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現在位置

第32回生活環境審議会会議録

  • ID:15941

日時

令和7年9月26日(金曜日)午前9時30分から午前11時10分まで

場所

長岡京市役所新庁舎(1期)4階 会議室401

委員の出欠

的場 信敬(龍谷大学政策学部教授)

山中 篤(長岡京市経済協議会)

太田 香(長岡京市商工会)

福西 一夫(長岡京市自治会長会)

宇治 大輔(連合京都乙訓地域協議会)

瀧川 正子(長岡京市女性の会)

清水 晶子(フードバンク長岡京)

湯川 智子(長岡京市環境の都づくり会議)

木原 浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

森永 浩之(市民公募)

斉藤 幾世(市民公募)

星野 桃子(京都府乙訓保健所技術次長兼環境衛生課長)

<欠席>

清水 万由子(龍谷大学政策学部准教授)

徳地 直子(西山森林整備推進協議会)

項目

開会

議事1 会議及び記録の公開について

会長:それではですね。ここから私が議長を務めさせていただきます。円滑に進められますよう、皆様のご協力をお願い致します。まずは議事の一つ目、会議及び記録の公開について、事務局から説明をお願いします。

事務局:長岡京市では審議会等の会議の公開に関する指針におきまして、審議会等は原則公開としており、審議会等の会議の公開または非公開の決定は、審議会等の長が、当該審議会等に諮って行うものとすると規定しております。会議及び記録の公開につきまして、よろしくご審議願います。

会長:本審議会の公開または非公開について、委員の皆様にお諮りします。本審議会についても、指針に基づき、会議及び記録については「公開」ということでよろしいでしょうか。

一同:異議なし。

会長:ありがとうございます。皆様、異議なしということですので、公開とさせていただきます。なお、本日は傍聴者の方はおられませんので、次へ進みたいと思います。

議事2 第三期環境基本計画実施計画令和6年度実績評価について

会長:それでは議事の2番目、第三期環境基本計画の令和6年度評価について、事務局からの説明をお願いします。

事務局:それでは資料を使って説明させていただきます。資料は画面の方でも共有致します。まずですね、1年ぶりの審議会となりますので、はじめに基本的な事柄を確認させていただきます。長岡京市第三期環境基本計画は、本市の環境政策の基本的方針を定めたもので、令和4年度から令和12年度までの9年間の計画となっています。その間、施策を着実に進捗させるため、より具体的な取り組みを定めた環境基本計画の実施計画を3年ごとに策定することとしています。今回の議事2では、令和4年度から令和6年度までの3年間の実施計画のうち、令和6年度、つまり前年度の進捗評価についてご意見をいただくとともに、今後の施策提言についてもご意見をいただきたいと思っております。それでは議事2令和6年度評価について説明をさせていただきます。政策的に紹介したい点や、三角評価だった箇所を中心に、30分少々のまとまった時間の説明となりますが、ご了承願います。

資料3の冊子の資料の3ページをご覧ください。市域における温室効果ガス排出量ということですが、温室効果ガス排出量の計算に使う統計の数値が出揃うのに時間がかかることから、確定値の最新版は令和3年度ということになっております。中段の表の太枠の部分ですが、令和3年度の結果は、32万2千トンで、前年度より少しだけ減少しているという状況です。とはいえ、府単位の統計数値の按分により計算しているところがほとんどですので、「長岡京市がこういうことを頑張ったから下がった」とかいったですね、固有の事情は反映されにくいという事情がございます。基準となる2013年度と比べると大幅に減っておりますが、電気の排出係数、つまり電気を発電するのにどれだけのCO2を排出したか、によるところも大きく影響しております。よってここの数値はあくまでも参考値として捉え、取り組みを着実に積み上げているかどうか、というところに注目をしていく必要があると考えております。

続いて4ページの下段の写真のところをご覧ください。毎年ホタル観賞の夕べという祭りを実施しており、多くの方にご来場いただいております。そうした多数の方が集まる場で、省エネ・再エネの啓発ができないかと、ホタルを表現した手回し発電実験器を設置するという試みを行いました。手回し発電をすると、蛍のお尻が光るというものです。こうした遊びを通して、LEDの省エネ性能について知っていただきました。これは小さな試みですが、こういった工夫を行っていることを紹介しました。

続いて5ページをご覧ください。三角の箇所です。再エネ100%の電気を調達する公共施設の数ということで、2施設の目標に対し1施設ということで三角の評価としています。2段落目のところです。目標設定時は、再エネ100%の電気を購入するという手法も視野に入れて、このような目標を設定したものですが、国際情勢を背景に、電力調達の市場環境が大きく変化していることから、再度慎重に再エネの調達手法を検討しています。一方、達成した1施設というのは、冒頭の副市長のあいさつにもありましたが、最初の段落のところで、JR長岡京駅前の電気を、駅前の太陽光パネルと蓄電池で全て賄うという取り組みのことを指して1施設としております。夜間に蓄電池から放電しても足りない分の購入電力は、非化石証書という環境価値を購入することで、CO2フリーにしています。今後は、ハード面での再エネを増やす努力は引き続き必須と考えますが、その上で、非化石証書の購入といった手法を含めて、電気のCO2フリー化を目指していきたいと考えています。

続いて8ページの上段をご覧ください。写真のところです。本審議会にもご出席いただいております長岡京市環境の都づくり会議様による打ち水大作戦と、1日省エネ相談所についてご紹介しております。1日省エネ相談所では、京都府地球温暖化防止活動推進センター様にもご協力をいただきました。ありがとうございます。

続いて同じページの下段をご覧ください。同じく写真のところです。こちらも冒頭、副市長の方から紹介させていただきました、健幸スポットのびのび苑という高齢者福祉施設で、令和6年度にオープンしました。市公共施設で初のZEB READY認証の建築物となっております。基準となるエネルギー消費量より50%以上の省エネを達成しております。また、今後建て替えを行う長岡第三小学校の校舎、改修工事を予定している西山公園グリーンハウスにおいても、ZEB READYを前提とした整備を予定しております。

続いて9ページの中段をご覧ください。ゼロエネルギー建築物の普及啓発というところです。最後の2行のところですが、窓の断熱改修のCO2削減効果と経済的メリットを市ホームページに掲載するということで、こちらも工夫をしましたという紹介です。こういった「効果の見える化」ということも、啓発の工夫として必要と考えています。

