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市長と語る “対話のわ” 令和2年1月18日(土曜日)

[2020年2月4日]

ID:9482

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令和2年1月18日(土曜日)時事問題研究会

日時

令和2年1月18日(土曜日)午後2時から

場所

中央公民館 学習室2

テーマ

これからの長岡京市

参加者

13名

対話録(要旨)

団体代表 挨拶

 

【市長】

市にとって大きな15年計画である「総合計画」。5年ごとに分けて、中期計画を作りながら具体的な予算付けや施策展開を図っている。基本計画をより具体的に規定するのが実施計画。5年ごとの基本計画は今見直しをしている。令和3年から第二次の中期計画へ入っていく。市民に参画いただきながら進めている。6つの柱「こども、くらし、かがやき、まち、みどり、けいえい」。一期目に取り組んできたことの一例では、地域子育て支援センターを2か所から4か所へ、医療費助成、病児・病後児保育の2か所目設置、待機児童問題、中学校給食の開始など。地域医療ビジョンに係ることでは、済生会京都府病院の移転も着手される。共生型福祉施設構想では、向日が丘支援学校の建て替えにあわせて福祉機能の整備を検討。自治会活動や若葉カップ、障がい者基本条例。自治会の加入率が6割を切ってきた。大きな課題と認識している。市庁舎の建て替え、長岡天神駅周辺のまちづくり。空き家対策条例や空き家バンク、観光の取組も進めている。防災の安心安全では災害対策、雨水対策。FMおとくに(コミュニティFM)でも災害時に情報伝達手段が一つ増えた。見守り機能付きの防犯カメラ。10月からスタートしたが、約3ヶ月で30件ほど、事件の捜査や認知症の方の徘徊で行方不明になられた場合の捜索にも有効である。Bluetoothのタグをつけていたら、受信して、どの方向に行かれたかが分かる機能もある。西山のみどり、水道料金の改定。シティプロモーション、行財政、様々な施策を実施している。

 市民アンケートを取った中で、「産み・育てる」環境は重要であり、満足いただいている結果が表れており、「道路・交通」といった分野は満足いただけていないという結果が表れている。

 

「市庁舎の建て替えについて」

 いよいよ令和2年、本格的に着手させていただく。南側の駐車場を閉鎖し、埋蔵文化財調査へ入っていく段階。南側に1期の5階建て庁舎を整備し、引っ越しし、現庁舎の一部を取り壊し、2期目の庁舎を建てて引っ越しし、残りの現庁舎を取り壊すことで、時間はかかるが費用を抑えることになる。

 産業文化会館と保健センターの機能を集約する。南東に屋根がかかった市民ひろばを設ける。周辺のアゼリア通りのにぎわいを目指す。

 手続き窓口の集約、1期目は2年くらいで建つ。解体後の2期目も2年ほどかけて建てて、残りを解体。約6年から7年かかっていく。

 

「ごみの出し方」

 各地域説明で回らせていただいているが、今年の夏から指定のごみ袋で燃えるごみを出していただくことになる。半透明の指定ごみ袋制を導入する。

 全国でも半数が有料化。本市は有料化ではなく、指定である。本市は現在の流通価格と同等程度を見込んで袋を指定する。有料の場合は、上乗せ価格があり、その差額は手数料として入ってくるもの。スーパーなどで買えるようにしていく。

 目的はごみの減量である。海洋汚染等がニュースにもなっているが、市役所でも水筒を用意して環境負荷を軽減していこうという取り組みを行っている。

 最終処分場の延命化が切実な問題。燃やした後の灰を埋め立てるのは、勝竜寺埋立地と大阪湾の広域処理場場(フェニックス)の2か所。

 今は全量フェニックスに入れている。しかし、ここもいずれ限界が来る。関西はまだ減量に対する意識は低い。関東の方が早くから有料化に切り替えられており、意識も高い。勝竜寺埋立地へもし入れたら、16年で満杯になってしまう。どこか別の処分場を探さなければならなくなる。他の地域にもっていくと、高いお金を支払って引き受けてもらうことになってしまう。ごみを減量し、処分場を延命しなければならない。

 昨年度は台風被害の影響でごみが増えた。リサイクル率も高まらない。資源ごみの新聞・雑誌は減ってきている。デジタル利用が高まっているため。一方ネット通販などで段ボールは増えている。燃えるゴミの展開調査をすると、3分の1くらい新聞・雑誌やその他プラが含まれている。分別がまだ徹底できていない。半透明の指定ごみ袋にすることで、分別などの意識を高めていただき、ごみの減量に繋げていきたいという思いがある。

京都府内で自由にごみが出せるのは二市一町だけで、有料のところや推奨型の指定袋などを導入している。有料にすればもっと減量に繋がるが、まずは半透明の指定袋でスタートする。

 正式には令和3年2月1日からは、指定袋でなければ回収しない。今年の8月からは暫定的な移行期間としてスタートしていきたい。2月頃からはスーパーなどでキャンペーンを実施していこうと考えている。

 高齢者のひとり暮らしでごみをステーションまで出していくのが難しいという方もおられ、昨年10月から福祉収集を実施している。介護の状態等、要件はあるが、家の前にごみを出しておいていただいたら、回収するというサービスを開始している。

 災害廃棄物の排出に関して、ルールが決まっていなかったこともあり、処理に時間がかかってしまった。取組を進めていきたい。

 ごみの出し方が変わっていくので、皆様方のご協力をお願いしたい。

 

 

【対話(質問・意見)】

 

(参加者)

・タケノコの藪を高齢で生産・管理できなくなり、後継者もいないので、放置せざるを得ないという話を聞いた。

・あかね幼稚園の隣の池にゴミや自転車などの不法投棄があり、非常に汚れている。3年前くらいから同じ状態である。

 

(市長)

・後段の池に関して、市の直接管理ではなく、財産区の管理される池である可能性がある。農業用のため池。市が直接清掃などできない。財産区所有であれば、そういった状況であるということをお伝えする。

・前段の件は、生産竹林を放置せざるを得ないということは深刻である。至る所で出てきている大きな課題である。後継者が出てこない問題。できる限りほかの人が請け負っていけるようにと組合が土入れをお手伝いされている。貸し借りの枠組みの中で、放置されないような支援があるが、実態としては追いついていない。農家数が減少しているが、どう歯止めをかけていけるかと思いながらも有効な手立てが出てきていない。

 タケノコは手入れが大変で重労働である。藪は全く儲からないということではないと思うが、農家の所得向上を図るために、色々やっているが、成果が上がっていない。

 

(参加者)

・放置竹林が増えると西山の美化にも影響を及ぼし兼ねない。

 

(市長)

・西山の整備計画でも、里山から奥山の境のところを重点的に対応している。竹は成長が早いので、悩ましい。竹チップを除草剤に使うなど色々やっているが、難しい状況である。

・どこまで出来るかというところはあるかもしれないが、農林振興課へご相談いただきたい。

 

 

 

(参加者)

・ごみ袋の件で、一人暮らしで週2回ごみ出しすれば、大きい袋では反対にもったいないことになってしまう。もっと小さいゴミ袋を作って欲しい。

・近くでも空き家が増えている。利用を考えないともったいないと思うが、どのようなお考えか教えていただきたい。

 

 

(市長)

・ごみ袋に関して、現在の一番小さいサイズは15リットルを考えているが、様々な場所から袋が大きすぎるというお声をいただいている。ある程度量が確保できるようであれば、流通にのっていくと思うが、検討する。

・空き家対策については、全国的に増えているということをお聞きになっているかと思うが、本市の場合は5年ごとの調査結果で少し空き家が減った。空き家の条例も作った。その調査の中で固定資産税の状況、水道の開栓・使用状況や近隣からの情報から、空き家と想定していたのは1,265件ほどで現地確認をしていったが、少し前の情報だが800件ほどであった。調査し、所有者の意向を確認すると空き家ではない、住んでいないが物を置いたりして使用しているという声も多い。空き家の状態では、それほど危ない状態の空き家は少ない。本市の空き家は市場に流通に乗せていけば、十分売れる物件が多い。

・隣の家が空き家で放置され、屋根のテレビアンテナが自分の家に落ちてきたとか、隣地の樹が越境してきて困るということが問題とされていた。国が特別措置法で特定空き家の指定となれば、行政が代執行できるような法的権限ができた。しかし、特定空き家の指定までの手続きや時間はかなりかかっていく。

・本市の条例は、木の枝を切るとか、落ちそうなアンテナを撤去してしまうなどというような緊急保全措置に対処していけるようなものである。大きな進展であると考えている。不適正な空き家の是正措置ができるように、市場の流通を図るということを進めていきたい。昔の基準で建築されて、取り壊すと同じところにはもう建築できないという物件もある。そういう場合には、行政プラットフォームという専門家の相談体制(チーム)で対応していただける。空き家対策の窓口が都市計画課にあるので、ご相談いただきたい。

・空き家を借りたい、貸したいという人のマッチング(空き家バンク)では、借りたい人は多いが、貸したい人を増やせず難しさを感じている。

 

 

(参加者)

・アンケートの速報では、市民の総意が表れていると感じた。長岡天神駅周辺のまちづくりについて、お聞きしたい。

 

(市長)

・アンケートでは「子育て」や「教育」は重要で、それなりに満足いただいているという傾向が出ている。重要だが満足していないという項目は「市街地」(阪急周辺の整備が進んでいない)や「道路・交通」(歩道や自転車の通行帯が狭い、バスが不便)などが挙がっている。「対話のわ」でも様々なお意見をお寄せいただいている。

