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市長と語る“対話のわ” 令和5年10月28日(土曜日)神足ふれあい町家

  • ID:13907

日時

令和5年10月28日(土曜日)午後2時から午後3時

場所

神足ふれあい町家

テーマ

はじめに市長より「これからの長岡京市」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

 

  • 待機児童対策
  • 教育環境の充実
  • インクルーシブ公園
  • 助け合いとつながり事業
  • 中小企業振興基本条例
  • 市役所新庁舎
  • 共生型福祉施設

    参加者

    8名

    対話(質問・意見)

    <参加者>
    長岡京市の25歳から40歳の人口が増加したというお話がありましたが、増加の要因としてどのようなことが考えられますか。

    <市長>
    ひとつは、長岡京市の交通利便性が考えられます。最近転入して来られる方は、夫婦共働きであることが多く、京都市内や大阪府へ通勤しやすいことで、住む場所として選ばれやすいことが要因のひとつとして考えられます。また、長岡京市内の学校が充実していることも要因として考えられます。中学校給食の実施や放課後児童クラブが学校内にあることなどの子育て環境が評価されていると感じます。その他には、交通利便性が高い一方で、自然が豊かなところがあげられます。開発が進んできたとは言え、長岡京市はもともと農地だったところが多く、交通の利便性と豊かな自然の調和が魅力であると思います。


    <参加者>
    京都市内に働きに出やすい地域として長岡京市への転入を決めました。実際に住んでみると、便利な立地ではあるけれども、買い物をするところや遊ぶところが少ないように感じます。大学生などの若い方が気軽にごはんに行けるようなところがあれば、なおよいまちだと思います。

    <市長>
    京都市にも大阪府にも近いということは、京都市にも大阪府にも気軽に出かけられるということです。そのため、京都市や大阪府に出かけることも多くなるとは思いますが、ちょっとしたものを買うのであれば、市民の皆さんが長岡京市内のお店に行くようになれば、という思いもあり、地域経済の持続的な発展を目指し、中小企業振興基本条例を制定しました。
    例えば、市内で作られたものを購入することで、そのお店が元気になり、新商品の開発につながったり、市に税金を納めてもらうことで、市がさまざまな事業ができるようになります。長岡京市内でこういった経済の好循環が生まれることで、より住みやすいまちになっていきます。


    <参加者>
    長岡京市外在住の方に、長岡京市は繁華街がなくていいねと言われました。これは落ち着いた生活環境があるという意味です。引越しするタイミングで子育てをするうえでの、生活環境や教育環境について考えている方が多いんだなと感じました。

    <市長>
    私の同級生でも、大学や就職のタイミングで長岡京市を出ている方が多いですが、ふとしたときに、長岡京市に帰ってきている方に会うことがあります。自分の出身地で、もともとよく知っている場所だということもあると思いますが、やはり通勤に便利なことも大きな要因のひとつだと思います。他にもいろいろ要因は考えられますが、おっしゃった教育環境も主な要因ではないかと考えています。



    <参加者>
    私は視覚障がい者で買い物など、生活するうえで移動するときにガイドヘルパーさんに手助けをお願いしています。コンサートなどいろいろなイベントに参加するときも、一人では参加できないため、ガイドヘルパーさんと一緒に行くことになりますが、コンサートに参加するには、自分のイベントチケットと合わせてガイドヘルパーさんのイベントチケットも自分で購入する必要があります。イベントチケットは高額のものもあり、イベントに参加したいと思っても、参加を躊躇してしまうことがあります。

    <市長>
    イベントの主催者側など社会として理解を広げていく必要があると思います。すぐに何か対応ができるものではありませんが、ご意見として受け止めさせていただきます。


    <参加者>
    JR長岡京駅とペデストリアンデッキの境目の手すりの汚れが気になります。来月にはガラシャ祭が開催され、市外から来られる方もいらっしゃいますので、観光の面からも長岡京市の玄関口として清掃しておいてほしいと思います。

    <市長>
    おっしゃるように、駅前は長岡京市の玄関口として大切な場所です。
    現場を確認し、JR側の管理と市側の管理の管轄を整理したうえで対応します。
    【補足】
    ご指摘いただいたところは、長岡京市が管理する場所であり清掃しました。


