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第3回 総合計画審議会 会議録

[2016年4月1日]

ID:4353

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第3回 総合計画審議会 会議録

日時

平成26年8月19日(火曜日)午前10時~正午

場所

長岡京市立図書館3階 大会議室

出席委員

石垣会長、小幡副会長、川勝委員、山本委員、山下敏夫委員、小泉委員、西田委員、西小路委員、三好委員、芦田委員、山下昌行委員、浮田委員、戸田委員、山本委員、河村委員、岩野委員、大槻委員、野中委員

欠席委員

明致委員、水島委員、秦委員、杉本委員、阪委員、藤澤委員、平松委員

出席者(実施部門の長)

山田総務部長、山田環境経済部長、池田健康福祉部長、上村上下水道部長、中村教育部長

出席者(企画会議委員)

髙田委員、滝川委員、木村委員、中野委員、山口委員、板杦委員、谷川委員

事務局

仁科企画部長、城田政策推進課長、志水政策推進課行革・公共施設検討担当主幹、政策推進課総合計画・企画総務担当・山田、角野、樋口、鍋島

株式会社地域計画建築研究所 廣部公共マネジメントグループチーム長

議事

1 開会

  • 事務局あいさつ
  • 会議成立の確認等・・・委員半数以上の出席により、会議の成立を確認。

 

2 開会挨拶

●会長            (あいさつ)

 

3 委員交代について

  • 農業委員会:西川博晴氏から山本一善氏へ。

 

4 次期総合計画 基本構想案

(1)総合計画について

 

●事務局         (資料説明)

 

●会長

 人口規模をどの程度にするかについてシナリオ0、1、2が示されたが、意見はないか。

 

●委員

 開発に伴う人口定着を見込むとあるが、今後どのような開発が続くのか。

 

●事務局        

 西山天王山区域に限らず、地域に大規模なインフラが整備されたので、今後もマンション開発、立命館中高の新設など、住宅、教育などの面から活性化の余地はあると見込んだ。
 将来人口には、推計人口という捉え方と、人口フレームという枠組としての捉え方がある。長岡天神駅周辺の整備も合わせ、市域全体で8万人が暮らせるまちをつくっていくという人口フレームの捉え方で理解を求めたい。
 庁内での検討会議では、シナリオ1に「人口誘導を図るための積極策」を組み合わせないと8万人は厳しいという話が出ていた。つまり西山天王山駅周辺だけでの4千人増ではなく、市域全体での積極策も含めた8万人ということになる。

 

●委員           

 一般的住宅地の増加については、農地法の規制で宅地転用できない地域も多々あり、西山天王山駅周辺にも住宅地として開発するような土地はそれほどない。既存の住宅地をマンションに変えるような構想を持っているのか。

 

●事務局        

 現状の土地利用や規制については、総合計画と市の都市計画マスタープラン双方をすりあわせながら調整を図っていくので、今すぐ変更はない。
 「西山天王山駅周辺で4千人程度増える」というのは、あくまで例示であり、まず現状8万人の市民が長岡京市に住み、今後15年間を日本の人口減少に添った形で人口移動を考える。長岡京では全国でも珍しい交通の結節点を完成させたが、交通の利便性とまちの魅力の向上はまだ途中である。今後15年も開発の余地があるという認識で、現状のフレームのなかで計画を立てていく。
 土地の規制等については、このような考え方と合わせながら、土地利用ゾーンという形で考えていくので、審議会での提案と、そのフィードバックを繰り返しながら進めていきたい。

 

●委員

 今まで社会経済上のことは右肩上がりを基本としてきたが、そういう発想を切り替え、客観的なデータをもとに4千人減って7万6千人になるということは、かなりシビアに受け止めたほうがいい。
 ただ、いろいろな可能性もあるので、子どもを生める世代に住んでもらうための施策を重視し、人口の将来についての議論をしてもらいたい。

 

