ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

現在位置

市長と語る”対話のわ” 平成27年8月29日(土曜日)

  • ID:5403

平成27年8月29日(土)長岡第三小学校

日時

平成27年8月29日(土)午後7時~

場所

長岡第三小学校

テーマ

「これからのまちづくり」

参加者

35名

議事(要旨)

会長あいさつ

 三小校区地域コミュニティの将来のあり方などについて皆さんと展望していきたいとこの場を設けていただいた。 そもそもコミュニティ協議会の目的は、校区の共通課題の解決を図る、そして住みよい社会の構築を目指していくものだと考えています。自治会とか各種団体の活性化や団体相互交流をしていきたいと昨年の2月から活動しています。できることは協議会で、できないことは行政の力を借りて活動をしていき、地域の将来を展望できればと思っています。市長の意見をうかがってさらに協議会を活性化していきたいと思います。

市長あいさつ

 1月に市政をお預かりしてから日々、しっかり検討しながら実行と、評価の繰り返しをしております。どういう思いをお持ちなのかしっかり判断し、基本姿勢は、市民、議会、職員との対話を大切にしていきたいと考えている。市政を進めるうえで、8万市民の利害を調整し、一つずつ決断するには、対話が非常に有効であると思う。 これからの行政運営には市民参画や市民協働が欠かせないものとなっています。防災、教育、福祉などの何が課題なのか判断していくのが非常に大事である。行政がすべてを解決していくのは無理となっている。財政は健全な状態を維持しているが、決して楽な状態ではなく職員も昔に比べると減っている。情報を共有しながら役割分担をはっきり決めていく。来年度から第4次総合計画の新たな15年間が始まる。市民アンケートでは、学校教育の推進、水問題などいろんな要望があるが、課題に関してある程度の満足はしているとの回答もあった。総合的な交通体系の整備、市街地の整備についての要望や不満がある。また、公共施設の更新が必要になっている。市の人口は右肩上がりで増えてきた。現在8万人、これからは本格的な超高齢社会を迎え、今後は徐々に人口が減っていくと推計している。現在の8万人を維持していくまちづくりをしていかねばならない。こういう考えのもとで皆さんはどういうまちをになっていけばよいと考えているかを自由にお話をしていきたい。

 

市民 

通学路について前回の市長との対話で、JA乙訓支店付近の段差や歩道の拡幅、そして長二中正門前の横断歩道の設置など要望したが、その後の進展はあったのか。二中の歩道には電柱があり、雨の日は傘が邪魔で危ない。関電と教育委員会が調整して、電柱の移設をしてもらいたい。

市長

横断歩道だけではつけないというのが公安委員会の考えだと思う。点滅の信号、歩道の拡幅など条件設定が厳しくなっている。警察のほうと調整して、市の交通対策と協議していく。

市長 

中学校給食を導入したいと思っているが、反対と思っているかたはいらっしゃいますか。

市民

 大阪市では給食、京都市ではほか弁をしているようだが、忙しい中でも母親の弁当のほうがいいとも思うが、家庭の事情で難しいこともある。

市長

せめて子供の弁当ぐらい愛情を持って入れてあげればよいとの意見もあるでしょう。私の公約の中で学校給食をするといっているが、3つの理由がある。一つは弁当を持ってこれない家庭の事情があるかもしれない。子どもたちを育て上げるのは、家庭はもちろんのことだが、長岡京市も施策として子育ての環境整備をするということが大事と思う。二つ目として、若い世代の人に住んでもらうために、自治体間競争で長岡京市へ市民として呼び込むために必要と思う。2005年からは30~50代の市民が、交通や地の利の関係で増えている。長岡に転入する人は、保育環境、教育環境を考えている人が多い。自治体間競争の面でもやっていく必要がある。もう一つは、生産人口が減って、労働人口が減少している。女性がもっと社会に出ていく環境を作ることが、地域の経済活動を刺激していくのに不可欠な問題となっている。そうなったときには給食が重要な要因となると考えている。実際にどうするのか、いつから始まるのか、できるだけ早く検討していく。欲しい人だけ発注する、小学校と同じように自校で給食を用意する、もしくは親子方式で小学校で作ったものを隣接する中学校に提供する方式がある。配膳に時間がかかり、中学校のカリキュラムにも影響が出るので、保護者、学校と十分に判断していかなければならない。

市民

作るならおいしくなければならないし、1年生と3年生では必要とする栄養源が違う。

市長 

作るならおいしい給食で、学年間の栄養基準を考えて作っていきたい。

 

市民

 市内には小さな空間はあるが、子どもが遊べる公園が少ない。

市長

 ボール遊びができない場所が結構多い。第二外環の高架下を有効活用していきたい。高架下は、車ででも遊びに来る人も多い。ボール遊びは危険、何かあったらどうするかということで、公園では禁止している事情もあり、監視員を置くとか地域で話し合いをされてボール遊びはいいとするとかの考え方もあるが、なかなか難しい。公園は作るより維持していくのにお金がかかるのは事実。相対的にスポーツをする場所は長岡は少ない。

市民

 秋田県では、自治体によれば出産すると支援金を出している。そういうようなことはどうか。

市長 

秋田県は出生率は高いが、18歳を過ぎればみんな関東圏に行く。京都府は大学が多いので出生率は低いが20歳代は多い。出生率を高めていくことと人を呼び込むのが重要。出生率が低いのは、経済的負担への不安をとりのぞかないといけない。

 

市民 

高齢者問題や認知症については?

市長

 行政がすべてを見守るのはコスト的にも大変であり、地域で見守る体制作りも大事になる。高齢者の見守りと防災はコミュニティがないと困る。

 

市民

 市も主要な交差点で防犯カメラを設置して防犯防災の町長岡京をアピールするのはどうか。

市長

 防犯カメラの有用性はわかるが、防犯カメラばかりが目立つまちを売りにするのはどうかと思う。ひったくりや痴漢が発生する箇所などに重点的に設置できればよい。

 

市民 

自治会みたいに単一の子供会に補助金は出ないのか。校区の子供会が子ども会育成連絡協議会に加入している団体には出ている。親が子供会の役を持つのが嫌で子供会の数が減っているのは事実である。そのために、連絡協議会として組織できていない校区がある。

市長

 何のための補助金かよく考えていきたい。

 

市民

 田内地区は小学校区は三小校区なのに、投票所が長法寺小学校になっている。投票区の見直しは、議会でも話題になっているが何とかしてほしい。また目に見える自治体間競争として、どういうことをしていくのか。

市長

 ほかの地区でも問題になっているので選挙管理員会とも協議していきたい。自治体間競争はイメージアップについて、市役所の組織内で検討するように言っている。

 

市民

 地区プールについて責任はPTAにあるといわれているが、何かあった時にどうするかと考えるとしり込みすることがあるので、安心して活動できるようにバックアップしてほしい。

市長

 続けていけるためにどうしていけばよいか考えていきたい。

 

市民

 田内地区では、自主防災会ができ、高齢化が進み地域の中でサポーターとして、いざというときに役立ちたいという機運が高まっている。市長はこういう地域の中で地域のために活動したいという高齢者をどういうふうに取り込んでいくのか聞きたい。

市長

 きっかけづくりを市がする。皆さんにやっていただくのが大事だと思う。各地域のスタイルでやっていただければありがたい。

 

市民

 防災訓練にはプロパンを使っているが、いざとなったら都市ガスもプロパンも使えない。むしろ木材を使ったほうがよい。里山の管理にもなる。

市長 木材を製品化はできないが、エネルギー源として使えると思うので使えるようにしたい。

長時間ありがとうございました。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム