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第2回 対話ウィーク

  • ID:11336

テーマ “環境の都”長岡京の実現に向けて、気になること・必要だと思うこと

 長岡京市では「つむぎ織りなす “環境の都” 長岡京」を将来像に、持続可能なまちづくりのための様々な取り組みを行っています。「“環境の都” 長岡京」の実現に向けて、あなたが気になることや必要だと思うことはありますか?

6月1日(火曜日)から6月7日(月曜日)までの間、電話、ファクス、メール等で皆さまからのご意見やご質問を募集させていただきました。ご意見いただいた皆様、ありがとうございました。

 いただいたご質問やご意見に、市長がお答えします。


対話内容

― 亀岡市ではプラスチック製レジ袋の提供を禁止されるなどの環境への取り組みが新聞等で取り上げられていますが、長岡京市では使い捨てプラスチックの削減に向けてどのような取り組みを行われていますか?

中小路市長の写真

中小路市長 
 令和元年12月から、市役所内で「マイプラレディ運動」を実施しています。my(=私の)pla(=プラスチック類は)ready(=自分で準備)という意味で、マイバッグやマイボトルを積極的に使用することで、プラスチックごみを減らしていこうという取り組みです。今後は対外的な取り組みへ広げていきたいと考えていますので、皆様もぜひ実践していただければと思います。


―  そのほか、環境に関することで現在行っている、また、今後進める予定の取り組みがあれば教えてください。

中小路市長 
 ほかにも様々な取り組みを行っています。例えば、最近国際的にも注目度の高い地球温暖化問題に関してです。長岡京市では、平成30年4月に、地球温暖化対策を推進し、快適な暮らしにもつながる「賢い選択」を促す国民運動である、「COOL CHOICE(クールチョイス)」宣言を行い、各種啓発事業や補助事業を実施しています。令和3年度からは、「COOL CHOICE実践補助金」と称した補助制度により、「薪ストーブの設置」「住宅窓の断熱改修工事」「太陽光発電設備と蓄電設備の同時設置」「次世代自動車の購入」に対し、補助を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。

 そして、現在、令和4年度から新たにスタートする「長岡京市第三期環境基本計画」の策定に向けて、学識者や市民・団体の方を交えて議論を進めています。この計画は、2050年脱炭素社会の実現を前提としていて、そのための今後の取り組み内容についても議論を進めています。皆さまのご意見もいただき、完成させたいと思っていますので、ご協力いただけますと幸いです。

クールチョイス宣誓式

「COOL CHOICE」宣言式のようす


―私の所属する団体では、生ごみが含む水分量によって、処理する際のCO2排出量がどのくらい変化するのかを調査しています。一人でも多くの方にごみの水分量を減らす取り組みを実施していただき、生ごみを処理する際のCO2量を削減することで、地球環境に優しい長岡京になることを願っています。


中小路市長の写真

中小路市長 
 ごみ減量へのご協力ありがとうございます。ごみの水切りは大変有効な取り組みです。
 本市では、可燃ごみの削減を目指し、令和3年2月1日より指定ごみ袋の導入を開始しました。現在では100%に近い皆様に指定ごみ袋でのごみ出しにご協力いただいています。指定袋制度の導入後のごみ減量効果は絶大で、5月の家庭から出た燃えるごみの量は1,066tと、前年同月比でも16%の削減を達成しました。
 市の取り組みはもちろん、市民の皆様の地道な取り組みがあってこそさらなる減量が見込めます。ごみの水切りによるごみの減量の取り組みについては、市でも紹介し、市民の皆様へ広げていきたいと考えていますので、今後もご協力をお願いします。


―私はプラスチックリサイクル研究に長く携わっている者です。プラスチックごみについて、特にペットボトルのキャップは、 ポリエチレンなので分別すればリサイクルできます。 綺麗に分別すればリペレットできますし、多少混ざりものがあっても、リサイクルができます。分別してはどうでしょうか。


