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令和2年度第2回社会教育委員会議会議録

  • ID:10711

開催日時

令和2年11月17日(火曜日) 午後2時30分から同3時50分まで

開催場所

長岡京市立図書館 大会議室

出席者

社会教育委員

加藤委員長、田中副委員長、浅野委員、瀧川委員、水島委員、小林茂委員、井上委員、湯川委員、小林香委員、岡本委員

行政側

教育長、教育部長、教育部参事兼教育総務課長、教育部次長兼学校教育課長、文化・スポーツ振興室長、北開田児童館長、中央公民館長、図書館長、生涯学習課長、生涯学習課係長、社会教育指導員、事務局

会議公開の可否

公開

傍聴者

なし

会議次第

開会

あいさつ

報告

 令和2年度 社会教育団体の活動状況について

協議案件

 令和3年度 社会教育関係団体の補助金について

その他

 「令和3年度 社会教育を推進するために」について

連絡事項等

閉会

開会

自己紹介

委員長あいさつ

  • 京都西山短期大学の隣は光明寺というお寺で、もみじの名所である。今の紅葉状況は、緑、黄、赤といろいろな色が交ざりあった様子。枝ぶりだとか、風の当たり方だとか、気温の変化によって様々、本当にいろんな色が見られる状況である。
  • アメリカの選挙のことを見ていると、バイデンさんとトランプさんが一騎打ちの状態で、青と赤のどっちだというような報道が連日行われていた。
  • 社会教育委員会議では昨年、兵庫県の第61回の全国社会教育研究大会で、違いを知る、分かり合えないことから始める、多様性、共生を目指す演劇教育という、平田オリザさんのお話を拝聴し、人とわかりあえないことを前提にして共生を始めていこうというような勉強をしたところである。
  • 長岡京市では、現在第2期の教育基本計画を策定しており、その基本目標が、生涯を通じた学びによる豊かな人づくり、地域づくりということで、社会教育の重要性が叫ばれている。
  • 昨今のコロナ禍で、いろいろな社会状況が変化した。これからどうしていくのかという解答が求められている時期だと思う。
  • これから冬に向かう。冬は感染拡大が心配されているところでもある。家の中に籠る状態であるかもしれないが、自分を新たに見つめ直して、あるいは、行く末、越し方を見つめなおす時期ではないかな、コロナを乗り切る知恵がきっとその中にあるんじゃないかなと思っている。
  • 本日は、よろしくお願いする。

教育長あいさつ

  • 委員への謝辞。
  • 本当に街が色付いている。京都の市内では、通りの名前であるが、錦(錦小路)と綾(綾小路)どちらも彩が美しい。四条通を挟んで北と南に彩を置いている。同じように長岡では、歴史の中にいろいろな由緒ある名前を散りばめている。
  • 歴史の重みを感じながら明日を見つめていくことが行く末を推し量ること。歴史の中に答えはあると思う。
  • 今年は政府も内閣が変わったが、自助、共助、公助というのが議論になっていた。すごく大事なところであり、特に、共助の部分をどうするかというのは、人と人のつながりの問題である。
  • 教育振興基本計画の中にもある、人のつながり、災害の時でも助け合う、お互い認め合うということは、全て社会教育の範疇であると思っている。
  • 本日配付資料長P連ニュースの中に、我慢をすることが大事だと書かせていただいた。明日に何か目指すべきもの、成り立つものがあってはじめて、今を我慢できる。
  • 自分の主張は我慢をせずに出さなければならないところはあると思う。自分で切り開いていけないところがある。でも、本人ができないときには、周りから声をかけたり、いろんな視点でもって救っていったり、お互いに助け合ったりという部分は、社会教育の部分である。
  • 子どもたちに自主自立や自己確立やと言ったところで、やっぱり大人が一定のリーディングをしていかないといけない。
  • 子どもたちには、基礎となる義務教育の間で、きちっとした知識と人間教育、その中で次の時代を生き抜くしっかりした強い力を付けていこうというのが、われわれの教育の目的である。
  • 複雑な社会になっているが、社会教育の重要性をもう一度今日お集りの皆様方も一緒に再認識させていただいて、コロナの社会を乗り切っていきたいと思う。
  • 本日は、よろしくお願いしたい。

