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令和4年度第2回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録

  • ID:13029

日時

令和4年10月3日(月曜日)午前10時から11時まで

場所

長岡京市役所 会議室2

出席者

田所会長(学識経験者)、吉田委員(京都済生会病院)、加藤委員(やすらぎクラブ長岡京)、日下委員(戦没者遺族会)、船倉委員(労働者団体)、北羅委員(市民公募)、髙平委員(小中学校校長会)、長谷川委員(市内高等学校長)

欠席者

瀧川委員(女性の会)、山本委員(自治会長会)、品川委員(原爆被災者の会)、水腰委員(マスメディア関係)、湯川委員(市民公募)

事務局

河北対話推進部長、田中共生社会推進課長、高田係長、安田主査、竹本主事

傍聴者

なし

議事

1.開会

 

 2.[案件]令和4年度平和施策報告について

・事務局より、「令和4年度平和施策報告」について説明

 

 各委員の意見は以下のとおり。

 

・(委員)小学校の平和事業は、希望する校に行っているものか。

 

・(事務局)年に1回一つの小学校を対象に行っており、輪番で小学校と調整して行っている。

 

・(委員)昔のあそびの展示が印象が薄かった。子ども自体も少なかったとは思うが、展示するにしても興味を引くような展示にしてほしかった。講演は参加者が多かったので良かったと思うが、展示の方に参加者が少なかったように思う。急遽体験コーナーが中止になったということもあると思うが、もう少し目立つ展示をしてもらいたかった。

 

・(会長)西乙訓高校の放送部の活躍は、若い世代への継承や地域社会で役割を担うという面で、我々にとっても学生の成長にとってもいいことだと思う。

 展示については、この平和ビジョン懇談会でも話が出た、実物に語らしめるという意見が反映された内容になっていたと思う。

 

・(委員)展示に説明される方を配置するというのは難しいか。展示について説明を聞きたい人もいるかもしれないし、その方が興味を引くのかなと思った。

 

・(会長)展示解説については、コロナの面で密な状況を作ってしまうという側面も考えられるが、時間を区切って解説タイムを設けるなどで実施が可能か今後検討していただいてもいいかと思う。

 

・(会長)今後のコロナの推移が予測できないが、今年度の取組は、規模的にはソーシャルディスタンスが取れていたか。

 

・(事務局)今年度は例年と違う会場だったが、講演会の定員も絞り、展示も含めてソーシャルディスタンスの確保は出来ていたかと思う。

 

・(委員)バーチャル平和祈念館の子ども向けクイズは、回答させるだけだったのか。景品などの用意はあったのか。

 

・(事務局)クイズは市のホームページ上、バーチャル平和祈念館のなかで、挑戦できるもの。全問正解すれば何かをプレゼントするなどはしていないが、今後検討していくところかなと思う。

 

・(委員)フォーラム当日は用事があって展示など見に行くことができなかった。長期での展示を求める声もあるようだが、長期でなくともせめて2日間であれば、用事が重なっていてもどちらかで見に行くこともできると思う。

 

・(会長)様々なものを一点集中でやると能率的ではあるが、見逃してしまうと残念ということにもなるので、好評だったものはほかのところでも実施できる方法を探っていただければと思う。

揺れ動くコロナ禍の状況の中で、実際に足を運んで見たり聞いたりできる事業を工夫して行われたことは評価できると思う。

 

 3.[案件]令和5年度平和施策(案)について

・事務局より、「令和5年度平和施策(案)」について説明

 各委員の意見は以下のとおり。

 

・(委員)講師に関しては、提示された案ならウクライナの方がいいと思う。

 

・(委員)講師候補のウクライナの方はテレビでも時々見るので、もし講演に来てくれればすごいと思う。

 

・(会長)講師選定について、楽器演奏など文化表現と平和を結びつけるのはいいアプローチだと思う。客寄せという面だけでなく、自由な文化表現に対する思いから、平和を考えることはとてもいいことだと思う。

一方で、平和を構築することについて、国際情勢や歴史、社会構造などから真剣に考える必要があるのも事実。過去の講師を見ると、広島平和資料祈念館の方に講演いただいたり、絵本作家の方に講演いただいたりなど工夫を行ってもらっている。コロナで一堂に会する機会が長らく無かったため、そのような機会がいかに大事かを参加者と共有できる講演会になればと思う。

 

・(委員)原爆体験者の語り部が活動されていると聞く。原爆がどれだけ怖いものなのかということを語り部の方から子どもたちへ伝えるような取組があればいいと思う。

 

・(委員)神足空襲の体験者はおられるのか。身近な長岡京市での出来事を話せる方がいれば素晴らしいが。

 

・(事務局)神足空襲を経験し、且つ語り部として話せる方を探すのは難しいかもしれない。

 

・(会長)ただ語り部の方の話を聞いて怖いという受け止めだけでなく、しっかり平和学習の観点をもって行うべきかと考える。学校教育や社会教育などで活用できるように行政で情報収集・研究してもらうのが良いのではと思う。

 

・(委員)小学校の平和学習と、日ごろの学習活動とを上手く組み合わせるといいのではと考えている。戦争の話がでてくるのは6年生の歴史学習。6年生は2学期に入って歴史になり、近現代史は後ろの方になる。4年生では国語で戦争の話が出てくる。そういったものを学んだ後に平和学習を受けるという流れがいいのかなと考えると、1学期のうちは難しいのかなとも思う。

 

・(会長)カリキュラムの進行段階などは、学校の先生方から情報をいただかないと分からない面もある。平和学習をイベント的にやる必要はないと思っており、子どもたちの学びに役立つ効果的なタイミングで市の平和施策が側面からサポートできるように、今後の課題にしていただければと思う。

 

・(委員)展示について、医療に関する部分で、国境なき医師団などのボランティアで活動されている団体もあるので、そういった団体の活動などを紹介するような展示があればいいなと思う。

 

・(会長)この懇談会は色々な分野の方に集まっていただいている。それぞれが持っている情報を長岡京市に活かしてもらえればと思う。

 

・(委員)フォーラムでは本校の放送部に機会をいただき、良い評価をいただいたこと良かったと思っている。生徒たちが社会と関わる場、発表する場が減ってきていたため、こういった形で参加させてもらうのはいい経験だと思っている。

 

 

以上、意見交換ののち、これらの意見を踏まえ、今後の平和施策について事務局と検討、相談しながら進めていくことで、懇談会了承。

 

 4.閉会

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長岡京市対話推進部共生社会推進課人権・共生社会推進係

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