・阪急周辺のまちづくりについて、昭和30年代の都市計画決定が続いており、そこでは道路が鉄道を超えていくということになっているが、阪急の立体交差で鉄道側を高架化する方向。駅前の広場を整備し、広場へのアクセス道路を整備。現在混在している土地利用を駅周辺中心ゾーンは商業や公共エリア、住居エリアは少し離れていただくことを基本計画・構想の中で考えている。安全面や費用面から、鉄道を地下化はせずに、高架化が良いという検討になっている。鉄道は運行しながらの工事となるので、別線方式(既設線の横に新たに高架橋を造る方式)か仮線方式(既設線を移設した跡地に高架橋を造る方式)かどちらの方法が良いかという検討も必要。淡路駅は別線で工事されているが、すごい工事である。工事だけでみると早いのは別線であるが、費用もかかるし、土地取得の必要性も出てくる。市では鉄道の連続立体交差事業はできないので、京都府にお願いしているところである。

 

 

(参加者)

・JRの駅前から道路拡張が進んで産業文化会館まで来ているが、今後の計画を教えていただきたい。

・以前、道の駅に関係する話題を聴いていた時期があったが、現状はどうなっているか。

 

(市長)

・第3工区を実施しており、令和2年中あたりで供用開始を目指している。第4工区では、西に向かって産業文化会館側から阪急の線路を越えて少しいった通りのあたりまでを進める予定で用地買収に入り出している。阪急の立体交差事業は20年くらいかかっていく事業なので、踏切を現況のままではなくて改良していけないかと考えている。

阪急は一方向につきホームを挟んで2つに分かれる線路で、その切り替えのポイントがあるので、鉄道運行上、安全管理の面で踏切内へは入れられないということがあるようだ。道路を北側(駅側)に拡幅というのが難しいということがある。順調にいけば5年計画でいきたいという思いがある。

 

・道の駅的施設の話では、観光面、農家の所得を上げて、高く売れる販路を拡大していけないかという検討を進めてきた。調査の中で、観光客のみをターゲットにするのではなく、近隣の住民にも利用いただけるように、直売所だけでない魅力的な事業を展開する必要があるということを考えると民間事業者に経営していただくことが望ましい。候補地は市の北部で京都市(洛西)との境の辺りで、地権者の方にご理解をいただき、この一年かけてビジネスをしたいという民間事業者があるかどうかの調査をしている。民間投資ができるのであればやってみたいが、聞いていると厳しい状況のようである。

 

 

(参加者)

・長岡京市の将来的なあり方、人口減少は避けて通れない。長年言われている乙訓地域(二市一町)の合併問題。市庁舎の建て替えは将来的にはどのような位置づけで実施されているのか。市町村の在り方について、消防や下水道が一緒になっているという流れの中で、市民サービスだけはそれはできないというような考え方があるかと思うが、将来的なあり方を聞きたい。

 

(市長)

・以前、私が市長になる前に、住民からの直接請求制度により大山崎町から合併協議会設置協議の意見照会があった。結果的には長岡京市はお断りしたということもあった。当面の見通しでは、このエリアは急激に人口が減少ということはないと考えている。都市インフラを維持していくのが難しいのは、広いエリアで過疎化が進んでいるような場合。都市効率がいい乙訓エリアでは、維持していけないという状況になっていくかというと、合併を前提に対応しなければならない状況であるとは考えていない。向日市も庁舎建て替えを実施されるし、長岡京市も建て替えを進めている。市町村の横の合併だけで乗り切るということではなく、広域で町村を市が支えていくというようなことは考えていかなければならない時代かとは思う。都道府県が市町村を補完するというような垂直の関係についても総務省が言っている。京都府では税の滞納処分を広域で税機構が処理している。効率が良い。こういうやり方は今後出てくるかもしれない。人口維持ができると楽観視できないが、ここ10年くらいを見て、合併という選択は私の中ではないという状況である。

 

 

(参加者)

・子どもがよく言っているが、大学生、高校生、中学生が宿題や自習で図書館を使えない。図書館は、単に本を読むという環境と公共の施設として若い人と年齢を重ねた人が交流する場という二極化していると思う。若者にとっては、長岡京市の図書館は旧式であると言われている。将来的には自習室などが広がる方向にいかれるのかどうか。

 

(市長)

・将来的な方向性について検討中であり、結論は出ていない。これだけインターネットが発達してきて、資料やデータを入手できる時代に、図書館に求められる役割は変わってきている。本を買ったり読んだりする環境は経済的なことは別として、ネットではボタン一つで翌日には家に本が届くような時代。図書館は、何か本があるということだけでない、プラスの要素(人が集まる、居場所、健康に繋がることがあるなど)機能をつけていかなければならない。どのような図書館を目指すか、関係者や司書の皆さんに議論いただいている。問題意識はおっしゃったとおりである。図書館不要論も出てきたこともあり、他の自治体では一時期、民間事業者が公共の図書館の運営委託に関わったということもあった。議論をしていきたい。

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長岡京市対話推進部広報発信課情報公開・市民対話担当

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