会議の成立条件について

半数以上の出席により本会議は成立

報告

令和2年度 社会教育関係団体の活動状況について

社会教育関係団体選出委員・関係各課長より説明

以下、質疑応答の概要

 (委員)

長岡京市子供会指導者連絡協議会について。事業計画は未定とのことだが、今後どなたが計画して、何かされる予定はあるのか。

 (文化・スポーツ振興室長)

  事業計画は団体で決められる。子供会の活動のサポートをされているが、今年度は、それ以外に、サマーキャンプ、研修会を事業計画として挙げられている。事業は、事務局である青少年育成担当が確認しながら進めている。

 (委員)

  総合型スポーツクラブの在り方について教えてほしい。

 (文化・スポーツ振興室長)

  各校区、多年代、多種目、いつでもどこでもスポーツができるように、年齢を問わず、地域やPTA、各自治会、学校開放の団体などもかかわりながら、スポーツを通じた総合的な活動をしている。市内で8校まで設立されており、未設置の2校区については、設立に向けて、各団体と協議をしながら進めているところである。

協議案件

令和3年度 社会教育関係団体の補助金について

各担当課長より概要説明

以下、質疑応答の概要

 (委員)

  3年度補助金の審議の前に、2年度はたくさんの行事の変更や中止があったが、本年度の補助金がどのように扱われるのか教えてほしい。

 (生涯学習課長)

  本年度については新型コロナウイルスの影響で事業が中止になっているもの、変更になっているものが沢山ある。補助事業は、原則団体の事業に対する補助と団体の運営に対する補助、また、その両方を含めた補助という性質がある。最終的に各団体からの事業報告によって精査して、その性質によって判断させていただく形になると考えている。

 (委員)

 スポーツでつくる地域コミュニティ醸成事業費補助金について。3年度は、昨年度から大きく150万円減っているのはなぜか。

(文化・スポーツ振興室長)

 他にもう一つ、総合型地域スポーツクラブを設立するために、期間を設けた補助がある。設立に向けた準備段階と設立されてから定着するまでの間、7年間補助金を交付している。令和2年度は長岡第八小学校に150万円の補助を行った。令和3年度については、定着期間であるが、備品購入等の計画がないため、補助金の計上を見送った。したがって、次年度は、全校区一律の補助で小学校は10万円、中学校区は2万円を計上している。

(委員)

 文庫連絡会補助金について。3年度の予算は、見直しにより0円と説明された。どのような見直しをされたのか。

(図書館長)

 子どもに対する読書啓発は、市民ボランティアの活動が豊富である。今後もその担い手に、事業として行ってもらうために、補助金ではなく活動費として、事業をされたときの謝礼として組み直すこととした。また、子ども以外の読書啓発に対する事業には職員が取り組むこととし、力を入れる配分を変えたというところで事業の見直しとした。

その他

「令和3年度 社会教育を推進するために」について

生涯学習課長より説明

委員長より一言

社会教育指導員より説明

連絡事項等

委員謝礼について

閉会

副委員長あいさつ

  • 長時間にわたっての審議への謝辞。

  • 今年度は、コロナ禍で、人とのつながりを切ってしまうような、本当に制約された中での大変な生活である。長岡京市社会教育委員会議も今年度初めてで初めてお目にかかる方もいるが、お目にかかれるのは嬉しいものである。

  • 各団体の事業計画は、本当にたくさんの中止だとか変更だとかを余儀なくされ、とてもご苦労されているのが目に見えるようだ。しかし、改めて事業一つ一つが価値のあることなんだと、私は認識を新たにしている。

  • 3年度の補助金については、来年度こそ、うまく活用されて社会教育が進んでいけばと願っている。

  • ちょっと話が違うが、手元に今から20年ほど前の生涯学習課が出された生涯学習情報誌というのと「自遊学」というのが、たまたま出てきたものがある。これを見てると、今もされているような取組が載っていた。地域の方々が本当につながりを大事にしようとして、脈々と行事・事業等をつなげてきておられるのだろうと心強い気持ちがした。

  • 社会教育を基盤とした人づくり、つながりづくり、地域づくりというような答申も出されている。難しい世の中であるが、皆様の力で、社会教育が進められたらなというふうに思っている。

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