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市長と語る“対話のわ” 平成28年9月29日(木曜日)

  • ID:6292

平成28年9月29日(木曜日) 長岡第三中学校

日時

平成28年9月29日(木曜日)午後7時30分~

場所

長岡第三中学校 4階 会議室

テーマ

「子どもたちと住みたいまちづくり」

参加者

23名

議事(要旨)

○長岡第三中学校PTA会長あいさつ

 皆さんこんばんは。沢山のお集まりをありがとうございます。短い時間ですので、市長も一人でもたくさんの人からお話を聞きたいということで、皆さんから一言でもいいので、お話しをしていただけたらと思います、どうぞよろしくお願いします。

○市長あいさつ

 改めまして皆さんこんばんは!本日はお忙しいところ御出席をありがとうございます。今年は台風で昨日も警報が出ており、この近くのエリアでも被害が出ております。来週も台風が心配ですが、万全の体制で対応したいと思っています。そういう中ですが「対話のわ」を設定いたしまして、皆さんからいろんな意見を聞きたいと思います。市としましても、これから始まる第4次総合計画の15年間のまちづくりの中での課題や認識、どういうまちづくりを進めていこうとしているのかということをご説明申し上げたいと思います。平成28年度から第4次総合計画がスタートしています。「住みたい住みつづけたい悠久の都長岡京」と題しまして、6つの大きな柱でまちづくりを進めていこうということで、私自身は暮らしやすさの徹底的な追求、賑わい、安心・安全という事をしっかり求め、利便性、快適性、賑わいや活力、地域の魅力、誇りを積み重ねていくことが重要であると思います。いろんな施策の評価や、方向性を示していこうということで、その中でも、私自身は3つの戦略目標「定住促進」で子育て世代に選んでもらえるようにと、「交流の拡大」で外からのお金や人に入ってもらう仕組み、「まちの新陳代謝」で公共施設の老朽化の更新を掲げています。今、長岡京市の人口は8万人です。急激に人口が増えた時期がありましたが、その時代から半世紀が過ぎました。また、高齢者の割合はこれから増えていきます。働く世代は減っていき、出生率も減っていきます。その中でまちの施設の維持更新や高齢者対策をおこなっていかなければならない現状です。なんとか今の8万人の人口を維持していくというのが、今回の総合計画の大きな一つの目標です。子育て世代に対してのメッセージや教育の環境等を充実していかなければと思っています。今、長岡京市の財政は比較的、健全です。何故、健全かというと大きな企業もありますが、市民の皆様の市民税と固定資産税が多数を占めています。しかし、これから人口が減り、働く世代が減るということは、市民税等も減り細っていきます。今の行政水準を維持していくためにも、若い子育て世代に定住してもらうことが重要であると思います。高齢者を支えていくためにも、子育て世代を確保していくことが大事になってくることをご理解下さい。どの自治体も同じように思っていますし、子育て施策としていろんな努力をしてそれぞれ競争させていただくこととして、今回、中学校給食の導入という大きなテーマで動いておりますが、関東は給食導入に早く進んでいました。この10年で大阪、京都の阪急沿線等では導入している自治体が増えてきており、そういう環境を整えていくことで子育て世代の方に選んでいただけるように、中学校給食の環境も整えていかなければと思い、導入に向けて進んでいます。方法としては親子方式と食缶方式です。当初は、配るのに時間がかかったりと、出来る限り昼休みを確保したいということで、弁当箱方式でしたが、時間的なことや衛生面等について、先進自治体に学び、食缶方式でも対応出来ると結論が出ました。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく、また量等に柔軟に対応し、おいしい給食を出せるよう進めています。各校に給食施設が作れればいいのですが、元々各中学校は給食をしない前提でしたので、給食室を造ることが極めて困難であり、また小学校の施設も古くて、衛生上も余りよくない状態ですので、一気に改善しようと思い、小中学校分の給食を作れるよう小学校の施設をリニューアルし、中学校に届けようと取り組んでいます。三中は八小から、長中は六小、長二中は十小、四中は五小や四小、九小との組み合わせを考えていましたが、工事日程等非常に難しいということなので自校でとなりました。実は、一番難しいのは、六小です。六小では保育所と小学校プールの複合化施設が建設されるとともに、新しい給食室を建設する場所がないため、現給食室を壊した後に同じ場所で建て替えなくてはならないので、その間の給食は、四中から六小に給食を運ぶということを考えています。導入のスケジュールですが、2018年に長二中、次に四中、三中、そして長中が少し遅くなります。できれば、一斉にスタートするのが公正ですが、工事等の関係で少しタイムラグが生じます。二中以外は建築確認の関係があって京都府の審査会等を経て、順調にいってもこのタイムスケジュールになるという現状であります。子どもの環境を少しでも良くしていき「定住促進」ということで、長岡京市を選んでいただきたく思いますし、待機児童の問題等様々な施策に取り組んでいかなくてはなりません。また「交流の拡大」ですが、観光等では年間観光客が来ているが、宿泊施設がないので、一人あたりの消費が安い単価であります。もう少し地元にお金を落としてもらう仕組みを考えなければと思っています。「新陳代謝」ですが、公共施設の老朽化で、古いのは市役所ですが建て替えの案を計画中です。基本構想を今年度中に策定したいです。民間の導入等、淡い期待を私自身は持っています。市役所も稼いでいくように民間活用をしたいです。このようにいろんな課題がありますが、これから15年間のまちづくりや、日々皆さんが感じておられる課題等、お聞かせ願えればと思っていますのでどうぞ、よろしくお願いします。