続いて13ページの上段をご覧ください。三角の箇所です。シカの写真が写っておりますが、「鳥獣による農作物被害の軽減策の実施」というところです。こちら目標値には届かなかったということで三角ですが、有害鳥獣の侵入箇所の調査、金網防護柵の嵩上げや改修などの対策により、被害面積は前年度より若干減少したという状況です。

続いて同じページの中段、「熱中症予防の周知」のところです。こちらは、温暖化を止めようという「緩和策」ではなく、「適応策」ということになります。一部の公共施設を、熱中症特別警戒情報が発表された場合の「指定暑熱避難施設」として指定するということを行いました。これにより、屋外で活動等されている人が、健康被害を防ぐため、一時的に暑さをしのぐことができるようにしているものです。

続いて15ページ、三角の箇所です。こちらはですね、「雨水浸水対策事業の実施」ということですが、外的要因による工事の遅れということになっております。工事においては、外的要因によって遅れるということでどうしても発生することがあります。

続いて、16ページからは次の柱に行きまして、「資源循環」の柱に入ります。まず、主要指標とサブ指標をともに見ていただきたいのですが、指定ごみ袋制度導入以後、減少傾向が続いております。

続いて17ページの上段をご覧ください。「フードドライブ」とある部分です。本審議会にもご出席いただいております、フードバンク長岡京様の活動について、市としても連携を図っているものであります。食品ロス削減となるだけでなく、必要としている方への支援にもつながる、まさに分野横断的な取り組みとなっております。

続いて同じページの中段です。「食品ロス・プラごみ削減に向けた啓発活動」ということで、市民にとっての情報入手先や、市からの啓発の手段として、「ごみ分別アプリ」というアプリを運用しています。分別方法や臨時的な収集日のお知らせのほか、啓発的な内容の掲載も行っております。

続いて18ページの上段をご覧ください。「廃棄物減量に係る研修会」という、写真が載っているところです。地域でのごみ減量や再資源化に向けた取り組みのリーダー的役割を担う廃棄物減量等推進員さんの活動を支援しています。写真はスーパーでの啓発活動の様子ですが、この他、研修活動の一環として、環境フェアにおいて、食品ロスに関する講演会を実施し、一般の方の参加も可能とすることで、多数の方にご来場いただきました。

続いて19ページの中段をご覧ください。「給食から排出される生ごみを再資源化」ということで、こちら改めての取り組みの紹介となりますが、現在、全ての公立保育所、小中学校で給食調理くずなどの食品残渣の再資源化を行っており、再資源化した残渣は「飼料」つまり家畜のえさですね、それに生まれ変わっております。

続いて同じページの下段です。「古紙等の排出が可能な拠点回収場所の拡充」というところです。こちらも改めての紹介となりますが、子ども会等が運営する集団回収場所において、そうした団体の非加入者も排出できるようにしてもらっており、その場所を拠点回収場所として、市ホームページで公開して、より一層のリサイクルを推進しているものです。

続いて20ページの上段下段をご覧ください。こちらも両方のグラフに注目していただきたいのですが、こちらの手法についても、指定ごみ袋制度導入以後、減少傾向が続いております。

続いて次のページの粗大ごみのところです。こちらも取り組みの紹介になりますが、市では、公式LINEからの収集申し込みができるようになっており、市民の利便性に寄与しております。

続いて22ページの上段の三角の箇所です。水だよりの発行のところです。年3回の発行目標に対して年2回ということで三角となっているものですが、デジタル及びリアルタイムに発信する広報活動を積極的に行うことと引き換えに見直しを行ったものです。

続いて23ページから次の柱に行きまして、「環境共生」のところです。こちらの主要指標ですが、森林CO2吸収量ということで、森林整備を着実に積み上げ、現在目標を達成している状況です。

続いて24ページの中段、蝶々の写真が載っているところをご覧ください。三角の箇所です。モニタリングサイト1000里地調査ということで、調査項目が目標の3項目に対して2項目ということで三角となっています。想定では鳥、蝶々、植物の3項目を予定していたのですが、調査はボランティアによって成り立っておりますので、鳥の調査の方で、調査員さんのご事情により、ちょっと調査・把握が困難な状況となり、2項目となりました。

続いて25ページの上段、写真の箇所をご覧ください。こちらも改めての取り組みの紹介となりますが、西山を活用した特色ある環境学習の実施ということで、その一つとして、神足小学校には薪ストーブがありますので、毎年冬、火入れ式ということで、西山の間伐材を使って、子ども達に薪割り体験や薪ストーブに薪をくべる体験をしてもらっています。それと併せてですね、地元環境団体の方に、里山と昔の暮らし、自然にやさしい暮らしについてお話をいただいております。

続いて26ページの下段をご覧ください。「京都大学等と連携した資源活用手法の調査研究」ということで、今日はご欠席されておられますが、本審議会の委員が関わっておられる事業となります。科学的なアプローチから放置竹林の問題に貢献するため、竹の利活用を研究するプロジェクトということで、産官学それぞれの強みを生かしていく、そういった事業を今進めていただいております。

続いて28ページの上段をご覧ください。三角の箇所です。「農地パトロールの実施及び農地銀行制度の運営」というところで、2行目に記載しておりますが、現地調査をより綿密に行ったことにより、前年度から増加する結果となりました。今後もですね、遊休農地の発生を未然に防ぐ取り組みを行っていくこととしています。

続いて同じページの一番下です。ゲンジボタルを育てる会と書いてあるところです。こちらも紹介になりますが、これまで市と連携しながら活動を続けてこられた長岡京市ゲンジボタルを育てる会という地元の団体が、令和6年度に40周年を迎えられました。

続いて29ページから次の柱に行きまして、「都市環境」というところに入ります。29ページの一番上、主要指標ですが、住民1人当たり公園面積というところですね、丸となっております。市の人口は増加しておりますが、同時に公園整備も計画的に進めていますので、住民1人あたり公園面積も前年度から増加しています。令和6年度にオープンした公園として、市内初のインクルーシブ公園である、写真の「粟生畑ヶ田公園」があります。「インクルーシブ」と言いますのは、あらゆる人が、孤立したり排除されたりしないよう、みんなで援護し、社会の構成員として包み込み、支え合うことを意味しています。ですので、障がいのある人もない人も、あらゆる人が利用できる公園のことを言います。

