ページの先頭です

中小路市長の雑感日記「歴史ロマンに思いをはせる」

[2020年6月5日]

ID:9733

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

6月5日 歴史ロマンに思いをはせる


今年度、いよいよ建設工事に着手を予定している市役所庁舎の再整備。

現在、現本庁舎南側、これまで駐車場として利用していたエリア(計画では第1期庁舎が整備される予定)の埋蔵文化財調査が実施されている。

先日、その調査の概要をお聞きする機会を得た。

 

現在の市街地図に、長岡京時代の条坊復元図を重ね合わせてみると、市役所前のアゼリア通りは、都を東西に貫く五条大路と見事に重なる。今回の発掘からも、長岡京期の五条大路の北側溝の跡が見つかり、そのことが裏付けられた。

また、出土した軒平瓦の文様を調査してみると、仁和寺で使われている文様と同じものであることがわかったそうだ。仁和寺の別院である「開田院」という寺院が開田地域にあったとの文献も残されており、市役所の所在する「開田」という地名とどのようなつながりがあるのか。興味は尽きない。

 

さて、今回の調査からは時代ごとの当地の様子も少しずつ分かり始めてきたという。

長岡京の時代の後、平安中期から後期にかけては建物の柱群が見つかったが、その後、時代を経た江戸時代あたりには田畑として利用されていたようだ。そして、戦後、長岡町当時の役場が建設され今日に至る。

 

歴史は決して一直線に進むわけではないということだろう。

現場に立ち、ひととき、往時の風景に思いをはせてみる。


市役所新庁舎整備予定地での埋蔵文化財調査の様子









埋蔵文化財調査のようす
(6月3日市役所新庁舎整備予定地にて)

2年度の雑感日記(ページリンク)

5月29日 来年こそは!

仕事のスケジュール帳をながめていると、赤字で書かれた予定が線で消されている。

 

『東京2020オリンピック聖火リレー』

 

4月、5月の手帳は、日々、ほとんどのスケジュールがキャンセルとなり、かわりに市役所内部での対策会議や打合せに置き換えられている。その中でも特に目立つ。

 

5月26日(火曜日)の夕刻、長岡京市内を聖火リレーが通過する予定だった。

沿道は多くの子どもや人で埋め尽くされ、たくさんの市民ボランティアの皆さんとも一緒に、世紀のイベントの雰囲気を味わいながら、大いに盛り上がっている。そんな姿を想像してみる。

 

東京オリンピックの延期が決定されてから、早くも2か月あまりが経とうとしている。

この間、聖火リレーのみならず、多くの犠牲を払いながらも、市民の皆さんのご協力をいただき、なんとか緊急事態宣言が解除されるまでに、状況は改善した。心から感謝を申し上げたい。

 

今まさに、もう一度日常の風景を取り戻すための新しく長い闘いへと踏み出すことができた。

だからこそ、この一歩を踏み出すことができたのは、様々な忍耐や努力のうえにあるということを決して忘れてはならない。

 

解除後、再び感染の拡大の兆候が見えている地域もある。

まだまだ、新型コロナウイルスとの闘いの途中にあるということを肝に銘じたい。

来年こそ、聖火リレーを皆さんとともに楽しむ姿を思い描きながら。


5月8日 温かいお気持ちへの感謝


この間、長岡京市においても、地域の企業・団体など多くの皆さんから、マスクやフェイスシールドなど多くのご寄贈を賜っている。

改めて、この場をお借りして心から感謝申し上げたい。

マスクに関しては、本市内で工場を操業されている株式会社椿本チエイン様から2,000枚、地域で福祉施設等を展開されている株式会社ドゥーラック様・NPO法人H&Eグループ様からは1,000枚、そして福祉用具レンタル等を営まれているスマイルケア様から10,500枚ものご寄贈をいただいた。

また、3Dプリンターを活用して製作されたフェイスシールドを、3Dプリンターメーカーのエス.ラボ株式会社様、市内で3Dプリンターの教室等を行っておられる京都3Dデータ活用研究会様からご寄贈を賜った。

