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総合計画審議会 第1回分科会 会議録

[2016年4月1日]

ID:4307

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第1回 総合計画審議会分科会 会議録

第2回総合計画審議会の中で開催

第1分科会

出席委員

明致分科会長、西川委員、三好委員、阪委員、浮田委員、河村委員、岩野委員

欠席委員

山下昌行委員

議事

1 分科会長挨拶

2 メンバー自己紹介

3 長岡京市が目指す方向について

●分科会長   

  第1分科会は産業・交通・建設から、商工業、観光、交通政策について意見交換を行う。質問があれば、市の担当に回答してもらうので、疑問点を示して欲しい。「住みたいまち」をキーワードに意見をお願いしたい。

●委員

 新駅など、交通の整備ができてきているので、平成28年3月までを目指して長岡天神駅前の開発、さらに阪急鉄道が高架になればいいと思う。

●委員    

 昭和41年から住んでいる。当時は問題ではなかったことが、現在は不便。高架、一方通行など、思い切った変化が必要だと思う。利害関係も絡むので非常に難しいが、特急停車駅を変更するくらいでもいいのではないか。阪急を高架にすることが15年後にでも現実になればいい。

●委員    

 長岡京在勤の立場からも、阪急周辺の渋滞はひどい。高架化は十数年前から事業計画はあるらしいが、車の流れを東西でどう整備するかが重要だろう。クルマよりも、人を重視した社会づくりが必要だと思う。また、周辺には若い世代が行く大規模商業複合施設があるが、長岡京には少ないと感じる、今後どうあるべきか考えたい。個人的には、大規模施設より個人店を活性化させるのが一番だと思う。

●委員    

 基本的に人口は減少するが、高齢者人口は著しく増加し、年少人口は少なくなっていく。市民が一番暮らしやすく、過ごしやすいまちづくりという観点で、住環境、交通などを考えていく必要がある。要するにバリアフリー・ノーマライゼーションの視点が大事になると思う。

●委員    

 市民活動として、長岡京シェアカフェ(個人で飲食、展示、教室などをしたい若い人に対し、カフェを1軒貸し出す)を運営している。あとは、20代~40代の市民活動や地域参加の薄い年齢層に、参加を促すためのワークショップなどをしている。参加者は、長岡京市は土地単価が高いので店が借りにくい、駅前や商店街の空き店舗などできるものなら何かしたいが、きっかけがないと言う。それらを踏まえて、こちらで勉強させて欲しい。

●委員    

 アンケート結果では、交通利便性が非常に高いまちなので住みやすい、一方で、交通基盤を整備したいという要望が非常に強い。それらを今後のまちづくりでどう活かすかが課題。
 長岡京市は、相対的に見れば交通基盤整備は進んだ。土地単価が非常に高いのが事業を進めるうえで最大の課題。まちづくりをしていくなら、市民にとっての住みやすさを議論していくべきである。特に中心市街地での事業は非常に経費がかかり、高架化となれば、普通の道路事業よりも一桁か二桁ほど余計にかかる。それだけの公共投資が、どのように市民に住みやすさをプラスできるかが重要と思う。

●分科会長   

 国土交通省の「国土のグランドデザイン」では、「コンパクトシティの形成」が掲げられており、「市役所等を中心とする街なかの機能の再整備」、「街なかと周辺部をつなぐ交通ネットワークの実現」「時間軸を考慮しながらの住宅の集約」「まちづくりと持続可能な地域公共交通ネットワークとの一体化」という4点が条件とされている。これがまさしく長岡京市のあり方だと思う。
 まず長岡天神駅から東側の地域の再整備。鉄道、幹線道路は充実した。しかし街なかと周辺部、東西の交流と交通網に課題がある。住宅は、時間軸を考慮して徐々に集約していくことになると思う。
 2つ目として、長岡京市は、京都と大阪を背景にしたベッドタウンということがある。芦屋には、良質な住環境、JRと阪急に加えて阪神もある。自然環境も似通っている。人口もほぼ同じだ。今回の調査推計では、高槻市、茨木市、城陽市などのベンチマークがあったが、ぜひ芦屋市も加えるべきだと思う。
 最後に、長岡京市の事業評価委員としての経験からすると、観光や防災なども、市街地の再生に関連している。観光面では、道路が歩くに適していない。動線が商業面の期待に沿っていない。防災上の課題も全部、市街地の再整備に集約されてくる。現在までの様々な事業で満足はあるものの、消去法でこの課題だけが残っている状況であり、次の総合計画ではここに重点を置くべきではないか。

