません。

委員
廃食用油をリサイクルに出している人もいるので、そういう風に使われるとそういう人が元気になるかと思います。また検討をお願いします。

会長
組成分析は、発生抑制の可能性、資源化の可能性、そういうものが計算できるような分類でお願いします。金額としては安いですが、大丈夫ですか。

事務局
前回と同じ業者に見積もりを取っています。ある業者に聞いたところ、費用のほとんどが人件費ということでした。作業員が職員かアルバイトかで価格が変わってくると聞いています。

会長
きちんとしたデータが出せるよう、よろしくお願いします。
他に何かありますか。
準備された議題は以上です。
言い忘れた意見、確認したいことあれば、お願いします。

事務局
長時間にわたりましてご審議いただきましてありがとうございます。
事務局の方からその他としては特にありません。次回の懇話会の日程ですが、後日、会長の方と相談させていただいて、決まり次第皆様の方に連絡させていただく、そのような方法でよろしいでしょうか

会長
重点課題は、毎年決めて変える必要がありますか。年間の基本スケジュールを決めた方がスムーズに回るのではないかと思いました。

事務局
実施して軌道に乗れば、重点課題からはずし、追加があれば追加していくという形で考えています。

会長
何か次年度に向けて変わることがあれば、次回出して下さい。年間のスケジュール、進捗チェックのサイクルを決めた方がスムーズに回るかと思います。そういうことを念頭に置いて議題に出してもらえればと思います。

委員
この前の廃棄物減量等推進員会議の管外研修で、クリーンプラザとエコパレット滋賀を見学しました。大事なところはどこも手選別の工程が入っていま す。ところが、これから一番減らしていかないといけない可燃ごみのところは手選別がありません。当然できないと思いますが、それではどうやって可燃ごみを 減らしていくか、どうやって焼却炉に入れるごみを減らしていくか、不純物を減らしていくか。今のままの「分別意識を高める」だけでは一人当たり可燃ごみの 量は下がってこないと思います。下手したら上がってくる可能性もあります。可燃性ごみの対策を抜本的に変えないといけないと感じましたが、皆さんどう思い ますか。

委員
減らす方法としては、コンポスト、多量に買わない、マイバック持参とかいろんな方法があると思いますが、根本的に消費者サイドでごみを出さないとい う意識をもってもらい、その次に展開があると思っています。マイバックを持ってくるということはごみを出さない意識につながっていると思います。

委員
マイバックの持参は石油を使用せず、資源を有効利用することだと考えています。燃えない物まで焼却炉に入ると、それは結局埋立地に送られ、埋立地が いっぱいになります。基本的ですが、一番上流の各家庭でどうやって減らしていくか、そこに尽きるような気がします。ここにあるデータを見ても、下手したら 今後上がっていく気がします。思い切って下げる方法をみんなで考えないといけないと思います。

委員
水を切る。使い切る。たくさん買わない。そういうことをみんなが理解し、徹底すると減ると思います。水を絞るだけでもだいぶ違います。葱切っても植 えて生えてきたのを使っていますが、そうしたらごみも減ります。そういうことが大切だと思います。個々の人の努力になってしまうのですが。

委員
若い人は賞味期限を過ぎるとすぐ捨てる、買いすぎて捨てる、そういう無駄な買い物が多い。だから今だんだん不景気ですが、我々もみな反省する必要があります。

会長
生ごみの排出抑制についてですが、レジ袋は貰わなければよく、一つの行動で自粛を出来ます。生ごみは、食品を買う段階で余分に買わない、保管時に忘 れないようにする、切るときにこうする、調理の後にどうするなど、いろんな行動が関わって削減になります。そのため難しいところがあります。ポイントを 絞って徹底してもらう。たとえば消費期限と賞味期限の違いをきちんと理解しましょう、と具体的な行動をはっきりさせて進めていくというのは一つの方法と思 います。もちろん生ごみはリサイクルもありますが、堆肥化してもニーズが必要です。バイオガスは一つの候補だとは思います。発生抑制は大きなテーマなの で、これから取り組んでいけないかと思います。

委員
組成分析をもう少し数を多く見れば、新しい分別に仕方が出てくるかもしれません。紙類が多ければ古紙回収でなく、分別収集に紙を入れるなど、良い方法が出てくると思います。

委員
組成分析の価格はあまりにも安いです。よっぽどよい仕様書、取り決めをしないと、分析できない、誤った結果が出るといったことがあります。注意してもらいたいです。

会長
きちんとして結果がでるように事務局でマネージメントをお願いします。
他に何かありますか。
それでは以上で懇話会を終わります。
ありがとうございました。

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長岡京市環境経済部環境業務課(分庁舎1)ごみ減量推進担当

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