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令和4年度第1回障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議 会議録

  • ID:12415

日時

令和4年4月7日(木曜日)午後1時30分から午後2時40分

場所

保健センター 2階 会議室

出席者

23名

中山委員(京都府立向日が丘支援学校)、横関委員(乙訓医師会)、眞崎委員(乙訓歯科医師会)、松浦委員(乙訓歯科衛生士会)、田中委員(長岡京市民生児童委員協議会)、井口委員(知的障がい者相談員)、岡西委員(乙訓若竹苑)、畑委員(乙訓福祉会)、中山委員(あらぐさ福祉会)、石田委員(地域活動支援センターアンサンブル)、南本委員代理(済生会京都府病院)、福井委員(訪問看護ステーション協議会)、高山委員・横町氏(ホームヘルプセンター竹の里ホーム)、浅尾委員(晨光苑)、堀内委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、長谷川委員(きりしま苑)、山田委員(乙訓福祉施設事務組合障がい者相談支援課)、井上委員(乙訓ひまわり園地域連携室)、加藤委員(乙訓ポニーの学校)、中西委員(こらぼねっと京都)、岡本委員(NPO法人てくてく)、川内委員(健康づくり推進課)

欠席者

4名

辻委員(京都府乙訓保健所)、森田委員(乙訓医師会)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、島田委員(済生会京都府病院)

事務局

事務局:厚地障がい福祉課長、望月障がい福祉課主幹兼社会参加支援係長、村田障がい福祉課主幹兼障がい支援係保健師長、山中障がい支援係長、髙瀬障がい支援係総括主査、本夛社会参加支援係主査、水野社会参加支援係主査

傍聴者

0名

議事の流れ

1.あいさつ、自己紹介

課長:新型コロナウイルス感染状況、今年に入ってからの感染者数は3か月ちょっとで約3,500人。終息が見通せず、コロナとともに過ごしていかなければならない。障がいを持たれている人にとっては、暮らしへの影響も大きい。そのような中、事業所の皆様におかれては、継続的に事業を実施して下さることに感謝申し上げる。今後の会議の開催方法については、案件やコロナの感染者数によっては書面で開催するなど、状況に応じて対応していきたい。

共生型福祉施設構想・基本計画の進捗報告。向日が丘支援学校の改築に伴い、敷地の南側の一部を市が譲り受け、そこに共生型福祉施設を建設する予定。地域生活支援拠点と児童発達支援センターと竹寿苑を整備する予定である。竹寿苑に関しては、市直営もしく指定管理による公共施設として整備する。一方、地域生活支援拠点と児童発達支援センターについては、敷地は市が所有するが、民間の社会福祉法人等による整備・運営を基本とする。整備スケジュールについては、当初より変更が生じており、竹寿苑以外の施設の事業者選定は令和4年度に行う予定。竹寿苑は令和6年度から供用開始、竹寿苑以外は令和8年度から供用開始の予定。また、今後進捗があれば、ご報告したい。

 

事務局:新しい委員を迎えて初めての開催となる。まずは自己紹介から。

(事務局自己紹介)

(委員自己紹介)

 

◆令和4年度委員名簿

◆令和4年度校区担当者一覧

異動があったため校区担当者が一部変更。

 

2.情報交換

◆長岡京市重度障がい者就労支援特別事業について

事務局:令和4年4月1日から開始。対象者は、次の①から④すべてに該当する人。①重度訪問介護、同行援護、行動援護のいずれかの支給決定を受けている人、②民間企業で雇用されている人、又は自営業の人で通勤や職場における支援が必要な人、③1週間の所定就労時間が10時間以上の人、④長岡京市に居住している人。

支援の内容は、企業に雇用されている場合と自営業の場合で異なる。

企業に就労されている場合、各年度3箇月までの通勤支援、及び職場等における業務介助(文書の朗読・作成、機器操作など)については高齢・障がい・求職者雇用支援機構(JEED)の助成金を活用できるため、本業務では、各年度4箇月目以降の通勤支援、及び職場等における業務外の福祉的支援(喀痰吸引、姿勢の調整など)を行う。

自営業の人の場合、JEEDの助成金は活用できないため、1箇月目からの通勤支援、職場等における業務介助、職場等における業務外の福祉的支援を本事業単独で行う。

 

◆愛のタクシーチケット郵送開始について   

事務局:本事業の対象は、次のいずれかの人。①身体障がい者手帳1・2・3級の人、②療育手帳Aの人、③精神障がい者保健福祉手帳1級の人。年間で使えるタクシーの利用券を、昨年度までは窓口で申請を受け付けていたが、窓口での密を避けるため、今年度から一斉に郵送で送付している。郵送の対象者は令和3年度に申請された人。本日発送したので、皆様のお手元には来週届く予定。愛のタクシーチケットについては、来年度以降も郵送で対応していく予定。

 

