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令和2年度第1回高齢福祉部会 会議録

  • ID:10557

概要

日時:令和2年8月28日(金曜日)午後2時00分~

場所:長岡京市役所 東棟3階 会議室7

出席委員:南本委員、五十棲委員、細平委員、澤田委員、今堀委員、菅田委員、笹井委員、上岸委員、西小路委員、鵜川委員、小西委員

傍聴者:0名

事務局:能㔟健康福祉部長、髙橋高齢介護課長、黒河主幹、河南課長補佐兼高齢福祉係長、菅原介護保険係長、山添主事、池田健康福祉指導員、社会福祉課地域福祉・労政係 中村主事

 

1.開会あいさつ

2.議事

(1)長岡京市第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画の総括について

(2)国の指針について

会長

2案件について、事務局からの説明をお願いしたい。

 

事務局

資料1 第8次高齢者福祉計画の総括について 説明

資料2 第7期介護保険事業計画の総括 説明

資料3 第8期介護保険事業計画の作成に向けて 説明

 

会長

質疑やご意見等があればご発言をお願いしたい。

 

委員

「自分サポーター」について、自分で勉強する人を養成していくということか。また、壮年期からの介護予防という形で記載されているが、具体的に何歳から何歳までと決まっているのか。

 

事務局

壮年期からの介護予防が大事と記載しているが、事業展開をする上で壮年期の方がいらっしゃらないことが多く、壮年期からの介護予防は難しい現状にある。事業に参加いただくための工夫はしており、年齢の制限は設けないように考えている。

 

委員

行方不明について、平成30年度は20件、令和元年度は22件とあるが、これらはすべて解決しているのか。また、事前登録者は平成30年度が11人、令和元年度が15人とあるが、解決した方すべてが事前登録者だったのか。

 

事務局

事前登録されていた方が11人、15人ということである。

平成30年度の行方不明についてはすべて解決している。令和元年度は1件が未発見であるが、21件は解決している。行方不明の連絡を受けた時点で事前登録が11人、15人であった。事前登録があった場合は、協力事業所にも情報発信が可能になる。

 

委員

この会議に長く参加しているが、ここに来られる方は市の説明を理解できている。しかし、市民の方にはわからない。認知症サポーターの成果を発表するのはわかるが、どの地域にどれだけのサポーターがいるのかを発信してはどうか。例えば「私が認知症サポーターです」とわかるようなシールを貼ってもらうなど、市民に向けた見える化の具体的な取り組みを進めていただきたい。

 

委員

住宅改修について、先日意見聴取の機会があったが、実績に「住宅改修チームによる住宅改造相談を継続実施した」と書かれているが、相談件数などを示すのが一般的ではないのか。制度や体制の整備だけが成果ではなく、整備の結果として相談件数の推移などを具体的に説明すべきである。

 

事務局

次期計画の評価指標の設定については、ご相談しながら設定していく。

 

会長

市民がどのように利用しており、どれくらい効果が上がっているのかを見たい。

 

委員

昨年12月の資料を見ていると、かなり具体的にプロジェクトを編成して、報酬やシステムの見直しを図ったと具体的に書かれていたが、実態として報酬の請求方法が複雑化された。現場としては、煩雑な事務に追われることになっている。月50万円の費用削減にもなると言われていたが、それ以上の負担を受けているのではないか。

協議体は具体的にはどのような議論が行われたのか、実態はどのように検証されたのか。今回の資料では、これらの内容が削除されている。そのような内容も教えていただきたい。

要支援1、要支援2の方は、急に孫の用事ができた、子どもが帰ってきたから留守番しなければならないなど、急なキャンセルやスケジュールの変更が多い。そのような内容を踏まえた議論になっていたのか、議論の内容を見たいというのが現場の意見である。

 

事務局

前回は単年度の取り組みについての議論だったため、詳しい内容を記載して必要なご意見を頂戴した。今回は2か年の取り組み内容が主旨だったため、記載内容を簡略化している。

京都市や向日市を参考にしながらも、介護事業所にもご協力をいただき、現場の声も踏まえて報酬改定をさせていただいたと考えているが、事務の煩雑化についてもご意見をいただいている。市としてお伺いしていかなければならないと考えているので、引き続きご意見をお願いしたい。