●委員    

 コンパクトシティの形成には中心市街地の整備が最大の課題である。そのためには、魅力ある中心市街地をつくらなければならない。神戸と大阪の間では、西宮、芦屋、尼崎の何れもみな特徴がある。長岡天神駅を降りてまちへ行っても、さしたる印象はない。今後何が必要なのかは、市民の声を聞きながら考えていくべきだろう。

●委員           

 以前は六甲に住んでいたが、居住満足度が高く、住民も出ていかない。六甲には、「おしゃれ」というステイタス感があり、歩いて行けるところに欲しいものがある。ハードではなくソフト面のデザインが良くできた街だと思う。
だから長岡京市も、ソフト面のアピールやデザイン等がもっとあったら、居住だけではない、仕事などのプラスアルファも生まれてくるのではないか。

●委員           

 高速道路、都市計画道路、南北の道路は整備されたが、東西の道路について、アゼリア通りと駅前通りの整備が非常に重要。
 また居住者にとってのコンパクトシティとは、行政手続きの簡素化、便利な買い物、あるいは保健福祉医療の手軽さなども含む。これは行政が整備するよりも、若い人たちが起業できる、事業を興すための誘導施策をどうとれるかにかかっている。それらが相まって、利便性の高い住宅地であり、かつ人口の将来構成に合ったまちづくりとなればいい。

●委員           

 芦屋は人口9万4,000人、人口密度は平方キロ当たり5,100人、長岡京市は人口8万人で、人口密度が平方キロ当たり4,000人、非常によく似ている。

●委員           

 人口推計では、徐々に人口が減り、年齢層が高くなり、労働世代、14歳以下が減る。5年後、10年後、20年後の長岡京については、人口構造を踏まえて考えていくべきだ。例えば、若い層を取り入れていく、高齢者でもやさしく住めるなどが考えられる。

●分科会長       

 推計値で高齢者人口の割合が高い。長岡京市の場合、42年で30%、52年で40%ぐらいとなる。そういう社会における交通網はどうあるべきなのか、その時に住みやすいまち、歩きやすいまちといった発想が出てくるだろう。

●委員           

 子どもたちにとって、長岡京市を、お父さん、お母さんが住んでいたところとして住みたいと思ってもらえるまちにしないといけない。
道路は東西の幹線が問題になっているが、(南北に抜ける道を使って)早く行ける。
 中心部の区画整理が難しければ、狭くても人が動きやすい道にする、歩道を広げる、車道はできるだけ狭くする、バス停だけは確保するなどのメリハリをつけたほうが良い。
車いすでの移動が大変だとクルマ社会から離れられない。高齢者が増えるのだから、そういう人たちの生活が便利になればいいと思う。

●分科会長       

 クルマ社会はクルマ社会として、若い世代には必要だが、シニア層が住みやすいエリアがあってもいいのではないか、と思う。

●委員           

 「はっぴぃバス」が本当にこまめに走れば、そんな大きいバスはいらないかもしれない。道幅が狭くても、バス停さえ確保しておけばよいことだと思う。

●委員           

  防災問題は、第3分科会で扱われているが、都市計画の図面データを見ると、市街化調整区域住宅の中に、農地が残っているのがわかる。阪神・淡路大震災以降、万一の時はここが避難区域になるという流れになっており、農住一体の都市を目指すのが、長岡京市の方向ではないかと思う。

●分科会長       

 意見を集約する。
 1つは、魅力ある長岡京ブランドづくり。行政の誘導施策をもって、新しく若い人たちの起業を呼び込み、外部から長岡京を見たときに、食や住の面から「長岡京は、本当に自然環境を含めていいな、住みたいな。」という意識が浮き彫りになるような政策や自慢になるようなものが必要だ。
 もう1点は課題の集約。アンケート結果にもあるが、市街地の再整備、及び市街地と周辺部の交通アクセスに集約されてくるだろう。
 それから今回は総合計画として、もう少し長期的に長岡京市としてどうあるべきなのか、年齢別人口構成による街の変化なども押さえておくべきだろう。
 さらにもう1点、外からの訪問者と住民との住み分けという視点も必要だ。 

第2分科会

出席委員(全員出席)

