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市長と語る“対話のわ” ~令和元年特別版~令和元年10月26日(土曜日)

  • ID:9359

令和元年10月26日(土曜日)図書館(市内全体)

日時

令和元年10月26日(土曜日)午後2時から

場所

図書館 大会議室

テーマ

これからの長岡京市

参加者

53名

対話録(要旨)

~令和元年特別版~市内5ヶ所開催分は、共通テーマで市長から情報提供

【対話(質問・意見)】

(参加者)

・指定ごみ袋について、大きいサイズが必要な方もいると思うが、45リットルでは大きすぎる。もう少し小さいサイズも検討いただきたい。

 

(市長)

・先ほどは詳細を触れられていなかったが、3種類(大・中・小)と用意する。

一番小さい袋では、15リットル。ひとり暮らしの方などでは15リットルでも大きすぎるかもしれないが、ご協力いただきたい。

 

(参加者)

・話を聞いていると、市からお金が出ていくことばかりである。議会の話も10年くらい聞いているが、そこでも入ってくるお金の話はほとんど聞くことがない。収入になるようなことを市民としては聞きたい。

新聞記事で、道の駅的な施設に反対して市長選に立候補するなどということも見たが、お金が入ることがあってもいいのではない。

市が発展するには、一流企業を誘致して、税収やもろもろの収入を増やすというようなことを聞いたが、市にお金が入っていくような工夫や話を聞かせて欲しい。

 

(市長)

・お金を使うことも多い。予算や決算でも、支出は増えている。社会保障費、高齢化に伴う医療・介護費用、障がい者の方へのサービスを手厚くしている、保育所の充実、このあたりが上がってきている。ここを削れるかというとそういう状況ではない。その中で、市庁舎整備なども出てくる。

歳入をいかに支えていくかということはご指摘のとおりである。

長岡京市の経営は全国的に見て、健全な方である。庁舎整備に約100億円かかっていく。大丈夫かという声もあるが、以前、JR西口の再開発でも多くの投資してきた。ほぼ借金返済が完了する。

企業誘致のお話もいただいたが、まちによって収入の特徴がある。長岡京市は一流企業が多いので税収入が羨ましいというお声をいただくことがある。しかし、長岡京市の場合は、半分が個人市民税と半分が固定資産税である。もちろん、そこには法人にご負担いただいている部分はあるが、長岡京市では働く個人に大きな影響力がある。8万人の人口だが、4分の1が高齢者だが、働く世代の人口が10年くらいで1万人くらい減っている。働く世帯が先細ると、長岡京市の税収にも影響が出てくる。

総合計画で「こども」というのを最初の柱に掲げている。8万人の人口を維持しているのは、子育て世帯が転入してきているため、長岡京市に住むということを選んでいただけるように、中学校給食や保育所の待機児童対策を充実させていく必要があると考えている。

しっかり取り組んでいきたい。

 

・子育て支援というと、高齢者の方からお叱りを受けることもあるが、子育て世代があっても高齢者支援が可能になるという部分もあるので、ご理解いただきたい。

 

 

 

 

(参加者)

・6つの柱での「こども」、アンケートの結果の満足・興味が「出産、育児、教育」。不満は「道路、交通」。自身の思いを同じ認識だと感じている。長法寺校区では、光明寺や西山体育館があり、地方から来られる方、観光客や車が多い時期がある。メインストリート府道10号が貫いている。

朝晩、子どもたちが狭い歩道を通学している。不満度の中の「道路」。もう少し道路整備してほしい。新築・改築の際のセットバックなど、お金も期間もかかる問題かもしれないが、未来しかない子どもたちのために、大型バスが走る府道10号の歩道を確保していただきたいのが一つ。

長法寺小学校の前に唯一の信号がある。変則的な十字路になっている。府道10号と済生会病院から降りてくる道はそこそこ広く、バスが通れるくらいの幅の道である。しかし、宇津久志の方から上がってくる道は細い。新興住宅地、新しい家が多く建ってきて、小さい子どもたちがそこから出てくる。そこの交差点を歩車分離などできないのか。市長の権限がわからないが、市民が思っているということに対して、質疑文を渡していないので、差支えない範囲でお答えいただきたい。

 

(市長)

・子どもの通学路の安全性など、今年も5月に大津でああいう交通事故もあったりして、常にわれわれが考えて、やっていかなければならない。

用地の買収などの難しさもあり、目を見張るような進展が難しい分野である。しっかり整備できるところは整備していきたいという思いである。

建て替えのセットバックについても、少し下がっていただくというところも、個人の所有されている土地であるため、建築の制限にもなるので、現行の法令や、長法寺の道ではないが、アゼリア通りなどは、また景観面からも他の地域よりもきつい規制をしていくなど積み重ねながら、やっていきたい。気持ちは重々受け止めながら、きっちり取り組んでいかなければならない。

 

長法寺小学校前の(変則的な)交差点については、市長になる前の府議時代から何とかならないかと話をしているところである。

 

(参加者)

・横断歩道は南北しかない。

 

(参加者)

・南北と東西の2本。本来交差点はそれぞれあるのが、2本しかない。

 

(市長)

・それができないのが、一方の道が狭いということと、横断歩道を設置する場合、待機できる場所がないと確保できないと公安委員会・警察の見解がある。歩道をつけようとすると、一部用地買収しないと横断歩道を付けられなかったと記憶している。