 

委員

壮年期からの介護予防について、前期高齢者や後期高齢者と内容を分ける方がわかりやすくなる。壮年期の介護予防は食生活やエクササイズなどになると思うが、75歳以上で要介護認定の無い方にとっての介護予防とでは内容が大きく異なるのではないか。

 

事務局

ご指摘のとおり、前期高齢者と後期高齢者とではライフスタイルから変わってくるので、それぞれに合わせた施策を展開していきたい。また、関係機関との連携によって実施する必要もあるので、参考にさせていただきたい。

 

委員

家族介護者支援について、令和元年度の目標と実績が7回になっており、評価Aとなっているが、今年4月の資料では実績5回となっていた。その際、6回ではないかと質問したら6回だと修正されたと思ったが、今回の資料では7回に増えている。

 

事務局

以前の資料では男性介護者サロンの回数のみを集計していたために6回となっていた。今回は介護者教室の数値も含めさせていただいたため、7回となっている。

 

委員

「京都府主催の研修や、厚生労働省のe-ラーニング研修を積極的に周知していきます。さらに、市独自もしくは乙訓地域での研修開催を検討していきます。」とあるが、市独自の取り組みへの意気込みを記載していただきたい。京都府主催の研修やe-ラーニング研修がどれだけの実績が上がるのかは不明なので、市独自として、「もしくは」でも結構なので、積極的に注力していきたいという意気込みで進めていただきたい。

 

事務局

ぜひとも市独自で進めていきたいと考えている。平成29年度には乙訓圏域で研修会を実施させていただいた。また、審査会を2市1町で連携して開催しているので、それも踏まえて内容を改めさせていただきたい。

 

会長

他の項目でも「検討します」が目立つので、可能であれば「検討して実施します」などに変更していただきたい。

資料3のポイント7について、これは次期計画だけに限った内容ではなく、令和2年に関しては、新型コロナウイルス感染症の関係で変更や中止を余儀なくされることが多い。代替案を検討すると記載されているが、「中止で終わった」ではなく、コロナの時期だからこういう内容になった、と記載してはどうか。

ケアマネジャーの立場としては、在宅で高齢の陽性者が出て、乙訓圏域で陽性者が出ると通所介護を2週間自粛ということになって、代替がなくて困るケースが出てくる。また、施設利用者が陽性になって、退院したところ、その施設では受け入れられないというケースが起こっている。現実として災害時のような状況になっている中、互いに協力し合う必要があり、そのためには従来の計画にこだわるのではなく、発言しながら進める必要がある。

 

委員

終末期支援について、手引き配布が前面に出ているが、実際にどのような活動をしていて、どれくらい普及しているのかを示せれば、市民にもわかりやすくなる。また、相談先をお教えすることもできるので、具体的に内容を記載していただけるとわかりやすくなる。

 

委員

今は新型コロナウイルス感染症の真っ只中であり、計画も大事であるが、コロナの時代にどうすればいいのかが重要である。私自身も外に出る場所がなくなっており、認知症予防に何ができるのかを自分たちで考えていく必要がある。何ができるのか、何を支援してもらえるのか、何かあったら来ていただけるのかを切実に思う。できている部分もあるとお聞きしたが、どういった形で行っているのかを知らせてほしい。

介護予防のサロンは現時点で実施しているのか。

 

事務局

介護予防のサロンとして、地域住民だけでなく、あらゆるところから来た方でも大丈夫というところに助成金を支払いして、実施させていただいているサロンが8箇所あり、そのうち4箇所が現在稼働している。公共施設が閉鎖されている間は自粛していただいたが、現在は体操だけは必ず実施している。しかし、茶話会やイベントは無しで、水分補給の後に少し会話したら解散という形になっている。体操だけではサロンの意味が無く、イベントや交流のために参加される方へのフォローができておらず、参加者数は減少傾向にある。

 

委員

私たちの団体でも、話すことが一番の健康であり、外でおしゃべりはしているのだが、やはりコロナが怖い。しかし、話さないと認知症にもつながっていくので、何とかできないのか模索している。

様々な目標や実績を挙げているが、コロナの時代を踏まえて、市民がどのように活動できるかを探っていただきたい。

 