◆障がい者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて

事務局:平成30年4月に施行された障害者総合支援法改正法には、施行3年後の見直し規定がある。見直しについて、国の社会保障審議会障害者部会において議論され、令和3年12月に中間整理が行われた。 一定の方向性を得るに至った障がい児支援に関する論点については、必要な措置を講じていくということで、児童福祉法の改正が予定されている。それ以外の論点については、引き続き議論し、令和4年半ばまでを目途に最終的な報告書を取りまとめる予定。

 障がい児支援については、「児童発達支援」として、障がい種別にかかわらず、身近な地域で必要な発達支援を受けられるよう「福祉型」と「医療型」を一元化する方向とする。また、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」については、5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)全体をカバーした上で、特に重点を置くべき支援内容を決めていく「総合型支援」(仮称)を基本型とする。その上で、専門性の高い有効な理学療法、作業療法、言語療法等の発達支援については、「特定プログラム特化型」(仮称)として位置づける方向で検討。

 障がい者の居住支援について、障がい者が希望する地域生活の実現を推進する観点から、本人が希望する一人暮らし等に向けた支援を目的とするグループホームのサービス類型を新たに設けることを含め、さらに検討する必要あり。

 障がい者の就労支援については、本人のニーズを踏まえた上での一般就労の実現や適切なサービス提供等がなされるよう、就労系障がい福祉サービスの利用を希望する障がい者へのアセスメントの実施の制度化を検討する必要がある。また、一般就労への円滑な移行のための企業等での短時間勤務中などに、就労系障がい福祉サービスの利用が可能となるよう検討する必要があるとされている。

国の議論の方向性については注視していただきたい。また、決定した内容があれば周知させていただく。


◆令和4年度障害保健福祉関係予算案について

事務局:国の令和4年度の障害保健福祉関係予算案は、障害保健福祉部全体として2兆3,538億円を計上、対前年度5.3%の伸び。その中の障がい福祉サービスや障がい児支援にかかる給付のための経費については、1兆7,960億円、7.0%の伸びとなっている。

 長岡京市の令和4年度の障がい福祉関係予算は約27億円、そのうち障がい者・障がい児のサービスにかかる費用が約22億円、7.3%の伸びとなっており、国と同じような動き。

 

◆障がい福祉の現場で働く人々の収入の引上げについて

事務局:「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」(令和3年11月19日閣議決定)において、障がい福祉職員等を対象に、収入を3%程度(月額9,000円相当)引き上げるための措置を令和4年2月から前倒しで実施。これを受けて、令和4年2月から9月までの間実施するための必要な予算を計上し、新たに「福祉・介護職員処遇改善臨時特例交付金」事業を都道府県主体で実施。各事業所から都道府県に計画書を提出し申請する形となる。10月以降については、臨時の報酬改定を行い、収入を3%程度(月額9,000円相当)引上げるために新たな措置を講じる。

 

◆障がい福祉サービス事業所等の新型コロナウイルス感染症への対応に係る支援について

事務局:新型コロナ感染症に係る障がい福祉サービス事業所へのサービス継続支援事業として、都道府県が実施。事業所から都道府県に直接申請いただく。感染対応にかかる経費について、補助するもの。令和4年2月に受付終了したが、コロナ感染の状況が落ち着いていないため、令和4年度も引き続き同様の事業を実施する方向で調整中とのこと。京都府に確認したところ申請の時期や方法は未定のため、また決まり次第お知らせさせていただく。

 長岡京市でも新型コロナウイルス対策福祉事業者等緊急対応支援補助金を令和3年度から実施しており、令和4年度も引き続き実施する。詳細はまたホームページに掲載されるので、ご覧いただきたい。

 

◆障がい者虐待の未然防止・早期発見等について

事務局:令和3年度障がい福祉サービス等報酬改定において以下の①、②が運営基準に盛り込まれた。①虐待の防止のための措置の義務化として、1点目、従業者への研修の実施。2点目、虐待防止のための対策を検討するための委員会の開催、委員会での検討結果を従業者に周知。3点目、虐待の防止等のための責任者の設置、以上の3点の内容が運営基準に盛り込まれた。また②として、身体拘束等の適正化に向けた取組について、1点目、身体拘束等の適正化のための対策を検討する委員会の開催、2点目、身体拘束等の適正化のための指針を整備、3点目、身体拘束等の適正化のための定期的な研修を実施、以上の3点が運営基準において施設・事業所が取組むべき事項として追加するとともに、減算要件として追加された。令和3年度は努力義務だったが、令和4年4月からは義務化(身体拘束廃止未実施減算は令和5年度からの適用)されるため、周知よろしくお願いしたい。

 

◆おいでよ♪ ほっこりんぐスケジュール(令和4年4月~9月分)

事務局:今年度の上半期のスケジュール。毎週金曜日とゼロのつく日に、市役所の正面玄関で開催している。皆様足を運んでいただきたい。

 

3.その他

事務局:本会議は、今年度6回の開催を予定しているが、コロナの状況を見て、適宜開催方法などについて検討させていただくので、よろしくお願いしたい。

 

閉会

※次回について 7月7日(木)13:30 ~ 図書館3階 大会議室

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部障がい福祉課社会参加支援係

電話: 075-955-9549

ファクス: 075-952-0001

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