 

(参加者)

・横断歩道でなくてもいいが、車と歩行者を分けたい。クロスさせるのではなくて、四方の車を止めて、人だけを通れるように、スクランブル状態にできないか。駅の東側の交差点のような感じで分けられればと思う。朝は大人が子どもを保護している。

 

(市長)

・スクランブル…完全に車を止めて、歩行者だけが斜めにも人が渡れるようにするということか。

 

(参加者)

・右折車がある。

 

(市長)

・軽々にやれるかどうかは言えない。警察の判断がかなり入る部分である。

 

 

(参加者)

・われわれの声は警察に届かないが、市長の声は動かせる。

 

(市長)

・いただいたご意見は受け止める。技術的な部分も含めて検討してみたいが、用地買収とのセットがないと難しいのではないかと思う。一度担当に伝えて検討してみたい。

 

(参加者)

・防災安全面から、212台の防犯カメラ設置が完了したと聞いている。犯罪検挙率が向上する。防災でも水位の上昇確認が可能になる。通学上の安全にも役に立つ。更に効果的になるように、防犯カメラをこのエリアは設置しているというようなことを表示することで、抑止力が働くのではないか。

 

(市長)

・10月から本格導入した。監視社会になるのはどうかというご意見もあるが、子どもの安心・安全を守るために、地元のご意見や警察の助言を受けながら場所を決めてきた。抑止力の効果を期待している。カメラを設置しているところには、法律上の規定により明示をしている。どの程度まで表示するかということはあるが、長岡京市はカメラが設置されているということをPRすることも抑止力に繋がるかと思うので、検討してみたい。

・ビーコンがついており、正門を通過すると保護者の方にお知らせする機能があり、自己負担いただくことになるが、「ミマモルメ」というサービスもある。

子どもだけでなく、最近では認知症の方が行方不明になってしまうことが多く発生しており、その方々の位置情報を把握できるような機能もある。早く探し始めると早く見つかる可能性が高まる。5人に1人は認知症になる時代と言われている。人の目による見守りが大切だが、並行してこういう機能も活用していく。

 

(参加者)

・画像はどれくらいの期間保存されているのか。

 

(市長)

・10日間である。われわれも見られない。警察が捜査令状を持って来られて初めて見られる。

 

(参加者)

・ハザードマップの重要性が認識されてきた。開発行為がなされるときに、それらの情報がどう活かされるか。日本はアセスメントがされていない。建築確認申請を出すが、チェックする機能が自治体にあるのか。開発許可を下す前に行政に機能を持たせてほしい。

 

・文化センター通りの歩道が使いにくい。バス停で待つ人が待機しにくかったり、街路樹に隠れて、街灯が機能していなかったりしている。木を植えればいいというものではない。西山があるので、景観はそちらを全面にアピールして、街路樹の植樹にこだわらなくてよい。

 

(市長)

・後段の街路樹に関して、道路管理者として植えた後の管理も含めて、ご意見として承る。

・開発に伴うチェック機能ということであるが、ハザードマップの精度も上がってきている。先の災害でも、ほぼ事前に示されていたハザードマップどおりのエリアに浸水被害があった。

・本市の場合、特に危ないのが二通りあり、山側の土砂災害と河川が溢れた時の浸水被害。浸水したときに、水に浸かる場所は本市でも広いエリアになる。小畑川と桂川の影響がある。浸水用のハザードマップは配布させていただいているものになる。浸水の可能性のあるエリアは、一定リスクがあることをお住まいの方に把握していただくことが必要になり、ハザードマップはその役割もある。広島の土砂災害もハザードマップで事前に示されているエリアであった。

・行政がチェックして開発を止められているかということであるが、レッドゾーンとイエローゾーン。本市でも山側に指定されているところがある。レッドゾーンは厳しい開発規制がなされている。イエローゾーンは届け出が必要。法律上でいえば、開発が全くできないということではなく、止めることはできない。お住まいになるかどうか、その所有者の判断となってきて、行政が開発を規制権限はない。

 

(参加者)

・予め分かっていればいいが、所有者全員がそれを理解できているかというとそうではない。

 

(市長)

・造る側も購入する側も、情報を判断材料にしてということもある。ご意見受け止める。

 

(参加者)

・同窓会などで、長岡京市に住んでいるという話をすると羨ましがられる。今後、長岡京市のPRポイントがあれば、ぜひ教えていただきたい。

 

(市長)

・長岡京市はいい街だと評価をいただいているところもある。少し前のデータになるが、住みたい駅ランキングで京都府内5位に入ったこともある。最近は少し下がってきているようであるが、京都府内では長岡京市を認知いただいているようである。

・大阪や滋賀など、阪急やJR沿線では、長岡京市の名前くらいは知っているが、どのような街かまでは分からないという声を聴く。

・ガラシャ祭りの広告などでも、最近では高槻駅など近隣のエリアから重点的にPRしていっている。

・実際に住んでおられる皆さんが、口コミやSNSで「いいよ」と言っていただけると信頼度も高い。関係者がいうのは限界がある。皆さんがそれぞれ感じておられる長岡京市の魅力を発信していただきたい。

・合言葉は「かしこ暮らしっく」。交通利便性が高く、緑や歴史が多い。こういう街で暮らす選択を長岡京市でしていただく。ご協力よろしくお願いしたい。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

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