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令和3年度第2回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録

  • ID:12388

日時

令和4年3月25日(金曜日)午後2時から3時まで

場所

長岡京市役所 会議室2

出席者

田所会長(学識経験者)、瀧川委員(女性の会)、山本委員(自治会長会)、吉田委員(済生会京都府病院)、加藤委員(やすらぎクラブ長岡京)、日下委員(戦没者遺族会)、品川委員(原爆被災者の会)、湯川委員(市民公募)、北羅委員(市民公募)、中村委員(市内高等学校長)

欠席者

下尾委員(マスメディア関係)、堺委員(労働者団体)、浅野委員(小中学校長会)

事務局

田中共生社会推進課長、中田係長、安田主査

傍聴者

なし

議事

1.  開会

2.  会長挨拶

 皆さまこんにちは。本当にお久しぶりであったり、或いは初めてであったりという集まりで、せっかく対面でお会いできましたので、簡単に自己紹介だけお願いしたいと思います。

 (委員自己紹介)

 

3.   議事

[案件1]令和3年度平和施策報告について

・事務局より、「令和3年度平和施策報告」について説明(資料1)

 

各委員の意見は以下のとおり。

 

・(会長)以上の事務局からの説明について、意見をいただきたい。

・(委員)折り鶴は例年女性の会からも献納させてもらっている。これまで団体名を記載した紙を事務局でつけてもらっていたが、今年度の展示の際は名前が付いておらず、会場を訪れた会員からどれが女性の会のものか分からないという声があった。こちらで名前をつけるべきか。

・(事務局)団体でつけてもらっている認識だったが、今年度はおっしゃるように展示会場に会員の方が来られた時にお声かけいただいたのでその場で付けさせてもらった。次回は相談させていただきたい。

・(委員)言っていただければこちらで付けるようにするので相談させてもらいたい。

・(会長)折り鶴の団体数が例年より減少しているのは幼稚園、保育所関係の影響が大きいのか。

・(事務局)市内公立保育所には依頼をさせてもらったが、学校関係には控えさせてもらったため、例年より減少している。

・(会長)数だけが重要な訳ではないが、コロナ以前の数値も把握したうえで、時期が来た時には、声かけや情報提供ができるようにしてもらえればと思う。

・(委員)オリンピック休戦についての展示とあるが、どのような内容か。

・(事務局)オリンピック開催中は休戦期間を設けた古代ギリシャの故事を紹介

する内容。

・(委員)折り鶴の参加者数が減少しているが、コロナが原因か。

・(事務局)令和2年度はコロナが流行して間もないような状況だったため、折り鶴の募集を行わなかった。今年度は広報紙でも募集を行ったが、スケジュールの関係で周知が直前になったこともあってか、例年のような数は集まらなかった。

・(会長)小学校の授業の実施見送りは致し方ないかと思う。平和を考える市民フォーラムについては、平和施策の取組が途絶えないように大変工夫して実施いただいた。配信動画も見させてもらったが良い内容で、評価できる取組だったと思う。動画は環境の面などもあって見ない方もおられるかと思う。パソコンで動画を見たりしない方たちにも何か提供できる方法がないかを研究していただければと思う。

・(委員)神足空襲の実物資料などの展示は今回初めてだったとのことで、意外に感じた。日常的にはどこで保管されているのか。

・(事務局)文化財保存活用課で保管しているもの。実物資料についてはかなり昔に展示を行っていたこともあるが、今回会場が中央生涯学習センターとなったことや、開催前に平和ビジョン懇談会からの実物展示についてのご意見をいただいたこともあり、久しぶりに展示を行うことができた。

・(委員)試食コーナーは難しいと思うが、昔のくらしの体験コーナーなどは子どもたちも喜んで参加してもらえるので、実施できたらよかったなとは思う。

・(委員)今年度から初めて委員として参加させてもらっている。色々な平和の取組があることを知らず、バーチャル平和祈念館というものがあるということも初めて知った。親族が出征したときの幟を今年度の展示会場で展示いただいたり、バーチャル平和祈念館にも掲載いただいた。とても充実した内容であるので、もっとたくさんの方に見てもらえたらと感じた。いつもLINEでスマホに市の情報が提供される。あのように大勢の方が見る媒体で周知活動をしてもらえたらと思う。

・(会長)ご意見にあったように、スマホなどの媒体も通じて周知活動を行っていただければと思う。ウクライナのこともあって市民の平和への意識が高まっていると思うので、工夫して行っていただければ。

