走田神社(はしりだじんじゃ)
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平安時代の神名帳に載る歴史ある神社
![走田神社の写真](./cmsfiles/contents/0000001/1263/torii.jpeg)
走田神社の名前は、初穂(走り穂)を作る田んぼ、つまり早稲田という意味です。
ご祭神は、春日の四柱神・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・武甕槌神(たけみかづちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)・姫大神です。
平安時代中期の法令集『延喜式』の神名帳に記載されていた「式内社」で、平安時代から格式の高い神社であったことが分かります。ちなみに、乙訓地域は他に神足神社や小倉神社、角宮神社が『延喜式』に載っています。
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古くから現在まで伝わる年中行事
走田神社は平安時代から存在する歴史ある神社ですが、今も伝わる年中行事がいくつかあります。
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勧請縄(大しめ縄づくり)
毎年1月に氏子たちが集まって太さ20センチほどのしめ縄を作り参道の石段の中ほどに吊り下げます。
しめ縄には12個の御幣(榊)が取り付けられ、この御幣の下がり方によって年間の気候や豊凶を占っていました。
また大正ごろに「米相場」という先物取引が流行してからは、次第にお米の価格が上がるか下がるかを占うようになったようです。
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弓講
1月13日に的矢射(まとやうち)の儀式が行われます。昔、奥海印寺城主だった高橋勘解由左衛門の子孫によって今も継承されています。
2人で6本ずつ、計12本の矢を直径1.3メートル程の的に向かって射ます。12本の矢はそれぞれ月を表しており、的の真ん中の黒点に命中すればその月は豊作だと判定します。
他にも、お千度詣りやとんど等の行事があります。
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山崎の戦いの古戦場を一望
![走田神社からの景色](./cmsfiles/contents/0000001/1263/keshiki.jpg)
小高い丘の上にある走田神社からは、明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉が天下を分けて戦った山崎の戦いの古戦場を一望することができます。
高く突き出た天王山のふもとを流れる小泉川(円明寺川)を挟んで、光秀軍と秀吉軍が対峙しました。
小泉川は京都縦貫自動車道の高架の下を流れています。
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走田神社の基本情報
住所 | 長岡京市奥海印寺走田3 |
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電話 | 075-951-1025(長岡天満宮) |
受付時間 | 参拝自由 |
アクセス | 阪急バス「美竹台住宅前」下車徒歩約2分 |
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走田神社に来たら、グルメやお土産を楽しもう!
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