ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

現在位置

第14回長岡京市廃棄物減量等推進審議会 議事要旨

  • ID:8575

第14回長岡京市廃棄物減量等推進審議会

開催日時

平成31年2月19日(火曜日)午前10時~

開催場所

長岡京市役所第7会議室

出席者

委員12名、事務局5名

傍聴者

なし

配布資料

資料1 平成30年度一般廃棄物排出量の見込みについて

資料2 指定ごみ袋制度の導入について(素案)

当日配布資料 長岡京市ごみ収集サービスについて(案)

会議次第

【案件】

(1)平成30年度一般廃棄物排出量の見込みについて

  資料1に基づいて、説明を行う。

  主な内容については、次の通りである。

  ・一般廃棄物処理量について、収集分で445.305t、直接搬入分で220.308tの対前年度比で増加がみられた。4月~12月までの増減率を用いて平成30年度全体の見込みの数値を算出しているが、目標数値を少し上回る。

  ・可燃ごみについて、直接搬入分の9月分の数値が突出しているのは9月4日に起こった台風によるものと思われる。

  ・粗大ごみについて、収集分の9月分が突出しているのは、9月4日の台風の影響であり、

   直接搬入分の9月分の減少は、持ち込み制限によるもの。

  ・カン・ビンは例年通りの動きだが、その他不燃物の9月分は突出しており、これも台風の影響による。

  ・ペットボトル、その他プラスチックの排出量は例年同様の推移。埋め立てごみが増えているのは、各団体の530運動等の協力によるもの。

  ・資源ごみ集団回収の量は、年々減少傾向であり、今後の啓発を強化する。

  ・リサイクル率も減少傾向。

  ・最終処分量は下がっているが、目標数値には至らない状況である。

 

【質疑】

会長:

 環境省の統計でも別扱いになっているが、このデータから災害ごみは分けられないか?

事務局:

 最終的には可能であるが、分別ステーションに出されたものについては判別が難しい。

会長:

 直接搬入の災害ごみ分について、把握されているか?

事務局:

 直接搬入は止めていた。特別回収に行っている分については、把握できる。

会長:

 特別回収分はこの統計に入っているか?

事務局:

 入っている。次回までに確認する。

委員:

 リサイクル率が下がる理由は何か?

事務局:

 新聞などが減るのは、ペーパーレス化が原因である。

 スーパーなどで回収しているので、段ボールの量は減っている。

 それによって、リサイクル率も減っている。

 ただし、市役所での拠点回収は年々増えている。

委員:

 今後リサイクル率は上がらないのか。

事務局:

 以前行った組成分析の結果、可燃ごみの中に分別できるごみが入っているので、ごみ袋のあり方を含めて、リサイクル率を上げていく方法を模索していく。

委員:

 全国で行う統計データと我々のデータで一致する部分はあるのか。

会長:

 今後どういう指標を取れば、リサイクル率の良し悪しが分かるのではないかという指摘だと思うが、ごみに入っている紙の量はおおよそしかわからないと思うが、比較して出せるものか?

 現在、焼却施設(乙環)で年4回は組成調査をしているか?

委員:

 組成調査はしている。

会長:

 事業系を含んだ紙の量が分かるので、集団回収との比較はできる。

 全国的な販売量や1人当たりの推定量の推移による検討ができればよい。

 事務局と相談しながら進めたい。

事務局:

 今年度から、環境省依頼で家庭系のごみについては年2回の組成分析をしている。

会長:

 組成分析の結果を踏まえながら、今後も検討していきたい。

委員:

 現場では、9月のその他不燃物の中が半分以上可燃物で出ており、その反面9月の可燃ごみは少ない。

 もっと自治会で可燃ごみを分別して出すべきと注意喚起すべきだった。

事務局:

 台風の際に、普段分けているものも合わせて分別ステーションに出すようアナウンスしていたためである。

委員:

 どういう方法でアナウンスしたか。

事務局:

 方法として、個別の問い合わせ・ホームページ・自治会からの問い合わせ。

 700件近い問い合わせがあった。

 分別ステーションへの持ち込み・可燃ステーションへの持ち込み・最終的には自宅に取りに行く方法の三段階で対応した。

委員:

 資源ごみ集団回収のうち、その他古紙が減ったのはなぜか?

 ごみ袋に入れて処分している可能性はあるか?

