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令和3年度第2回社会教育委員会議会議録

  • ID:12036

開催日時

令和3年11月11日(木曜日) 午後2時30分から同4時まで

開催場所

長岡京市役所 会議室7

出席者

社会教育委員

田中委員長、島袋副委員長、 若宮委員、瀧川委員、水島委員、小林委員、神谷委員、竹井委員、浅野委員、南出委員、齋藤委員

行政側

教育長、教育部長、教育部次長兼学校教育課長、文化・スポーツ振興課長、中央公民館長、図書館長、生涯学習課長、生涯学習課係長、社会教育指導員、事務局

会議公開の可否

公開

傍聴者

なし

会議次第

開会

あいさつ

報告

 令和2年度 社会教育関係事業報告について

協議案件

 令和4年度 社会教育関係団体の補助金について

その他

  京都府社会教育委員連絡協議会総会、京都府社会教育研究大会報告

連絡事項等

閉会

開会

自己紹介

委員長あいさつ

  • 社会教育のキーワード、学ぶことやつながるということをもって皆様と力を合わせて務めてまいりたい。
  • この2年近く、本当に寄るな、触るな、しゃべるなという規制の中で、つながりが断たれ、希薄になっていたが、大人も子どもも大変につながりを求めている。そこで、少しずつもがきながら、やることはやって工夫して動き出そうとしていると思う。
  • つながる方法も、オンラインでも色々なことをやるようになり、私たちがその方法を学ぶことも一つの社会教育になると感じている。
  • 私はかつて小学校に勤務していたが、子どもたちは家庭教育、地域という社会教育、学校教育の中で育っていく感じがした。日々の教育活動は本当に忙しいが、子どもたちは地域に出かけたり、地域の方に学校に出向いてもらったりし、体験等の中で、成長はすぐに見えないが、心は確実に育っていると感じていた。
  • 退職してから、教員になりたい大学生に関わったが、学生たちの何人もが、小中学校の頃、地域の方々にいろいろ教えてもらって学んできたことをありがたく感じた、自分が教師になったら地域連携に積極的に取り組みたいと話していた。大学生の姿は、社会教育が子どもたちの心の中に入り、育った姿なのだと思った。
  • 社会教育委員というのは、行政と市民をつなぐ役目がある。今日の議題は令和2年度の事業報告と令和4年度の補助金になる。ぜひ、本市の社会教育が充実するようご意見を出していただければと思う。

教育長あいさつ

  • ご多用のところ、ご参加いただきありがとうございます。
  • 今年はコロナ禍の中でも一人一人が行動の変容等をしつつ、可能な限り日常を取り戻していこうという流れになる。
  • 7月には2年ぶりに若葉カップが開かれ、学校においても、10月以降ようやく授業、部活動等の制限が緩和、修学旅行も2回延期した後、小中学校14校中13校が終わり、あと1校が待つばかりとなった。体育大会も制限はかけてはいるが、全て無事終了することができた。
  • 10月以降、公民館で市民まつりが、バンビオで安全・安心長岡京市子ども絵画展が行われた。社会教育事業がコロナ禍以前のように無事行われることを願っている。
  • 一方、オンラインによる会議、講演会、展覧会、コンサート、さらにはオンラインによる合唱も取り組まれ、新たな手法がでてきた。人がつながるためには、まずは会って対面できることが一番だと思うが、これからオンラインも活用しながらハイブリッド型でやっていかなければならないと感じている。
  • 今年1月26日の中教審答申では、令和の日本型学校教育の姿として、個別最適な学び、協働的な学びの実践が示された。社会教育においても、誰もが学びたいときに、学びたいことを学べる、そして、学び方として、主体的に学ぶ、他者と意見交流をしながら学びを深めていくことが一層求められていくように思う。
  • 今年は、第2期教育振興基本計画の実施の1年目となる。計画では、社会教育にかかる基本目標を「生涯を通じた、多様な学びによる豊かな人づくり、地域づくり」「子どもを中心につながる地域の学びの場の推進」を掲げている。学校教育にかかる2つの基本目標とともに達成に向けて取り組むことで、まちが人を育み、人がまちをつくる循環にとなっていけばいいなと思っている。
  • 本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

会議の成立条件について

半数以上の出席により本会議は成立

説明

社会教育指導員より、社会教育委員会議や社会教育の概要説明


報告

令和2年度 社会教育関係事業報告について

関係各課・館長より説明

以下、質疑応答の概要

 

(委員)

コロナ禍にいろいろ工夫してもらっている。生涯学習推進事業の助成が2件とあるが、どのようなものを助成したか。

(生涯学習係長)

コロナ禍で申請自体が少なかったが、2件あった。この制度は、事業立ち上げから3年目までスタート段階を助成するもの。一つは3年目の英会話サークル、もう一つは寄せ植え教室を生涯学習委員会でされたもの。

(委員)

すくすく教室は全て中止だったが、地域で支える中学校支援事業は実施されている。どのような工夫をして実施されたのか。

(生涯学習課長)

すくすく教室は小学校の教育活動に合わせ慎重に慎重を重ね、令和2年度は実施できなかった。

一方、中学校支援事業では、学習や部活動の支援ということで、中学校での学校活動は行われていたので、支援事業も行ってきた。

(委員)

人権問題市民集会では、オンラインでの開催ということで例年なら当日参加の人数ということになるが、動画視聴がすごく多かった。コロナ禍での生涯学習を進めていくために工夫されたことはどのようなことか。

(生涯学習課長)

生涯学習を推進するにあたり、成人式のような一生に一度しかないものは、1年前から着物や着付けの予約をされているものでもあり、どんな状況でも記念文化会館が使用中止にならないかぎり行おうと準備した。一方、オンラインで行ったものもあった。

(委員)

若葉カップが開催できてよかった。ボランティアもたくさんお世話になり、各チームにも一人ずつコンシェルジュが付き会場案内から、入場退場まで担当した。今までなら、トーナメント方式で何回か試合ができたものの、敗者は1回だけ試合をして帰られることになり本当に申しわけないと思った。しかし、感染者が出ることもなく、子どもたちの笑顔も見られて本当によかったという思いだった。

(委員)

文化協会の事業は、2年度は、ほとんど中止になってしまった。今年は、3月には「バレエの祭典」、10月には市民文化まつりは舞台発表のみ、なんとか開催できた。舞台で活動している者は目標を失ってしまい落ち込むこともあったが、前を向いて一生懸命やっていこうと頑張ってきた。

(委員)

文化奨励事業補助金の3団体はどの団体だったのか。

(文化・スポーツ振興課長)

昨年度は、春先に3件申請いただいたが、軒並み対面の、あるいは人が集まる行事が中止になったので全て申請を取りやめられた。年度途中にコロナ禍でもできる、動画配信等を使った新しい文化事業に補助金が出るような仕組みに変えて、ゴスペルや合唱などの3団体が利用され、新しい生活様式での文化事業に取り組めたところである。

(委員)

大河ドラマにかかわる事業や街歩きの動画配信など、とても展示回数も多いし、たくさんの方がスタンプラリーに参加されていて、いろいろ工夫してくださったと思う。動画配信という新しいスタイルで、多くの方が参加されてよかったと思う。

(委員)

多彩な事業を計画されていてすごいなあと感じている。市民企画講座がとてもたくさんあって、本当にいい取組だと思う。

(委員)

中央公民館をよく利用しているが、2年度は緊急事態宣言が出され、活動ができない状況だった。コロナのせいで仕方ないが、一回来られたのに閉まっていて帰られるということもあり、ぴよぴよクラブなど小さなお子さん連れのお母さん方がかわいそうと思った。

(委員)

2年度はコロナがどのようなものかが分からず、子どもたちも保護者も不安な思いをもっていた。学校図書館でも開いてよいものか、本を介して感染したりしないのかなど考えていた。図書館での対策や工夫してこられたことを教えていただきたい。

(図書館長)

日本図書館協会の方針に基づき、市民の皆さんがご利用された本はすぐに貸し出すことなく、一晩置いてから書架に戻している。通常なら戻ってきた本をすぐに書架に戻すと場所をとらないが、置いておくスペースが必要になったり、職員の一手間が必要になり、労力は使っている。緊張感をもって運営しているので、そのお陰か、図書館では本市も含め全国的にクラスターが発生したということは聞いていない。

協議案件

令和4年度 社会教育関係団体の補助金について

生涯学習課長より概要説明

令和2年度の大まかな特徴として、様々な事業が中止になったが、打ち合わせや新たな事業をするための消毒用アルコール購入等はあり、それぞれの団体の事情の中で、補助金の精査をして約半数の団体で補助金をお返しいただいた。また、令和4年度から子供会指導者連絡協議会の補助金をいったん廃止としている。以前は小学校区ごとの子供会同士が行うドッジボール大会に補助していたが、4、5年間実施や申請がない。今後も、どのような形で子供会を活性化していくかは大きな課題であり、新たな方策を考えていきたい。

生涯学習課長説明後、各担当課長及び該当団体より概要説明。


以下、質疑応答の概要

 (委員)

少年補導指導委員会補助金、子供会指導者連絡協議会補助金について、補助団体決算額よりも2年度補助決算額が多くなっているのはなぜか。

(生涯学習課長)

少年補導委員会では2年に一度、バスを借りて管外への委員研修に行っている。補助金額は毎年同じなので、ある程度翌年の研修の予定も踏まえ、今年度の補助金は同額とした。子供会指導者連絡協議会については、行事中止があり減額した申請に対し交付した。

(委員)

スポーツでつくる地域コミュニティ醸成事業補助金について、4年度の補助金が200万円になるのはなぜか。

(文化・スポーツ振興課長)

地域の総合型スポーツクラブは現在8校区にあるが、その設置・運営、組織の定着化等への補助金を一定のルールで出している。来年度は、長岡第八小学校区の総合型スポーツクラブに150万円の創設活動補助金、長岡第三小学校区の総合型スポーツクラブに50万円の定着活動補助金の予算を合計200万円計上している。しかし、本年度は、コロナのこともあり、事業に取り組む目途が立たないため、それぞれの校区とは合意の上、予算0円である。

その他

「京都府社会教育委員連絡協議会総会」「京都府社会教育研究大会」の概要について、長岡京市社会教育委員会議副委員長より報告


連絡事項等

委員謝礼について

社会教育関連の組織(概略)について

閉会

副委員長あいさつ

  • 本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。
  • 皆様方のご意見をうかがい、社会教育委員は行政と市民をつなぐ大変な役割をしていると実感した。
  • 昨年度のお話の中で、コロナ禍で、大変ご苦労された中で、真摯に取り組んでこられたことを実感している。
  • 私自身、できることを、しなければならないことをいろいろ考え、いろんな角度から考えて、是非社会教育委員の一員として頑張らせていただきたいと思っている。
  • 皆様の貴重なご意見を本日はありがとうございました。

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