小幡分科会長、水島委員、秦委員、芦田委員、杉本委員、戸田委員、大槻委員、野中委員、平松委員

議事

1分科会長挨拶

2メンバー自己紹介

3長岡京市が目指す方向について

●分科会長       

  第2分科会では、文化・行政・教育についての課題、提言を行う。
 資料2のアンケート結果によれば、満足順で1番が「緑豊かな環境づくり」、2番が「環境保全型社会の形成」、それから「安定した水の供給」「水環境の整備」「文化の振興・文化財保護」「観光の振興」などが上位にあがっている。「生涯学習の推進」は、他に比べると低くなっている。長岡京の現状について、良い点と悪い点を挙げていただきたい。

●委員           

 私が所属する団体は、生涯学習の推進という責任の一端を担っている。メンバーが高齢化する一方、若い世代が入って来ないのが、課題である。  活動は、広く市民に参加してもらうという点と、高齢者に元気に活動してもらうという点から取り組んでいる。行事は、名月の宴、市民文化まつり、長岡京展と3つあり、それぞれの行事に1,500〜1,600人ぐらいの応募がある。

●委員           

 スポーツも以前は盛大だったが、参加人数が伸びていない。

●分科会長       

 長岡京市の人口からすると、各学区での催しよりも、連携して実施することが必要かもしれない。今後の人口動態を考えると、高齢者も増加するので人数を集めた参加型の場合は何か工夫がいるかもしれない。

●委員           

  文化はどういう主体で事業を展開していくか、担い手をどう継続的に育てていくかが重要と考える。
 若者たちがソングラインという形で自発的にやっているものもある。クラシックコンサートもゲネプロなど小中学生が芸術に触れる機会を提供している。大きな行事のなかに、子どもたちが本物に触れる仕組みを意識的に設けていかなければならないと思う。

●分科会長       

 環境や教育では、担い手についてどのように考えているのか。

●委員           

 私が所属する団体では毎年地域活性化事業をやっている。会員だけの活動ではなく、地域の方々の参加型でやっている。PRが難しいが、活動が地域の人に広がるようにやっていきたい。

●分科会長       

 どのようなものであれば参加したいと思うか意見をお願いしたい。

●委員           

 フルタイムで働いていることもあり、参加できない。地域の方とあまり接触がなく、口コミを聞かないので、参加までいたっていない。

●委員           

 オペラや音楽祭に、小さな子を連れていってよいか迷う。広報を見て、イベントは知っているが、きっかけがないと入りづらい。
 夏休みに子ども向けのイベントをやっているが、口コミがいちばん広がる。問い合わせが多いのは全戸配布されている無料新聞である。
 参加したいとは思っているが、情報が一元化されていないのでわかりにくいと感じている。

●委員           

 仕事でイベントの広告、宣伝、プレス対応などやっている。様々な方法で広報しているが、100%というのは無理で、各種の媒体を複合的に活用するしかないと思っている。

●分科会長       

 環境について、何か意見をお願いしたい。

●委員           

 長岡京市に20年以上住んでいる。先年、自治会を抜けた。地域と関わることがないが、割り切っている。
 長岡京市は、近くにスーパーがあるという住みよさである。

●委員           

 7年ぐらい前からグリーンカーテンづくりに取り組んでいる。小中学校にゴーヤを配って、環境について学ぶきっかけづくりとしている。そのほか、環境の紙芝居、出前授業、すくすく教室など遊びも交えて環境について学んでいる。

●分科会長       

 アンケートの結果を見ると、9割近い人が住み続けたいといっているけれど、残りの2割弱の人が住みたくないと思っている。反対意見が示す問題点があるのかもしれない。

●委員      

 近所に新興住宅街ができたが、自治会には半分も加入していただけなかった。また、子供会もない。小学校の通学班でかろうじて地域とのつながりがあるが、中学校になると意識しなくなると思う。近所のおばちゃんとしゃべる機会もあまりない。そういう子どもたちの環境でいいのかなという気もしている。

●委員           

  (私が所属する団体も)会員自体が高齢化しているが、若い人が入ってくれない。若い人にいろいろな組織に入っていただいて活性化していかないといけない。

●委員           

 市では地域コミュニティ協議会という施策を、スポーツの総合的な取り組みと並行して進めてきて、今5つの小学校区でできている。地域ごとに自発的に寄ってもらって、福祉、自治会、スポーツなど横断的に包み込むようなシステムをめざしている。