中小路市長の写真

中小路市長 
 ペットボトルのキャップなどのポリオレフィン系のごみは、「その他プラスチック」として分別排出をお願いしています。クリーンプラザおとくにで圧縮、梱包し、容器包装リサイクル協会へ売却するという仕組みとなっています。 


―ケーブル類は貴金属である銅が多く含まれておりリサイクルできるはずなのですが、電気屋に持っていっても引き取ってくれませんでした。その電気屋によれば不燃物で出してとのこと。実際問題、いまケーブルや半導体機器などを不燃物に出した場合、どのように処理されているでしょうか。そのまま埋め立てだとすれば、大変もったいない話です。少なくとも、鉄、アルミ、その他金属、電子機器くらいに分ければ不燃物の一部の付加価値を上げられると思います。

中小路市長の写真


中小路市長 
 電線については、「その他不燃物」として排出いただいたのち、クリーンプラザおとくにで破砕、分別をおこない、可能な範囲で資源物を回収しています。


―環境の問題にはさまざまな種類がありますが、その中で“空き家”についてお尋ねいたします。不良状態が長く続き、防災・衛生・景観等に問題のある空き家があります。具体的な状態は、木や雑草が繁茂している・郵便物がポストにたまり溢れて堆積し、ポイ捨てのゴミも加わっている・高いブロック塀がある、などです。
 数回、市にご相談をさせていただきましたが、「所有者に勧告しても連絡がなく、これ以上どうすることもできない」とのお返事でした。このように、所有者との連絡が困難な場合は、改善に向けて市としてどのような対策をされているのかお教えください。
 そして、ご検討いただきたいことは、「長岡京市空き家等対策計画・条例」もありますので、一歩踏み込んだ、何かしらの対策を講じていただけないかということです。所有者との連絡が困難な場合など一時期にすべて解決しなくとも、市が取り組める部分的な改善をお考えいただけないでしょうか。

中小路市長の写真


中小路市長 
 空き家については、所有者の調査を行ったのち、所有者による管理をお願いしています。
 しかし、様々な事情により所有者による対応が困難な場合は、状況も考慮し、一歩踏み込んだ対応として、所有者のご家族などの調査を行い、その方に管理をお願いしています。
 ご質問の空き家についても同様の調査を行いましたが、ご家族による管理も難しい状況であり、対応に苦慮しているのが現状です。
 住戸は個人の財産であるため、市ができることは限られてしまいますが、近隣の皆様からの声を受け止め、解決に向け引き続き所有者や所有者のご家族に対応を依頼してまいりますので、ご理解のほどお願いいたします。


上記の空き家に限らず、時間と共に所有者の高齢化や相続人の増加など事態は悪くなるのではないかと危惧しております。どうぞよろしくお願いいたします。

チラシ


中小路市長 
 家屋の所有者の高齢化は市としても重要な問題と捉えています。空き家になる前に、家の今後について考えて頂けるよう、引き続き空き家の発生抑制の啓発を行ってまいります。
 また、本市では、空き家相談窓口として「空き家行政プラットフォーム」を設けており、相談内容に応じて専門家を紹介することができます。
 ご自身での管理が難しい空き家や、空き家になりそうな家屋をお持ちの方で、不安に感じることがあれば、どんな些細なことでもいいので、気軽にご相談ください。


―泉が丘地区新川向井橋~小倉橋の間に橋(人と自転車用)が必要です。

中小路市長の写真

中小路市長 
 現在のところ、道路を管理している長岡京市及び一級河川である小泉川を管理している京都府では、新川向井橋から小倉橋間で、人道橋を設置する予定はございませんが、今回の件はご要望としてお預かり致します。



この他にも、以前本市にあった特定の飲食店に関して復活を望む声もありました。

現時点で再出店に関する情報は本市にございませんが、ご意見をお寄せいただきありがとうございました。

次回の対話ウィークは、9月の実施を予定しております。

広報紙でお知らせする予定をしていますので、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

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