委員

一人暮らしの会員の方も怖いので止めておくとおっしゃっている。食事を楽しみに来ておられる方も多い中、現状では誰かとの食事ができず、おしゃべりもできない。癒しの時間を与えることができない。

 

委員

地域のおしゃべりサロンに行く高齢者は多かったが、コロナ流行からは月1回の活動も無くなってしまった。

認知症の方が近所におられて、様子を見ようと思っても、個人情報の関係から親族の電話番号等も教えてもらえない。地域で会話できるのが一番良いのだが、認知症によって会話が難しい方について、どんな時に支援すればよいのか、判断が難しい。

 

委員

新型コロナウイルス感染症によって、活動に大きな制限のある状況になっている。一方で、女性部では可能な範囲で活動しており、入場制限を踏まえて2回に分けながら実施している。やはり、お話をしたいという方が多い。スポーツクラブについては、室内はすべて中止、屋外は9月から実施するが人数制限がある。今年はこういう状態がずっと続く見込みである。

サロンを月2回開催し、長岡京音頭を月1回で踊っている。また、マスクづくりや講師の方から長岡京市のお話を聴くなどしている。人数制限と3密を避ける、マスクと消毒を徹底する中で、できる範囲で活動をしている。

 

委員

生活に密着した目標がよい、おしゃべりをするのが楽しみな方も多いという意見も重要であるが、制度や仕組みも考えなければならないために難しいと実感する。実数なのかパーセントなのか、評価の根拠についても一緒に取り組んで考えていければよりよいものができる。

職員が一人二人休むと現場が回らないので、次期計画で方向性を出していただきたい。

現場では新型コロナウイルス感染症への対策に苦労しており、代替案が早急に必要な方もいる。事業所が一つだけ休むなら対応できるが、複数になった時の対応が重要となる。それを踏まえた体制や協力のあり方を検討していきたい。

 

会長

他にご意見等があればご発言をお願いしたい。

 

委員

介護を受けている方、施設に行っておられる方には実は問題はないのだが、介護している家族は地域で集うことができないので相談できない、愚痴が言えない状況にある。そういった中でも集まりを開催した。コロナで規制はあるが、知恵を出し、できることをやっていけばよい。地域で集うことがコロナでできなくなっている中、高齢者はホームページのアクセスがしにくい、スマートフォンで調べられないということで、ラジオを活用して、毎週金曜日9時45分から10時30分まで、FMおとくににて長岡記念財団と共にMorningおとくにを放送している。

 

会長

FMおとくにを実施したことも成果の一つになるのではないか。

 

委員

サービス付き高齢者向け住宅に対して、市がもっと関与すべきではないか、市はどこまで数字等の実態を把握しているのか、以前からお尋ねしていた。今回の基本方針でやっと「住宅型有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅に対する指導監督の徹底等による質の確保」が示された。指導監督となっているが、監査まで踏み込むことになっていくのではないだろうか。そこを見越して、市としても準備をしていってはどうか。市として今後の対応を検討していただきたい。

ポイント3に「総合事業の対象者や単価の弾力化を踏まえて計画の策定」と記載されているので、京都市がやっているからではなく、もう一度検討していただきたい。

事務局   サービス付き高齢者向け住宅について、以前は国土交通省の管轄だったため、介護保険側からの関与が難しかった。これが整備の段階から意見聴取をさせていただけるような形になるのではないかと考えているので、今後の対応を検討していきたい。

「総合事業の対象者や単価の弾力化を踏まえて計画の策定」について、国では要介護1・2への訪問・通所介護を市町村の総合事業へ移す案が出されているが、長岡京市の実情と合わせ、市民が一番利用しやすいサービスになるよう検討していきたい。

 

(3)その他

会長

その他について、事務局から説明をお願いしたい。

 

事務局

参考資料1 今後のスケジュール 説明

参考資料2 施策の変更(案) 説明

 

会長

質疑等があればご発言をお願いしたい。

 

特に質疑等なし

 

会長

本日の議事は終了となる。本日はありがとうございました。

 

3.閉会

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部高齢介護課高齢福祉係

電話: 075-955-9713

ファクス: 075-951-5410

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