また、そのほか個人の方たちからもマスク等のご寄贈を賜っている。

今後も、長年の友好都市でもある中国・寧波市からも2月当初にマスクを送った返礼として、10,000枚のマスクを送っていただく予定となっている。

いずれも、地域の医療機関や医師会・歯科医師会、子育て関連施設などに重点的に配分させていただいている。

 

この間、市に対して市民全員へのマスクの配布のご要望も頂戴をしている。

しかしながら、本市としては、市民全員にお配りするだけのマスクの確保が困難であると同時に、仮に確保できたとしてもお一人当たり数枚が限度であり、社会機能を維持していくうえで必要となる施設に対して市の備蓄分・確保分を優先的・重点的に配分することが、市全体の公共の利益に適うと判断をしている。

ご要望にお応えできないことは心苦しくはあるが、ぜひ、ご理解賜りたいと思う。

 

最後に、配分させていただいたそれぞれの団体や施設の方から喜びの声が届いていることを申し添え、改めて寄贈いただいた皆さんからの温かいお心に感謝申し上げたい。

本当にありがとうございます。










4月21日 株式会社椿本チエイン様









4月27日 株式会社ドゥーラック様・NPO法人H&Eグループ様









5月1日 エス.ラボ株式会社様









5月7日 京都3Dデータ活用研究会様









5月8日 スマイルケア様

5月1日 突然の死を悼む


日頃なら、子どもたちの声が響く公園の入り口に、『オムロン中央研究所跡地』の碑がある。

今は、すっかり美しい街なみの住宅地として定着した感のある、長岡京市のこの地に、かつてオムロン株式会社の中央研究所があったことを覚えておられる方も段々と少なくなりつつあるだろうか。

 

私の中では、オムロンという現在の会社名よりも、以前の立石電機という呼び名の方がなじむかもしれない。

研究所のグランドで地域の運動会が開催されたこともあったし、たばこ店を営む祖母に付いて、研究所内にあった自動販売機への補充を手伝いに行ったり。幼いころの思い出は、今もなお、私自身の心象風景として焼き付いている。

 

立石電機(現オムロン)元社長の立石義雄氏が、新型コロナウイルス感染症のため、4月21日、お亡くなりになられた。突然の訃報に驚きを禁じ得ない。

心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、お悔やみを申し上げたい。

 

かなり前になるが、あるところで立石元社長とお会いする機会があったとき、先に述べた幼き頃の思い出をお伝えすると、当時のことを楽しそうに懐かしそうにお話しいただいたことがある。私のような若輩に対しても、あの暖かい笑顔でとてもやさしい口調で丁寧にお話しされる姿に、感じた風格がとても印象に残っている。

 

つい先日、京都商工会議所の会頭を勇退され、肩の荷を下ろされたところだけに、きっと無念であったに違いないと思う。

安らかにお眠りください。











オムロン中央研究所跡地の碑

4月24日 スピード感をもって

緊急事態宣言の拡大により「特定警戒都道府県」となった京都府下においても休業要請が出されたことや、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請が長期化するなか、ご商売をされている方々の状況は極めて厳しい状況にある。

先日行った長岡京市商工会との懇談の中でも、飲食店や理容美容などサービス業での悲痛な叫びをお聞かせいただいた。

市としては、早期に事業者の方々の手元にいくばくかの資金が渡るよう、国や京都府の支援策に加えて本市独自の緊急支援対策(第一弾)として取りまとめ、昨日の市議会議会運営委員会に提案させていただいた。

また、国からの特別定額給付金(1人10万円の現金給付)についても、いち早く市民の手元に届けられるよう市としての事務体制も確保している。

 

今、何より求められているのはスピード感だ。

そのためにも、こうした国や府の補正予算を受けた対策に加えて、市としての独自施策などの予算措置について、本来であれば臨時議会を開催してご審議賜らなければならないところではあるが、専決での執行をさせていただく旨、昨日の議会運営委員会で提案をさせていただいた。

