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令和4年度第1回高齢福祉部会 会議録

  • ID:13149

概要

令和4年度 第1回地域健康福祉推進委員会高齢福祉部会 会議録

日 時:令和4年11月16日(水曜日)午後2時00分~午後3時45分
場 所:長岡京市役所 会議室8
出席委員:南本委員、澤田委員、中田委員、瀬戸委員、上岸委員、西小路委員、橋詰委員、鵜野委員
欠席委員:五十棲委員、菅田委員、中原委員
傍聴者:0名
事務局:川村健康福祉部参事、板垣高齢介護課長、黒河主幹、菅原係長、黒岡係長、栗栖主事、
社会福祉課 中村主査

1.開会あいさつ

・委員11名中、8名の出席を確認。
・資料の確認
・健康福祉部 川村参事 挨拶
・委員、事務局自己紹介

2.議事

(1)高齢福祉部会会長の選任について

会長の選任 南本委員 職務代理者 澤田委員

(2)第9次高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画の進捗状況について
会長             
事務局からの説明をお願いしたい。

事務局          
資料1 「第9次高齢者福祉計画の進捗状況について」説明 
(施策領域ごとの評価の内容と上半期の進捗について報告)
資料2「第8期介護保険事業計画の進捗状況について」説明 
(数値報告と分析の報告)

委員
資料2の介護認定者数について、これから軽度者が増えていく中で介護の担い手が不足することが目に見えているが、市としてはボランティアなどの多様な人材、多様な資源を活用して、給付費を抑えるということか。地域お助けサポーターでの支えあいがあるが、このままでいいのだろうかと気になった。地域お助けサポーターの活躍の場がこれにあたるのか。自分サポーターのステップアップによって支えあいができることになるのか。軽度者を支えていく仕組みづくりを考えてほしい。

事務局
自分サポーターと地域お助けサポーターの連動について、地域お助けサポーター養成講座の中に、自分サポーター養成講座の内容が含まれているので、自分サポーター養成講座を受けられた方は地域お助けサポーターの内容を省くことはできるが、自分サポーターは気軽な気持ちで受けられるような内容で実施して、人数を増やしたうえで地域お助けサポーターにつなげていけるよう、声かけをしている。しかしなかなか地域お助けサポーターになっていただける人が少ないのが現状である。地域お助けサポーターの活動数は当初多かったが、コロナの関係で、個人への支援が難しくなり、ゴミ出しのような支援は避けられがちである。地域お助けサポーターの枠組みとして、ポイントを貯めて景品をいただくといった、ご自分の介護予防につながる中でされているが、一回何円といった有償化での実施の検討も必要になってきていると考える。また、それが介護保険なのか、今の施策の中で実施するのか、それとも地域の助け合いなどで実施するかを考える必要がある。

委員
一番大事なのは介護予防だが、介護予防と地域づくりを無理やりくっつけると目的を見失いやすい。市民の皆さんのニーズを聞いて、それを市民の皆さんと協働で企画しないといけない。行政がこれをやりなさいと言っても、市民がなかなか受け入れられないため、地域のみなさんが一緒にやりたいと思うようなものであると活動が増えると思う。福祉の分野だけでは物事は解決しない。建設や公園など様々な部署が横断的にやってもらわないとなかなか難しいと思う。様々な方の知恵を出し合うとうまくいく。先ほどの報告では、数字を並べているだけで基本的なことが抜けている気がする。行政は市民が地域への関心を高めるための努力をし、支援が必要な人が主体的に動くこと、元気な高齢者が活躍することが大切。特に気になるのは、成年後見制度である。利用者の意見も聞いた取組をしたいということだが、それは賛成である。

部会長
地域共生社会と国はいうけれども、現場ではなかなかむずかしい。その辺をみんなが知恵を出す必要があるのでは。

委員
家の近所は助けあいをしているが、地域の助け合いに対して補助をしてもらったら、やる気が出る。高齢者中心となっている祭りなどの行事も、若い世代に移して関心を高める試みもあってもよいのでは。数値(要介護者数)を追いかけるより、大事なものがある。

委員
わたしは生協で助けあいの活動をやっている。その中では、インフォーマルなサービスとして自主的なボランティアをされている優しい方がいる。「自分のためにもなる」と活動されている方を発掘し増やしていただきたい。

部会長
ケアマネジャーが作成するケアプランを客観的に点検する事業において、インフォーマルサービスの活用を進めるしかけも必要と思う。

委員
行政と民生委員は、どのようにタイアップしているのか。

委員
民生委員はすでに多くのインフォーマル活動を担っているが、市役所の下請けとなる存在ではない。福祉行政や社会福祉協議会は、福祉分野だけではなく他分野の連携を進めないと市民からは何をしているのか見えない。たくさんの施策があればあるほど、目的が伝わりにくくなってしまう。

委員
民生委員として活動しているが、しっかり行政と社会福祉協議会と連動、協力しあって活動している。民生委員が単独で動いていることはまずない。私も300世帯ほどの地域とかかわっているが協力しあわないとできないことだ。また、地域の高齢者を見守っているなかでは、ゴミ出しを手伝ってほしいとの声をよく聞く。

委員
自治会のある地域では住民同士の交流や助けあいができてよいが、ない地域はそれがしにくいということもあるのではないか。

委員
先日も電話で1時間、94歳の夫を看ている93歳の妻の話を聞いた。そういう関係が支えあいのまちづくりにつながっていると感じる。

事務局
確かに行政が立案して行政が行うべき内容の事業もあるが、市民が立案して、市民とともに協働する実施方法も必要だ。社会福祉協議会では全世代を対象とする地域のきずなづくりを応援する役割と、高齢者の生活支援を目的とした地域づくりを進める役割とを兼務するコーディネーターが配置されており、2年目になる。具体的にどんな地域づくりが進んでいるかをお伝えしていきたい。

(3)次期計画のアンケート調査票について
事務局
資料3「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」説明

委員
高齢者だけではなく、若い人の意見を聞く機会があればよい。

事務局
この調査は国が行う調査になっているので、若い人への同様の調査は別の機会に検討したい。

部会長
先程も困っている人が多いと意見のあった「ゴミ出し」についても聞くのはどうか。

委員
歯のことについて聞いているが、全体の流れの中で違和感がある。歯がたくさん残っている人は健康であることはわかるが、この質問は必要か。また、地域別に集計すると、地域の特徴が出すぎてしまわないか。

事務局
調査項目として、国が定めた項目にあたり必須のため、削ることは出来ない。項目に応じて市全体と圏域ごとの集計を行い、各地域または市全体での施策展開につながるよう実態を把握する。

委員
アンケート結果の周知と施策展開が大切。公表の際は、地域の特徴を捉えつつも必要な配慮を施すとよいのではないか。

(4)その他
事務局
第2回高齢福祉部会は、来年2月に予定。

閉会

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部高齢介護課高齢福祉係

電話: 075-955-9713

ファクス: 075-951-5410

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