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令和5年度第2回障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議 会議録

  • ID:13598

日時

令和5年7月6日(木曜日)午後1時30分から午後2時30分

場所

図書館 3階 大会議室

出席者

19名

田中委員(京都府立向日が丘支援学校)、佐竹委員(乙訓医師会)、松浦委員(乙訓歯科衛生士会)、桑原委員(乙訓若竹苑)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、富森委員(あらぐさ福祉会)、石田委員(地域活動支援センターアンサンブル)、田島委員(京都済生会病院)、真柄委員(訪問看護ステーション協議会)、高山委員(ホームヘルプセンター竹の里ホーム)、浅尾委員(晨光苑)、堀内委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、長谷川委員(きりしま苑)、山田委員【代理:松原氏】(乙訓福祉施設事務組合基幹相談支援センター)、丸山委員(乙訓ひまわり園)、長浜委員(乙訓ポニーの学校)、中西委員(こらぼねっと京都)、尾瀬委員(NPO法人てくてく)、川内委員(健康づくり推進課)

欠席者

6名

西條委員(京都府乙訓保健所)、池田委員(乙訓医師会)、眞崎委員(乙訓歯科医師会)、田中委員(長岡京市民生児童委員協議会)、井口委員(知的障がい者相談員)、畑委員(乙訓福祉会)

事務局

事務局:厚地障がい福祉課長、村田障がい福祉課主幹兼保健師長、山中障がい参加支援係長、二井本社会参加支援係長、高瀬障がい支援係総括主査、本夛社会参加支援係主査、水野社会参加支援係主査

傍聴者

0名

議事の流れ

1. あいさつ、自己紹介

課長:コロナが5類になって初めての会議ではあるが、引き続き感染対策をとりながら進めていきたい。
本日はまだ皆様にお示しできる資料はないが、福祉事業者を対象とした新しい補助金を創設した。詳細は追って各障がい福祉事業者に通知する予定である。内容としてはコロナや物価高騰が続く中での事業継続、省エネの推進等に係る経費について、1事業者あたり10万円を支給するというものである。申請の受付は8月からを予定しており、詳細は広報長岡京8月号やホームページで周知していくので、確認をお願いしたい。
また、今週は九州や中国地方での水害のニュースをご覧になられたと思うが、大雨や台風による被害が想定される期間に入った。各事業所で作成されている災害等のマニュアルを今一度ご確認いただき、警報等が発令されたときに適切に対応できるよう事前準備をお願いしたい。

◆令和5年度委員名簿(確定版) ・・・資料1

(新任委員自己紹介)

2.情報交換

<各委員より>

「ボランティアだより」配布(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)

委員:ボランティアだよりの中には登録団体一覧に掲載されているように、様々な団体がある。一方、個人ボランティアとして登録して活動をされている方も沢山おられる。保育士をしていた、裁縫が得意等、特技を持った方もいて、学習障がいを持った子に勉強を教えていただいたり、入院中の方がベッド上でも着替えやすいパジャマを作っていただいたりした。ボランティアセンターではボランティアを必要としている人と、ボランティアをしたい人の橋渡しをしているので、マッチング等ご希望があれば相談いただきたい。
 

<事務局より>

◆福祉的就労通所交通費助成事業について ・・・資料2

事務局:今年1~6月分の申請が7月から始まる。申請にあたっては通所先の事業所の証明が必要。制度創設時からの変更点は、「交通費が発生した月の属する年度の翌年度末までであれば遡って申請ができる」という点である。周知のご協力をお願いしたい。
 

◆生活助成金の受付開始について ・・・資料3

事務局:7月3日から受付を開始している。7月に申請された方は4月分から支給されるが、8月以降に申請された方は申請月以降分が対象になるので注意していただきたい。
 

◆市職員採用試験の実施について ・・・資料4

事務局:令和5年度の長岡京市職員採用試験で事務Ⅱ(障がい者)の募集枠(1名)が設けられた。受験資格を満たす方等に周知のご協力をお願いしたい。
 

◆自然災害発生時の業務継続ガイドラインについて ・・・資料5

事務局:自然災害発生時の業務継続に向けた計画等の策定が令和6年度から義務付けられる。厚生労働省のホームページに掲載されている「BCPのひな形」の3ページ目には、自治体が公表する被災想定を整理して記載するとあるが、長岡京市が公表している被災想定としてはハザードマップに掲載している情報が全てとなる。ひな形はあくまで記入例であるので、ハザードマップ等を参考に作成をお願いしたい。