・(委員)本校は市内にある高校だが、例年は折り鶴の作成やポスターの作成などの協力をさせていただいているが、近年はコロナにより難しい状況。市内在住の生徒の数は半数弱となっている状況のため、周知活動も難しい面はあるが、ポスターの掲示などで広報の協力ができると思う。JRを活用している生徒も多いため、会場が中央生涯学習センターであれば帰りに寄ってみようということになるのではないかと思う。高校生が地元のことを知るということは大切だと思うので、生徒の目に付くような形で広報に協力させていただきたい。

・(会長)広報についても工夫をしないと事業を進めていくのは大変。肉眼に映るということはとても大事だと思うので、ポスター等の直接目で見る広報媒体についても工夫して取り組んでもらいたい。広報に協力していただける輪が広がることで、平和施策を市民が支えてくれることに繋がっていくと思う。

 

4.  [案件2]令和4年度平和施策(案)について

・事務局より、「令和4年度平和施策(案)」について説明(資料2)

 

 各委員の意見は以下のとおり。

 

・(会長)絵本に親しんでいる子育て世代や子どもたちに伝えるには、図書館等との連携が必要になってくるため、他部署とも手を携えて周知に取り組んでもらいたい。

・(委員)来年度も展示を充実させたいとのことだが、今般のウクライナの状況についても展示された方がよいと思う。

・(会長)来年度のフォーラムに参加される方たちは、ウクライナのことを意識しながら会場に足を運ばれると思う。ウクライナのことに全く触れていないのはあり得ない話。国際情勢もあるが、恒久平和と戦争反対というところは全員が一致するところだと思うので、展示についてはウクライナのことを視野に入れて実施されることをお願いしたい。

・(委員)長岡京市内にウクライナの人は住んでいるのか。

・(事務局)市内にはウクライナ国籍の方はおられない。府内で30人弱、そのうちのほとんどが京都市内在住という状況。京都市はキーウ市と姉妹都市提携していることもあり、ウクライナ支援の取組を進めておられる。

・(委員)ウクライナでは全ての世代で影響があるなかで、生活や学校、医療、お年寄りなど具体的に皆さんの心に刺さるような内容で展示をいただければありがたいと思う。

・(会長)フォーラムという短い時間の中で参加者の方がどんなことを受け止めて、日々の暮らしに戻っていくかというところも大事ですので、そこも念頭に置きながら取り組んでもらいたい。

・(委員)12月には人権の集いもあるので、そういう場所でも展示や動画など平和に関する取り組みを繰り返し伝えて、考えるきっかけを持ってもらうことが大事だと思う。コロナ禍で難しい点もあるが、工夫して発信していけたらと思う。

・(委員)駅前にデジタルサイネージがあるが、平和祈念碑の説明などはあるのか。市外から来られる方にも知ってもらえる機会だと思う。

・(事務局)主に観光情報を伝えるものであるのでそこに組み込むのは難しい。今後新庁舎建設の際にはデジタルサイネージが設置される見込みであるので、平和関係の情報も周知するなど手法を検討したい。

・(会長)連日ウクライナに関するニュースが目に飛び込んでくる状況のなか、日ごろからの平和に関する取組の蓄積があってこそ、私たち市民の平和意識が呼び覚まされると思っている。これまでの平和施策も決して無駄ではないと信じているので、今後も積極的に取り組んでもらいたい。

 

5.  その他

 委員、事務局からの意見は以下のとおり。

 

・(委員)いつも折り鶴を献納させてもらっている。どこかで耳に入ったような話だが、広島としては折り鶴が迷惑だとか、処理するのが困るというような話を聞いたことがある。真意はどうなのか。

・(事務局)広島市には世界中からたくさんの折り鶴が送られてくるため、大変な面もあろうかとは思うが、折り鶴郵送の際に担当とやり取りするなかで、そのような話が出たことはない。

・(会長)平和の願いを示す方法が色々ある中でも、折り鶴はその代表格。そこまで気を遣われなくてもいいのでは。皆さんの平和を祈念する思いは粗末にされることはないと信じます。

・(事務局)懇談会の開催時期について、第2回目は年度末に開催してきたが、平和ビジョン懇談会でいただいた意見をもとに来年度の予算を編成していけるようなサイクルにできるよう、来年度は9月下旬ごろに開催できればと考えている。

 

以上、意見交換ののち、これらの意見を踏まえ、今後の平和施策について事務局と検討、相談しながら進めていくことで、懇談会了承。

 

6.  閉会

お問い合わせ

長岡京市対話推進部共生社会推進課人権・共生社会推進係

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ファクス: 075-951-5410

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