事務局:

 その可能性はある。以前の組成分析で可燃ごみの中に雑紙は混じっていた。

 雑紙について分別できる方法も検討していきたい。

会長:

 以前は古紙と一緒に持って行ったが、今後雑紙を分けた時のことも踏まえて、事務局で整理をお願いしたい。

委員:

 業者に聞けば一緒に出してもいいとのことだった。

会長:

 業者によっても違うところもあると思うので、相談していただきたい。

 可能ならば地域で共通のルールもできれば啓発もできるので、検討願いたい。

委員:

 雑紙の定義は?

事務局:

 そのあたりを整理した上で、収集の開始となる。

 実際団体からは古紙回収の仕切伝票で分類されているので、雑紙として集計の仕方を変えればちゃんとしたものが出てくる可能性はある。環境を整えた上で周知していきたい。

会長:

 その他古紙の数字の中に雑紙が入っている可能性がある。

会長:

 去年に比べて、12月の粗大ごみが多い理由について分かるか。

事務局:

 今年度全般的に粗大ごみは多いのだが、原因は分からない。

会長:

 去年の数値が特別なのかもしれない。

事務局:

 もう少し過去との比較をやってみる必要がある。

 


【案件】

(2)ごみ減量等を推進するための指定ごみ袋制度について

 資料2に基づいて、説明を行う。

 主な内容については、次の通りである。

 ・ごみの減量化のため、有料化ではない半透明袋の使用を求める「指定ごみ袋制度」の導入を進めることとする。

 ・業者の承認制度をとり、市は販売価格を定めない。

 ・家庭ごみの「燃えるごみ」のみ対象。

 ・色は半透明、大中小の大きさ、平袋、0.02mm~0.03mmの厚さ

 ・スーパー・コンビニでの販売を中心

 ・ホームページ等掲載、自治会説明、店頭での街頭啓発による周知活動

 ・4月中旬パブコメ、9月下旬説明会順次開催、2020年8月~移行期間、2021年2月1日に本格導入開始

 ・既存の事業系の袋とは混合しないように、色は変える。

 ・すでに先行してされている自治体の色味を参考にする。

【質疑】

委員:

 他市の袋は黄色が多いのか?

事務局:

 地域性にもよる。黄色のカラスよけの効果は不明である。コストも上がる。

委員:

 黄色の袋は放射能を連想する。文字の色が緑だと落ち着くイメージ。

会長:

 コストとの折り合いをつける必要はある。

委員:

 せっかく変えるのだから、長岡京市の特徴を出したものにしたい。

委員:

 「もえるごみ」の文字より、「長岡京市」の文字を強調してほしい。

事務局:

 デザイン案はあくまでイメージである。

事務局:

 厚みについては0.02mmを下回らない。

委員:

 0.03mmになれば、袋の値段は高くなるのか。

事務局:

 そうなる。

会長:

 素材は高密度ポリエチレンを想定しているのか。

事務局:

 その通りである。

委員:

 低密度・高密度でコストに差はあるか?

事務局:

 変わらない。厚みが一番値段に反映する。

委員:

 原料はどれも同じか?

事務局:

 ほぼ一緒である。

会長:

 色については、白系半透明で袋の文字は緑が良い、もしくは黄色がいいという意見が出ている。

委員:

 緑で字を黒にすればはっきりする。

会長:

 色については、出た意見を踏まえて最終的な判断はコスト等意味合いを含めて事務局にまかせる。

会長:

 大きさについて、大は45Lが標準で、中は今30Lが主流になりつつある。

 小は一人暮らし・外食中心の人向け用になる。

 スーパーでもらえる大きめのレジ袋に近い。

事務局:

 豊中市では10Lを販売しているが、需要はない。

会長:

 多くの自治体は2・3種類の袋をつくっている。

 小の大きさはどれぐらいにすべきか。20Lが小は大きい気がする。

 大きさについては、45L、30L、15Lでよろしいか。(異議なし)

会長:

 形について、平型・U型などご意見あるか。

 現在平型を使われているので、違和感ないのではないか。

 特に御意見なければ、平型でよいか。(異議なし)

会長:

 厚みについて、何かご意見ないか。

事務局:

 0.02mm以上あれば問題ない。

会長:

 素材について、再生素材を入れる検討はされているか?