参加者

 長岡京市の各学校は冷房が早く設置されていますが、長岡第三中学校の音楽室はまだ冷房が付いていません。子どもが勉強する場所なので、早めに付けてあげて欲しいのです。それと、トイレも古くて臭いから誰も入らないので、衛生的にも心配なので、併せてお願いしたいのですが。

市長

 そうですね。トイレも古いですね。財政的な事情もあって今の状態なのだろうと思いますが、個別の改修でなく、給食室とかと併せて改修できる方向が良いのですが、給食の施設整備の関係ではリフト設置等を考えています。一緒に今のトイレ等の課題に対応していきたいと思います。

市長

 皆さんにお聞きしていいですか。市役所の建て替えの件ですが、建て替えした方がいいと思われる方(挙手多数)。市役所が出来た当時は非常にハイカラで全国から視察もたくさん来られたみたいですけど、建て増しでバリアフリーもほとんど出来ていない、分庁舎も離れているので、市民にとって非常に利便性が悪く、タイミング的に今、考えなくてはと思っています。

参加者

 知らなかったことをお聞きして、沢山やる事があり、いろんな事が分かりました。高校生の子どもがいるのですが、他のお母さん方とお話しして出てくる話が自習室のことなのです。私達は自習難民と言っています。自習する場所がなく小中学生は家で勉強すると思いますが、高校生になると家でなく、昔は図書館とかで勉強したりしていたと思うのですが、時代に逆行しているような事を言いますがお願い出来ないのでしょうか。

参加者

 確か、バンビオで借りられると思いますよ。

市長

 空いている時は貸していると思いますよ。お金がいりますけどね。議会でも自習室の提案をいただきましたけど、家で勉強しないのですかね。

参加者

 子どもは学校の図書館とか、放課後の学校の部屋の提供とか、店とかでやっている。

市長

 家に帰るといろんな誘惑がありますものね。(笑)

参加者

 自習室が欲しいがために塾に通っている子もいます。

市長

 かつて、図書館では試行されたが、専用されるというか、長時間の場所の確保で他の方とうまく共存できないというのがあったみたいです。バンビオで費用はかかりますが、空いている所を有効活用しましょうかとバンビオを管理している団体が運営しているのですが、市が直接提供しましょうかというのはなかなか場所のこともありますしね。そういう自習室というニーズはやっぱりありますか?

