イノシシにご注意ください
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近年、市街地等でイノシシを目撃したという通報が寄せられることがあります。

イノシシの生態
イノシシは基本的に警戒心が強く憶病な性格のため、人前に現れることは少ない動物です。そのため自ら人を襲うことはほとんどありませんが、不意に遭遇したり、刺激したりすると襲われる可能性があります。特に秋から春(11月から翌年5月頃)の繁殖・出産の季節、けがをしている場合は攻撃的になるため注意してください。

イノシシに遭遇したら
- イノシシに出会ったら、ゆっくり後ずさりし、その場から離れてください。追いかけたり、石を投げたりして刺激しないでください。暴れることもあり危険です。食べ物を持っている場合、食べ物を体から離してください。
- 危険を感じたら、できるだけ高いところ、上に逃げてください。ブロック塀の上や車の中に逃げることも有効です。身の危険を感じ、緊急の場合は警察へ110番通報してください。
- イノシシの子(うり坊)を見かけても、可愛いからと近づいたり追いかけたりしないでください。近くに必ず母イノシシがいます。

イノシシと遭遇しないために
- 食べ物を与えないでください
イノシシは餌付けされると、人に慣れてしまい食べ物をもらえると認識されてしまいます。
- ごみは正しく出してください
生ごみや食べ残しなどがあると、イノシシが寄ってくる原因となるため、放置せず適切に処分してください。
- 家庭菜園などの管理に気を付けてください
家庭で野菜や植物を育てる場合は、柵などを設置し、イノシシの侵入を防ぎましょう。育てた野菜(野菜くずも含む)を畑に放置しないようにしましょう。