極めて異例なことであることを十分に認識をしながら、一日も早い対策の実行を目指していきたいと思う。










商工会とのリモート懇談会のようす
(4月22日市役所にて)

4月10日 新入生の皆さんへ


新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。


皆さんが、小学校、中学校、高等学校、大学など、それぞれ、新たな人生のステージへと進まれたこと、長岡京市を代表して心からお祝い申し上げます。

新型コロナウィルスの影響もあり、今年は異例のスタートとなりました。

私も、毎年、市立の小中学校の入学式に出席をさせていただき、直接、皆さんにお祝いをお伝えしてまいりましたが、今年はそれが叶いませんでした。

また、休校等の継続により、心躍るはずの新しい学校生活や友人との出会いを、当面の間、我慢せざるを得ない事態となってしまいました。

とても残念ではありますが、今、我慢をすることが、より早く、日常を取り戻すための近道になるはずです。

くれぐれも、自らの感染防止や体調管理に気を付けながら、毎日、規則正しい生活を心掛けて下さい。

 

休校は大変残念なことです。一日も早く、いつも通りの学校生活が送れるよう、感染拡大防止など、私たち長岡京市も国や府と力を合わせて、全力を尽くすことをここで約束したいと思います。

 

その上で、新入生の皆さんや在学生の皆さんにお願いがあります。

 

今回の休校等により、皆さんは、いつもと比べてより多くの自由な時間を持つことになります。

そうした時間をぜひ、有意義に使ってください。

いつもは読まないような本を読んでみる。

普段はあまり考えないような、将来の自分の姿について考えてみる。

興味があった新しい趣味に挑戦をしてみることも良いでしょう。

休校明けの活動の再開に向けて、いつも以上にトレーニングに励むこともできるかもしれません。

 

なかったはずの時間を手に入れることができた。

そう思えば、何か新しいことに挑戦をしてみたくなるはずです。いつも以上にできることがあるはずです。

そうすれば、学校が再開されたとき、少し大きくなった自分と出会えるかもしれません。

 

もちろん、学校からの宿題や課題は忘れないで下さいね。

 

成長された皆さんと、学校で、地域でお会いできることを楽しみにしています。

最後にあらためて。ご入学おめでとう。


4月3日 新年度を迎えて

 

昨年の年度初めの当欄を振り返ってみる。

令和という新元号が発表され、新しい調和の時代をこれから迎える期待感に満ちている。

一転、今年は、一年前には想像すらし得なかった新型コロナウイルスとの闘いの真っただ中で新年度を迎えることとなった。

 

そうした中、3月31日には、定年退職者17名を含む25名の方が市役所を去られ、翌4月1日には、新たに28名の仲間を市役所にお迎えした。

退職された皆さんには、最後の1ヶ月を、学校の休校や公共施設の休館、市内における感染症例への対応など、目まぐるしく変化する状況への対策に、最後の瞬間まで全力を尽くしていただいた。

改めて感謝を申し上げたい。

そして、新たにお迎えする皆さんには、心から歓迎を申し上げたい。

今まさに、市民の命と生活を守るという使命を最優先に、日夜奮闘いただいている職員の背中から、多くのことを学んで欲しい。それこそが、市役所職員としての大きな財産になるはずだ。

 

今、私たちの目の前にある状況は厳しいものである。

その現実からは目をそらすことなく、しっかりと受け止めなければならない。

そして、この難局を乗り切り、その先にもう一度、調和の時代を築き上げるためにも、今、私たちにできることに全力を尽くしていく所存だ。

 

職員のみなさん、市民のみなさんのご協力とご理解を、本年度も一年間よろしくお願いいたします。

 









市役所令和2年度入所式のようす
(4月1日市役所にて)

これまでの雑感日記

お問い合せ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合せフォーム


中小路市長の雑感日記「歴史ロマンに思いをはせる」への別ルート