「ハザードマップ」の閲覧・ダウンロードはこちらをクリック
 

◆光化学スモッグ注意報等の発令のお知らせについて ・・・資料6

事務局:光化学スモッグ注意報について、令和3年度以降発生がなかったが、今年5月に発令されたこともあり、改めて発令方法等について周知する。長岡京市公式LINEや京都府の防災情報配信サービスに登録することで発令情報を受信できるので、事業所として登録をお願いする。
 

◆令和4年度障がい者就労施設等からの物品等の調達について ・・・資料7

事務局:令和4年度の目標である過去5年間実績の平均額を上回ることができた。国の法律により調達実績を公表するようになって10年が経過し、その間の実績は右肩上がりで推移しているので、今後も物品等の調達の際にはご協力をお願いしたい。
 

◆障がい福祉のしおり(令和5年度版)について

事務局:令和5年度版のしおりを作成した。データは長岡京市ホームページからダウンロードできる。冊子が必要な場合は障がい福祉課でお渡しできる。

「障がい者福祉のしおり」の閲覧・ダウンロードはこちらをクリック
 

◆乙訓障害者スポーツ・レクリエーション広場のチラシについて

事務局:イベントの周知にご協力をお願いしたい。
 

◆みんなで共生スポーツ『ボッチャ』しましょう!のチラシについて

事務局:イベントの周知にご協力をお願いしたい。
 

◆福祉就職フェアの開催(8月20日)について ・・・資料8

事務局:長岡京市(高齢介護課)主催で開催される。障がい福祉事業所も5事業所ご参加いただく。今後も機会があればご協力をお願いしたい。
 

◆人材確保について

事務局:先ほど福祉就職フェアの紹介をしたが、人材確保に課題を抱える事業所もあるかと思う。そのため、現状や課題、成功例等の情報共有をお願いしたい。

委員:今年、6~7年ぶりに大学新卒者を採用した。その方は昨年度に大学の実習で施設に来て、実習後さらに勉強がしたいということで在学中はアルバイトとして働き、そのまま採用となった。以前は「見て覚える」という指導方針をとっていたこともあったが、今回は育成マニュアルも見直し、社会福祉協議会が行っている研修等にも参加してもらいつつ育てていきたい。施設では大学や専門学校等の保育士実習や心理士実習等様々な実習生を受け入れているが、福祉のこと、障がい児・障がい者のことをまずはしっかり知ってもらいたいので、それらのことについて丁寧に伝えるようにしている。

委員:教職や公認心理士を目指される方向けの介護実習を受け入れており、採用をする際は実習依頼元である大学に案内を送っている。教職を目指されていた方が実習を通して福祉に興味を持たれたこともあった。
 

委員:今年新卒者を1名採用した。グループホームを運営しているが、利用者が通所施設から帰ってこられる夕方からの時間帯は子育て中の方は勤務がしづらいと思う。大学生にも働いてもらっているが、研修をして育てても、数年で大学卒業とともに離れてしまう。長く続けていただける30~50代の人材が欲しいが探すのが大変である。

委員:訪問ヘルパー、ガイドヘルパー、ケアマネジャー、デイサービスで募集をしているが、なかなか応募がない。訪問ヘルパー、ガイドヘルパーについては60代、70代が主力となっているのが現状である。紙媒体の募集では見てもらえないので、どうやって周知していくかが課題。ガイドヘルパーの養成研修もしているが、10人弱の受講があってそのうち1人が来てくれれば良い方である。

委員:少子化で若い人材がいないというのはどこの業種でも当てはまることかと思う。マイナンバーカード等で話題になっているが、DX(デジタルトランスフォーメーション)というのは人手不足を解消するキーになるものだと思う。確かにトラブル等も起こっており、DX推進に対して逆行する流れがあるのも分かるが、大局的に見る必要性を感じる。

委員:医療・介護の分野で求人を出しても応募が来ない状態が続いている。医療的支援が必要な子の通学支援をしてくれる方もなかなか集まらない。

委員:医療ソーシャルワーカーは新卒で採用してもなかなか続かないという課題が全国的にある。昨年1人採用したが、背中を見て学ぶというよりかは、少しずつ丁寧に教えている状況である。経験者を募集しても応募がなく、医療ソーシャルワーカーの分野でも人材不足が課題である。

委員:実習生に声掛けをしたり就職フェアに参加したりしている。大卒の新人は、理想と現実のギャップを感じるとすぐに転職してしまうので定着が課題である。

委員:当法人の場合、人材確保というより、人材定着の取り組みをしている。子育て世代の職員が多いので、正規職員だけでシフトを固めるのではなく、非常勤やパートの方を多く採用して、柔軟なシフト調整ができる体制を作っている。また、福祉職員は給料が低いとよく言われていると思うが、定期的に給与規定の見直しをして、処遇改善加算も職員に還元している。専任の職員がいないこともあり社会保険労務士事務所と契約し相談に乗ってもらっている。

委員:就職フェア等に出展してもブースに人がなかなか来ない。実習生に声掛けもするが、1年生の時の実習先に就職が決まっているという方がほとんどで、2年生、3年生の実習時では遅いと感じている。そのため、今いる職員の定着にも力を入れている。1年目の職員だけ、2年目の職員だけが集まる座談会を開催し、趣味の話等を通じて悩み事を気軽に相談できる関係性を作ってもらうようにしている。

委員:小学校のカリキュラムで福祉教育というのがあり、依頼に応じて社会福祉協議会の担当職員が学校に出向き、防災や地域住民とのつながり等について教えている。小学生の反応がとても良いらしく、真面目に話を聞いて、質問も沢山してくれるということで、長期目線になるがそういった活動を通して人材が増えればと感じる。

委員:ベテランヘルパーが多いため、無理なく長く勤めてもらいたい。福祉就職フェアにも参加する予定。今いるヘルパーのほとんどは人づてで集めた方である。

委員:当法人も医療分野・福祉分野ともに人材確保は苦労していると聞いている。そのため確保だけではなく定着も大事にしないといけない。魅力ある職場づくりのために、職員の話を上司・人事がしっかり聞くという方向で進めている。病棟の方には外国人の方が数名ケアワーカーとして働いているらしく、コミュニケーション等サポートする体制づくりをしていると聞いている。

委員【代理】:自立支援協議会の事務局をしており、その中で人材確保育成部会というものがある。部会の中で求人チラシを作成しており、そのチラシに掲載している事業所には体験や見学を受け入れてもらっている。求人のチラシをハローワークや近隣の専門学校に配布している他、昨年度はチラシに掲載している事業所の方には近隣の専門学校で就職ガイダンスを開き事業所の紹介をしていただいた。また、商工会と協力して開催している就職フェアにも参加いただいた。今年度も就職ガイダンスと就職フェアは実施予定なので、参加希望等の相談があれば基幹相談センターまでお願いしたい。

委員:法人説明会や就職フェア等参加しているが、応募がない状態である。コロナ禍では施設の館内説明ができないため、施設紹介PR動画を作成し、少しでも施設の雰囲気を感じてもらえるようにした。新人研修についても力を入れており、福祉未経験の方も不安なく働けるように、障がい特性・入浴介助・食事介助・排泄介助・感染症等々、しっかり研修をしている。

委員:人材確保については求人をハローワークやホームページに掲載する他、実習生の実習依頼元にも送っている。実習の振り返りの際には利用者のことだけでなく、職員の立ち居振舞いにどのような思いや目的があるのか等についても伝えている。長岡第二中学校の職場体験を受け入れており、中学生たちが福祉に興味を持つきっかけのひとつになってくれればと思う。私自身も中学生の頃に職場体験を通して福祉に興味を持った。

委員:募集しても来ない、就職しても続かないというのが現状となっている。
 

3.その他

特になし

閉会

※次回について 令和5年9月7日(木曜日) 午後1時30分~ 図書館3階 大会議室

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長岡京市健康福祉部障がい福祉課社会参加支援係

電話: 075-955-9549

ファクス: 075-952-0001

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