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市長と語る〝対話のわ” 平成30年8月21日火曜日

[2018年9月28日]

ID:8065

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平成30年8月21日 長岡第九小学校

日時

平成30年8月21日(火曜日)午後7時半から

場所

長岡第九小学校 ふるさとセンター

テーマ

これからの長岡京市について

参加者

20名

対話録(要旨)

<長岡第九小学校区ふるさとコミュニティ協議会会長>

 みなさんこんばんは。今年で会長職2年目。一人の力では何もできないので、今後もコミュニティ運営にご協力をいただきたい。本日は、今後の長岡京市の発展に活かせるよう忌憚のない意見を出してほしい。


<市長>

 今日は平日夜分にお集まりいただき、感謝したい。6月に地震、7月には大雨と災害の多い年となった。市長就任から3年半が経過した。本日は市が進めてきた事業の動きについて皆さんにお伝えし、双方向でやり取りをしながら進めていきたい。

 長岡京市の人口は81,000人を超え、微増しているが、いずれ減少していくと言われている。15年後にも8万人規模の長岡京市をどうやって維持していくかが大きなテーマになっており、その中で、3つの戦略目標を掲げている。1つ目は「定住促進」。8万人が安心安全に暮らしていける街。2つ目は「交流拡大」。住んでいる人間だけでなく、外からどれだけたくさんの人が来てもらえるかが大事。

 その中で長岡京市を元気にしていこうと思うと、地域外との交流、雇用、観光、文化スポーツで多くの人に来てもらい、様々な交流をしていかなくてはならない。

 そして、3つ目は「新陳代謝」。昨年、市政45周年を迎え、もうすぐ50年、半世紀となる。50年となると街も年をとってくるので新陳代謝を計っていかなくてはならない。この3つを戦略目標と掲げながら、さまざまな施策を展開している。

 1つ目の定住促進という意味では、子育ての環境を作っていかなければならない。長岡京市は子どもの数は一定で一学年700~800人で推移している。長岡京市の強みは新しい世代が転入していること。子どもを育てやすい環境を作ることが重要であるが、さまざまな自治体が努力をしており、自治体間での競争が激しい。子育て世代に選んでもらえる取り組みの一つとして中学校給食を行っている。今年の2学期からは長二中で、3学期から長四中で、来年春からは長三中、3学期からは長岡中学校で中学校給食の見通しが立っている。小学校で作った給食を中学校に運ぶ親子方式での事業展開。

 また小学校そのものの老朽化、プログラミングなどの情報教育への対応も課題である。

 一方で待機児童の問題がある。長岡京市では今年4月1日で72名の待機児童が出ている。市も努力していない訳ではなく、今年の春は230人定員を増やした。しかし、ニーズが高く、なかなか追いついていないのが現状。長岡京市は昔から専業主婦層が多く、幼稚園を選ぶ方が多かったが、今は保育園を選ぶ方が増えている。今年度4月からは神足保育所の増設、来年度には新田保育所の移設。民間の保育園も多く参入している。西山井ノ内保育園、ひまわり保育園、来年度には新たな民間保育園開設が鋭意進んでいる。九小校区も子どものいる世帯が増えてきているが、その間の保育所の確保が課題となっている。

 高齢者の対策もしっかりしていかなければならない。2025年には団塊の世代の方たちが75歳を超えていく。75歳を超えると、医療、介護の問題が発生してくる。2020年~30年をピークにし、その先は高齢者の方たちも数が減っていく。2025年問題に対応していくために、介護に頼らずに最期を迎えることができる環境づくりをしていかなければならない。昨年、市の健幸長寿プランを作った。楽しく幸せに最期を迎えるためには、活動や交流ができる環境づくり、介護予防の健康づくりをしていかないと、急増する高齢者に対応していけない。特に男性は仕事をやめて社会との接点が無くなることで、外に出なくなり、身体能力が弱くなる傾向にある。そのために環境づくりが重要になっていく。

 医療の問題も考えなければならない。長岡京市では地域医療ビジョンを考えてきた。高齢者の方は一旦入院すると身体機能が衰えてくる。回復し、リハビリする機能を充実していかないと在宅に復帰できない。

 医療のニーズも変わってきている。急性期中心の医療の提供体制から高齢者に多い慢性期、回復期を充実させるような医療の必要性を医療機関に役割分担してもらわなければならない。

