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市長と語る“対話のわ” 平成29年12月14日 木曜日

[2018年1月24日]

ID:7368

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平成29年12月14日木曜日 大会議室A

日時

平成29年12月14日(木曜日) 午後4時30分~

場所

市役所大会議室A

テーマ

これからの長岡京市

参加者

長岡京市自治会長会 29名

対話録(要旨)

<自治会長会会長>

皆様こんにちは。今日はご参加いただき誠にありがとうございます。本日は、これからの長岡京市という大きなテーマになっておりますが、今、長岡京市は大きく変わろうとしています。今までも皆様は自治会長として地域のことを見て頂いていると思います。また、こういうまちであればいいなあとか、そういう思いを持っていらっしゃると思います。

課題として本日6点あげていますが、それぞれ関心があることを詳しく聞いていただくことも大事かと思います。時間は少ないですが、いろんな意見で聞いていただければと思います。「対話のわ」を有意義に過ごしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

<市長>                                                                                                                    

皆様こんにちは。今日は自治会長会の皆様との「対話のわ」ということで、貴重なお時間を頂きありがとうございます。ちょうど昨年の11月にも自治会長の皆様とこうして「対話のわ」を持たせていただきました。それ以降、例えば防犯カメラの各地域への設置につきましても、皆様にご協力を頂きながら、現在各校区の最終的な設置場所の詰めの段階に入ってきているところであります。また、防災の日も今年は台風の影響で残念ながら中止の判断となりましたが、各校区の皆様、また自治会の皆様に積極的にご協力を頂いていることに改めてこの場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。

本日は、地域の中で主になってご尽力いただいている自治会長の皆様と、現在市がどういう事業に取り組んで、どういう思いでやっているのかということについて共有させていただく機会として、今進めている事業について、この一年間の進捗も含めて報告させていただければと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

現在、長岡京市の長期戦略目標は3つあります。一つが、人口8万人をどのように維持するかという「定住促進」です。そしてその中で高齢化が進み徐々に人口が減少する中で、長岡京市に住んでいる人だけでなく長岡京市の外からも人に来てもらいながら、様々な文化活動や地域の活動を活発化させていこうということで、二つ目に「交流の拡大」を掲げております。そして三つ目に、今年長岡京市は市制施行45周年を迎えることが出来ましたが、市になって約半世紀を迎える中で、まち全体が老朽化してきております。そうした古くなりつつあるいろんな施設やインフラをしっかりと次の世代に引き継いでいくためにも、今の時期に更新をしていこうということで、「まちの新陳代謝」を図るということがあります。この3つを様々な施策を進める上での大きな戦略目標として、取り組ませていただいております。

 

今日お話させていただくそれぞれのテーマですが、主に「まちの新陳代謝」を進めていくうえで、市はどのような考え方に基づいて進めているのか、ということをお話させていただければと思っております。

(1)コンパクトシティ

コンパクトシティという言葉は、行政の中では最近よく使われますが、コンパクトな街を作っていく、という意味です。一般論として、それぞれのまちには駅など中心市街地がありますが、中心市街地だけでは人口を賄いきれず、中心から外に向かってまちが拡大していったという戦後の人口急増期の大きな流れがあります。一方、人口が減少してきた中で、まちをつなぐ道路や水道施設を整備するにあたり都市効率が悪くなってきたため、中心市街地に人が集まるような街づくりや都市計画を進めていこうというのが全国的な流れとなっています。全国で進められているコンパクトシティは、田舎の過疎のまちで、集落が点在している場合に集落を中心に寄せようというものですが、本市については、もともとコンパクトなまちでありますので、人がより多く集まる中心市街地に公共施設等を集約していこうという考え方になります。今年、コンパクトシティの考え方に基づいて、立地適正化計画を策定しました。その中で、土砂災害の危険性のある区域や、工業専用区域を除いて、人が住むエリアを誘導していこうという居住誘導区域を市内のほぼ全域に設定しました。また、市役所や市保有の公共施設や病院などをできる限り人が集まる中心に誘導しようという、都市機能誘導区域も設定しました。この都市機能誘導区域には、多くの人が使う施設は中心に置くという中心拠点型と、身近な施設をそれぞれの地域(居住誘導区域内)に置く生活拠点型の2種類があります。このような立地適正化計画を作りながら、まちの新陳代謝を図る中で、公共施設を町の中心に誘導していこうと考えています。居住地域と中心市街地を結ぶバスのあり方を考えたときにも、公共施設の中心地への誘導が重要であると考えています。

(2)公共施設の再編整備構想

長岡京市内で老朽化している公共施設についても、様々な施設を複合的に整備していこうという考えに立っています。開田保育所と神足小学校の複合化や、新田保育所と長六小の複合化のように、複合的に施設整備を進めることが、財政負担を投資面でおさえ、維持管理経費も効率的にできるとの考え方に基づき、コンパクトな街づくりを進めています。そして土地を生み出すことで市民の負担を抑えるように有効活用していこうということが、再編整備構想を策定するにあたっての大きな考え方となっています。

具体的には、今の市役所の庁舎建て替えに合わせて、産業文化会館を機能として取り込み、また保健センターの機能(子どもの予防接種等)についても取り込むことが、保健センター利用者の7割の同意を得て決まりました。他、老朽化している竹寿苑についても、付近にある府立の向日が丘支援学校と合わせての建て替えを検討しています。向日が丘支援学校は、開設当初府内全域の肢体不自由者を迎える施設として建てられたため、総平屋建てで非常に広い敷地があります。現在、府内にある各養護学校はエレベーター等を利用し階数の高い建物が多くあります。向日が丘支援学校についても、建て替えにあたっては階数の高い建物にして、余った土地を市が京都府からお借りし、竹寿苑のような高齢者向けの機能や、その他必要な障がい福祉にかかわる機能を一体として共生型福祉施設を作ろうとしています。老人憩いの家についても老朽化が進んでおり、ここで担っている機能を付近の北開田会館に統合し、老人憩いの家を取り壊し、跡地の活用はそのあと考える予定です。

保育所については、今5つあるうち開田保育所は既に移転が終了しました。神足保育所については、現在増築工事中です。新田保育所については長六小との工事中で、平成31年春に新オープン予定です。滝ノ町保育所については、住宅密集地域に存在するため、現行の場所での建て替えの方針を検討中です。深田保育所については、待機児童が発生している昨今、保育所機能を止めて建て替えを進めることは難しいため、運営と建て替えの両立方法を模索中です。

学校については、老朽化や強度の調査の結果、神足小、長三小、長四小、長五小の順に建て替えを検討せねばならないと考えています。学童については、働く女性の増加に伴い学童のニーズが急増しており、手狭な受け入れ態勢への対策、特に長九小への対策が課題となっています。

市営浴場については当面機能維持に努めながら運営の効率化を図ります。スポーツセンターについては、体育館の老朽化対策とグラウンドの拡張を検討しています。体育館は建て替えをめざし、グラウンドも拡張に当たり周辺の水道施設用地との活用を考えながらグラウンド用地の確保を検討しています。

このように、老朽化した施設の複合化や効率的な運営を考えながら、再編整備構想を考えています。他の施設については、基本的に改修終了済や築年数が浅い為、当面は大切に長く使えるよう運営していくところであります。

(3)市役所庁舎の建て替え

 平成28年度に基本構想をつくり、今年は基本計画づくりを実施していますのでその進捗状況をお伝えします。

今までは北側の市役所庁舎と、南側の開田保育所跡地の二か所を使って庁舎建て替えを進めようと検討してきましたが、結果として現在は北側の市役所庁舎の敷地内で市役所機能を集中させて建設しようという結論に至りました。南側の土地については、長岡京交番の移転が完了し、今後、京都信用金庫の移転を予定しています。平成29年12月1日には、京都信用金庫との土地交換を済ませており、京都信用金庫の移転後に現在の京都信用金庫を取り壊して庁舎建て替えを開始する予定です。

市役所庁舎については、老朽化や、機能の分庁舎への分散化、相談スペースが狭く不便であること、増築によるバリアフリーへの未対応、また北棟東棟の耐震未対応など課題が多く、建て替えにより対応することとなりました。建て替えに当たり、市役所は単に行政職員の職場や行政手続きの場とするのではなく、市民が集いにぎわいのある場とすることを基本的な考え方としています。庁舎をまったく新しい別の場所に移すという案もありましたが、現在は長岡京市の中心地にあるという立地を最大限に活かして建て替えようという考え方で進めています。新庁舎へ導入する機能については、産業文化会館機能と保健センター機能を新たに複合する予定です。建て替えの進め方については、幾つかの案を検討した結果、建て替え時の仮設庁舎の建設を取りやめ、それに伴う10億円以上の費用を削減し、時間はかかりますが、費用面で効率的に建て替えるため二段階で進めることになりました。駐車場スペースを利用して一期目の庁舎を建設し、そこに一部機能の引っ越しを済ませた後、旧庁舎を一部取り壊して二期目の庁舎を建設する予定です。尚、現職員数から必要床面積は1万6千平米と計算されており、一期目の庁舎で4階建て相当、二期目の工事で8階建て相当と考えています。

建物の高さについては、中心市街地である程度の高さを使わないともったいないのではないかとの声を多く頂いております。ただし、アゼリア通り沿いに背の高い建物を建てると、アゼリア通りへの強い圧迫感が懸念される為、将来的な街の景観づくりを考えたうえで、1期目のアゼリア通り側の庁舎をできるだけ低く抑えて、2期目の奥側庁舎を高くしようとしています。大事なポイントは、にぎわいを創出できる市役所とするために、市民広場のスペースをいかに広く確保するかだと考えています。産業文化会館の機能複合に当たり、イベントも実施できるようなできるだけ広い市民広場とする必要があると考えています。

市役所のゾーニングについては、1期目の庁舎の低層階に窓口や相談機能を集約して手続等をワンフロアで済ませられるようにし、その上層階に行政の執務室や議会機能を設置する予定です。2期目の庁舎では、低層階に産業文化会館や保健センターの機能など市民に広く使ってもらう機能を設置し、その上層階に行政の執務室を設置するということで、現在検討しています。現在は、市民広場を広く確保するため、1期目の庁舎の面積及び階数と2期目庁舎の面積の取り方で、2案を検討しています。

駐車場の確保についても検討を進めています。駐車場スペースについては、現在の市役所および産業文化会館の駐車数から、最低限167台分が必要であると算出されております。新しい駐車場について、当初は分庁舎1・2の駐車スペースに立体駐車場を建設する予定でしたが、調査を進めた結果立体駐車場は建設できないということが分かりました。そこで、現在は、地下に駐車場を設置するか、市役所南側に駐車場をつくるか、あるいは土地を買い増ししてスペースを確保するかの3案を検討している最中です。

基本構想の中では、北側に行政関連機能を集約した後、南側はどう活用するのかとよく聞かれます。施設の再編に伴い大きな財源が必要となるため、南側の土地は民間に貸し出す資産活用を検討していましたが、駐車場確保の問題が発生したため、現在は一旦保留として、庁舎が完成する平成37年以降に活用を開始する予定としています。来年度は、建設のデザインを含めた提案を頂くべく話を進めています。

(4)阪急長岡天神駅周辺のまちづくり

 天神駅周辺の課題は、踏切による交通渋滞、道が狭く危険であること、バスロータリーがなく不便であること、利活用密度の低さ等があります。阪急長岡天神駅周辺のまちづくりには、周辺地域の住民(地権者)の協力が欠かせないことから、地権者を中心にまちづくり推進協議会を設立しました。協議会では、昨年度の勉強会や先進地の視察を経て、今年度中に基本構想を作るというスケジュールで議論を進めています。また、阪急長岡天神駅は、周辺地域の住民のみならず市民全体にとっても大きな課題であるため、市全体として取り組む必要があります。そこで、行政・京都府・阪急・自治会長会を含む各種団体で構成される基本計画策定委員会を設立し、市全体の意見として議論を進めています。委員会では現在、まちづくり協議会の基本構想を受けて、来年度中に基本計画を市として取りまとめるべく進めています。

議論の場では、昭和32年に設定された開田土地区画整備事業を進める都市計画が手付かずであったとよく言われます。実際、このエリアを一気に区画整備するのは現実的に難しいところでありますが、その中でどうしていくかが大きな論点となっています。また、現在拡幅が進められている長岡京駅前線については、昭和30年代の都市計画上の決定では、阪急の踏切を道路が上を超えていくと決定されていますが、検討の結果、道路が線路の上に行くのはあり得ない、地元としては踏切の問題解消のために鉄道を立体にするか地下に下げるかの二択で事業を進めてほしいとの意見を頂いており、都市計画設定の見直しの必要性も感じております。

また、駅前広場の位置をどこに設定するかという問題については、将来的な駅前の連続立体交差の整備にも15~20年程と長い年月を要する為、それまでの暫定的な対策として、駅の南側・踏切付近に駅前広場を作り、車の乗り降りや送り迎えの拠点とすることで、少しでもセブン通りの路上駐車やアゼリア通りの渋滞を防げないかと考えております。一方、この場合人の流れが変わるため、商店街様からはご意見を頂戴しています。駅前広場にアクセスするための補助幹線道路については、西側を長岡2丁目の大型スーパー東側の既存の道路と想定し、東側は開田自治会館前の道、或いはもう少し駅に近い道を想定しており、今後は道路の位置をどこに設定するかを協議し、来年度までに市として取りまとめていこうと考えています。

長岡京駅前線についても、第3工区区間として産業文化会館まで拡幅が進められています。次の事業計画では、踏切を挟むため難しい課題も多くありますが、産業文化会館から踏切を超える区間までを第4工区区間として工事を進める予定です。最終的に駅の立体交差を目指すかどうかという議論はもちろんありますが、そこに至るまでに、今の危険な状況を少しでも改善するべく、踏切の幅員を少しでも広められないかということを京都府・阪急電鉄と協議し、暫定的に今まず短期でできることと長期でできることを分けながら事業を進めています。

 中心市街地については、市役所の建て替えと長岡天神駅整備の議論が進んでいるということをご理解いただきたいと思います。

(5)道の駅的施設

 道の駅的施設については、誤って伝わっている部分もありますが、「交流の拡大」ということで検討を始めている段階であります。長岡京市の商業については、事業所も減り、店舗数も減り、商店の売り上げも下がり、また観光客も長岡京市内でお金を落として頂けない中で、地元の市民と観光客の消費喚起を促していかなければなりません。また、農地・農家の戸数も減っているという課題もあります。さまざまな背景の下、一つの政策として、農業振興につながるもの、或いは地域の活性化につながるような道の駅的施設として検討を進めています。現状としては、28年度に1年間かけてこの地域で道の駅的施設を運営してビジネスとして成り立つのかどうかという調査を進めてきました。近隣の様々な施設との比較検討を進めてきた結果、結論としてはビジネスが十分成り立つ可能性があるものの、観光客の方だけではなかなか難しく、一般的な道の駅のように、市を通過する人が休憩用に立ち寄る道の駅としては成り立たないという結果が出ました。一方で、一部の道の駅のように、その道の駅そのものに集客力のある魅力的な施設があれば十分採算がとれるだろうという結果が出ました。また、その場合、女性をターゲットにしたらどうかというアイデアと、客単価を上げるためにも、上質さ・地産地消・食・健康をコンセプトとした施設を運営すればビジネスとして十分成り立つであろうという調査結果を頂きました。施設の場所についても様々な提案を頂いた結果、北部若しくはIC周辺がビジネスとして望ましいだろうと考えています。道の駅というと、直売所やお土産物屋、広場、レストランなど様々な機能がありますが、すべての機能を備えると投資額は18億円程度となる概算が出ており、年間6億円の売り上げが必要となる試算が出されています。具体的な試算が出たため、市が18億円の投資をすると決定したと誤解される方がいらっしゃいますが、現時点では何も決定はしておらず、試算の認識とビジネスが成り立ちうることを把握しただけの状況です。また、事業を進めるにあたり、農地・農家の減少を勘案して農業の振興につながる施設にせねばならないだろうということで、農業関係者の皆様とともに道の駅的施設を検討するため、道の駅的施設の農業専門家部会を立ち上げ検討頂いています。私は、公共の関与を減らして民間の投資をいかに引き出せるかが勝負だと思っており、施設の場所が決まった後そこで投資をしてもいいという事業者が出てくるかどうかが次の大きなポイントとなると思っています。以上のことから、道の駅的施設はまだまだ検討をしている最中であると認識頂きたいと思います。

(6)「(仮称)長岡京市健幸長寿プラン2025」

 長岡京市が大きな課題意識を持っているのが、これからの高齢者社会への対応です。2025年とは、団塊の世代の方が75歳(後期高齢者)に突入する年とされています。また、高齢者数の推移はどんどん右肩上がりに上昇しており、2025年ごろにピークを迎えます。高齢者というと、65歳以上を指しますが、介護などが必要となるのは75歳以上とされています。高齢者が増えると、同時に要介護者が増え、要介護者が増えると、同時に介護の給付費が増え、同様に介護保険料も増加する見込みです。医療についても、高齢者の増加に伴い医療給付が増加しています。福祉面では、生活保護世帯数は大きく変わっておりませんが、給付世帯に対する高齢者世帯の割合が増加しており、この背景にも高齢化があると考えています。この状況を目の当たりにして、元気に年を重ねてもらいたい、そういう環境づくりに地域の方も一緒になって取り組んでいきたいと考えており、自治会活動や文化・スポーツのイベント活動など、高齢者の方も参加できる活動や交流の場をもっと増やしていきたいと考えています。また、環境面ではバリアフリーやバスの充実などを進めていかなければなりません。それを進めながらも、必要とされる介護や医療については享受の仕組みづくりを進めなければなりません。環境づくりと仕組みづくりの2本立てで、2025年に向けて安心して年を重ねられる長岡京市を作っていきたいと考えています。仕組みづくりについては、共生型福祉施設の中の高齢者機能を、医療面では済生会京都府病院の移転に伴う機能充実化を図っています。済生会京都府病院の移転については、単に済生会病院がきれいで便利な立地になるというだけの話ではなく、何よりも高齢者が増える人口構成となった時に今までの済生会の機能では不十分な点があるので、その不十分な点は機能転換を進めながら新たなより安心できる医療の提供体制を作ってもうことを含めて移転計画を進めているところです。場所については、下海印寺の下内田にて区画整備事業を地元の方が進めているので、そこへの移転を計画しています。これも、高齢者の方の安心安全を支えるために非常に大事な施策であると考えています。

ということで、一方的にお話しいたしましたが、今まさに市がいろんな事業に取り組んでいますので、是非率直な忌憚のないご意見を頂戴できればと思っております。よろしくお願いいたします。

 

<参加者>

長岡京市の管理している橋梁について、いくつあって、今後老朽化等の調査が行われる予定はあるのでしょうか?

<市長>

数は結構な数があり、橋梁でも道路(市道)として管理しているものもあれば、農業用水路として管理しているものもあります。橋梁については、今正確なデータを持っておらず恐縮ですが、調査は既に実施済みで、対応できるところは順次対応を進めているという状況です。

 

<参加者>

説明の中で、定住化促進のための居住地域のエリアと都市機能のエリアを統一的に分ける構想があるということですが、高齢化に伴いなかなか思うように出歩けないという方の為の、居住地域エリアから都市機能エリアへの交通手段・交通ネットワークについてはどのように考えているのかお聞かせ頂きたいです。

<市長>

まさに仰るとおり、様々な機能を中心部に集中させたとき、中心部への移動はどうするのかという議論が起こります。基本的にコンパクトシティ+(プラス)&(アンド)ネットワークという言い方をしており、駅へ向かうための交通手段、本市の場合はバスの充実を合わせて考えなければならないと考えています。阪急バスとコミュニティバスについても利用者が少しずつ増加しており、東部のバスについても、採算ベースにはなっていないものの、利用者は増加しているという状況です。大前提として、バスが便利に走っているまちにしていかなければならないと思っていますが、阪急バスの1日当たりの利用者数は平成12年平均7,100名あったところが約15年間で約4,800名まで減ってきており、この状況の中で採算が取れなくなってきた路線があるのが現状です。はっぴぃバスについても、利用者が顕著に伸びてきてはいますが、まだ採算が取れず、収支率は3割程度にとどまる現状があります。当初は済生会病院へ行くのに高齢者の方の移動手段を用意することを前提に、北ルート・西ルートを設定して始まったはっぴぃバスですが、最近は済生会病院だけでなくお買い物にも利用する方が増えており、路線も以前に比べ拡張しています。また、済生会病院の移転に伴い、ルートについても見直しを図る必要があります。