    <参加者>
    長岡第六小学校にキョウチクトウ(夾竹桃)という毒性のある植物が生えているのを見つけました。一度調べてみてほしいと思います。

    <市長>
    早急に調査し、対応します。
    【補足】
    長岡第六小学校を調査したところ、キョウチクトウであることが確認されたため、伐採しました。


    <参加者>
    土曜日、日曜日に災害があった場合に対応できるよう、毎週金曜日の午後に公用車のガソリンを満タンにしている自治体があると聞きました。長岡京市は、どのように公用車を管理されているのでしょうか。

    <市長>
    長岡京市では、公用車のガソリンを金曜日に給油するという定めはないですが、残りのガソリンが1/2を下回る前に必ず給油するルールを設け、万一の災害に対応できるように管理しています。


    <参加者>
    緊急情報の新システムとして個人受信機を一世帯2,000円で利用できるようにされている自治体があることを聞きました。長岡京市では、緊急情報の発信についてどのようにお考えですか。

    <市長>
    個人受信機については、検討しているところです。現在、長岡京市ではFMおとくににて災害情報を発信しています。FMおとくには、サテライトスタジオを含め3つのスタジオで運営されていますが、緊急時は割込み放送を利用し、市役所からも放送することができます。また、より多くの方に緊急情報を届けるために、緊急情報発信時にみなさんのご自宅のラジオが自動で起動する自動起動ラジオを使ったプッシュ型の情報発信も考えています。これまでの防災行政無線は大きなスピーカーを集落ごとに設置して、緊急時はそのスピーカーから情報が発信されるというものが主流でした。しかし、最近の家は機密性が高く、窓などを閉め切ってしまうと雨風の音でスピーカーからの情報が聞こえにくくなってしまいます。そのため、スピーカータイプの防災行政無線を整備するよりも、災害が起こりうる地域の方や要配慮者の方により情報が届く方法を検討しています。


    <参加者>
    災害時の緊急速報エリアメールは活用できないのでしょうか。

    <市長>
    緊急速報エリアメールは、一定のエリアの方に向けた緊急の情報発信で、ピンポイントの地域の方に向けた情報発信をすることが難しいです。一方で、FMを活用した情報発信では、市役所から直接情報を発信するため、長岡京市の中でも、どの地域が危ないかという情報をピンポイントで発信することができます。こういった割込み放送の利用により、市役所からより詳細な情報をお届けすることができます。


    <参加者>
    長岡第八小学校から小畑川を通って大門橋へ続く道の路肩のアスファルトが崩れているところがありました。崩れている場所は、雑草も茂っていて、視覚障がい者にとっては非常に危険な場所だと感じました。

    <市長>
    情報提供いただきありがとうございます。道路の点検、見回りは市の職員で実施し、できる限り危険なところがないようパトロールをしているところですが、細かいところなど、発見できないところもあります。長岡京市では、市の公式LINEを活用して、道路や水路等の不具合の通報を受け付けています。スマートフォン等のカメラで、市民の皆さんから道路などの危険個所の写真を送っていただくことで通報することができます。また、通報いただいた道路などについては、毎月市のホームページにて対応状況を掲載しております。長岡京市全域を市職員のみで常時パトロールすることは難しいので、もしお気づきのところがあれば、ぜひLINEを活用して教えていただきたいと思います。
    【補足】
    ご指摘いただいた道路については、修繕しました。


    <参加者>
    市役所新庁舎の女子トイレの荷物をかけるフックの位置がかなり高く不便だと思います。

    <市長>
    確認します。
    【補足】
    荷物をかけるフックがトイレのドアストッパーの役目も兼ねているため、現在の設置になっています。


    <参加者>
    新庁舎の点字ブロックについてです。視覚障がい者の方は、新庁舎の入り口から総合案内のところまでは、点字ブロックに沿って自分で歩いていくことができますが、そこから点字ブロックがないため、ひとりで市民課まで歩いていくことはできません。新庁舎内も黄色い点字ブロックを設置していただきたいと思います。

    <市長>
    現在工事中のところも含め、点字ブロックの配置について確認します。
    【補足】
    後日、新庁舎のバリアフリー化について、各種団体にヒアリングを行い、庁舎建設におけるバリアフリー化について検討しています。

    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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