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【夢実現】山西利和さんによる夢のトークライブ&ミニ競歩対決が開催されました!

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【夢実現イベント】世界王者が母校に凱旋!

50周年特別事業の1つ「夢叶えたい人、この指とまれ」プロジェクト、通称「夢プロ」。今回は長岡第三中学校で2023年1月29日(日曜日)に開催されました。

この日の夢サポーターは、東京2020オリンピックで銅メダル、世界陸上で日本人初の2連覇を果たした、陸上競歩の山西利和(やまにしとしかず)選手。多くの市民に夢や希望を与え、2021年度と2022年度に市スポーツ賞最高位の「スポーツ特別顕彰」を受賞しました。
山西選手の夢プロジェクト告知記事画像

世界の大舞台で活躍する山西利和選手

昨年10月に開催された全日本大会では、35km競歩に初挑戦し、見事優勝!12月には日本陸連アスレティックス・アワード2022で「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、活躍し続けている山西選手。昨年からワールドアスレティックス(世界陸連)のアスリート委員にも就任され、アスリートを代表してスポーツ界の発展と社会貢献を目指す役割を担っています。日本からの選出は、ハンマー投げの室伏広治選手以来2人目だそうです。同日行われた「長岡京市スポーツ賞」表彰式で、山西選手は「ステップアップした姿を見せることができたのではないかと思います。精進していきますので、今後ともよろしくお願いします」と喜びを話しました。

山西利和選手の写真

山西利和選手

山西選手の夢のトークライブ

会場の長岡第三中学校は、山西選手の母校。当時の懐かしい思い出話と、陸上を始めたきっかけ、競歩との出合いのお話から始まりました。小学校時代のマラソン大会で10番台に入って陸上の楽しさに目覚め、中学校から長距離のランナーとして陸上を始めるようになったそうです。ここで当時の陸上部顧問だった今西先生がサプライズゲストとして登場!山西選手の当時のお話をしてくれました。「山西選手とは2年生の時に出会いました。中学校最後の山城大会では、7位で終わって府大会に進めず悔しい思いをしましたが、悔しさをバネに努力を積み重ねてきたことがオリンピックでの活躍につながったのだと思います」と語ってくださいました。

トークライブは質問も交えて大盛り上がり!

山西選手といえば、堀川高校、京都大学を卒業した文武両道の選手として知られています。参加者の中学生からは中学校時代にどういう風に勉強していたのかの質問がありました。

(質問)「中学生の頃、部活はいつまで続けていましたか?」
(回答)「中学3年の10月くらいまでです。受験勉強と並行しながら気晴らしに部活に行っていました」

(質問)「普段からどのくらい勉強していましたか?良い勉強法も教えてください」
(回答)「結構勉強していたと思います。部活は部活、勉強は勉強と切り替えること、日頃の授業をまじめに聞くことなどを心がけていました。分からないことがあれば、分かるようになるまで考えることが大事だと思います」

中学時代に陸上と勉強を両立して良かったことは、「目の前のことでやりたいことを決めて最後までやりきると、それが良い思い出や経験になること」と語ってくれました。高校と大学時代は勉強を軸にしながら陸上をしていたそうです。大学4年生の時に日本代表選手として選ばれ、伸びしろを感じるようになり、競歩を頑張って続けて世界に挑戦したいという思いが強くなったといいます。

参加者の質問に答える山西選手の写真

参加者の質問に答える山西選手

気になるアレコレ聞きたい!!この後もたくさんの質問が

憧れの選手を前にした中学生からは、質問がたくさん!山西選手はその1つ1つに丁寧に答えてくれました。

(質問)「大会前日、当日に食事で気を付けていることは何ですか?」
(回答)「前日は普通に食べています。当日は気持ち軽め。レース直前になるとあまり食べず、1時間から1時間半前に栄養補給ゼリーを飲んでいます」