●分科会長       

 それは自治会、子供会とかそういうものを通じて全部の取組をまとめるコミュニティを目指しているということか。

●委員           

 子どものことに特化しても塾やクラブで来ない。ファミリーバトミントンも子どもがいなくてチーム編成ができないのが悩みとなっている。保護者も一緒に、子どもたちが参加できるようにするにはどうしたらよいのか。
 スポーツ少年団にはジュニアリーダー研修があり、京都府のジュニアリーダー講習会を何回か受けると海外に行くことができる。ジュニアリーダー研修会はすごくいい研修であり、参加させてあげたい。

●分科会長       

 環境について何か意見をお願いしたい。

●委員           

 グローバルな地球温暖化といった問題の解決方策も地域が原点。これから30年先、50年先は人口減少とあわせてもっと大きな課題になる。その中で、この長岡京市での取り組み方を計画で整理する必要がある。日常生活スタイルを変えない限りは、根本的には解決しないということを押さえて進めたい。
 持続可能な社会づくりという意味が、言葉だけが一人歩きしていないか、地球にやさしいといっているけれど、おこがましいと思う。結局は、次世代に託すことになる。

●分科会長       

 子どもにどう託すか。長期的な見通しも総合計画には入れる必要がある。

●委員           

 子どもが地域の人たちと一体となって、例えばドングリを拾いにいって学校で発芽させて、それを植えにいく、ウォークラリーする等、西山のなかで子どもたちが育っていく。環境の大切さを体験によって経験として残すことが大事だと思う。
 小学校での取り組みも、子どもたちだけではなく地域の方に学校に集まっていただいて一緒にやるということに意義があると思う。

●分科会長       

 担い手、情報の一元化、地域の方をどのように巻き込むか、地域コミュニティをどうつくっていくかというところが、まとめになると思う。

第3分科会

出席委員(全員出席)

川勝分科会長、山下敏夫委員、小泉委員、西田委員、西小路委員、藤澤委員、山本委員

議事

1 分科会長挨拶

2 メンバー自己紹介

3 長岡京市が目指す方向について

●分科会長       

 この分科会では、市民活動・福祉について議論する。特にこの分野において、課題等の意見を頂戴したい。何かキーワードや、思いつくままの意見を頂戴できればと思う。

●委員           

 研修で岐阜県可児市へ行ってきた。50年弱になる住宅地だが、1,200〜1,300世帯で3,000人ほどが居住し、全世帯サラリーマンで平均年齢が78歳、高齢者率が43%とのこと。スーパーや郵便局もなく、丘の上から降りていかないといけない。毎日の買い物にも困っている。そこでは、住民協働のボランティアで、1日に2便か3便ワゴン車などを出す取組をしている。自治会長の話では、年齢層が一緒だからみな同じ問題意識をもっていて、不満もあるが、分担して積極的に参加し、取り組めているとのことであった。
 長岡京市には若い世代もいて、高齢者ばかりの地域はないが、だんだんと高齢化が進んでいるところはあるので、特に福祉面の充実が必要だと感じた。

●委員           

 高齢と障がいには福祉や防災が関わってくる。
 要配慮者は自宅の近くで避難できるよう配慮が必要。長岡京では水害はないし、地震も少ないという感覚でいるから、何か起こったときには市民も行政も対処できないと思う。
 京都府では避難所を作る場合、高齢者や障がい者のための弱者避難所というのを、事務所の近くや、壁際などに先に確保する方法を考えているというのを聞いた。そのあたりを行政として学んでもらって、避難所づくりに対処すべき。

●分科会長       

 今の意見に関連して、現状どのような形になっているか。

●事務局         

 昨年の法改正で要配慮者の名簿作成が義務付けられ、避難時の要支援者を登録、自治会に連絡している。一旦は一時避難所(長岡京では体育館)に避難してもらい、高齢者や障がい者のための福祉コーナーを設ける。聴覚障がい者がバラバラでいると、情報を伝えるのが難しいので、避難後、集まってもらい、手話通訳者や、要約筆記者などを派遣するという計画を策定中である。

●委員           

 年に1回、民生委員による要支援者の調査時、65歳の登録時に本人から登録は不要であるといわれたら、終ってしまう。「やはり助けてほしい」となった時どうなるのか。未登録でもわかっていれば行けるが、自治会員でない方が最近は多い。抜けていかれる方も多くなっている。
 要支援の名簿をどうしていくか、早く進めてほしいと行政にお願いしている。「命のカプセル」を3年ほど前に立ち上げた。
 民生委員は、防災、高齢はもちろん、色々な見守りのなかで間口が広がっている。なり手がないというのもそこに来ている。