続いて30ページの上段の三角の箇所です。「緑の講習会・グリーンカーテンコンテスト~」というところです。参加・応募者数が目標値に届かなかったということで三角ですが、下から2行目に記載していますとおり、令和4年度にグリーンカーテンコンテストを終了したことによる影響もあります。グリーンカーテンの啓発自体は、今後も継続して行っていくこととしています。

続いて31ページの上段と下段をご覧ください。一番上と一番下が三角になっています。「透水性舗装~」というところと「バリアフリー・電線類地中化~」というところですが、こちらもいずれも外的要因による工事の遅れとなっております。事業に遅れは生じているものの、着実に事業は進めていくことを予定しております。

続いて32ページの上段の三角箇所をご覧ください。「歩行車道の整備」ということですが、こちらも外的要因による工事の遅れとなっております。

続いて33ページの中段、「まちなか博物館ネットワーク」のところをご覧ください。長岡京市の環境基本計画では、歴史息づくまちなみも生活環境の範囲として、計画の範囲と捉えています。現在建設中の二期新庁舎の中に、「歴史資料展示室」の設置を予定しています。市内に点在する史跡等を一帯で「まちなか博物館ネットワーク」と捉え、その中心施設の役割を果たすことを念頭に設計が進められたものです。

続いて35ページ上段の三角箇所、「空き家の苦情是正率」というところをご覧ください。是正率が目標値に満たなかったということですが、もちろん空き家のご意見があった場合には、所有者に適切な管理をお願いするなどの対応を行い、是正される場合もございますが、相手のあることですので、是正に至らないものが一定あったという、そのような結果となっています。

続いて、36ページからは最後の柱「分野横断的施策」というところになります。最初の「①環境に配慮した事業活動を展開する事業者との連携」というタオルの写真のところです。令和5年度に、服飾関係の事業者であるピエクレックスという企業様と資源循環及び温暖化対策を進めていこうということで協定を締結しました。この会社が開発した生地は、堆肥化が可能な環境にやさしい素材となっております。令和6年度には、この協定に賛同した地元企業様から、この堆肥化が可能な生地で作られたタオルをご寄附いただきまして、令和6年の4月から、長岡京市に婚姻届を提出された方に、啓発の意味も込めて贈呈をしております。約2年分いただいております。

続いて37ページの上段、「環境に配慮した消費行動」のところをご覧ください。後半の段落ですが、府の事業で、「京都省エネ家電購入キャンペーン」というのを実施しておりました。省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫を買った際に、府内利用限定の電子マネーなどで還元するという事業で、こちらも広報協力を行い、問い合わせといった形で反響も多数ございました。

続いて38ページの中段をご覧ください。公園の写真イラストがあるところです。西山公園第3期の整備というところです。西山公園自体は体育館などを含めた広い範囲を指しますが、この度第3期の整備ということで、長岡京市の方はご存じかもしれませんが、じゃぶじゃぶ池という池があります、その近くのグリーンハウスの横にですね、西山の麓にふさわしい環境とも調和したインクルーシブ公園の整備を予定しております。令和8年春頃に開園の予定でして、西山の自然空間に親しむということもコンセプトとなっております。

続いて39ページの下段をご覧ください。COOL CHOICEとあるところです。令和6年度に制度改正を行っております。太陽光パネルと蓄電池の同時設置の補助メニューにおいて、補正予算を活用して、より一層の自家消費型の再エネ導入を促進するため、京都府さんと連携して、国の固定価格買取制度を「FIT」を活用しないパネル設置案件について、補助を拡充するということを行っております。

続いて40ページの下段をご覧ください。「家庭用品の再利用推進」というところです。後半の段落ですが、さらなるリユース促進ということで、不要品の譲り先を見つけるインターネットサービス「おいくら」「ジモティー」という名前を聞かれたことがあるかもしれませんが、こちらと協定を結んでおり、市民の方に、こういった選択肢も提示をしております。

続いて41ページ42ページからはですね、各種環境学習企画等の紹介です。一部ですね、参加人数が満たずに三角なったとなった事業もございます。

続いて43ページの上段をご覧ください。「環境フェア」とあるところです。「③地域の中で環境を考える学び合いの機運の醸成」というところで、上段の環境フェアですが、令和の6年度も農業祭と合同開催しまして、それに加えて、大阪関西万博開催記念ということで、国際的な要素も取り入れて実施を致しました。こういった、市民団体の方、企業の方から参加者に啓発いただく、行政から市民への啓発だけじゃなく、市民から市民への啓発という、そういった同じ市民の立場、身近な立場の人達からの啓発を通して、環境問題の自分ごと化に寄与する、こういった機会を今後も創出していく必要があると考えております。

続いて45ページからは、第一期間の振り返りとなっております。冒頭申し上げました通り、令和4年度から令和6年度の3年間でひとまとまりの実施計画となっておりまして、令和6年度までが終わったということで振り返っております。45ページの中で言うと、特にサブ指標の方ですね、「戸建住宅に占める太陽光発電設備導入率」ということで、2030年度の目標に対して現在地がどこかというのを見ていただくようなグラフとなっておりますが、ペース的には達成の見込みとなっております。しかしそれが、大きな目標としている2030年度に46%のCO2削減という目標に対してどうなのかというところは、検証をするのが困難です。文章の最後の2行に記載しているように、脱炭素社会の実現という変革の大きさを考えれば、この指標に安心するのではなく、さらなる取り組みの上積みが必要だという前提に立つべきと考えられると思います。

続いて46ページの「資源循環」です。主に廃棄物関連のところです。こちら主要指標、サブ指標いずれも既に達成という記号を付しております。今後関連する計画の見直しにおいて、目標数値の見直しを検討していく予定となっております。

続いて47ページの「環境共生」です。主に自然環境関連の部分です。こちらの主要指標ですが、目標をほぼ達成している状況です。サブ指標についても、基準となる状況からの「維持」が目標でしたので、既に「維持」はできているという状態とはなっています。主要指標、サブ指標ともに、やはり自然相手のものですので、引き続き適切な人の介入が必要だと考えております。

続いて48ページの「都市環境」です。その名のとおりまちとしての環境のところです。こちらも基準年度の状況からの「維持」が目標でしたので、現時点では達成している状況です。人口が増えれば一人あたりの数値というのは下がってきますので、今後も計画的に公園整備を行っていくこととしています。

資料3の説明は以上なのですが、最後にですね、前年度の話ではなく、5分ほどで今後の施策の紹介を一つさせていただきたいと思います。資料の4-1と資料の4-2をご覧ください。名称はまだ仮ですが、現在「長岡京若者未来気候会議」という事業の企画を進めています。資料の4-1の主目的のところを見ていただきたいのですが、①若者からのアウトプットによる社会への啓発効果 ②若者の意見を施策に反映 ③環境教育を目的としています。背景としましては、やはり若者は気候変動への影響をより大きく受ける世代であること。また、そうした若者の声に対する社会の関心は高いと思われること、この他、令和5年の4月に施行された子ども基本法において、若者の意見の施策への反映が求められていること、こういったことが挙げられます。事業の概要としましては、そうした若い世代を集めて、基礎学習やグループワークを経て、温暖化対策の必要性や内容について、若者自身が社会へアウトプットするということを一連のプログラムとして考えております。環境基本計画上の位置付け、参加年代・人数、参加動機については記載のとおりで考えています。そして具体的なプログラムのイメージ、どんな内容を考えているのかというのが、資料の4-2です。若者自身が社会へアウトプットするとはいえ、若者が何を求め何を発信していくかという、その部分が重要です。最新の知見による脱炭素啓発のポイントとしては、脱炭素社会は我慢の社会じゃない、いい社会だという前向きで実現の展望が持てるような、そういった啓発が今求められていること、また、脱炭素社会づくりに主体的に関わる人材育成が求められていることが挙げられます。そういったポイントを踏まえ、主たるアウトプットの内容、若者にアウトプットしてもらう内容としては、住みたくなるような、そんな「長岡京市の脱炭素な未来像」を考えてもらい、それを発信していくということを想定しております。資料の下に写真をいろいろ並べておりますのは、あくまでも未来像という言葉のイメージとして載せているだけですので、実際には若者の自由なアイデア・意見を大いに期待したいと考えております。そして、アイデアとはいえですね、一足飛びに未来像を考えてと言っても、なかなか議論が深まらない可能性もあります。そこで、昔の番組「どっちの料理ショー」を参考に、環境先進都市を二つ並べ、それぞれのいいところを紹介して、議論が深まる仕掛けをいろいろ行いながら、最終的に長岡京市の脱炭素な未来像を考えてもらい、社会に発信していくということを考えております。今まさに、温暖化防止センター様のアイデア・ご助言をいただきながら、この企画を考案している段階です。次年度から開始を予定しており、すばらしい事業になればと思っておりますので、ご意見いただければと思います。構想段階でありますが、ご紹介させていただきました。私からの説明は以上となります。

会長:ありがとうございます。説明をいただきました。皆様、何かご質問、ご意見等ございますか。

A委員:せっかくセンター様からも来ていただいていますので、質問させていただきます。3ページの気候変動対策の部分で、排出量の推移が出ています。2021年度が確定値ということですが、今2025年なので、やはりそんなに時間がかかるものなのでしょうか、ということと、コロナの影響が出ているような部分はあるのでしょうか、という質問です。

事務局:まず計算している立場から回答させていただきます。実際にこの資料の数値を市の方で算定していますが、国の方などから発表される統計資料、例えば「都道府県別エネルギー消費統計」というのがあったりしますが、そういったものが公表されるのに1年以上かかります。それらが出そろって計算して、実際に、こうして報告できるタイミングを考えると、3年目という形になってしまいます。次に、コロナの影響ですね、エネルギーの消費量なんかが減って、日本全体で減った時かと思うのですが、ただ実際こうして計算結果を見ると、なかなか見えてこない部分があります。どうしても実際にCO2排出量を測っているわけではなく、あくまでも統計数値がこうだからこのぐらい排出されているだろうという計算式に基づいていますので、なかなか実態を反映していない部分もあるのかもしれません。

B委員:今の事務局の方からご説明の通り、これは時間かかるものとなっています。国の統計も2年遅れで出てくるというものですので、こういうものだと思うしかないかなと。少々残念だとは思います。もう少しリアルタイムに見たいなというのはありますが、統計ってそういうものだと、最近は諦めているところです。コロナに関して若干補足させていただきます。やはり世界的にも移動がすごく制限されて、若干減ったというところは、世界の統計などで出ているところですが、それでも本当に若干です。ですから、ご質問を超えた私の意見も申し上げるなら、あれだけの巣ごもり生活をしたとしても、温室効果ガス排出量に与える影響というのは非常に小さいということが、逆に証明されてしまったようなところもあります。むしろ社会全体を、建築物断熱化であるとか、再生可能エネルギーを入れるとか、そういった社会を大きく変えていくということが必要で、我慢の省エネというのは本当に限界があるなということが見えた事例だったのではないかと思います。少し質問以上のことをお答えしました。以上です。

会長:ありがとうございます。次、どうぞ。

C委員:19ページの「再資源化領域の拡大」のところです。資料を見ますと、「長岡第四小学校では、生ごみコンポストを利用し」とあります。小学校は10小学校ありますが、他の小学校ではされていないのでしょうか。

事務局:学校自体にですね、大きなコンポストのバケツを設置してる、そのようにシンボリックにたい肥化活動をされているのは四小のみということなのですが、リサイクルに関する環境教育自体は、各学校それぞれ工夫をした授業なんかをされているかと思います。校庭に大きなコンポストバケツを設置して行っているのは四小だけということです。

A委員:それは小学校の判断なのですか。

事務局:それぞれ各小学校で取り組んでおられる環境教育というのがございます。例えばグリーンカーテンであったり、それぞれ取り組みが異なるところがございます。特に四小につきましては、昔から環境というところにスポットを当てて取り組んでおられますので、学校の先生方の取り組みの工夫の一つとしてコンポストを置いて取り組んでいるという状況でございます。

C委員:他の小学校にもそのような取り組みを勧めておられるということはないのでしょうか。四小にあるようなコンポストは高いのかもしれませんが。

事務局:金額というよりは、その教育をすることでどれだけの子どもが関心を持てるかとか、それぞれ学校の実態によります。当然、四小さんがこのような取り組みをしているということは、他校も知っておられますので、様々な取り組みの中の一つで環境ということを学んでいるという状況でございます。

C委員:ぜひ他の学校にも広めていただけたらと思います。今日はごみの回収日でしたが、ごみ収集車が来てくれて、生ごみをさっと持って行ってくれる。ありがたいシステムだと思います。今まで何気なくそう思ってきましたが、この回収がなかったら、世の中どうなるのだろうと思いました。昔、時代が古い時は、各家庭でごみを燃やしていたという話も聞きますが、今はそれをしてはいけません。収集車が来てくれているんだということと、このようなコンポストという取り組みがあるということを、皆さんにもっと知らせていただきたい、普及させていただきたいと思います。

事務局:少し補足させていただきますと、学校の方では出前授業ということで、環境業務課が講師として、どのようにごみを資源化していくかとか、そういったことも学ぶ機会になっております。

D委員:23ページです。竹林を含む森林整備ということで、去年、竹林がシナチクノメイガというガの幼虫の被害に遭いました。今年の5月末くらいからでしょうか、竹がだんだん枯れてきたのです。対策で害虫駆除の薬の散布をしておられる竹林もありますが。5月末くらいまでは、どうもなかったのですが、それ以降、すごい被害が各竹藪に及んできました。西山は、長岡京市は、乙訓のたけのこということで有名なのですが、来年の生産量はすごく危惧しています。私も少し藪があるのですが、もう去年に比べて竹の状態がすごく悪いです。被害がないところで5分の1くらいでしょうか。去年も不作とは言われたのですが、今年度、来年の3月にたけのこを掘り出す時にはどうなるかなぁと思っています。先日和歌山に行くことがあったのですが、京都府以外、和歌山でも竹の状態が、去年、一昨年に比べて若干悪いようです。ひょっとしたら日本中でという感じもします。それと猛暑ですね。去年、今年と猛暑で高温被害ですかね。今年は皆さん若干早く稲を植えられて、早くお米を取ろうとされておられるのですが、今年は本当に雨が少なくて、田んぼに張る水が制限されるというかそんな状況です。水がないと田んぼは割れてしまうので、そういう被害で、今年のコメの収穫量もどうなるかなぁと思っています。つまりこの農業に関して、近年の地球温暖化の影響でしょうか、この雨不足、高温、その対策は国でもされていますが、やはりみんなにも考えてほしいです。お米が高い高いと言われるのですが、今までが安かった部分もあるのではないかと。今では先ほど申し上げた状況なので、市民の皆さんにも考えていただいて、やはり対策というのが気になります。

会長:ご指摘の箇所ですね、ここで竹林の拡大が問題だということに触れているわけですが、関連して重要な情報もいただきました。たけのこを採る場所としての農業の維持、こういったところを含めた問題についてご指摘をいただいたかと思います。そういった意味では「適応策」ですね。地域の農業の「適応策」をどう考えるかというご指摘になるかと思います。その辺り、事務局の方、どうでしょうか。

事務局:こちら昨年から発生しています。外来生物で、生態がまだ分からない。どういったものが駆除の役に立つのか分からないということで、本市としても懸念しております。昨年10月頃ですか、京都府がシナチクノメイガということで種を特定しまして、その後エスマルクDFという農薬が効くということで、そういった情報も降りてはきています。また、4月の収穫では、農家さんによってはそれこそ半分であるとか、もう10分の1になったというご意見もいただきました。本市としては補助金をお出ししまして、農薬と噴霧する機械を助成しているところでございます。ただ、やはり今、竹を見ていただきますと、表面は青々と見えるのですが、中に入っていただくともう、まっ茶色になっています。この西山、本市の宝でもあります西山の竹林というのが、この後どうなっていくのかと、農家さんも、観光部門も非常に懸念しております。まずはどういった実態であるかというアンケート調査を今後していきたいと思っています。ただ当然、対策は市単独でできるものではございません。京都市から向日市、摂津、山城、一帯に出ています。そういった広域的な対策ができるか、先日9月5日、緊急要望ということで、本市として京都府の方にも要望しました。京都府の方でも対策会議を開催し、今後どのような対策をしていくかをそこで話し合っていくという状況です。市としても非常に懸念しているところでございますので、何か情報がありましたらお寄せいただけたらと思います。あともう一つの高温対策につきましても、農業のやり方をどう適応させていくかというところもあると思いますので、そちらも農業の施策の方でしっかり取り組んで参ります。

E委員:いろいろきめ細かい対応をされているなということで、素晴らしい活動をされているなと思います。2点ほどご質問させていただきます。先ほど3ページで、確定値の話があったと思います。2021年度に28.3%の削減ができているという話でした。一方で2022年度の速報値の方が、16%の削減ということで、かなり悪くなっていると思います。その理由をちょっと教えていただきたいなと思います。あと16ページのごみのところで、1人あたりのごみの量が、指定ごみ袋制度を導入して減ってきていますということでした。毎年だんだん減っていまして、ごみの焼却に係る温室効果ガスがかなり減っているのも、指定ごみ袋制度の導入効果だということが書いています。20ページのところにも、一般廃棄物が、指定ごみ袋制度の導入で大きく削減が進んだと書いていますが、なかなかそれだけではここまで下がらないかなと思うのですが、ちょっと他の何か理由があれば、教えてください。

事務局:ありがとうございます。まず一つ目の質問です。3ページの太四角のところです。令和3年度の32万2千トンに対して、右の令和4年度は37万7千トンなので、削減率が悪くなっているということでした。これの最大の要因ですが、一番下の折れ線グラフを見てください。この折れ線グラフが示していますのは、排出係数ということで、発電所の方で電気を作るのに、どれだけのCO2を排出しているかという数字になっています。1kWhの電気を作るのに、令和3年度だったら0.311kgだったのに対して、令和4年度は0.434kgということで、この数字が大幅に上昇したことにより、令和4年度の計算結果が大幅に増えるということになっています。ここでの排出係数は、代表的なものとして、大手電力会社さんの排出係数を使っていますので、そこの発電所の、天然ガスとか原発なんかの電源によって係数は変わってきます。発電所では施設の点検などもありますので、その状況などによって燃料の使用状況も変わってきますので、排出係数は年度によって変動するものとなっています。令和4年度は、おそらく比較的火力発電にウェイトがかかる状況だったと推測され、排出係数が上がったのだと思います。その結果、温室効果ガス排出量の計算にも影響を与えているということになります。

環境業務課長:2点目のごみの減量についてなのですが、指定ごみ袋の影響というのは確実にあると考えています。家庭系可燃ごみにつきましては、導入前の令和2年度の実績ですと、1万3千トンぐらいの排出量だったのが、令和6年度末ですと、1万8百トンと、約2千トンの減少となっています。こちら確実に指定ごみ袋の影響かなと思うのですが、それ以外の事業系の可燃ごみですね、指定ごみ袋とは関係ない事業系の可燃ごみにつきましても、減少傾向になっています。こちらにつきましては、私ども考えておりますのは、指定ごみ袋を導入したことによりまして、分別意識及びごみを出さないという意識が、皆様に意識付けされたのかなと思っています。また、広報でごみを出さない、リサイクルに回しましょうという形で啓発をしていますので、そちらの効果が出てきているのかなと考えています。

E委員:ありがとうございました。言われるように啓発活動というのは大事かなと思いますので、このまま続けていっていただけたらなと思います。あと17ページの啓発活動のところで、ごみ分別アプリというのが出てきますので、この内容を教えていただけたらなと思います。

環境業務課長:ごみ分別アプリはですね。スマートフォンでインストールしていただき、ご自身のお住まいの地域を選択していただくと、可燃ごみがいつなのか、資源ごみがいつなのかというのが、一目で分かるようになっています。また、市の方からですね、近々環境フェアがありますとか、フードバンクさんが月に1回活動されている、そのお知らせを事前にしたりといった情報、ごみの減量に関する情報を、逐一発信しているアプリになっています。

会長:今のところ、20ページの一般廃棄物の収集・適正処分のところ、ご説明では事業系もだんだん減っているということだったと思うのですが、この書き方だとなんか家庭系ごみだけ減りましたみたいな感じに読めてしまうので、せっかく事業系も頑張って減っているのだったら、それについても一言書いてあるといいかな思いました。一度ご検討いただければと思います。

F委員:ちょっと防災のことについてお話をさせていただきます。私ども商工会女性部は、今年25周年ということで、防災をテーマにイベントを行いました。その前の時期にはですね、石川県穴水町の女性部の皆さんと交流を持ちまして、被災の体験談ですとか、いろんなお話をいただきました。まず困ったのはトイレということでした。それと町の方から配布のあった水が賞味期限切れだったのが残念だったということでした。まさか自分達の土地で、あのようなお正月になるとは、本当に寝耳に水で、ある程度の防災意識があったとしても、やはりその状況になったときには、非常に辛かったということでした。そして私達は、先月の8月に、産業文化会館の方で防災イベントということで、消防署、市役所の皆さんの協力で、防災意識を持ってもらうためのイベントを行いました。市の方でも、各ボランティア団体、市民の方でも、防災ということはかなり意識をされていると思いましたし、市の方ではハザードマップの配布ということもしていただいています。今後、南海トラフ地震、大雨、線状降水帯による洪水など、長岡京市でももしかしたらそのような大きな災害が起こる可能性があります。その辺りの対策について、また市の方でも対策を考えていただければと思います。

会長:今の防災のところですね。ページで言うと13ページ、14ページあたり、環境基本計画の中ですので、「新しい気象環境に適応したまちと森づくり」ということですね、今のところ、補足して説明しておくことがあれば事務局の方、よろしくお願いします。

事務局:非常に重要な視点をいただいたかと思います。これまではですね、防災は防災、温暖化対策は温暖化対策、という縦割りの見方が中心だったかもしれませんが、今は「気候変動への適応」という考え方が出てきておりまして、それは縦割りの見方だけではなかなか捉えられません。これからはですね、温暖化を食いとめる「緩和策」はもちろん重要なわけですが、それと並行して、温暖化によって出てくる影響、例えば災害の多発・激甚化への備えといった「適応策」も重要です。今の話で言えば「防災」ということで、庁内では防災の部署があるわけですが、それぞれが縦割りでするということだけではなくてですね、例えば防災の啓発の場で温暖化対策の啓発をする、それは結局めぐりめぐって防災にも繋がるということとかですね、そういった啓発を双方の部署で共有しながらやっていくということも重要だと思います。また市民の方の備えとしてはですね、先ほどトイレとか水の話がありましたが、例えば電気で備えることで言えば、太陽光パネルを屋根に付けて、蓄電池で電気を貯めれば、温暖化対策になって、災害時には自立電源として使えるということになります。ですので、省エネになります、再エネになりますという、温暖化の緩和策の啓発もしていきますし、同時に、災害への備え、すなわち温暖化への適応策にもなりますよ、というそういった視点での啓発も我々必要かなと思っております。ありがとうございます。

会長:はい、ありがとうございます。今、最後にエネルギーの話、電気の話が出ました。個人宅の太陽光パネルももちろんなのですが、行政側としての、例えば避難所ですね、そういったところでの再エネを使った対策はどんなことをやっていますか。その辺りの説明があればお願いします。

事務局:現在太陽光パネルが付いているところについては、一部災害時の自立機能を備えておりますが、再エネを使った対策ということで言えば、これから徐々にというところかなと思います。その辺りも防災部署と情報共有をしていきたいと思います。

会長:ありがとうございます。その辺り、B委員どうですか。

B委員:私自身も少し関わっている事例では、少ししゃべりにくいところもありますが、振っていただきましたのでご紹介します。福知山市では、中学校であるとか、大きな体育館とか、避難所になっているようなところはですね、太陽光発電と蓄電池、そしていざとなったら電気自動車をつないで、電気自動車の蓄電池の電気を建物でも使えるようなシステムを入れていっているところです。ポイントは、それが行政が1円もお金を出さなくても付いていくというところです。太陽光発電を設置して、その売り上げで賄っていくという民間の設置で、しかもそこに市民出資、みんなでお金を出し合って、それで付けていこうという形なので、大きな予算がないとできないものではなく、民間の力も活用して動かしているという事例です。そのような輪が広がっていくといいなと、私もそのプロジェクトに直接関わりながら感じている次第です。

会長:ありがとうございました。それでは他に何かございませんか。

B委員:続いて発言させていただきます。まずは本当によく管理されていて、毎回の審議会の意見がこれだけ本当に反映されていて、しかも今後のメッセージ性もちゃんと発せられているということで、本当にこれだけのものをよく作られているなと、心からの敬意を表したいと思います。その上で意見が2点です。まず1点目、これで何かを変えてくれというものではありませんが、情報提供、そして議事録に残していただいて、今後の検討課題にしていただきたいのが1点目なのですが、5ページに関してです。

再生可能エネルギーの電気を調達する公共施設に関してなのですが、確かにエネルギー価格の高騰、電気代の高騰などこの間ございましたが、もうほぼ落ち着いているような状態になっております。京都府内であれば私の知っている限りですが、例えば福知山市、そして南丹市は、小中学校全て再生可能エネルギー100%の電気でCO2を出さない電気という環境で子ども達は学んでいます。立命館小学校中学校高校でも、中学高校は長岡京市にありますが、これも全部再エネ100%になっています。ぜひやれるところから、事務事業編で言うと、小中学校の電気の割合は小さいかと思うので、そういったモデル的なところからとか、教育に繋がるところからということで、ぜひ踏み出していただけるといいのではないかと、意見として申し上げたいと思います。

もう一つも同じ5ページで、再エネの証書、非化石証書の購入のところです。この話はおそらく商工会様とか地域の企業様にも大きく関わるところかと思いますが、昨年の時点で、再エネの証書の売れている割合というのが40数%に達しています。数年前は本当に10%か20%というところでした。この審議会で売り切れの懸念ということを前回おそらく申し上げたかなと思いますが、本当に倍々ゲームで売れるようになっていまして、このままいくと、ひょっとすると今年度、来年度にはもう再エネの非化石証書が売り切れるのではないかと思っています。そうなると、例えば学校で再エネの電気を使いましょうと言っても、その電気がもう日本の中で売り切れてしまって買えないということが目の前に迫ってきていると。私はそれが2029年度ぐらいかなと予想していたのですが、予想よりも早くそれが訪れそうだというのが見えてきているところです。ここにも書いてある通りですが、非化石証書を購入するだけじゃなくて、再エネをどう作るかということを必死でやらないと、この地域の産業でも、もう再エネの電気を使っていないと物を買ってもらえないという状況が目の前に来ている中で、長岡京の産業で使う電気をどう調達するのかというのは、まさに産業政策のおそらく、1丁目1番地なっていくのではないかという話です。ですので、そういった部局とも連携していただいて、市庁舎だけでなく、地域の事業者様を含めた再エネの確保というところをぜひ前面に出して動いていただければなという意見でございます。ここの内容、文言を書き換えてくれという話ではなく、今後に向けての検討ということでお願いをしたいと思います。

もう1点、指標のことについてです。これも何かを書き換えてくれというものではございません。啓発活動をこういうのをやりましたというところが出てきておりますが、それによって本当に脱炭素をやらなきゃいけないと認識している割合がどれぐらい増えているのか。あるいはもっと重要なのが、長岡京市で脱炭素できるよねっていう実感を持っている人がどれぐらい増えてきたのかというのがすごく重要になってくるかと思います。それどうやってデータ取るんだというのはありますし、もちろん毎年アンケートをしてくださいなんて言うつもりは全くないのですが、その辺りどれぐらい伝わっているのかというのをどう計っていくか、今後私も役割を果たしながら一緒に検討させていただければと思います。私も頑張りますというぐらいに捉えていただければ結構かと思います。以上、意見とさせていただきます。

事務局:まず最初の再エネの手法についてはですね、今まさに庁内で検討してるところです。再エネ電気を買う、非化石証書を買う、その他にもグリーン電力証書やJ-クレジットといった様々な制度があり、それぞれ特徴があるとの認識です。非常に専門性が高くて、我々も調べるの苦慮していますので、またその辺りB委員にも教えていただけたら非常にありがたいと思います。産業で使う電気、再エネのところも非常に重要な視点をいただいたかと思います。ありがとうございます。それと最後に、成果をどう見ていくかというところです。確かに何かそれを測る指標があればいいなと思います。啓発はしていくんだけども、しましたで終わりではなく、実際それで人の心がどう動いたのかというところですね。次年度から動き出します若者環境審議会でも言えることかと思いますが、またその辺りセンターさんにもお手伝いいただきたいと思っていますので、また一緒に考えていけたらと思います。ありがとうございます。

G委員:まず17ページの出前講座の実施回数、目標と結果が出ていますね、その辺りに関連して。私は昔、保育所で保育士として勤めていた関係で、子どもってすごい力を持っていると実感しています。やはりこれからされる若者に向けたプロジェクトですかね、それを長い目で見て、成功に向けるには、やはり保育所や幼稚園や小学校において、これまでの話に上がっていた難しいことを、分かりやすく具体的に噛み砕いた形で子ども達にも考えてもらうような機会がたくさんあればいいなと思います。この資料でも、難しいことが一杯書いてあるけれども、でもやはりすごく大事なことだと思います。市役所は昔、縦割りだと言われることもありましたが、この資料を見る限りは、すごく横に広がっていて、防災の件でもそうですが、やはり同じ土壌で考えるべきことなのだということがすごくよく分かりました。やはり横の視点というのは大事だと思います。そこにやはり子ども達を巻き込む、という言い方がよいかは分かりませんが、関わってもらうことで、親やおじいちゃんおばあちゃんがしていることを見て、ちゃんと意見を言ってくれる子どもになるのではないかと、最近すごく思います。意見ではないのですが、私の思いです。

会長:ありがとうございます。とても重要なご指摘をいただいたと思います。長岡京市の場合は、他の自治体に比べるととても分かりやすいことにはなっているのですが、それでも分かりにくい、難しいところというのはあると思います。先ほど若者会議にも触れていただきましたが、そういったところで若者を巻き込んでいく際、あるいは保育園くらいの子達に何かしらインパクトを与えたいという場合には、多分これだけでは足りないということになると思います。そういったことも考えながら、子ども達の視点ということで、資料などを検討していくというのはとても重要なことだと思います。

何か他にもこの気候会議について意見があればと思います。私はよくB委員ともよくヨーロッパに視察に行くのですが、向こうでは本当に若者をいかに巻き込むかというのが当たり前にされています。保育園までというのはあまり聞きませんが、それもまた重要かと思います。保育園とか幼稚園ということに関して言えば、建物ですね。環境にやさしい建物ということです。世界的にも最も厳しい環境の基準というのがありますが、それで保育園を作るんですね。だからそこで生活することによって、そのままそれを感じながら学び育っていくということです。自然と環境問題に触れ合いながら学んでいける。学ぶ資料としての重要性もあれば、環境づくりの重要性も、両方あるということですね。長岡京市さんならたぶんそういうこともやれそうだなという気がします。はい。今すごくいいご指摘をいただいたなと思います。

事務局:この冊子自体もですね、まとめ上げることで終わりではなく、この結果のアウトプットという部分で、まだまだできる余地があるのかなというヒントをいただいたと思います。保育園児のようにとても小さい子どもはやはり、三つ子の魂百までみたいなことで、身近に触れているものが環境にいいものだと、それがやはり自分の中の基準になっていくというのもあると思います。公共施設のZEB化もそうですし、そういった部分でも今後もやっていく余地はあるのかなと思います。ご意見ありがとうございました。

会長:私の方から確認ですが、一つは指標についてです。指標は途中で見直すということはできましたか。

事務局:このメインとなる指標の2030年度の目標というのは、例えば世の中の潮流が大きく変わったとか、そういうことがあれば変える可能性はゼロではありませんが、基本的には変えないものということになっています。3年ごとの実施計画の目標については、3年ごとに見直しを行っております。

会長:そうでしたね。例えば22ページの「水を大切にするライフスタイルの普及啓発」では、水だよりを3回のところが2回になったということで、たぶんこれからもずっと2回ということなんだと思います。それだとマイナスではないとはいえ、三角が付くことになります。けれども読んだら分かるのですが、LINEとかホームページとか、そういったものに変わってきているということです。社会情勢とともに対策が変わっていく中で、指標もやはり変わっていく必要があるのではないかということですね。次の変更のタイミングはでそういったところも見直していけたらと思いました。

 あともう一つは、こういうのがあればなあということで、44ページのところです。これまでの議論の積み重ねで改良されてきたところかと思いますが、今は全体の評価がどのような形だったか、◎、○、△の数の推移を示していただいています。個人的に思うところかもしれませんが、各項目がどう変化していったか。たとえば、2022年度は△だったけれども、2024年度は◎になったというように頑張った感じが見える。そういう一覧があってもよいのではないかと。そういう変更はありでしょうか。

事務局:はい。見せ方の部分は調整させていただきます。

会長:基本的に長岡京市さんはどんどん発展・改善していることがほとんどだと思うので、先ほどの啓発の話にも通じますが、「見える」ということが大事かと思います。ヨーロッパでは、公共がまず公共施設などにお金をかけてどんどん進めてそれを見せていくと。それを見ながらビジネスサイドとか市民なんかも進めていくと。うまくいっていることはどんどん見せるというのが重要かなと思いますので、ご検討いただければと思います。B委員、その他何かどうですか。

B委員:会長がヨーロッパではこういう姿がありますよ、ということを、私は一緒に研究グループ入れていただいているので分かるのですが、それを共有できないのがもったいないと思いまして。会長がどんな姿をヨーロッパで見てきて、そこのどんなところに感動して帰っていらっしゃったのかみたいなことを、例えばここのメンバーなり、市民の方にですね、せっかくなので、いろいろな写真で見せていただくような場面があると、もっと今のご発言も伝わりやすいんだろうなと思いました。長岡京市の職員研修でもこの場でも市民の方に対してでも、何かそういうのがあるとよいな思っていたところに振っていただきましたので、発言することができました。


会長:必要ということであれば対応させていただきます。本日はいろんな視点からご意見をいただきました。学術的なこともあれば、現場の意見など、いろんなテーマのご議論をいただき、すごくよい時間だったと思います。

はい。ではこのあたりでよろしいかなと思います。令和6年度の評価結果報告書については、今日の議論の修正を加えた上で、確定をさせていただきます。最終的な書きぶり等については、事務局と会長・副会長にご一任いただければと思いますので、よろしくお願いします。それでは本日の案件は終了致しました。最後に事務局から連絡があればお願いします。

その他

事務局:私からは、今年度の環境フェアの案内をさせていただきます。毎年秋に開催しております、長岡京市環境フェアですが、本年度も、農業祭との合同開催を予定しております。発電体験や省エネ相談、地元野菜の販売など様々なブース運営により、子どもから大人まで楽しんでいただける、環境について学んでいただける場となっております。本日ご出席の委員の方の所属団体様からもご出展いただいております。改めてお礼申し上げます。日程は11月23日の日曜日となっております。広報紙ですとか、市のホームページなどでお知らせして参りますので、お時間ありましたらぜひご来場いただきますようお願い申し上げます。

会長:それでは以上を持ちまして、本日の審議会を終了したいと思います。司会を事務局へお返しします。

事務局:会長、議事進行ありがとうございました。これで終了させていただきますけれども、感想も含めて私から一言。私は環境政策室に、今年4月に異動となりまして、それまで環境部門には一切関わりのないところで仕事してましたものですから、まだまだ勉強中であります。そんな中でですね、先日万博に行かしていただく機会がありまして、そこで気候変動に関する会議を聞く機会がありました。同時通訳という慣れない状況で聞いておりましたが、世界規模で環境のことを考えておられるというのを目の当たりにしまして、よい機会をいただきました。その中でも少々印象に残ったのが、CO2削減だけでなく、メタンガスがそれに次ぐ削減努力が必要というお話を聞いて、CO2だけではないのだなということが初めて分かりました。また、G委員のお話にもありましたが、まだまだ私も勉強中です。非化石証書とかですね、FIT、いろいろな言葉がまだまだ分かっていない状況があります。そういうところを、私も子どもに教えることができたらなという思いで今勉強中であります。また、皆さんとこれからも勉強していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。それでは本日の第32回長岡京市生活環境審議会を終了します。お帰りの際は忘れ物ないようお気をつけてお帰りください。ありがとうございました。


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