参加者

 公共交通機関で長岡京市に帰ってきて、スーパーのフードコートや駅前の店で勉強をやっているのですが。塾にも日曜日に自習室として開けて欲しいと伝えている状況です。

市長

 そうですね。勉強している子いますね。わかりました。そういうニーズがあるのを把握しておきます。

参加者

 阪急長岡天神周辺整備ですが、主人が長岡京市の人で、私は外から来た人なのですが、主人は駅周辺のことはゴチャゴチャしているといいますが、私はゴチャゴチャした下町の雰囲気が良いと思っています。整備するにしても両方の意見を取り入れて欲しいです。地方で開発してキレイになって道とか広くなったけど、逆にさみしくなったみたいな所もありますので、いろんな検討をして欲しいです。

市長

 ありがとうございます。阪急長岡天神駅周辺も昔から変わっていません。再開発事業や二外、新駅の事業を経て、阪急長岡天神は大きな課題です。ここで私から一つ聞いて良いですか。踏切を立体交差にしたら良いと思う方(挙手・半分)しない方が良いと思う方(?)どっちでもいい方(笑)。なかなか難しいのです。去年、小学校区で開催させてもらいました「対話のわ」の中で、皆さんに聞かせてもらったのですが、住んでいるエリアによって、賛成・反対がわかれます。阪急より西に住んでいる人は高架賛成、JRより東に住んでいる人は、まあどっちでもいいという感じなのですが、二外が出来て交通の流れは変わってきていますがね。

参加者

 三中校区は公共施設や店や銀行、塾等長岡天神周辺にあります、踏切を渡らなくてはならないので。道幅も狭くて、歩道も危険な個所があります。

市長

 そうですね。踏切の朝のピーク時で1時間当たりどのくらい閉まっていると思われますか。35分なのです。開かずの踏切と言われるのは40分以上だそうです。交通の規制が変わり、閉まっている踏切時間が長くなったのは確かです。もう一つはバスの事です。駅前広場的なものがあればと思っています。それと特急が止まる駅ですので、もう少し高密度に使いたいと思っています。踏切を高架にするかどうかいろんな検討や議論をしています。また、南側(イズミヤ周辺)の踏切周辺も短いスパンで整備していくことも検討しています。地元のまちづくり協議会でも議論していただいております。いずれにしましてもキレイな再開発みたいにするのがいいのか、多少レトロな雰囲気の街並みにするのがいいのか、意見の分かれ目になると思いますね。皆さんの御意見等を聞いていきたいと思っています。

参加者

 今の関連で、地下の駅とかはお考えではないですか。

市長

 半地下の検討はしました。費用は倍の500億円くらいかかるそうです。そうですね、大きい高架が出来ると町を分断しないかなとか、半地下の方がさえぎる物なく見渡せるのでいいかなと思っていたのですが、半地下は技術的に難しいとのことと、費用がということで、この案は消えたわけではないですが難しいですね。

参加者

 校区の中で狭い道が多々ありますが、広くなるとか、新しく歩道が出来るとかはないですか。

市長

 今、計画はないですね。広くすると車が入ってくるのでね。一方通行等検討の余地はあると思いますがね。

参加者

 神足の酒店あたりの高架下周辺が狭いのと朝の通学時間とかは人や車で大変な状態なのですが。雨の時も冠水していますので、どうにかならないのでしょうか。

市長

 JRの下は難しいですね。水の通り抜けする構造になってないので、改善はしたいと思っています。その周辺の道路形状は変わる予定です。片泓の交差点付近を拡幅する予定です。抜け道より、広い道を通って欲しいですね、そうしたら、事故も防げると思われますのでね。

司会

時間の関係で、本日はこれで終了させていただきます。ありがとうございました。

市長

 ありがとうございました!

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長岡京市対話推進部秘書課秘書係

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