 値段は上がると思うが、素材にバイオマス材料も入れることを検討してほしい。

委員:

 市民の立場からすれば、値段が高くなるのが懸念である。

会長:

 指定袋になれば、市内でしか使えないので市場は狭まるので、市販の袋よりは高くなるのは仕方ない。ただ有料化している所よりかは安い。

委員:

 剪定枝はダンボールに入れて出すのは、だめか?

会長:

 有料化している所は、ボランティア袋を別に作っている自治体もある。

事務局:

 剪定枝については、縛って出してもらう。

委員:

 外国語表記はどうするのか?

事務局:

 英語表記を考えている。

会長:

 長岡京市在住の外国人は、どこの国が多いのか。

事務局:

 直近の調べでは、中国・韓国の方が多い。その次に英語圏が続く。

会長:

 可能であれば、この三か国語のタイトルは入れてほしい。

委員:

 「もえるごみ」のタイトルについてはどうか?

 「燃やせるごみ」「燃やすごみ」「可燃物」などいろいろある。

 「燃えるごみ」が一般的か。

事務局:

 直近の指定袋化した木津川市の表記は「家庭系可燃ごみ」である。

会長:

 「燃やす」は自分が燃やす(行為)の意味ととれる。

 「燃える」はごみの性質のことである。

委員:

 「可燃ごみ」は子どもたちにとっては難しい表現に思える。

事務局:

 「燃える」にルビを振る方法もある。

会長:

 ここで決定するわけではないが、「燃える」が一般的ということが分かった。

 それを踏まえて事務局で決定してもらいたい。

 漢字表記・ひらがな、どちらもありえる。

委員:

 袋が緑色の市と半透明の市のコスト差は?

事務局:

 比較はしてないが、今後確認する。

委員:

 販売の時期はいつごろになるか。

事務局:

 来年8月の移行期間開始の2か月前には販売している予定。

会長:

 広報の時期は?

事務局:

 来年度早々、5月・6月頃には予定。

委員:

 違う袋で出すなど、違反して出されたごみは?

事務局:

 ほかの市町村では、次回収集日まで回収しないと聞いている。

委員:

 収集場所が家の横の人もいる。次まで待てるか。

会長:

 地域でごみ出しについて話し合う機会を設けてもらう側面もある。

事務局:

 理解を得るべく、6か月間移行期間を設けている。

 広報でも特集を組む予定。制度についてのチラシも打つ。

委員:

 議会へはいつ上げるか。

事務局:

 質問も出ており、予算要求はしている。

委員:

 買い物に行けなくて宅配サービスを利用する場合、袋は頼めるか。

事務局:

 市民の要望があれば実現する可能性はある。

委員:

 販売店も準備に時間が必要だが、連絡等はもらえるか。

事務局:

 製造業者が決まり次第、早めに通知する。

委員:

 市内の小さな商店でも購入できるか。

事務局:

 基本はスーパー、コンビニで販売するが、声が上がればご案内する。

委員:

 粗大ごみのシール販売店にも置いてほしい。

事務局:

 あくまで製造業者との契約になってくるので、ご紹介はさせてもらう。

会長:

 必ず使うものなので固定客の確保のため置かれるお店もあると思うが、旨みは少ない。

【案件】

(3)その他

 当日配布資料 長岡京市ごみ収集福祉サービスについて(案)を用いて説明を行う。

 主な内容は次の通りである。

 ・高齢者・障がい者向けのごみのサービスを構築中である。

 ・週一回玄関先まで回収。

 ・試験実施開始予定は今年10月1日

 ・対象は介護サービス・障がい福祉サービス・ホームヘルプサービス受給者を想定

 ・ケアマネージャーから申込み受付方法を採用予定。

 ・燃えるごみが対象

【質疑】

会長:

 外に出す方法についてはどう考えておられるか。

事務局:

 玄関横に蓋付きペールを用意していただいて、前日にヘルパーが出していただく。

 通常業務との関連で、回収は昼からを想定。

 市は出されたごみを回収する、そこまでの準備はヘルパーにお願いする。

会長:

 粗大ごみについてはどうか。

事務局:

 シルバー人材センターを御案内している。

 資源ごみについては、ヘルパーが対応している。

 

事務局:

 次回開催は6月中開催の予定ですので、決まり次第ご連絡する。

お問い合わせ

長岡京市環境経済部環境業務課(分庁舎1)ごみ減量推進担当

電話: 075-955-9548

ファクス: 075-955-9955

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム