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現在位置

平成25・26年度 第7回児童対策審議会会議録

  • ID:4820

日時

平成27年2月17日(火曜日)午後7時から8時30分

場所

長岡京市役所 北棟4階 大会議室A

出席者

足達委員、安藤委員、金子委員、工藤委員、兒玉委員、定永委員

西垣委員、西野委員、西村委員、平野委員、福知委員、三代委員

欠席者

伊藤委員、小山委員、長尾委員、西小路委員、菅田委員、芳賀委員

行政・事務局

池田健康福祉部長、則武健康福祉部参事兼健康福祉政策監、齋藤健康福祉部次長兼こども福祉課長

柿原青少年育成担当主幹、藤井こども福祉課主幹、岡山こども福祉課主幹、河南こども福祉課保育係長

川村こども福祉課子育て支援係長

傍聴者

3名

案件

挨拶

(事務局)
それでは、ただいまから第7回長岡京市児童対策審議会を開催します。本日はお寒い中、遅い時間からお集まりいただきありがとうございます。
本日、委員中18名中12名に出席をいただいています。長岡京市児童対策審議会条例第6条第2項において、審議会は半数以上出席しなければ開くことができないとされていますが、以上の通り本日は定足数を満たしていることをご報告申しあげます。
それでは第7回の児童対策審議会の開催にあたり、健康福祉部長よりあいさついただくところでしたが、所用があり遅れております。このあとすぐに来ますので、健康福祉部健康福祉政策監の則武からごあいさつを申しあげます。

(則武健康福祉政策監)
-あいさつ-

(事務局)
資料確認

(事務局)
それでは早速議事に入りたいと思います。このあとは会長に議事を進行していただきます。よろしくお願いします。

(会長)
こんばんは。夜分遅くにお疲れのところお集まりいただきましてありがとうございました。2月も半ばを過ぎておりますが、今年のお正月は皆さんご案内の通り、1月1日に多くの雪が降り、そしてまた3日にも雪が降ったということで、めったに見られない景色が見られたのではないかと思います。
ちょうど今年度は子どもの権利条約が日本で発行されて25年目、国連で採択されて25年目という節目の年でもありましたが、もう一方で、今お話ししましたように各地で大雪になり、神戸淡路の20年目という年を迎えております。今回は、先ほどお話がありましたように、押し迫ってきておりまして、残り1回最終確認というあたりで、この会議も終わるようですが、皆さんのご意見をちょうだいするのは、どちらかというと今日がメインになると思いますので、忌憚のないご意見をいただいて、内容の豊かなものに仕上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。それでは座って議事を進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。それではお手元のレジュメに従い、審議をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
議事に入りたいと思いますが、事務局から先に何かありますか。

(事務局)
傍聴者が3名おられます。入室していただきますので、しばらくお待ちください。

(会長)
それでは傍聴者の方が入室されましたので、本日の一番目の案件であります、長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)に関するパブリックコメントについて、事務局から説明をお願いします。

案件1.長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)に関するパブリックコメントについて

(事務局)
案件(1)長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)に関するパブリックコメントについて説明

(会長)
ただいま事務局より、長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)に関するパブリックコメントについて説明いただきました。2人の方から8件のご意見があったとのことですが、委員の皆さんからこの件に関して何かご意見おありでしょうか。いただいたパブリックコメントについてこのような回答をしていただきましたが、これでよろしいでしょうか。ご意見ございませんか。

(委員)
1と2は答えになっていないように思いますが。私にもこれはちょっと難しくて、何回読んでも難しいところで引っかかって、次になかなかいけないのですが、これをもし市民の皆さんが読まれたら、もっと分かりにくいのではないかと思います。1は具体的事例を載せるべきではないかというのは、何かの計画策定委員になった時に、何か具体的事例を載せたことで、大変分かりやすかったと思っています。取り組みの内容で、何か市の目玉になるようなことを具体的にお書きになるのがいいのではないかなと1に対しては思います。色々なことを状況判断して、課題だと思われたようなことに対してなぜそうなのかというところをなかなか書いていただいていないのですが、2はそのことを言っておられるのではないかなと。アンケート結果から、何がどんなことが分かったのかというのを具体的に書いてほしいとおっしゃっていて、それもその通りじゃないかなと思うのですが、こちらの答えがよく分かりません。と言っても、変えられないのでしょうからいいですが。
もう一つ、7のJR長岡京駅東側色々に子育て拠点事業を立ち上げるというのは大歓迎です。子育てだけではありませんが、JR東側というのは本当に公的なものもなければ、本当に不便な地域ですので、ここがもうちょっと高齢化対策でもそうですし、子ども対策でも何かやられるときには、ここ一番に充実していく。遅れを取った分、ちょっと前に進めていただくということを考えていただくのがいいのかなと思っています。
8はよく分かります。やっぱり駅前保育は何か特別のような感じがしています。

(会長)
何か他にございますか。事務局から何かございますか。

(事務局)
パブリックコメントの結果については、この回答内容で稟議させていただこうと思っています。このままホームページに掲載させていただきたいと思っていますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。

(委員)
そうしたらもうちょっと分かるようにお書きになったらいかがでしょうか。例えば、1は具体事例を載せるべきではないかと言っておられるのに、ここには載せていないわけですから、現計画の取組み状況と課題を整理するために掲載したものであり、具体的事例を載せる必要はないと思うということではないのでしょうか。2でも、何かそういうふうな傾向にあるのか示すべきではないかといわれた時に、なぜ示していないのかという答えにはなっていないように思うので、このまま私は市の考えにどうこういうことはありませんが、ちょっと回答の仕方を工夫されてはどうかと思います。

(事務局)
ただいまのご意見をこちらで整理させていただいて、載せる必要はないと考えておりますので、そういう言葉を付けて回答するか、そのように考えて読ませていただきます。特に1、2ですね。

(会長)
ほかにございませんか。といいますのは、この計画書がありますね。最近、全国この形になっていますね。ずっと数字が入ってきて。かつては数字を入れなかった時代がありました。その中で長岡京市がトップを切って数字を入れた。九州のある市の市長さんがわざわざここに聞きに来たという前例があります。その当時、数字を出して到達できなかったら市民から叱られるという意識があって、善処しますとか、増やしますとかいう表現をしていた時代に長岡京市はいくら出しますとはっきり謳っているということで、わざわざ遠路様子を聞きに来られたというようなこともあります。そういう先導的なことも機会によっては入れていただければと思っています。他にございませんか。なければこの案件は終わらせていただきたいと思います。次の案件に移りたいと思いますが、事務局から何かありますか。

案件2.長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)について

(事務局)
案件(2)長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)について
・変更箇所について説明

(会長)
ただいま事務局から長岡京市子ども・子育て支援事業計画(素案)の変更点について説明がありました。ほぼ、先ほどお話がありましたように最終の形になると思いますので、委員の皆さんから何かご意見ありますでしょうか。

(委員)
全体ですか。

(会長)
はい。

(委員)
家に送っていただいたものを読んできたものですから、その資料とこれがどうなっているのか分かりません。一つは、待機児童をゼロにするということをずっと言っておられたのですが、そのことがなかなか出てこないのですよね。元の13ページを見ていただくと、入所児童数は公立、私立共に増加傾向にあります。定員をちょっとずつ増やされたのでしょうか。平成24年から入所児童数は定員数を上回っており、受け入れ体制の充実が課題となっていますと書いてありますが、待機児童がいるのかいないのか。というのは、この表からは出てきていないですよね。定員に対して、受け入れている数が多いよということをおっしゃっていますが、保育ニーズに対して待機状況が大変問題だと、全国的にいっておられるのですが、長岡京市でもそういう状況ではないでしょうか。それが出てきていないのかなと。これだけではそれが分からないのかなと。
子どもは一年中生まれてきますから、入所の4月の時期に見た時にどれぐらい入れない子がいるのか。途中で出てくるのは、それは致し方ないと思いますが4月当初に入所できない子どもがいるのかいないのかということが大事なのではないかなと思いますが、それはどうでしょうか。それから入所率が、就学前児童総数分の入所児童数というのはおかしいと思っています。保育所に行きたいという人はやっぱり働いている親、または家庭で保育できない状況にある子どもさんであって、就学前児童数が母数になるのはおかしいのではないかとずっと思っていますが、これは国がそのように決めているのでしょうか。

(事務局)
待機児童は毎年ずっと4月1日現在で出ています。来年度1,500人以上の受け入れの準備を進めています。待機児童対策として民間園、公立園、増築なり改修なりしてクラス数の増を行っていますが、来年度も待機児童が出そうな雰囲気です。申込み件数自体が、毎年400人ぐらいだったのが、今年度27年度は440件という数字が出ています。受入れ数を27年度、民間園、小規模保育でまかなえる数を超えての申込みがあるということです。

(委員)
いたちごっこのように働きたい女性が増える。または、家庭で保育できない、他の条件を持った子どもさんも増えているということをどのように思ったらよいのでしょうか。いくら増やされても、なおそれを上回って働きたい女性の増加や子育て困難なご家庭が増えているというふうに思ったらいいのでしょうか。それにしても、長岡京市はかなり努力しておられますよね。そういうことが現れるような書き方はできないのでしょうか。保育所対策はかなり堅実にやっておられると思いますが、それがなかなか現れていないというのがちょっともったいないと思います。

(事務局)
事業計画の方でもずっと増やしているのですが、またこれから開田保育所など移転や耐震化をしなければならない保育所がありますので、建て替える時は受け入れ児童数を増やすというように計画しています。このまま整備は進めていきたいのですが、ただ、今すぐに新年度から待機児童ゼロというのは、受け入れ児童を増やしていってもできない状況が続いています。これは新制度が国から示されて、待機児童対策でやっていくというニュアンスが読み取れますので、これから就労しようとする方も申請していますし、それから、子育て3法の新制度の下で保育所の保育の要件が新年度から変わります。新しい要件では、おじいちゃん、おばあちゃんの要件を見なくなります。今までは、おじいちゃん、おばあちゃんのいる世帯に、ご両親が働いていても保育をすることはできませんでしたが、これからは申請できますので、そういったこともあって申請が伸びているのかなと思っています。

(会長)
待機児童の問題と少子化の問題をどの辺りを目標にするかということがなかなかつかみにくいですね。国が考えているのは、小規模でやっていきましょうということで、それが一つの柱として出てきたのではないかなというふうに思っています。
それから私が余計なことを言ってはいけませんが、おじいちゃん、おばあちゃんがいても保育所に行けるのですが、あれはポイントがマイナスになりますね、たしか。自治体によって決めるポイントが。保育所に入所できるポイントを明らかにしている自治体としていない自治体がありますが、国としては、調整ポイントを付けると。今までは絶対にアウトでしたが、これからは調整ポイントをやりますよというような記載になっているところもありますので、だから、今までよりはより可能性が高いということになっていると思います。ただ、長岡京市はポイント制を取られているかどうかですね。

(事務局)
長岡京市もポイントで評価を付けています。たしかに両親以外に同居のおじいちゃん、おばあちゃんがいる場合で、無職の場合は、以前いわれた65歳以下の方は就労要件を見ていましたが、新年度からはそれを外していますので、最終的には同じ要件で同じ距離で、同じ就労条件でおじいちゃん、おばあちゃんが同居されていて、おじいちゃん、おばあちゃんが65歳以下とか、健康状態というところを見ないといけないケースもありますが、基本的には今回、国の指示通りおじいちゃん、おばあちゃんの要件を見ないということで対応しています。

(委員)
もう一つの質問。入所率が32.7パーセントというのはおかしいですよ。本当は保育所に申し込んだ人が母数になって、その上に入所できた人を出せば80とか90になるのではないでしょうか。

(事務局)
就学前児童数で幼稚園に行っておられる方がおられますので、保育所の方のニュアンスとして、保育を希望している方の入所率ということで出しています。

(委員)
でも、入所といったら、入所させたいのに入所できない人がいて、入所率というふうになるのかなと。

(事務局)
保育所希望入所率としては、ここに待機児童足した数ですね。今年度でしたら28名、4月当初にいましたので、それを加えて入所希望率を出せばいいのなかとは思います。

(委員)
思いますよね。それを仮にすれば90パーセント以上ですね。

(事務局)
そうですね。希望されている方の。この数値は幼稚園と3歳未満で自宅にいる方がおられますので。

(委員)
幼稚園は入りたい方全員が入れているのですね。

(事務局)
幼稚園は全員入れています。

(委員)
これでずっと来ているけれども、さらに希望者数分の入所できた数をどこかに書かれたらいいのではないかと思います。

(会長)
他にございませんか。

(委員)
16ページの乳幼児の健康診査の受信状況ですが、私の中でこれは100パーセント行かなければならない健診だと理解していたのですが、例えば、受診率が90何パーセントと出ていて、受けられていない方という人たちに対しての対応がどうなっているのか教えていただきたいと思います。
22ページ、現実問題、私の子どもはこれから幼稚園に入園するという未就園児の親になるので、小学校がどういう状況かというのはまったく分からないので想像なのですが、この不登校というカテゴリーで人数が上がっているのが、これがすべていじめによるものなのか。例えば、病気で不登校なのと、いじめで不登校であるのとでは何かしら意味合いが変わってくるので、ぱっとこの数字を見た時に、小学校でもこれだけの子どもが学校に行けないでいるのという印象が非常に強いのですね。逆にこの子たちに対してどのようなフォローをしているのか。また、中学校がこの子たちに対するフォローをしているのというのがすごく気になります。
ちょっと本末転倒になってしまうかもしれませんが、最初のパブリックコメントにもあったように、具体的な案が欲しいというところで、今まで委員をさせていただいて、見ていても、数字がぽんぽんと挙がってきて、今、先生がおっしゃっていたところも含めてですが、おそらく市民の方たちがぱっと最終できあがったものを見た時に、数字だけを追いかけていて、その数字に対してどういう理由があってこの数字が挙がっていますというのを見ないので、先ほどの保育率にしてもすごく低い数字なので、長岡京市ってちゃんとしていないじゃんというような理解をしてしまいがちなので、できれば今おっしゃっていたような、プラスに見えるような書き方をしてもらえた方がありがたいと思います。例えばですが、今回、新しい方が市長になられて、中学校給食を公約に挙げられていましたが、例えば、子ども手当、私たちは子どもを持っていたらいただけますが、そのお金の用途というのは領収書を国に出すわけでもなければ、何に使ってもいいわけで、実際それが子どもたちのために使われているかどうかが見えないものですよね。それよりも、本来ならば、子どもたちを守るという意味合いでいうならば、家庭が裕福であろうが貧困であろうが、その子どもたちに対して栄養のある食事を与えているかどうか。それは親の責任で変わってくるので、やっぱり中学校給食とかをつくることによって、必ず子どもが栄養のあるものをどこかで取れるようにしてやるとか、何かしら子どもを確実に守れるようなものをどこかに挙げてもらえるといいのではないかなと思いました。

(会長)
意見としてうかがっておきます。

(委員)
今おっしゃった意見に追加ですが、いじめ、不登校という数が載っていますが、いったいこれに対してどんなことをされているのか。不登校でも一人一人個別に分析すれば、非常に違ったものを持っていますし、いじめに対してどんな対策を取っているか。例えば、不登校の場合は、支援学級のような、そういうものがあると教育の中で、こういうふうにある問題を抱えている子どもにこういう支援ができていますよといったところが何か出てきていないのですよね、数字だけが出てきていて。それに対してどういうことをしているのかというのを出されると、おっしゃったように、こういうことをしてもらっているのだなということが分かると思います。学校に今回、すごく深く入って、そういうことをやっておられるのが分かるのですね。でも、この中ではそれは出てこないのです。決してつくれといっているわけではありませんが、プラスになっている、またはやっているよということに対しては、もう少し記載されてはどうかと思います。言い出したらすごいですよ、いっぱい書いています。

(事務局)
施策の展開のところで、そういう事業として教育支援センター事業で対策として挙げてはいますが、第2章の現状と課題というところでは、そういう展開が挙がっていないという形になっています。

(委員)
もう一つ、私もそうですし周りの親もそうですが、テレビでも何でもそうですけれども、最近は虐待で子どもが亡くなるというニュースが毎日のように出ていますが、親が子どもを育てている中で、例えば、実家が近くにある等、助けてくれる人がいたとしてもやっぱり小さな子どもを抱えていると、すごくしんどい時期というのが、必ず母親の中に専業主婦でやっているときはあって、それが貧困でなくても助けてくれる人がいても、やっぱり子どもを育てるということはものすごく日々大変なのです。その時に、こういう資料で虐待、虐待ということが謳われると、親の目線で見た時に、何かあったら近所の人に通報されるのではないか、大きな声で怒鳴ったらすぐに誰かが電話するのではないかという不安がものすごくあります。やっぱりママ友と呼ばれるような、同じ世代のお母さん同士でも通報されるかもしれないわ、私ら通報されるかもしれへんわというようなのが会話の中に当たり前に出てくるのですね。ですから、先ほどおっしゃっていた虐待のチャートを外しましたというのは、私個人からしたら、それはいいことだなと思います。先生との絡みになりますが、あまり虐待、虐待というのも、子どもを守る上ではもちろん大事なことですが、そこを全面に出されると、親が責められているような気になってくるというのが正直な感想なのと、あとは先ほどの16ページの4カ月健診、1歳8カ月健診、3歳6カ月健診に来ていない子たちのフォローをどうしているかということが書かれていると、逆にいいのではないかなと思うのです。その方が芽を摘むことができると思います。

(事務局)
書いていませんが、未受診の方は必ず訪問しています。どの月例で件数把握ができているか、きちんと聞けば分かりますが、必ず訪問して把握するようにしています。訪問状況の中でも、まずお母さんと保健師が会って、基本的な信頼関係を構築したいと思っています。新生児の場合、ほぼ100パーセント近い形で訪問しています。どこかで会っていると関わりやすいと考えています。実施状況はこうだけれども、未受診のお子さんにはこういう対応をしているということが書いてあると分かるということですよね。

(委員)
市として虐待防止を謳うことよりも、われわれ市の立場からすると、困っているお母さんたちにはこういうフォローしているということを書いてもらえた方が親としてはいいなと思います。

(会長)
実際にされていることを書いていただけると、手立てがあるのだなと分かりますね。

(委員)
助けてもらえるのだなと思う事と、私が責められるのだと思う事の違い。

(委員)
虐待については、私は委員とは違う意見です。24ページの虐待のデータを見ると、新規の虐待件数がだんだん増えている。23年が増えて、そのあと減ったり増えたりしています。でも、虐待の総件数はもっと多いのです。これは新規に受けたケースを入れておられますが、私は総件数も入れてほしいと以前もお願いしたのですが、入れない方がいいと思われたのでしょうか。処遇件数という言葉が難しくて、今回フローチャートを取られましたが、困難なケースをみんなが集まって支援方針を決める会議というふうにやさしく書かれた方がいいのではないでしょうか。これだけをやさしく書いても難しいことには変わりありませんが、ちょっとそういうことは感じます。色々な人がネットワークを組みながら家庭を支援していくということができはじめているので、今、委員がおっしゃったようなこと、その方が悪いわけではなくて、やっぱり支援の手が届くことが大事なので、そのことをここで言っておられますが、全体の相談件数はどんどんうなぎ登り、新規に出てくるケースもうなぎ登り。でも、本当に深い深い問題のケースというのは、これぐらいの件数でやっていますということが分かればいいのではないでしょうか。ここもよく頑張っているところではないかと思います。

(会長)
ご意見をお出しいただければ改善できると思います。今までのご意見を聞いていると、せっかくやっていることを読みやすい形で書いてはどうですかと。せっかくやっているのだから、こんなこともやっていますよということが表されたらと思います。先ほどのパブリックコメントに対する答えも同じことですね。そういうご意見だったので、せっかくだから読んでもらいやすいように書いたらどうですかというご意見であって、この意見がおかしいという話ではなかったと思います。他にご意見ございませんか。

(委員)
虐待の件についてですが、今、ステップファミリーが非常に増えている状況の中で、そういう家庭に対する支援というか、やはり小さい時から対応していないというのはすごく親子関係にひずみがありますし、虐待になるケースも非常に高いと思います。そういう家庭に対する教育といったら語弊がありますが、こういうところに気を付けなければいけない。子どもは赤ちゃん返りもするだろうし、試し行動もするし、やっぱりすごく愛着形成を一からし直さなければならない。親子関係を築いていかなければならないのに、そのしつけが悪いとだけとらえて、すごく厳しいしつけになって虐待がエスカレートするという、長岡京市でも実際にあった事件もあります。そういう家庭への支援というか、教育というか、そういうことが必要ではないかと思います。今、4組に1組がステップファミリーといわれていますし、非常に高い率だと思いますので、考えていただければと思います。

(会長)
他にございませんか。

(委員)
全編を貫いているのは、男性であるお父さんの参加をどのように促すかというところが全部欠けていることだと思います。お父さんが本当に仕事にからめ取られてしまって、家庭の中で子育てをする時間がないというのが一つ。それから子育てそのものについても、女性は妊娠した時から自分の体の中で子どもを育てていくわけですから、絶対にお父さんにはハンディがあるのです。お母さんは、妊娠中からお母さんになれる。だけど、お父さんは子どもを産んでからでないとお父さんにはなれない。そして子育ての方法は、全部女性がしたそのことをお父さんにさせようとする。だからお父さんの子育て参加というのは、もっと基本的に考え直さないといけないと思います。男女共同参画の書き方もすごく気になります。女性だけが持っている属性によって、女性がもっと勉強しないといけないというような書き方をされているので、とても気になりました。男性の子育てがしやすいような取り組みを一つは仕事の中から、もう一つは子育てを両性で、男女でやるという基本の考え方を貫いていないと思います。お父さんも苦しいのだと思いますし、お父さんができる子育て、お父さんができるようにお母さんも子育てについてはお父さんを信頼しながら継続してできるようなことをお父さんにしてもらう等、両方が努力していかなければならないというところを男女共同参画のところでは書いていただきたい。30ページです。そのようにずっと思っているのですが、なかなか男女共同参画のところに書かれている内容が「悩みや問題が女性共通のものであり性別に起因する社会構造にあることに、子育てをしている女性が気付き」とありますが、なぜ女性だけなのでしょうか。いつも思っています。ここは基本的に男女共同参画のあり方を、男性も入れ込んだ男女共同参画のあり方にしてほしいと、これは本当に切実に願っていますが、これは変えられないのでしょうか。
ついでにいいますと、第4章 施策の展開のところには、(3)男女が共同して取り組む子育ての推進、②男性の子育て・家庭生活への参加推進という項目があります。それからもう一つ下に、(1)支援の必要な家庭や子どもの自立を支える環境づくり、③貧困家庭への支援の充実という項目も入っています。これがどのようにこれから課題として全体に盛り込まれていくのかというのがこれから大きな方向性をつくるものではないかと思っています。施策の展開では具体的なことはありませんが、ぜひともこういう目標に向かって事業展開をするのだという具体的な事業もこれから入っていくといいなと思います。この何年かの計画の中には具体的なものが入っているという、全部駄目とはいいませんが、してほしいなと思います。

(会長)
お父さんの方からご意見はございませんか。

(事務局)
第4章の施策の展開のところ、男性の子育て、家庭生活への参加促進、ワーク・ライフ・バランスについては書いていますが、事業展開としては、これからやる事業等はまだ分からないところなので書き上げられない。また、京都府からも男女共同とか、一人親家庭や貧困対策などについての事業がこれから挙がってくるわけですが。

(委員)
待っていられません。

(事務局)
その辺がなかなか見込めないところではあります。

(委員)
今までの子育ての事業はほとんど女性対象でした。そこにどのように男性を入れていくのかと。国が言おうと、府が言おうと、それぞれの課が努力するべきことだと思います。妊婦時代からお父さんの意識を強めていくために、どのような妊婦教室にしていけばいいのかと。

(事務局)
両親教室をしています。

(委員)
両親教室には男性が一体どのぐらい出てきているかです。そういう名前の下にやっていて、男性参加がどれぐらいあるかです。少ないと思います。そこのところは、従来の事業の中でそれを意識して書いていくことはできると思います。さらに国や府が新しい方向をそのことで出した時には、すかさずそれに乗って長岡京市もやればいいと思っています。だから2つあると思うのです。

(事務局)
話は変わりますが、保育所へ入所を希望する時に、昔は母親だけが保育園の説明に参加しに来られたのですが、今は男性も一緒に土曜日や平日の休みに夫婦で見学に来られるということを聞いています。その辺が変わってきているという話です。一概に女性ばかりではないのかなと、以前よりは増えてきていると思います。

(委員)
男性参加の意識が変わったということも計画に盛り込まれたらいいのではありませんか。今のようなことがあるならば。でも、それは数も出ないし、枝葉末節です。本当に女性が子育てに苦しんでいるところにどのように男性に到達していただけるかというと、まだまだだと思います。それは男性を責めるわけにはいきません。女性ももうちょっと努力しないといけないし、お父さんがそういうところに参加してくれたことに感謝の気持ちを表さなければならないし、それよりも事業所そのものが子育てしているお父さんをやっぱりいい職業として認めていくような、この中に啓発のようなことが書いてありますし、そういうことももっと高まっていかないと、なかなかお父さんは苦しいと思います。お父さんの気持ちも分かりながら、でも、やっぱり子どもを育てていくには両性で育てないといけないと思いますから、これは大きな日本の方向性の中で、やっぱり男性欠如の子育てでどのような子どもが育つのかということに対して。男性が参加するともっといい子育てができていくと思うのです。男性もわくわくする子育てをこれから進めていかなければいけないと思います。責められてお母さんの手伝いをして、自分は疲れているのになんでしなければならないのかということではなくて、やっぱり参加することでどれだけ子どもが成長していき、子どもが成長する中からお父さん自身が成長していくという。本当にそれはあまりにも大きくなったらそんなことはできませんが、小さい時に子どもが成長していく姿からたくさんの感動を覚えることもお父さんは生きていくプラスになっていくと思います。そういうプラスのようなことが散らばるとうれしいですね。

(会長)
他に男性の方、何かありませんか。

(委員)
今の先生の意見を聞いて、こんなんだったらいいなと思ったのは、現状では主人が会社を休んで子どもの面倒をみられるかといったらなかなか難しい。そうしたら、では今ある環境でどうしたらいいかと考えた時に、中学生がスーパー等で研修のようなことをしていますよね。長岡京市の子どもたちがやっていますね。それと一緒で、中学生ぐらいになったら必ず1回会社訪問ではありませんが、お父さんが働いているところを1日見せましょうと。それを市として100パーセントさせてください。それは例えば、お母さんしかいらっしゃらない家庭だったらお母さんの家庭でもいいし、お父さんの職場でもいいし、どちらかの職場を1日見せましょうという長岡京市の法律のようなものをつくったらどうでしょうか。会社に対して負担をかけるので市としてもお願いしなければなりませんが、子どもにとったらお父さんが働く姿を見られるし、会話の一つにもなってきますし、中学生ぐらいになったらそういうことはどうかということを一つの案として思いました。

(委員)
できたらそういうことを書きたいですね。

(委員)
いいのではないかと思います。

(事務局)
企業でも、働くお父さんの姿を見せようということに取り組んでいるように聞いています。

(委員)
父親とふれあえたら一番いいのですが、例えば、お父さんがいない子どもさんがいるわけで、そこで父親の代わりを担ってくれる人と考えた時に、例えば、この間長岡京市で人権のイベントがあったと思いますが、そこでおじいちゃんたちがアンパンマンの顔のバッジをつくったり、木工ボンドで何かを付けたりということを子どもたちに教えたりするというシーンがあって、多分毎年されていると思いますが、わりと楽しそうにおじいちゃんたちがしゃべりながらしておられたのですね。そういう自然とふれあえて、男性とふれあえて、かつ時間をもてあましておられる方もきっといらっしゃるだろうし、そういうところとの連携を取るのも男性とふれあうという意味では一つではないかと思います。ボランティアというと、いつも女性の方がいらっしゃって、子どもたちの面倒をみてくださるのは女性の方、アドバイスをくださるのも女性の方なので、多分、今、ボランティアさんで子育てふれあいルームにいらっしゃる方が男性はお一人だと思います。そこの辺りを絡めていけたら、もっと男性ともふれあえるのではないかと思います。

(委員)
家に郵送された資料の49ページを見てください。「未来に向けて、安心して子どもを生み、健やかに育てる、夢のあるまち 長岡京市」ですね。こうなってほしいと思いますが、下の枠の中の【市としての取組むべき方向】の中に、前も言いましたが、子どもや子育てをする家庭、それらを支える地域社会が主役であるとの認識に立ち、「子育ち」「子育て」「親育ち」そして「地域育ち」を応援する、とあります。「子育ち」「子育て」「親育ち」「地域育ち」について、解釈なしで、皆さんどのようにこのことを考えられるのかなと思います。あまりにも省略しすぎた言葉ではないかと。私ならば、「子育ち」を子どもが育つ力、「子育て」は子どもを育てる力、「親育ち」を親が育つ力、そして「地域育ち」は地域が子育てする力というふうに書きたいと思います。これではちょっとやっぱり分かりにくいと前にも申しましたが、分かりませんので、ここは大事に。言っておられることはすごくいいことですので、もう少しかみ砕いて、分かるように表現していただけたらいいなと再度提案させていただきます。

(会長)
お時間がないと思いますが、これを皆さん、家族の方に読んでいただいたらどうかと思います。というのは、ついついわれわれ事務局もそうですが、言葉がすべってしまうことがあるのです。これで分かったものだという話で書き込んでしまうことがありますので。私は自分で原稿を書いたら、家族に読んでもらうのです。これで分かるかと。ついつい専門用語がどんどん出てくるので、なんのことか分からないという形になりますので、そういう試みができたらいいなと思っています。時間があるかどうか分かりませんが、あればやっていただいたらなと思います。
それから先ほどお話がありましたが、今年の8月から京都府内の高校生を対象に、高校1年生、2年生、3年生を対象に京都府下の保育園で最低30時間体験をするということを今年から始めて、参加の生徒さんが約400名、そしてかかわった保育所が130回というデータがあります。希望者ですので、実際に行ったかどうかまではつかめていませんが、そういう数字が出ていますので、そういう事業もほかの視点からされている団体がありますので、そういうものも一つの、全体のリンクの中で考えていけたらと思います。今、お声がありましたので、そういうことも今年からされています。子どもができるまで、子どもを見たことも、さわったこともないというお父さんがたくさんおられますので。そういう体験の場面をこちらがつくるしかないのでしょうか。何か他にございませんか。今、委員さんがおっしゃっているのは、駄目だという発想ではなく、せっかくあるものをよりよく伝わるようにしていきましょうということが基本ですので。

(委員)
今の先生のお話で、結局、これは根本的に少子化が問題ですよね。少子化さえクリアーされれば、ほとんどの問題がクリアーできますよね。それこそ先生のお話で、長岡京市でも高校生や若い方が子どもを見ることで、できるだけ早く結婚するということを、変な話ですが私も晩婚なので、やっぱり3人目がほしいけれども、年齢的に無理だなと。3年後となると、言葉は悪いかもしれないけれども、産婦人科で先天性の病気をこれぐらい持つ確率があるよと出されるので、そうするといいか悪いかは別として、生むことを躊躇する人はたくさんいる。それをフォローしてくれる市の体制もあるのかどうかということもあるので、できるだけ早い段階で一人目の子どもを生める少子化対策になっていくので、今おっしゃったみたいに、早い段階で子どもを見る、子どもとふれあうという、家庭を持っているという意識につながることを市でもされたら少子化対策になってくるのではないかと思います。

(会長)
私が申しあげたのは、長岡京市も入っています。京都府か全部ですから、長岡京市も全部入ってやっています。

(委員)
具体的事例という時の事例というのは、全部やらなくても、今一つでもやっていて、これをもっと広がらせていきたいと思うようなものを囲んで、事例として紹介されるといいと思います。今の方向性が小さい子とふれあうみたいなこともやっておられて、全部ができていないから書けないというのではなく、今やりはじめてもこれが伸びていったらいいなというところを事例として出されると、すごく身近に感じるのではないかなと思います。
地域子育て支援拠点事業の状況というのが18ページ、19ページにありますが、子育て支援センターはすごい数の利用者がいるわけですが、これもやっぱり海印寺保育園とかいんふぁんとroomのつどいの広場のような年齢層なのでしょうか。保育園に行っていない子どもと3歳以下の子どもさんがここを使っているのでしょうか。3歳以下も、すごくポイントがあるのですよ、子育ての中では、そういう子がどこに行っているかというと、地域子育て支援センターだったり、つどいの広場の状況だったり、子育てサークルなど、そういうところをかなり利用しているということが分かれば安心ですね。孤立している子ども、孤立している親の行き場所はこういうところだよということがいえると思います。
3歳までが一つ、3歳を超えると保育所、幼稚園がある。それから学童に行くと全部が入学という形の中で子ども全体が見守られている、教育を受けているという形ですが、3歳以下というのは、本当にまだ家庭中心の子育てですし、孤立しやすいし、虐待もされるとかなり重症になっていく。こういうところの行き場所がどこなのかというと、この辺りなのだというふうに位置付けていただくと、利用がすごく多いのだということが分かります。
それから児童館が大変不振だというのにとても具体的なことが書かれていたのが、今回それが全部抹消されています。児童館をどう利用してもらうためには、設備が、例えば、子ども用のトイレがいるとか、指導者がいるとか、そういうことが前は具体的に書いてあったのが、今回それが全部抹消されています。今日も保育士集団と対策の話をみんなで検討したのですが、京都市には子ども未来館という立派な館があって、そこには本当に長岡からでもどんどん行くと。では長岡に京都市のようなものができるか。京都市は人口150万人、長岡京市は人口8万人でそれができるかというと、できるわけがないですよ。だけど児童館があるじゃない。しかも立地条件がいいところにある。だからある児童館をどのようにみんなが利用しやすいような、子ども未来館のような形に仕向けていくかというと、これはすごいポイントがあると思います。そして、そこにはお父さんが行ってもいいと。お父さんが行っても、お父さんも遊べるというところに位置付けていくと、児童館をもっとみんなで活用しようじゃないかという盛り上げをしたらいいのではないかと思います。ないわけではない。あるのですから。

(委員)
児童館の利用の仕方で、もし自分が子どもをつれていくとしたらどうするかなと思った時に、今、公民館で、ぴよぴよルームでしたか、定員が決まっているもので、2歳、3歳児が担当だったと思いますが、25名ずつぐらいが前期後期で200円の会費で計5回受けられる。ボランティアさんが対応してくださるという会があったかと思います。それが今、定員オーバーしているはずなので、同じぐらいのスペースが児童館にもあるので、同じことが2カ所でできるなということがまず一つ。あとは前にも児童館であったのが、警察署の方が来てくださって、子どもたちの交通マナーを教えてくださったことが一回ありました。それは深田保育所を通してだったかと思いますが、そういうことがありました。私も長岡京市で育っていて、小学校ぐらいの時には、結構児童館に行っていた記憶があるのですが、今は暗くてだだっ広くて、誰もいなくて、事務所の人はずっと事務所に入ったまんまというイメージしかないので、名前が変わったとか出ていましたが、でも多分行かないだろうなという感じがいます。でもあそこは結構本もたくさんあるし、場所も広いのですよね。だから、何か場所を使えるような公民館とリンクさせていくようなことをするとか、わりと大きな公園が目の前にあるので、そことリンクさせていけたらいいのではと思います。

(委員)
家に郵送していただいた資料の51ページ、子育てと仕事を両立できる環境づくりのところの文言を変えていただきたいと思っています。上の四角い枠の二つ目の二重丸。「これまでの働き方を見直し、男女に関係なく」と、わざわざ男女に関係なく、と書いてありますが、これは取っていただいて、「これまでの働き方を見直し、すべての人が仕事と生活のバランスが取れるような多様な生き方が選択できる社会」というふうに。これは「男女に関係なく」とわざわざ言わなければいけないほど男女に関係しているということを言っていないと思うので、この言葉はいらないと思います。
それから、「社会全体でワーク・ライフ・バランスを推進することにより、男性が家庭でしっかりと」とありますが、これも違うのです。「女性も男性」も、です。同じように家庭でしっかりと子どもと向き合う時間を持ちというふうに文言を変えなければならない。下の枠の中も、「より細やかな支援が必要な子どもとその保護者が安心して生活できるよう、一人親家庭に対する生活支援」とありますが、「一人親家庭には生活支援を」で、「その他の支援が必要な児童に対する福祉サービスを」という言い方がいいのではないでしょうか。一人親家庭で今一番大変なのは生活なので生活支援をと。「一人親家庭には生活支援を」と言い切っていただいて、その他のたくさんのさまざまな理由で支援が必要な人に対しては、「色々な福祉サービスなどの充実」と入れたいけれども、それが言えなかったら、「福祉サービスなどの取り組みを進めます」でいいと思いますが、ここも変えるといいのではないかと思います。
もう一つ質問させてください。これも家に郵送していただいた資料の15ページですが、家庭児童相談の状況の表があって、そこに23年から24年、92件から400件と大幅に増えています。家庭児童相談室というのは、「家庭」が前に出ていますので、子ども福祉課にありながら家庭全体の相談を受けるという、大変よその機能にない家庭に焦点を絞ったような相談です。お父さんが来てもいいし、お母さんが来てもいいし、子どもの相談でもいいしと。ここがすごく増えたというのは評価していいことではないでしょうか。それが25年度は501件になっていますし。これは統計の取り間違えではありませんね。

(事務局)
間違いありません。相談員の体制を変えております

(委員)
相談体制の充実によってですか。これは、厳しい相談も柔らかい相談も両方受けているように見えるので、ぜひ大切にしてほしいと思います。府でこういう統計を取った時、すごく長岡京市が悪かったのです。それがこんなによくなっていっているというのは、評価していいことではないかと思います。相談体制を変えたというのは、相談員の資質を良くされたのでしょうか。そうすれば、つながるのだということをよその都市にも言ってほしいようなことではないかと思います。これも評価できます。

(会長)
いかがでしょうか。事務局に相談ですが、これ以外に委員が文書で意見を述べるとしたら、いつがタイムリミットになりますか。

(事務局)
追加修正も考えていますが、冊子にしていく準備がありますので、意見が組み込めるかどうかこちらも考えていかなければなりませんし、会長に相談させてもらいたいところもありますが。今月いっぱいにご意見いただければと思います。

(会長)
今日、ご意見いただいていない委員もおられますので、もしご意見がありましたら、今、事務局からありましたように今月中に事務局の方へご連絡いただけたら結構です。この件については、一応、ここでしめさせていただきたいと思います。今、色々意見が出ましたが、今日出た意見を反映できるところは反映していただいて、5年間の子ども・子育て支援事業計画としていただけたらと思います。事務局にお尋ねしたところ、月末までご意見をいただけたらということですので、よろしくお願いしたいと思います。この意見がそのまますっと入るかどうかは分かりませんが、言い残したということがないようにしていただけたらと思います。まず事務局から何かございますか。

(事務局)
今日いただいたご意見ですが、評価していただいているところと評価されていないところが多々ありました。追加修正については、会長に確認を取って行いたいと思います。その前に事務局の方で再度見直し、内容確認をさせていただいて文言の訂正等を行い、よりよい形にしていきたいと考えています。今日いただいたご意見と月末までにいただきましたご意見をもって最終の形ということで、長岡京市子ども・子育て支援事業計画をつくりあげたいと考えていますので、よろしくお願いします。

(会長)
それでは今日の会議に出た意見を酌んで修正を行うということでよろしいでしょうか。次回の会議は最終版の形になって出てくるということでお願いしたいと思います。それでは続いて案件(3)今後のスケジュールについて事務局から説明願います。

案件3.今後のスケジュール、案件4.その他

(事務局)
案件(3)今後のスケジュールについて説明

(会長)
今後のスケジュールについて説明がありましたが、今年度は次回の3月の開催が一応、最後の開催になります。内容は計画の最終報告と保育関係の報告があるということです。よろしいでしょうか。それから、私たち委員の任期も2年ということです。来年度以降も児童対策審議会において子ども・子育て支援事業計画の進捗管理ということで説明がありましたが、よろしいでしょうか。それでは事務局何かありますか。

(事務局)
特にありません。これを最終意見として取りまとめさせていただけたらと思っています。

(会長)
案件(4)その他について事務局、何かありますか。

(事務局)
特段ありませんが、任期が3月末ですので、先ほど申しあげましたように来年度、児童対策審議会の方で審議していただきたい内容というのが、進捗管理が一つあります。それと併せて、子ども・子育て支援事業計画の保育の実施計画にかかわる13事業と保育関係、特に保育料のこと等1カ月半ですべて決められないところはありますが、次の保育料の関係や、新制度の開始に伴う保育施設等のあり方など児童対策審議会の方で来年度お願いしていきたいと考えています。ぜひ協力して長岡京市の、特に保育の方になりますが、将来を考えていただければと思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。

(会長)
今日も長時間にわたり、色々ご審議いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。それでは本日の会議をこれで終わりたいと思います。夜遅くまでありがとうございました。気を付けてお帰りください。