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市長と語る“対話のわ” 令和6年2月24日(土曜日)時事問題研究会

  • ID:14083

日時

令和6年2月24日(土曜日) 午後2時から午後3時

場所

中央公民館 学習室2

テーマ

はじめに市長より「これからの長岡京市」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

 

・子育て・教育環境の充実

・安全安心のまちづくり

・人と人がつながるにぎわいと交流、共生の基盤づくり

・デジタル化の推進による市民の利便性向上と業務効率化


    参加者

    12名

    対話(質問・意見)

    <参加者>

    図書館のデジタル化についてです。若い方の文字離れが進んでおり、紙で何かを読むという習慣は今後なくなるかもしれないと思います。図書館に行かなくても本を借りれる仕組みがあれば、デジタルでいろいろなものを読むことができ、文字離れも防げるのではないでしょうか。また、電子図書を導入することで本の整理などの業務軽減につながるのではないでしょうか。


    <市長>

    ライセンスを使用するかたちで全国的に電子図書が普及していますが、本市では電子図書についての議論がなかなか進んでいないのが現状です。今回のご意見は、今後の図書館にとって必要なことだと思いますので、図書館と共有させていただきます。



    <参加者>
    中央公民館や図書館など、一定の利用があるわりには閑散としているように感じます。中央公民館を利用するときの待ち時間など、集まった人たちで話をしたりできる交流スペースがあればいいと思います。長岡京市の中心部にある長岡京消防署を交流スペースにはできないのでしょうか。

    <市長>
    交流スペースについては、図書館と中央公民館の前に広いスペースがあり、現在はキッチンカーやワゴン販売の出店に活用されています。このスペースを有効に活用して、記念文化会館や中央公民館の待ち時間に集まることのできる場所が作れないか今後検討していきたいと思います。


    <参加者>

    新しい施設を建設することはよいことだと思いますが、例えば中央公民館の床や壁など、古くなった施設のメンテナンスも積極的に進めてほしいと思います。施設が新しくなれば、より人が集まる場所になるのではないでしょうか。


    <市長>

    中央公民館等、施設が建設されてから年数が経ち、老朽化しているところもあるため、現在、エレベーターや屋上の防水などのメンテナンスを行っています。
    施設を維持、管理していくことも必要だとかんがえていますので、ひとつひとつできるところについては、改修を進めていかなければいけないと思っています。



    <参加者>

    長岡京市の人口が8万人を超え、今なお微増傾向が続いているというお話でしたが、今後の長岡京市の人口についてどのくらいを想定していますか。人口が増えると学校の計画の見直しなどの必要が出てくるので、人口が増えることだけがよいことだとは思いません。人口を抑制することもひとつの方法だと思いますが、市長はどのようにお考えですか。

    <市長>

    現在長岡京市の人口は8万2千人を超えています。これは新たなマンションができたり、宅地開発が進んだことによる、長岡京市外から長岡京市への転入が要因だと考えられます。長岡京市にとって人口8万人を維持することは、さまざまなサービスを提供するための大きな目標でもあり、維持しなければならないものだと思っています。このような考えのもと、開発の抑制による人口抑制はすべきではないと考えています。



    <参加者>

    ふるさと納税についてです。長岡京市のふるさと納税の現状を教えてください。また、長岡京市はふるさと納税に力を入れているのか教えてください。


    <市長>

    長岡京市は、1年で約3億円のふるさと納税をいただいています。現在いろいろな事業所に参入いただいている状況で、本市のふるさと納税は右肩上がりに進んでいると感じています。今後も取り扱う商品を増やしていく必要がありますので、いろいろな事業所にお声かけをして少しずつ参入していただける事業所が増えるよう取り組みを進めていきます。


    <参加者>

    長岡京市で転入による人口増加が進み、ここ2、3年で農地が宅地に代わり、マンションが建つことにより、田畑がなくなってさみしいと感じます。土地が農地から宅地へ変わるのは相続税など個人の問題でもあると思う一方、一番の問題は農業をやっていてもお金を稼げないことだと思います。今は昔と違い野菜等を売っても買ってくれる人が少ないと聞いています。長岡京市の特産品でもあるたけのこも同じだと思いますが、後継者不足も問題となっています。多くの人に農業を続けてもらうための対策や新しい考え方などありましたら教えていただければと思います。


    <市長>

    人口増加の要因として宅地開発があります。田畑が少なくなっていくことへのさみしさがあるのも事実ですが、開発される農地については、市街化区域内の農地であり宅地転用が可能なところです。市街化調整区域内にある農地については都市計画に従って農地を残していくこととなります。市街化区域内の農地は、都市内の土地を有効に活用していくために、宅地化していくことが制度の前提にあります。ただ市街化区域内で生産緑地として農業をされている方をどう応援していくのかが大切だと思います。市街化区域内のルールの中での開発は一定受け入れていかなければいけませんが、一方で農地をもっておられる方にいかに長く農地として活用していただけるように応援していくかという目線で農業施策を進めています。いろいろな生産基盤の強化や、地産地消の推進として学校給食に活用するなど取り組みをしておりますが、後継者不足も大きな課題であり、明確な解決策はありません。長岡京市が持っていたもともとの魅力は緑が多いことだと思います。ふれあい朝市などの取り組みを継続してもらえるように、これからも営農を続けておられる方を応援していきたいと思います。


    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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