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市長と語る”対話のわ” 平成27年12月3日(木曜日)

  • ID:5430

平成27年12月3日(木)長岡第十小学校

日時

平成27年12月3日(木)午後7時~

場所

長岡第十小学校

テーマ

「これからのまちづくり」

参加者

26名

議事(要旨)

代表あいさつ

 皆さんこんばんは!本日は寒い中、市長と語るということで、御参加いただきましてありがとうございます。「これからのまちづくり」というテーマで、様々な皆様の忌憚のない御意見を聴き、進めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

市長あいさつ

 改めまして、皆さんこんばんは!今日は寒い中、開催させていただき、大変お忙しい中にもかかわりませず、沢山の皆様方にお集まりいただきまして、感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。早いもので、市長就任から10ヶ月程が過ぎました。日々、長岡京市を取り巻く様々な課題に取り組んでおりますが、私は対話ということを掲げさせていただいております。市民の皆様との対話、職員との対話、議会との対話等をしっかりとやりながら、これからのまちの方向性をしっかりと見定めていきたいと思っています。対話とは、賛成・反対やそれぞれの立場、それぞれの思い、意見の多様化等、いろんな考え方の人がいますので、いろんな立場や価値観を超えて、これからの長岡京市のまちづくりを具体的に進めていく、そういう違いを乗り越えていく、またこうした対話の場を通じて進めていきたいと思っております。また、いろんな要望がある中で、限られた財政でやっていかなくてはなりません。どう優先順位を付けて行っていくことや、市民の皆さんに納得してもらうことが、こうした対話を通じて進めていかなければならないと思います。今までは市民の皆さん方の要望をお聞きして、行政が答えるという形でしたが、行政だけですべて出来ますと言える時代ではないと思います。市民と行政が一緒になってそれぞれが役割分担しながら、課題解決に向けて歩みを進めていくというスタイル・協働に変わっていかなければと思います。また、こういう対話の場を通じて情報を共有していくことが非常に大事であると思っています。本日はテーマ以外でも何でも結構です。皆さんの御意見をお聞かせさせていただきたいと思っております。その前に皆さんとこれからの市の現状等について共有をしたいと思います。来年度から新たな総合計画がスタートする年になっています。15年間の新たな計画で、今その計画の策定中でございます。これから何が起こるのか、そういう意味でこれまでどうだったのか等、少し振り返りたいと思います。人口の推移ですが、長岡京市は1960年代に1万5千人くらいで、1970年頃ですがわずか10年程で大きく人口が増えました。1980年で7万人を突破しています。当然、増え始めた時期からお住まいになられた方は50歳程年をとっています。これから人口が減りますが、高齢者の数は増えていきます。働く世代は減っていきます。子どもの数も減っていきます。また、長岡京市の財政は健全です。苦しいですが財政状況は悪くない状況です。高齢化の進展に伴いまして医療費・介護という扶助費が大きく支出していますが、財政が健全な一つの要因に歳入が40%市税収入でまかなっています。よく長岡京市は財政が裕福で良いですねと言われます。大きな企業があっていいですね、と言われありがたい限りなのですけれど、法人市民税以外に個人市民税、固定資産税が圧倒的にあるからこそ、今の長岡京市の財政の健全基盤があって、それに基づいて安心・安全や高齢者対策やいろんな事ができます。でも、これから働く世代が減りはじめていくことを放置すると、市民税が減り、街全体も古くなると固定資産税も下がってくるということになります。今のような健全性を維持することが難しくなってくるということが起こってきます。これから15年間のまちづくりの目標として、より多くの人に住んでもうらえるよう、しっかりと暮らせるよう、人口を維持することが大きな目標になるのではないかと私は思っています。また、交流人口ということで観光については、120万人程の方が長岡京市に来られていますが、一人あたり400円程しかお金を使っていないという現状です。それと街全体が古くなってきています。公共施設の老朽化です。更新をしていかなくてはなりません。人口が低下する中でこういうことが直面してきます。住宅についても空き家が増えてくると思います。まちというのは全国いろんなまちがあります。観光のまち、産業のまち、商業のまち、長岡京市は暮らしのまちなのだと思います。暮らしやすさや安心・安全、商業機能、まちに対する愛着、住む人を確保するよう、少し古くなっているまち全体を、今、体力のある内に新陳代謝していかなくてはならないと15年間の長岡京市の大きなテーマ・目標となると思います。では、皆さん方はどこに問題意識を持っておられるのかということをお聞かせいただき、是非、共有させていただければと思っております。ここからはいろんな御意見や御質問をお聞きしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

対話・参加者から出た主な意見

参加者:長岡京市に住んで30年になりますが、いろんな活動をしていますが、市の補助金の手続きの困難さや縦割り的なことを感じるのですが。

市長:そうですね。行政の縦割りですね。多分10年前~20年前に比べると随分良くはなってきたと思いますけどね。できる限り風通し良くしたいと思いますけど、例えばホテルのコンシェルジュのような案内や何か窓口サービスをするようなものとかを考えていかなければと思いますけどね。それとですね、そろそろ市役所の建て替えを考えた方が良いのではと思われる方(挙手願います。)(挙手多数)そうですね、具体的に御提案できるよう考えています。また耐震面も心配です。今は部署等が分散していますのである程度集約して市民にとって便利であるように、また市役所というのはまちの象徴でもありますので、賑わうようにしていきたいなと思います。私自身は市役所の建て替えは現行の場所でと考えています。費用面を考えると別の場所でとは思いますが、歴史的な経緯とか中心市街地であり駅からも近いということで、具体的に基本構想を考えていきたいと思っています。

