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市長と語る〝対話のわ” 平成30年11月22日木曜日

[2018年12月11日]

ID:8341

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平成30年11月22日 自治会長会

日時

平成30年11月22日(木曜日)午後3時15分から

場所

市役所 大会議室A

テーマ

これからの長岡京市について

参加者

47名

対話録(要旨)

<市長>

 貴重な時間を頂き「対話のわ」を開催できることに感謝申し上げる。本日は、市政の課題として、定住促進、交流拡大、新陳代謝の3つを戦略目標に掲げ事業に取り組んでいるなかで、全市的な大きな課題5つについて情報共有をした後、ご意見やご質問をいただければと考えている。


①市役所庁舎建替え

建て替え概要

 1期目の庁舎建設(5階建て)を現行の駐車場用地と旧京都信用金庫の解体跡地を使って行った後、2期目の庁舎(8階建て)を現庁舎取り壊し後の跡地に建て替えることで、現行の庁舎を活用しながら仮設庁舎を作ることなく建設を進める二段階建設を予定しており、現在はその設計作業に入っている。総事業費としては現段階で70~100億円規模で概算している。

フロア配置

 現在駐車場として活用している部分について、アゼリア通りや阪急長岡天神駅とのつながりを考慮し、長岡京市の中心市街地として市民広場を確保し賑わいに繋がる庁舎整備としている。更に、庁舎整備に合わせ、市内の老朽化した公共施設(産業文化会館と保健センター)について、庁舎建て替えに合わせ機能統合をする。駐車場については、地下駐車場の整備、現在の第二駐車場の活用、北棟庁舎取り壊し後跡地の駐車場利用により現在と同じ駐車台数を確保する予定。フロア配置としては、現在は窓口機能が分散している為、新庁舎では低層階に窓口機能を集約する。エレベーターの設置については、スペース・経費ともに必要となる為、1期目建屋と2期目建屋の接合部分に2機、2期目建屋の北側に1機、合計3機のエレベーターを設置する予定。他、12月議会に中間案として以下のレイアウトを示し議論される予定。

1階 市民広場、市民課・会計課・上下水道部の窓口、産業文化会館のホール

2階 保険関係や税務課の窓口、産業文化会館会議室機能と産業文化会館事務局

3階 保健センター、健康医療推進課

4階 市民協働部や総合政策など

5階 議会機能

6~8階 各部執務室

建て替えスケジュール

 1期目建屋は平成30~31年に設計、平成32年度に工事着工、平成32~34年に完成、2期目建屋は平成35~37年の完成を予定している。長期に渡る建て替え工事になり、駐車場等不便をかけることになる。また11月23日から、地盤調査(ボーリング調査)を約一か月かけて実施する。騒音など近隣住民には迷惑をかけることになるが協力頂きたい。

 

②長岡天神駅周辺まちづくり

 阪急周辺まちづくりは、JR長岡京駅前再開発、阪急西山天王山駅開通の後に残された一番大きな課題。渋滞・道が狭い・駅前広場がないなど様々な課題が挙げられたが、平成27年 にまちづくり協議会を開田地域を中心に結成頂き、地権者の方々の協力や理解を得ながら約二年をかけて今年3月に基本構想を作り上げた。一方、地元住民以外の方にとっても大変大きなインフラとなるため、市全体としての方針を検討する基本計画作成委員会を設置した。長岡京市、京都府、阪急電鉄の他、交通事業者や関係者を交え議論を進めており、今年度中に市としての基本的考え方を取りまとめる予定。

 議論の内容は、「ひと中心の賑わいのあるまちづくり」を中心に話しているが、一つは阪急電鉄の立体化を話している。もう一つは、JR長岡京駅前から長岡天満宮石段下までのJR長岡京駅前線の拡幅で、順次駅前から拡幅を進めている。この都市計画設定は、昭和30年になされた道路が線路の上を通過する都市計画設定に基づき行っているが、道路が線路の上を通過するのは非現実的であり将来的に地域のまちづくりとして敬遠されるとのことで、まちづくり協議会から線路側の整備をするよう要請があり、阪急の線路の立体化を予定している。二つ目は、東西の駅前に広場を設置することを予定している。その場合、駅前広場へのアクセス道路をどこに設定するかの検討も必要となる。三つ目は、駅周辺エリアに商店と居住地が混在している為、駅周辺に商業機能・賑わい機能を集中させ、居住地を駅から遠ざけるよう土地利用全体の考え方についてまちづくり協議会からの提案を頂き、市の中で具体的に詰めていっている。

 鉄道の立体化については、地下化は勾配が急になり阪急電鉄の運行上大きく支障が出るという意見もあり難しいというのが一つの結論となりそうで、高架化の方が現実的且つ費用面でも地下化より少し安価となる。東西の駅前広場については、ロータリー機能部分と、交通機能部分と、環境機能部分をどのように配置するかが議論となるが、路線バスの入れ方について、アゼリア通りにバスレーンを整備し、効率よく且つ交通の妨げとならない方法を検討している。また、東西の広場までの補助幹線道路については、西側は西友とリバティの間の道路あたりから南北に道路を伸ばす案、東側は線路に近い道路案が検討されている。駅周辺土地利用としては、生活サービスや都市機能の集約エリアとして機能集約を図る予定。専門家から東側はオフィスビルや商業系ビルの高層建物による高度利用をし、西側は西山や長岡天満宮と馴染むよう低度利用をするのが良いのではないかとの意見を頂いており、市としての基本方針を平成30年度中に取り纏める。


③地域医療ビジョン

 済生会京都府病院は本市の中核的医療機関として機能してきたが、市の高齢化が進む中で、市としてどのような医療機関が必要かという検討をしてきたのが地域医療ビジョン。医療介護の需要増、民間開業医など地域医療資源の有効活用、在宅医療や診療所病院と中核的医療機関の連携強化や救急医療などの課題を検討していた。現在の済生会京都府病院は築35年となり課題も多い中、市の中核的医療機関の役割を担う病院として質の高い医療、救急機能、災害時の医療体制、専門的医療や保健サービスなどが求められるため、この度移転の計画が進んだ。今回、医療の充実強化と合わせて建て替え整備をし、市が支援することで、長岡京IC・西山天王山駅近くの農地に移転する計画を進めている。移転先地権者の皆様で以前から土地区画整理事業をされていた後の保留地を済生会側が用地買収し、病院建設をする予定。来年度には着工し、約2年かけて工事を進め2022年を目指して機能移転を進めている状況。今のまちづくりの主流の一つは、より多くの方が集まり利便性の高い駅周辺に機能を集約する「コンパクトシティ」。今回の移転についても、都市機能を誘導する国の補助金をもらいながら進める予定。


④空き家対策

 空き家については自治会からも相談を頂いてきたが、9月議会で空き家等対策条例を長岡京市に制定し、12月1日から施行する。大きなポイントの一つは、管理不全空き家に対して行政が措置をとれるようになったこと。今までは空き家により周囲が危険な状況にあっても私有財産である為、行政の介入は法律上できなかったが、管理不全空き家等を設置したことで、行政が緊急措置として目の前の危険除去に介入できるよう法的根拠を定めた。空き家特別措置法により特定空き家に指定することで強制的に介入し、空き家持ち主へ費用賠償することができる法律は既にあるが、特定空き家の設定条件は厳しく、本市で特定空き家に該当する空き家は少ない為、当面は管理不全空き家に指定することで行政による対応ができるかと考えている。地域の中で空き家の困りごとで具体的案件があれば、本市都市計画課空き家政策担当に相談いただければ、以前より対応しやすくなった。

 空き家の利活用として空き家バンクも設置した。売買に課題を持つ空き家が多いが、空き家バンクに登録されることで不動産関係の団体や司法書士関係の団体と連携しながら利活用についてサポートができるようになった。


⑤安心安全「FMおとくに」の開設(開局:平成30年12月2日 周波数:FM86.2MHz)

