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市長と語る”対話のわ” 平成27年8月20日(木曜日)

  • ID:5196

平成27年8月20日(木) 長岡第四小学校

日時

平成27年8月20日(木)午後7時~

場所

長岡第四小学校 ランチルーム

テーマ

「これからのまちづくり」

参加者

28名

議事(要旨)

○開会挨拶 (長岡第四小学校区地域コミュニティ協議会 長谷川会長)

最近は不順な天気が続いておりますが皆様方の地域は大丈夫だったでしょうか。

本日は中小路市長にお越しいただき、地域が抱えている問題について意見交換の場をもちましたので、活発な意見をお願いしたい。

 

○中小路市長

 今日は長四小の「対話のわ」にたくさんご参加いただきありがとうございます。市長に就任して7ヶ月が経ち、私の市政に取り組む考え方を皆さんのご意見を伺いながら示していきたい。

市政に取り組むにあたって7つの基本方針を示しているが、そのなかでも職員との対話、議会との対話とりわけ市民の皆さんとの対話を大切にしていきたいと思っている。

 今、市民協働が叫ばれる中、行政運営を進めていくにはいろいろな課題があるが、行政だけで解決していく時代ではなく、皆さん方(企業も含む)のいろいろな意見を聞きながらプロセスを大切にして、限られた財源また限られた人員のなかで優先順位をつけながら共に解決策を見つけて行きたい。

 さて、長岡京市は来年からはじまる15年間の第4次総合計画の基本計画構想を9月の議会に諮ることとしている。計画策定にあたり、市民の皆さんにアンケートを実施したところ、全体的には満足度が高かかった。しかし、重要だが満足度が低い項目として、「総合的な交通体系の整備」と「計画的な市街地の整備」があがっている。イメージ的には長岡天神駅周辺の整備だと思うが、このような問題にこれからの15年間で取り組んでいく必要がある。

長岡京市はこれから先15年間、少子高齢化がすすみ、間違いなく人口減少の時代を迎える。

高度経済成長が始まった1960年の人口は5,000人だったが10年後の1970年には50,000人を超え、更に10年後の1980年には70,000人となった。長岡京市が急速に発展した20年である。その間にあらゆるインフラ整備がすすんだが、これからはこれらの維持・更新していく時代になる。

また人口の面からみると、人口は減っていくが高齢者の数は間違いなく増えていく。

そうした中で、行政のやり方もかわっていかざるを得ないので、是非皆さんの意見を聞きたい。

 

○意見交換

参加者

長岡天神周辺の踏切を含めた駅前整備だが、費用的にも無駄ではないかと思う。

これから先、車の量も減る中で、今借金をして実施するより歩道の整備などをしたらどうか。

市 長

JR長岡京駅前の再開発も終わり、その後「にそと」の開通、西山天王山駅の開業と順調にすすみ、高速バスの便数も増え今年は年間5万人の方に利用されるようになった。次に市民の方が課題としておられるのが踏切の連続立体交差も含めた長岡天神周辺の整備だと思う。阪急の特急停車駅として駅前ロータリーやバスの停車など現在の状況を解消してほしいと多くの市民が望んでおられると思う。

7月25日には地元の地権者の方々による「まちづくり協議会」も設立していただき、やっとスタートラインに立ったので、今後は早く結論を出したい。費用は莫大だが財政的には悲観的でない。借金には良い借金と悪い借金があることを理解してほしい。しかしいずれにしても慎重にやるべきだと思っている。

参加者

我々の自治会では高齢者の見守りについて色々な取り組みを行っているが。

地域には、趣味がない、友人がない、外出しないなどの生活不活発病の高齢者が多い。我々もゴミ出しの時など声掛けしていおり、見守りが出来る人の組織づくりが必要だと思っている。その中でも中心となるのが民生児童委員だと思うが、民生児童委員の仕事も大変なので支援補助員の制度をつくってはどうか。また、災害時要支配慮者の名簿づくりにおいては、書類作成が面倒、他人の世話になりたくない、などの理由で支援を辞退されるケースがあるので、もう少し暖かい手だてをしてほしい。

市 長

大変ありがたい取り組みであり、敬意を表する。今後認知症になられる方は、厚労省の調査で高齢者の4人~5人に1人おられるといわれるが、これからはますます増える。しかしながら、その対策を全て行政がやることは困難である。そこで、まだまだ人の役に立ちたいと思われる高齢者の方もおられるので、地域で高齢者を見守る制度の仕組みを市として応援していきたい。

参加者

地域に子どもが少ない。子どもが少なくなってくると寂しい地域になるので、子育て世代が引っ越してきたいと思うような街づくりを是非してほしい。また阪急長岡天神駅は特急停車駅に相応しい駅にしてほしい。

市 長

子育てしたいまちづくりは、総合計画において今の人口8万人をいかに維持していくかにかかっている。2005年から2010年若年層の転入が増えているので、今後はますますソフト面を充実させたい。

そこで今検討している中学校の給食問題だが、私は 1.社会で子どもを育てる環境 2.周辺自治体との自治体間競争の観点 3.女性労働力の確保 以上3点から必要だと思っている。ただ財政的に1億円程度は必要だと思われるので、いろいろ検討して年内には結論を出したい。

参加者

子どもは勉強でもスポーツでも結果が出るとやる気になるので、教育面で科学的な手法を取り入れるなどの取り組みを考えてもらえないか。

市 長

子どもに向上心は必ずある。長岡京市の教育レベルは決して悲観的でない。学校でも色々な取り組みをしていただいている。長四小学校でも全国レベルの取り組みをされているのは素晴らしいことだ。今後は、学校が中心となって地域との関わりを深くして、よりコミュニティを大切にしていってもらいたい。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

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