 乙訓地域にある唯一の公的医療機関である済生会病院の機能について議論している。済生会病院は築35年を過ぎ、下海印寺に移転し立て替えることで議論が進んでいる。市として医療機関に対し、どのように支援していけるかがこれからの論点になる。順調に行って、平成34年度開業予定。

 もう1つは安心、安全。今年度は災害が多くおこっているが、避難所を運営していく中で、行政だけでは対応しきれない課題が出てきているのも事実。市民の防災に対する意識は非常に高いが、地域の防災力を高めるために、毎年10月の最終日曜日を「防災の日」と定めた。各校区で防災訓練を同時開催し、避難所の設置、マンホールトイレの設置を地域住民で出来るようにする。

 もう一つ、防災の面でいうと乙訓地域でコミュニティFMを立ち上げる動きがあり、今年の秋頃の開局を目指して進んでいる。避難所で1番ストレスとなるのは、情報が無いこと。情報が無いというのは、今どのような状況になっているのかがわからず、大きなストレスとなっていく。乙訓地域限定のラジオ放送なので濃密な情報を発信することができ、防災時に大きな力を発揮できる。

 防犯について言えば、防犯カメラの設置。全国でも子どもたちを取り巻く様々な事件が起こっているが、犯罪からどうやって子どもたちを守っていくのかが問題となっている。そこで、市内200か所、各校区20か所程度の防犯カメラを設置する予定。カメラだけではなくビーコン受信機もついている。高齢者の徘徊者にblue toothのタグをつけていると、ビーコンが拾い居場所を把握することもできる。

 障がい者の基本条例も4月から施行され、障がいをお持ちの方々の情報保障等、府内初の条例を作ることができた。

 共生型福祉施設構想も進めている。障がい者、高齢者等の弱者の皆様の様々なニーズを取り込んでいこうと、向日が丘支援学校の建替えについて京都府と協議する中で、高齢者施設もワンストップで提供できる施設を検討している。

 交流の拡大という点では、観光、雇用、大河ドラマのPR等がある。JR駅前再開発は全国的にも非常に成功した事例。順調に企業運営できている点は非常によい。長岡京市の残された宿題は阪急長岡天神駅周辺。大きく4つの課題がある。1つめは交通渋滞。2つめは道が狭く危険なこと。3つめは駅前広場。現在は駅前にバスが入るスペースもない。4つ目は低密度の利用。高さのない使い方しかできていないため、狭い長岡京市の中ではもったいない使い方になっている。事業を行う中で地元の地権者の方々がやろうという気にならないと動かない。27年度にまちづくり協議会を設立していただき、今年3月に基本構想をまとめていただいた。一方、長岡天神駅は地元の方だけのものかというと決してそうではない。長岡京市民全体にとってニーズのあるもの。また、費用負担は全市民でやっていかなければならない。街づくり協議会の議論と並行して、市が中心となり鉄道事業者である阪急電鉄、京都府、自治会長会の代表などさまざまな方に入っていただき、基本計画の策定委員会を作っている。今年度中に市としての一定の考え方をまとめていきたい。主な論点は、阪急の立体交差。もともとは道路が鉄道を越えるという計画。ただし、道路が上にいくのは難しい。鉄道を上げるか下げるかして立体交差をしてほしいというのが地元の意見。2つめが駅前広場をどの位置に作るか。3つめが駅前広場のアクセス道路をどのあたりにつくるか。このあたりの考え方を議論している最中。

 最後に市役所庁舎の建替え。現在の庁舎は古い、耐震ができていない、狭い、庁舎が分散化している、バリアフリーが出来ていないなど課題が多い。今から庁舎立て替えの現状を説明したい。まず京信が建っていた所と駐車場の一部を使い、1期目の建物を建てる。その後に今の庁舎の一部を取り壊し、2期目の庁舎を建てる。仮設庁舎を作らずに移転ができることは大きなメリット。1期目の庁舎は4~5階建て、2期目の庁舎は7~8階建て。1期目の庁舎には手続きの窓口をワンストップで入れていこうと考えている。また2期目の庁舎の低層部分に、老朽化している産業文化会館と保健センターの機能を移転していこうと考えている。そしてその上層階を我々の仕事スペースにすることを考えている。中心市街地としての賑わいを創出するためには、いろんな人が行き交う必要があるが、産業文化会館と保健センターの機能を市庁舎に移転することは中心市街地の活性化の一翼を担うことができる。さらに、今駐車場のあるスペースを市民広場として色々なイベントが出来たりするような場所として活用する予定。いろいろな人が交流する場所にしていきたい。市民の方の意見でも、市民広場をできる限り広くして交流の場としてほしいという意見が多かった。スケジュールとしては32年度から1期目の着工。34年度完成。その後取り壊しをした上で、2期目の庁舎建設。全てが完了するのが平成37年度の予定。

 いろいろな話をしてきたが、ここからは皆さんのご質問や、ご意見を承りたいと思う。


【質疑応答・意見交換】


<参加者>

 産業文化会館と済生会病院の跡地はどのように利用するのか。


<市長>

 産業文化会館の跡地については、長岡天神駅の整備をする中で、土地所有者に移転をしていただく必要がある。その移転先、いわゆる「種地」として利用していこうと考えている。済生会病院の跡地は検討中であるが、済生会の支援に大きな費用がかかってくるため、売却せざるを得ないのではないかと考えている。


<参加者>

 老朽化している九小のふるさとセンターの建替えの予定はどうなっているのか。


<市長>

 九小の次の課題は放課後児童クラブ。放課後児童クラブ改修については、三小、四小、九小の順番で検討している。十小は、総合型スポーツクラブと放課後児童クラブが併設で作られている。そのような整備の仕方もあるので、担当者が地域の方々の意見を聴きながら事業を進めていくのかを検討しているところ。


<参加者>

 2期目の庁舎の建設の際、2期目の庁舎に入る予定の部署は1期目の庁舎に一旦全て集めるのか。


<市長>

  2期庁舎建設中は、1期目の庁舎と北棟を利用していく。

 

<参加者>

 防犯カメラのビーコン発信機の電池の管理は。


<市長>

 基本的には、個人負担となる。学校では希望者のみビーコン発信機を持って頂いている。


<参加者>

 大雨の際、小畑川以東に在住の住民は水害に大変不安を抱えている。現在、マンションと提携していると思うが、今後九小地域で更なる提携の予定があるか。


<市長>

 水害時、基本的には垂直避難。現在、スカイハイツ、シャルマンコーポの2か所と防災協定を締結し、水害時に一時避難させてもらえることとなっている。企業とも一時避難所として提携を結んでいる。今度も拡大をしていけるのであれば、前向きに働きかけたいと思っている。まだまだ認知されていない状況なので啓発をしなければならないが、企業は企業活動が優先につき、あまり大々的に宣伝するのは控えている側面もある。企業については、現在パナソニック、三菱電機、村田製作所、サントリーの4社と提携している。市から要請があったときのみ一時避難所になっていただくという協定。マンションについては、地域でマンションに避難する訓練等を行うと、よりマンション一時避難所の周知ができるのではないかと思う。


<参加者>

 氾濫危険水位の表示のある橋は落合橋しかない。災害時、小畑川の水位を見に来る住民が多いので、それ以外の橋にも表示してもらえるよう要請してもらいたい。


<市長>

 水害時には、川に近づかないほしいというのが思いである。


<参加者>

 川の水位を確認できるサイトがある。そのサイトのリンクをメール等で案内することはできないのか。また、FMおとくにはスマートフォンのアプリ「radiko」等を通して聴くことはできるのか。


<市長>

 小畑川の水位情報は上流の情報。実際に落合橋付近の下流の状況とはかなり異なっているのが実感。京都府には下流付近に水位観測所を設けてほしいと要請をしているところだが、1河川につき観測所の設置は1か所とのこと。1か所も表示がない河川もある中で、なかなか実現しないのが現状。今後もしっかり要請していきたい。

 FMおとくにのアプリの件については、FMおとくにに提案してみる。

ご意見・ご質問への回答

 「対話のわ」でいただいたご意見のうち、当日市長がお答えしているものは、議事録に掲載していますが、当日お答えできなかったものや後日調査したものについて、調査の結果や進捗状況をお知らせします。
ご意見・ご質問への回答
 意見・質問回答 
 FMおとくにはスマートフォンのアプリ”radiko”等を通して聴くことはできるのか。

 FMおとくにより、「”radiko”での聴取はできませんが、インターネット放送等、今後ラジオ以外の媒体での聴取方法も検討する」と回答いただいております。

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