 新たな地域のコミュニティラジオとして、一般社団法人FMおとくにという団体による運営が始まる。FMおとくにでは、長岡京市も毎週金曜日に20分程度、行政情報を発信する予定。ラジオが一番効果を発揮するのが、災害時。災害時にFMおとくにを通して地域に密着した災害情報を発信したいと考えている。実際、コミュニティFMは被災地で効果を発揮している。災害時に備え、常にFM86.2MHzにつなぐ習慣を持ってほしいと思っている。FMおとくにのスタジオは、バンビオ1階と、イオンモール桂川イオンシネマ前にサテライトスタジオを設置している。将来的には、市役所からラジオに緊急割り込み放送をして、リアルタイムの情報を伝えられるよう整備していきたいと考えている。



【質疑応答・意見交換】


<参加者>

 最近、2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の決定もあり、長岡京駅から勝竜寺城公園、JR三連橋と犬川沿いを通過し、恵解山古墳、中山修一記念館を巡る観光客が増えている。そんな中、JR三連橋が非常に汚く飛び石の間にもゴミが溜まっているのでどうにかしてほしい。また、恵解山古墳は休日に観光客が来ても、少年野球の団体練習で幅広く使われており、野球指導者の罵声を観光客が耳にすることが多いのでどうにかしてほしい。地域住民からも不満の声をきく。

<市長>

 恵解山古墳については公園なので不特定活動に使用される前提はあるが、占有はよろしくない。頂いた情報を公園緑地課へ共有する。また、犬川の三連橋についてはJRと京都府と共に話し合いができた。今年度中には具体的な工事に取り掛かる予定。三連橋はJR線路下の為、安全性に対する厳しい基準があり、整備の方法について時間をかけて検討してきたが、ゴミが滞留する為、下流部分を浚渫することがやっと決まった。尚、浚渫工事の際には飛び石もきれいになると思う。他、台風の被害の復旧についても、特に山側の整備がまだまだ追い付いていないがこれから順次取り掛かる。


<参加者>

 水道事業の民営化について、水道料金が上がる懸念があるが長岡京市ではどうか。

<市長>

 水道法改正が国会で議論されており、水道事業の民営化の話が出ているが、長岡京市では水道事業の民営化は今すぐには考えていない。当市の場合、水道料金の徴収は既に民間に委託しており、水道施設の管理は市で行っている。地下水と府営水道水のブレンド率50%は今後も変えない予定で、料金の値上げもない予定。但し、下水道事業について、施設を作ってから約50年が経ち老朽化が進み、更新の必要があるため、下水道料金は上昇する。

 いかに公共料金を低額で提供するかというのは我々の経営努力だと思っているので、しっかり取り組んでいきたい。


<参加者>

 今年の度重なる災害時には、避難者が多かったと思う。避難場所について、長岡第五小学校や長岡第四中学校への避難者全員の収容は難しそうに感じた。新庁舎の建替え時には、避難場所としての機能を設ける検討はしているのか。また、市内の高等学校は避難場所として連携しているのか。

<市長>

 避難場所には、警報発令時の一時避難場所と、被災後長期に渡り生活をする避難場所の二種類がある。今年の災害時には、一時避難所として土砂災害警戒区域と浸水想定区域の小学校を運用した。7月豪雨の際は避難者が最も多く、避難者が溢れた一時避難所もあった。被災後長期に渡る避難の場合は、一時避難場所と別に指定避難場所があり、市内の高等学校とも協定を結んでおり避難受け入れ対応が可能になっている。新庁舎については、大規模な受け入れは難しく、協定先を主として考えている。


<参加者>

 「FMおとくに」について、地域住民への情報発信にも活用されるとのこと。自治会においても回覧・全戸配布・掲示板・市広報誌等さまざまな情報提供手段がある。自治会掲示板の面積は限られているのに、掲示物は数量が多くサイズもさまざまで貼ることが難しい状況。更に掲示物については部の横断的な連携もないという。地域の皆様に全てもれなくポスターを張り情報提供をしたいが、物理的に無理な状況が続いている。以前も掲示物について検討するよう意見したがあまり状況は変わっていない。自治会の負担軽減も含め、FMおとくにを活用してほしい。

<市長>

 自治会長の皆さまにいろんなご負担がかかっているのは、仰る通りだと存じている。ご意見としてしっかり受け止め、担当でも改善を検討する。

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