●分科会長       

 避難経路や避難場所は一応決まっているが、高齢者、障がい者或いは一般市民など対象ごとに、うまく対応できていない。長岡京は災害が少ないが、それに向けた備えはもう少し充実を図っていく必要がある。
 その他にもう少し広い意味で市民の活動、行政と市民のパートナーシップなどについて意見を頂戴したい。

●委員           

 防災面のハード的な施設整備を行政が基本的にやっていく。防災マップや、要支援者・要配慮者への支援など、ソフト面で行政がやらないといけないものもあるが、自治会、民生委員、ボランティアやNPOなどの方と一緒にやっていくことが必要。防災だけではなく、健康、福祉についても同様。
 長岡京市の人口推計を見ると人口減少よりも、高齢化問題、少子化対策にも本格的に取り組まないといけない。

●委員           

 近所づきあいが鍵となるが、今の子どもたちは「知らん人としゃべったらあかん」といって育てられている。
 近所づきあいがなくなってきている分、何でも行政がやっている。

●分科会長       

 企業も含めて、かつては「お互いさん」という、インフォーマルな福祉が存在していたが、今は希薄になってきている。しかしニーズがなくなったわけではない。それをカバーする時にどうしても行政に頼らざるを得ないが、行政だけでは対応しきれない問題がたくさん出てきている。
 かつてのような近所づきあいを再生することは簡単ではない。それに相当するものを再構築するということが課題になる。アイデアが必要。

●委員            

 各地域に自主防災組織があるが、活動の活発さは地域によりけり。自治会によっては1~2年の任期があり充実させていくのが難しい。
 民生委員は、私の地域だったら2人で四十数名の配慮者を支援するのは無理。結局、自主防災の役員の支援が必要となるのに、要領がわからないというのが実態。
 またマンションやアパートの住人はほとんど自治会に入らないということもあり、自主防災や民生委員などをいかに運用するかというのは難しい課題。毎年1度、自治会長会と民生委員との懇談会があり、だんだんとステップを上げていくような形はとっている。

●委員            

 財産区の大きな地域は自治会長も大変。
 民生委員の数も地域差が大きく、民生委員一人当たり、少ない人で15~20人、多い人は50人ぐらいの一人暮らしの人を見ている。

●委員            

 新聞配達や宅配便などによる見守り隊のような動きが出てきた。独居老人が増え、行政だけでは、見守りは追いつかない。

●委員            

 認知症の方が行方不明になった時、交通機関やタクシー、コンビニなどの協力も必要だと提案した。認知症の方の行方不明の場合は、最初の1、2時間が勝負、民間の協力は必要。

●分科会長        

 行政、市民、その中間の方の役割分担の中で、いろいろな主体を巻き込みながらそれぞれ少しずつ担ってもらうということを考えていく必要がある。
 コミュニティの再構築は、セーフティネットの再構築いうことでもある。安心・安全に暮らすために、「お互いさん」という助け合いの再構築をする。安心・安全にもつながるという共通認識をもたなくてはいけない。

●委員            

 昔は15歳くらいから村の自治に参加し、育ってきた。今はよそから来た人には無関心だが、地域にどうなじんでもらうか一緒に努力することが必要。そういう形でボランティアをしている。

●分科会長        

 地域の中でのコミュニケーションが不足しており、常日頃からのコミュニケーションがもう少し実現できればいい。
 福祉について意見があればお願いしたい。

●委員            

 防災、福祉、災害について、地域づくりをもう一度見直さないといけない。
 それぞれの負担が大きくなった組織づくりをもう一度整理して、地域によって民生委員の充実や、コミュニティ協議会などと連携して、基本的な地域づくりをやっていったほうがいい。独居老人やマンションなど、実態をもう一度把握するということが大事。最近は入ってくる人のほうが多いから。

●委員            

 市民活動というのは一つの言葉で、各部署で取り組んでいる。それぞれのグループは得意な事しかわからない。行政からの指導が必要だと思う。そういう面の施策を教えてほしい。

●分科会長        

 地域づくりそのものを根本的に見直す必要があるという意見だったと思う。行政だけでなく住民団体も最近は縦割りになってきているということで、もう少し横のつながり、人的資源をうまく使えるような形に地域づくりのあり方を見直す必要があるのではないか。時間がきたので以上としたい。