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第15回長岡京市廃棄物減量等推進審議会 議事要旨

  • ID:9238

第15回長岡京市廃棄物減量等推進審議会

開催日時

令和元年8月23日(金曜日)午前10時~

開催場所

長岡京市役所第7会議室

出席者

委員12名、事務局5名

傍聴者

なし

配布資料

(事前配布)

1 令和元年度長岡京市廃棄物減量等推進審議会委員名簿

2 指定ごみ袋制度導入についての基本方針

3 平成31年度一般廃棄物処理実施計画

4 平成30年度一般廃棄物排出量の推移

5 事務事業の概要

(当日配布)

6 前回の審議会の検討課題

7 一般廃棄物処理基本計画の進捗状況

8 次期長岡京市一般廃棄物処理基本計画策定のスケジュールについて

9 分別収集計画

会議次第

【案件】

(1)前回の審議会での検討課題

資料6に基づいて、説明を行う。

 主な内容については、次の通りである。

・平成30年の災害廃棄物量は、全体で407tである。

・平成30年12月粗大ごみ直接搬入の数値が多かったのは、9月中の直接搬入を止めていたため。

・袋の色を緑色にすれば、コストがかかるとのこと(業者確認)。

・いくつかの業者に確認したところ、雑がみは回収しているが雑誌と雑がみを分けてはいない。

・可燃ごみに入っている紙製容器包装量は、他の組成分析した全国の地域平均と大きな差はない。

 

【質疑】

委員:

以前の組成分析との、数値の違いは何か。

その他の組成分析した地域は、なぜ選ばれたのか。

事務局:

地域の選択は、環境省の選択によるものである。

以前の組成分析は、長岡京市独自の組成分析である。こちらで使用しているのは、紙の量全体である。

会長:

紙類全体ではなくて、段ボールや紙パックを除いた紙製容器包装の数値が今回上げられている。

委員:

本市の雑がみは、捨てる時は新聞に混ぜてよいか。

事務局:

業者によるが、それぞれに確認してほしい。

会長:

新聞と雑がみは分けて、雑誌と雑がみは一緒にしてもよいと言う業者が多いのではないか。

委員:

シュレッダーを通したものも雑がみなのか。

会長:

シュレッダー古紙になるので、回収コストは高くなり、いい紙にならない。

事業系は機密保持も兼ねて未開封のまま箱ごと処理してくれる場合もある。

委員:

子供が持ち帰る学校からのプリントには名前も書いてあるので、不安である。

会長:

名前の部分を破るなどの対処法がある。

事務局:

収集時に空気が入って割れる場合もある。市での機密文書は厳重に業者によって回収されている。

  

(2)指定ごみ袋制度導入についての基本方針

資料2に基づいて、説明を行う。

主な内容については、次の通りである。

・平成31年度4月に基本方針(案)についてパブリックコメントを行い、基本方針を策定した。

意見は27名から64件出た。

・令和3年2月に指定ごみ袋制度開始となる。

  

【質疑】

委員:

パブコメの内容は、我々は見られるのか。

事務局:

HP上で見られる。

委員:

どのような種類の内容だったか。

事務局:

制度全般についてが10件、市民への周知についてが8件、審議会の答申内容について5件、

指定ごみ袋の仕様が12件、不適切排出への対応が3件、その他が26件である。

会長:

仕様についての意見はどんなものがあったか。

事務局:

 「袋の大きさについてもっと小さいものが欲しい」・「レジ袋も可にしてほしい」・「価格について」の質問があった。

委員:

指定袋以外は回収しないのか。

事務局:

ルールを守らない方への対応は厳しくならざるを得ない部分はある。

地域と協同しての制度導入を進めたい。 そのための移行期間がある。

広報9月1日号に、指定ごみ袋について市民への啓発の内容が載る。

10月には、市長による「対話のわ」が5回行われる。

11月以降自治会単位の説明会を行う、まず制度についてご理解いただき、不適切排出のない状態までもっていきたい。

それでも守らない場合はそれなりの対応をする。

委員:

ごみ袋の販売はいつからか。

事務局:

来年6月頃から売り出す予定である。スーパー店頭等で市長と推進員による街頭キャンペーンもする予定である。

委員:

開始までに周知を徹底してほしい。

委員:

その他不燃物に可燃物が出されている。混合物や汚れ物は可燃物に置いていいのか。

事務局:

汚れ物で洗い切れないものは、可燃物として出してもよいとなっている。

委員:

いずれは資源ごみも指定袋になるのか。

事務局:

現時点では、そこまでの検討はしていない。

 

(3)令和元年度一般廃棄物処理実施計画

 資料3に基づいて、説明を行う。

 主な内容については、次の通りである。

・家庭系ごみと事業系ごみの合計は21,948.62tを見込んでいる。

・計画に「指定ごみ袋制度の導入」を追加した。

 

【質疑】

特になし。

  

(4)分別収集計画

資料9に基づいて、説明を行う。

主な内容については、次の通りである。

・「計画策定の意義」の部分で、大阪湾フェニックス計画の変更から、勝竜寺埋立地の年限についての記述等を削除した。

・容器包装廃棄物の排出抑制の取組の「資源化リサイクル推進事業」の部分から、事業系ごみ削減のためのオフィス町内会システムについて削除した。

 

【質疑】

委員:

啓発事業について、マイバッグキャンペーンの取組が書かれており、それに関して亀岡市は全スーパーレジ袋有料化するそうだが、長岡京市はそういった計画はあるのか。

事務局:

亀岡市は条例化し罰則まではないが、海洋プラ問題のテーマは国際的に取り上げられている。

本市も従前から多くのスーパーのレジ袋有料化は進められており、マイバッグ持参も進んでいる。

ドラッグストアやコンビニについてはこれからであるが、強制力については疑問視される。

飲食チェーンや百貨店等も紙袋へ移行する動きがみられる。

会長:

マイバッグ持参率やレジ袋拒否率など、紹介してほしい。

委員:

某スーパーのみのデータでは、客の87%マイバッグを持参している。

残り13%はレジ袋を購入する状況である。

会長:

オフィス町内会システムについて削除したのは何故か。

事務局:

各古紙回収団体に協力いただいて、古紙回収拠点回収場所を設けて各企業の紙ごみを出せるようにしているので、削除した。

 

(5)平成30年度一般廃棄物排出量の推移

 資料4に基づいて、説明を行う。

 主な内容については、次の通りである。

・平成30年度のごみの総排出量は、目標値を1,238t超える22,1 07tであった。

・一人一日当たり収集ごみ量(家庭系)は、目標値を8.88g上回る540.19gであった。

・一日当たり搬入ごみ量(事業系)は、目標値を約2.49t上回る16.74tであった。

・再生利用率は目標値を4.1%下回る13.9%であった。

・一人一日当たりの資源回収量は目標値37g下回る114gであった。

・再生利用量は目標値を1,098t下回る3,377tであった。

・最終処分量は目標値を335t下回る3,556tであった。

 

【質疑】

会長:

前年度に比べごみの総排出量が300t強、見込みで増える理由について説明願う。

事務局:

前々年度実績21,441tに基づいて作成しているので、その数値になる。

会長:

過去5年間を見れば下がってきているのに、なぜ増加になるのか。

事務局:

資料等を精査し、次回回答する。

会長:

事業系、リサイクル系の目標が未達成のように見受けられる。

資源物の目標達成が厳しいのは紙の消費量が減ってきているためであり、それは長岡京市だけの特徴ではない。

委員:

資源の使用傾向が昔は紙からプラスチック、今はプラスチックから紙という流れになってきた。

今後紙の原料は足りていくのか。

事務局:

特定の菓子の包装が紙製になる等のニュースもあるが、そもそも包装しない選択をしていくことが重要である。

市民が企業の機運を高めるためにエシカル消費を推進していかねばならない。

このことは別部署での生活環境審議会でも議論があるテーマで、2年後に9年間運用する環境基本計画ができる予定である。

今回出たご意見も参考にしたい。

 

(6)事務事業の概要

資料5に基づいて、説明を行う。

主な内容については、次の通りである。

・資源ごみ集団回収について、新聞の量が減ってきている。その他古紙は半減した。

・市役所の拠点回収実績は年々増加している。

・市内大型店舗独自の資源ごみ回収量で一番多いのは段ボールの回収量である。

・平成29年度より開始した給食残渣リサイクルは、小学校・中学校がそれぞれ1校ずつ加わり、回収量は7,640tとなった。

今年度より、全ての保育所、小学校3校、中学校3校で取り組んでいる。

・530運動は多くの方に参加していただき、定着した活動である。

・廃棄物減量等推進員会議は72名で構成され、管外研修やマイバッグキャンペーンを実施した。

・出前講座は小学校・保育園で計15回実施した。

・小型家電リサイクルは、前年度より携帯電話の回収量が増加した。

平成30年度で、オリンピック・パラリンピックのメダル作成のための利用は終了したが、引き続き知的障がい者のためのイベント「スペシャルオリンピックス」の支援のため、継続して回収している。

 

【質疑】

委員:

出前授業で、小学生は何年生対象か。

事務局:

4年生である。保育所は全学年に行う。

会長:

公共施設での回収拠点は市役所のみか。

事務局:

公共施設での回収は、環境業務課の敷地内のみである。

会長 :

回収場所の追加の予定はあるか。

事務局:

他市の状況も含め検討中である。火気など管理の問題もある。

会長:

メダルプロジェクトによる小型家電回収については携帯電話のみか。

事務局:

携帯以外のパソコン等小型家電はリネットジャパン㈱との提携による回収を行っている。

委員:

携帯電話の個人情報の管理は安全か。

事務局:

一部有料にはなるが、削除サービスも行っている。

    

(7)一般廃棄物基本計画の進捗状況

資料7に基づいて、説明を行う。

主な内容については、次の通りである。

・計画通りに実行しているものもあれば、状況に応じて修正をしているものもある。

 

【質疑】

委員:

雑がみについて、業者は回収しているのか。

事務局:

している。取扱いについて何社かには聞き取りできたが、全てではない。

委員:

古紙回収後の処理状況を見たことがない。処理場等実際に見てみたい。

事務局:

古紙回収拠点は近くにあるが、中間処理場以降の処理場は遠方にあるので、見学等行えるか検討したい。

会長:

施設に行けば選別の様子も見られると思う。

事務局:

業界の方でも雑がみの扱いは統一できてないので、分かりやすい啓発ができるようにしたい。

もう少し先進例なども研究していきたい。

委員:

処理の過程が分かりやすい映像素材はないのか。

事務局:

協会などで発表しているので、ホームページからのリンクを張るようにしたい。

会長:

製紙メーカーなどで、映像等見せている所もあるので上手く活用したい。

委員:

ごみ減量アプリは以前からあったか。

事務局:

平成28年度で導入した。案内はごみ減量のしおりに掲載している。ダウンロード数は9,400ほどである。

委員:

広報紙の欄外にあった廃棄物量の掲載が今年度からなくなっている。復活してほしい。

事務局:

担当課と相談する。

 

 

(8)次期長岡京市一般廃棄物処理基本計画策定のスケジュール

資料8に基づいて、説明を行う。

主な内容については、次の通りである。

・現在の基本計画は令和3年度で終了となるので、新たに15年間の次期長岡京市一般廃棄物処理基本計画を策定する必要がある。

・令和2年度に策定開始し、令和3年度に答申の後パブコメ、令和4年度から実施

 

【質疑】

特になし。

 

(9)その他

事務局より羽毛布団のリサイクル活動であるUMOUプロジェクト関西、10月から試験導入のふれあい収集、環境検定について説明する。

お問い合わせ

長岡京市環境経済部環境業務課(分庁舎1)ごみ減量推進担当

電話: 075-955-9548

ファクス: 075-955-9955

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