また、今よりも便数を増やすとなると、バスの台数を増やさねばならず、さらに投資をしなければなりません。恐らくバスは利用した人がお金を払うのが当たり前と思っていらっしゃると思いますが、通勤バス路線を除くと、利用者だけがお金を払って採算がとれるバスがなかなかない状況で、税金による負担でどこまでバスを走らせるのかが課題となってくると思います。バスを利用する人もしない人も当然いらっしゃいますが、バスを利用しない人までが負担することを、市民の方にどこまで理解し納得してもらえるのかを抜本的に議論していかなければなりません。バス利用者が減った原因の一つは、恐らく便数が減ったからではないかと思っています。採算が取れず便数を減らし、不便になり、利用者が減り、また便数を減らすという負のスパイラルがあるのではないでしょうか。バスを使えば便利だということを実感してもらうには、バスの本数を増やさねばならなりませんが、その為には利用者の利用料だけでは賄いきれないため税金が必要になる、ということを考えるのが今後の大きなテーマになると考えています。また、便数を増やすうえでもう一つの大きな課題となるのが運転手不足への対応です。阪急バスも課題意識を持っておられ、深刻な問題です。ただ、バスを充実させたいという思いは持っているので、検討を続けたいと思っています。

 

<参加者>

私がこの町に引っ越してきたのは、周りに緑があり、公園が近く、交通の便も良いからです。市の広報紙を見ていても同じように感じている人が多いように思います。これから先、竹やぶや山を持っている方が高齢になったとき、その後継ぎが竹やぶや山を引き継いで整備・維持してくれるのでしょうか。住宅開発に伴い、竹やぶでの管理などで問題が起きている地域もあります。後継ぎがいれば整備する人もいますが、放置されている場合、長岡京市の緑や山を守るための市としての対策を考えなければならないと考えています。

また、高齢化が進み、家を出て施設に入って空き家になったり、空き家になったが売れず放置されていたりということもあるので、空き家対策も考えていかなければならないのではと思っています。

<市長>

仰る通り、現在竹林を含めて農地面積が減少しています。後継ぎの話も含めて、竹やぶは手入れが相当大変で、どう守っていくのかは非常に大きなテーマであります。例えば、西山森林整備推進協議会では、竹が山側に広がらないよう食い止める活動をしており、長岡京市では山を守る活動・ボランティアを積極的にやっていると感じています。ただ、農家が減少している現状をどう食い止めるのかは、非常に大きなテーマだと考えています。農家所得を上げないと、農家の継続は厳しいというのが農家さんの大きな意見ですが、農家所得を上げるためには、生産物の単価を上げて供給を増やさねばならず、そこが大きな課題となっています。また、長岡京市の場合は地価が高いため、宅地転用した方が資産価値として大きくなるという状況で農地を守っていくには、農地である方が宅地転用するよりも利益が上がるというようにしなければなりません。現状としては、農家の皆様の何とか先祖代々の農地を守っていこうという意識によって守られているのが長岡京市の農地だと思っているので、そこの難しさをクリアしながら、農業振興による解決をいかに進めていくかを検討しています。

 もう一つ、空き家の対策については、空き家の実態調査を経て、今年度中に空き家対策計画を作り、相談窓口や空き家バンクなどの仕組みづくりにまさに取り組んでいるところです。一部地域では空き家問題がこれから切実になるところもあり、そこへの対策も検討しているところです。

 

<司会>

それでは、お時間が参りましたので本日はこれで終了とさせていただきます。

本日はどうもありがとうございました。

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