参加者:西山と言えば環境ですが、市長は今の長岡京市のウリは何だと思われますか。

市長:長岡京市の一番のウリは暮らしやすさ、環境の良さだと思いますね。公共交通、交通の利便性が良いことですね。アンケートを実施したのも交通の利便性でした。緑の景観や歴史的な景観、水というのが強みだと思います。先ほど定住者を増やすというお話でしたが、子育て世代は転入超過が激しいですが、

 子どもを育てる環境を整え、もっとランクアップしていくことで転入の要因になってくると思います。中学校給食の実現にしても、もっともっと住みやすい条件を出せば、長岡京市は十分戦っていける。選んでもらえると思いますし、強さをどんどん出していけば、暮らしやすさ生活のクオリティーになってくると思います。

参加者:ホテルを建てるのはどうですか。宿泊場所がないので。

市長:そうですね。JR再開発事業の時にホテルの検討をされましたが、採算が取れないということで、撤退されています。その検討している時と今の検討とでは全然違ってくると思います。外国から旅行に来られて宿泊施設がない状態ですので、京都市内から少し離れていますけど、需要はあると思いますね。

直接、市が経営等はできませんので、民間と開発等を一緒に検討していけるようになればと思います。宿泊施設があるかないかで観光収入は大きく変わりますね。長岡京市は観光でというのではないですが、120万人の観光客が来ているのに、地域に何か還元されるように改善していきたいですね。じっくり取り組みたいですね。

参加者:交通の利便性、暮らしやすさの追求ですが、滝ノ町は長岡京市の北の端です。滝ノ町のバス亭には1時間か2時間に1本程くらいしかないです。高齢者が多いので、予算もかかると思いますが、バスの本数を増やして欲しいです。また年度末によく見受けられます、道路を掘り起こして予算を超過しているのかどうかわかりませんが、その分無駄に予算を使うのではなくその分のお金を貯めて高齢者のために使ってもらうようにしてもらえないのでしょうか。

市長:年度末に工事が集中するというのは、過去はあったかも知れませんが、今はほとんど無いです。予算が限られていますので、無駄な工事とか予算消化の工事はほとんどないと思います。ただ、設計・発注となると年度末になってしまうという場合はあるかもしれませんが、年度後半に多いというのは事実ですね。バスの問題は、民間なので採算がとれるように民間中心にやってきましたが、コミニティバスについても充実はしていきたいと考えてはいます。バスに乗ってもらうために、どう運用していくか、例えば費用等を考え年間公共交通税として一人500円の負担をしてもらいバスの乗車券を配布して利用していただくとか、これは例えの話ですが、こういう考えや、どうまかなっていくか等を検討しないと、バスの便数は増えない。高齢者の方が増えていけば、移動の手段、ささえ方の検討がいりますね。たまにしか乗らないバスを毎日使ってもらえれば便数は変わるかもしれませんね。議論していきたいと思います。

参加者:ふるさと納税のことですが、支払の方法が市役所に申し込んで銀行に支払うみたいですけど、せめてコンビニとかの支払はできないのですか。

市長:ネット払いにしたいなとは思います。件数は20件程らしいですが、長岡京市は特産品があまりないので、何かアイデアを出したりして、内部で議論していきたいです。

参加者:何に自分の払ったものが何に使われているのか等、また、ネットを使えない人にもできるように、やりやすいやり方を考えていただきたいです。

市長:そうですね。いい知恵を出してやっていきたいですね。

参加者:滝ノ町保育所ですが、昭和50年代に建っています。老朽化の話が出ておりましたが、今小学校に保育所が建設されていますが、この十小のプールの東側が空いているので、そこに移転してはどうですか。それと滝ノ町は行事等を活発にしていますが、子どもが遊ぶ公園があまりなく、今の保育所は避難場所になってはいますが、送り迎えの車に近所も困っている状況です。移転して公園等にと思いますので検討していただきたいです。

市長:そうですね。今の滝ノ町保育所は避難場所になっていますね。一つの方向性として公共施設は集約した方がいいとは思いますが、十小がいいのかどうかは建て替え等含めて議論していかなくてはと思います。また、子どもの遊び場の確保はしたいですね。一つずつ進めていきたいです。

参加者:私は、滝ノ町保育所は通勤する人等便利ということもあって、あそこの場所にあるからいいと聞いています。十小に移転というのは、コミュニティのクラブハウス建設等あると聞いていますが。コミュニティでなく、地域でいろんな活動をしていますが活動拠点になる所がないです。

市長:単純に活動する場があればいいということではないと思いますが、小学校区ごとに違いますので、また、保育所の場所等も考えていきたいと思います。

参加者:バスのことですが、行きは便があるが、帰りは本数がないので、利用者の事を考えて下さい。

市長:バスは本数を増やして、充実していかなくてはと思いますが。どう財源をまかなうのかということですね。利用してもらわないと収益が上がらない。採算がどうなのかということですかね。それと、皆さんに聞かせて欲しいのですが、阪急長岡天神駅周辺整備ですが、お金がかかっても整備した方が良いと思われる方(挙手願います。)これは地域性が出ますね。阪急の西側で聞くとほとんど整備した方がいい方に挙手されます。こちらの地域ではそんなという感じですかね(笑)今日は良い勉強になりました。ありがとうございました!

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長岡京市対話推進部秘書課秘書係

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