長岡京市男女共同参画計画 第7次計画
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長岡京市男女共同参画計画第7次計画 2021年度(令和3年度)から2025年度(令和7年度)まで
国では、1985(昭和60)年の女子差別撤廃条約批准を契機に、男女平等の実現に向けた取り組みが進められ、1999(平成11)年に「男女共同参画社会基本法」が制定されました。
基本法では、男女が互いにその人権を尊重し、責任を分かち合い、あらゆる分野において性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、21世紀の我が国社会を決定する最重要課題(前文)と位置付けています。
また市では、1985(昭和60)年に「婦人行動計画」を策定、2010(平成22)年に「長岡京市男女共同参画推進条例」を制定しました。
条例の基本理念をもとに、社会経済情勢の変化や、国及び京都府の方向性、第6次計画における進捗状況及び「市民・事業所意識調査」に基づき、本市における男女共同参画に関連する様々な分野の取り組みを計画的に推進するため「長岡京市男女共同参画計画第7次計画」を策定しました。
誰もが個性と能力を十分に発揮し、いきいきと暮らすことのできる豊かなまちづくりを目指します。

計画期間
2021(令和3)年度から2025(令和7)年度までの5年間
社会状況の変化に対応し、適切な施策の推進を図るため、必要に応じて見直しを行います。

計画の位置づけ
- 「男女共同参画社会基本法」第14条第3項に基づく計画で、国の「第5次男女共同参画基本計画」及び京都府の「KYOのあけぼのプラン(第4次)-京都府男女共同参画計画-」を踏まえた計画です。
- 「長岡京市男女共同参画推進条例」第8条第1項に基づく計画です。
- 「長岡京市第4次総合計画 第2期基本計画」の柱「かがやき」、分野「人権」での「多様性を認め合う共生社会の実現」の部門別計画であり、他の個別計画と連携した計画です。
- 本計画の基本目標Ⅲを、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」第6条第2項に定める「長岡京市女性活躍推進計画」として位置付けます。
- 本計画の基本目標Ⅳを、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(配偶者暴力防止法)」第2条の3第3項に定める「長岡京市配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する基本計画」として位置付けます。

計画の特徴
1. 目標(活動指標)による進行管理を行います。
第7次計画に位置づけられている施策内容の中で、特徴的な数値目標(具体的な活動量や活動実績を測るもの)を示すことによって男女共同参画の進捗程度がわかりやすくなるものを、活動指標に設定します。
活動指標は、毎年度の成果を測り、フォローアップを行います。
2. 次の5点を重点施策として取り組みます。
(1)あらゆる分野での女性の活躍推進
(2)男性にとっての男女共同参画
(3)次世代にとっての男女共同参画
(4)あらゆる暴力の根絶
(5)性の多様性への理解

基本目標
国内外の動向や社会情勢等を踏まえ、5つの基本目標を掲げています。

Ⅰ.人権の尊重と男女共同参画の意識づくり
様々な機会や媒体を活用し、あらゆる世代に向け男女平等・男女共同参画意識啓発を行い、「ジェンダー平等の実現」を推進します。
また、多様な性のあり方を尊重する取り組みを進め、一人ひとりの人権が尊重される社会の意識づくりを進めます。

Ⅱ.男女平等・男女共同参画の視点に立った教育・学習の推進
子どもたちが性別にとらわれることなく、それぞれの個性を発揮して、誰もが共に活躍できるように、保育所や学校、家庭などで男女平等教育・学習を推進します。
また、男女共同参画社会が、すべての人にとって暮らしやすい社会づくりにつながるという認識を広げる学習機会の充実を図ります。

Ⅲ.あらゆる分野における女性活躍の推進
誰もが共に様々な分野における方針決定の場に参画し、活躍できる社会づくりを推進します。
また、職場と家庭生活や地域活動など、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働きかけを行います。
市民団体の男女共同参画の取り組みを支援し、男女共同参画の地域づくりを進めます。

Ⅳ.あらゆる暴力の根絶
女性に対する暴力をはじめ、あらゆる暴力の根絶に向けた啓発や学習機会の充実を図ります。また、若年層の性被害等の防止に向けた情報提供と啓発を進めます。相談体制を充実し、総合的な被害者保護に取り組みます。
セクシュアル・ハラスメントをはじめとする様々なハラスメント防止への意識啓発を進めます。

Ⅴ.健康で安心な暮らしの実現
こころとからだの健康や性のあり方、自己決定意識についての啓発や情報提供を行います。また、男女がそれぞれのライフステージに応じた健康づくりやひとり親家庭などの様々な状況にある人への支援を行います。

「長岡京市男女共同参画計画」第7次計画の訂正について
下記のとおり一部誤り箇所がありました。
配布済の計画書及び概要版について以下のとおり訂正をお願いいたします(計画書65ページ及び概要版見開きページ)
誤 | 正 | |
---|---|---|
活動指標 | 乳がん検診受診率(40~64歳) | 乳がん検診受診率(40~69歳) |
以下の添付ファイルに訂正版を掲載しております。

全文

概要版

進行管理報告書
令和5年度進行管理報告書