(質問)「オフは週に何回ありますか?」
(回答)「週に1日は何もしないで休んでいます。日ごろのケアは自分で自分の体を触ることで、日頃のコンディションの変化に気づけるようにしています」

(質問)「今まで陸上を辞めようと思ったことはありますか?」
(回答)「初めの頃はうまくいかず、辞めたいと思うこともあったと思います。そういう時は『陸上が好きで、続けたいか』と心に問いかけます。もし今がしんどいからという理由で辞めてしまったら、過去に陸上を頑張ると決めた自分に対して悔しくなると思います。その気持ちが最後の砦となって自分を支えています」

「失敗することもありますが、それを克服し、生かしていくことが次の成功につながります。失敗にくじけず、足を止めないで進んでいくこと。失敗から学ぶことで、人は成長し、強くなるのだと思います」とメッセージをくれた山西選手。スポーツと勉強を両立させるその秘訣に触れた参加者からは、感嘆の声が漏れていました。

山西選手の話を真剣に聞く参加者の様子を写した写真

山西選手の話を真剣に聞く参加者

山西選手と夢のミニ競歩対決!

トークライブの後は、いよいよ競歩対決!「ひざを前に出し、足が地面についてから伸ばします。浮いている瞬間は足を出してはいけません」と山西選手から競歩ルールのレクチャーを受けて、いよいよスタートです。

山西選手にレクチャーを受けて競歩に挑戦する中小路市長の写真

中小路市長をモデルにして競歩のレクチャーをする山西選手


3チームに分かれて、体育館2周の競歩対決がスタート!
競歩対決スタート時の写真

山西選手と参加者が対決!緊張が走ります

参加者とミニ競歩対決を楽しむ山西選手の写真

参加者とミニ競歩対決を楽しむ山西選手

真剣に競争する参加者と山西選手の写真

山西選手と対決する参加者は真剣です!

ミニ競歩対決の参加者に感想を聞きました!

陸上部で投てきをしている中学3年生の青野友陽(あおのゆうひ)さんは「山西選手は速かったです!終わった後に『足が曲がっていたよ』と言われ、世界一の選手ってやっぱりすごいな、と思いました」と感想を聞かせてくれました。普段からマラソンをやっているという上杉喜邦(うえすぎよしくに)さんは「結構速めに歩いたつもりだったけど、余裕で抜かれたのでまだまだだな、と。“歩く”というのは奥が深いですね。速く歩くのは結構しんどかったです」と笑顔を見せてくれました。

山西選手ありがとうございました!

サインや握手にも気さくに応じてくれた山西選手。会場には山西選手が獲得したメダルを持って来てくれていました。本物のメダルを前に、参加者はとても感動していました。今は今年8月に行われるブダペスト世界陸上と、2024年のパリオリンピックでのメダル獲得に向けて奮闘されている山西選手を、これからもぜひ応援していきましょう。

本当にありがとうございました!

参加者からのサイン依頼に応じる山西選手の写真

サインをする山西選手

参加者と握手する山西選手の写真

山西選手との握手に大感激!

山西選手からメダルを見せてもらう参加者の写真

山西選手が獲得したメダルを前に、
参加者は目を輝かせていました

参加者と山西選手とで撮影した集合写真

最後にみんなで記念撮影☆

50周年もいよいよフィナーレ!

1年間に渡ってさまざまな企画を繰り広げてきた「50周年イヤー」も、いよいよフィナーレを迎えようとしています。たくさんの方が市の50周年を盛り上げてくれました。開催したイベントのレポートも、ぜひチェックしてくださいね♫

過去の夢プロ実施レポートは「夢叶えたい人、この指とまれ」プロジェクトページへ。
「夢叶えたい人、この指とまれ」プロジェクトの詳細は「バトンプロジェクト1」の紹介ページへ。

※この記事は市民ライターが取材・執筆しました。

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長岡京市対話推進部広報発信課広報戦略担当

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