●委員

 人口減少は、空き家の増加、景観上の問題、犯罪の誘発など弊害ばかりを招くような議論になっているが、逆に場所や時間のゆとりが生まれる可能性もあるし、すでに減少した地域でも何かいいことを探し、活性化しようとしている例もある。人口減少に自然に対応する、あるいは減少した状態を質的に高めるという議論はされたのだろうか。

 

●事務局

 今の長岡京が好きだという市民は多く、その理由には年齢別人口比のバランスがいいということもあろう。なるべくそれを崩さないようにするのが住み心地に繋がるのではないかと考えた。
 人口減少を受け入れるという意見もあるが、25年、30年後にはどんどん人口が減少していくという見込みの中で、この15年間は8万人を維持できるようなまちづくりを目指すことを基本に検討している。

 

●委員

 8万人という規模に積極的な根拠はなく、現状維持が1つの目安ということなら、人口構成の方が重要と思う。生産年齢人口は今後15年間は大きな変動はないというが、それ以降を視野に入れた時に、人口の規模を中心に議論するより、人口構成をフレームとして位置づけるべきではないか。
 個人的には、人口の減少を受け入れ、それでも魅力的なまちづくりをしていくのが、結果として人口維持もしくは増加につながると思う。人口フレームそのものに関して、量的な規模にこだわる必要はないかなと思う。

 

●委員

 人口フレームを設定して開発を進めた場合、用途地域の再編はあるのか。

 

●事務局

 現時点で具体的には検討していないが、都市計画マスタープランに沿って、今後も検討していく。

 

●委員

 マスタープランには国や府県との調整が必要で、市独自には決められないのではないか。

 

●事務局

 以前は京都府との調整が必要だったが、現在は権限移譲も進められていて、独自に行う方法はある。しかし、今、調整区域をはずして開発しようという議論はしていない。

 

●委員

 むしろ人口が減っても、資源を浪費せず、環境に配慮し、豊かな交流の中で住民が暮らせる社会をつくることが望ましい。現状、長岡京市には交通の利便性と職住近接という利点がある。そこに、若い世代の地域での起業、あるいは子育て、教育のための環境を整えることで、推計値よりも減少幅が緩和されるということではないか。無理に資源を投入し、市の予算を使って、人口争奪戦をする必要はないと思う。

 

●会長

 まとめると、シナリオ2は無理、しかしシナリオ0という意見もないようなので、シナリオ1が望ましいということになるだろうか。

 

●委員           

 桂川駅近辺で大規模開発が進められているが、人口誘導で競うなら、西山天王山周辺は、交通結節点のアピールだけではなく、別の形の積極策が必要ではないか。

 

●委員           

 人口規模の数値よりも、むしろ現状の年齢構成を重視し、バランス維持に目標を設定すべき。「多世代共創社会」という言葉が出てきているが、ある世代を移住させるために、別の世代が犠牲になるのは望ましくない。バランスの維持というものを目標に据えた人口フレームの考え方もあっていいと思う。

 

●委員           

 希望や理想につながる共通目標をもつ地域であることが、今後ひとつの指標になる。まちの目標に対し、住民が自分の考え方で自分の条件を最大限に活かしながら、いろいろなことに取り組めるような、住民主体の社会を目指す。人口はまず8万人を前提とし、7万6千人に付加要因を足し、結果としてその中間になるような想定で、まず主眼となることに力を注ぐようにすべきではないか。

 

●委員           

 まちに魅力があれば人口は増え、なければ減る。魅力とは、つまり人にやさしいまちということだと思う。それらは行政の仕事と、コミュニティの関わりでつくられる。若い世代が関わりやすくなるように、地域の場を設定するのも大事だ。

 

●委員           

 人口の増減については、自分たちの子や孫も出て行っている中で、誰を迎え入れようというのか。むしろ入れるよりも出ないようにすることが大事。高齢者の病気や買い物などの交通面が気になる。住環境を整え、現実的な問題を解消し、必然的に居たくなるまちづくりを考えたい。

 

●会長           

 まとめると、人口の数値目標を立てず、15年後の人口推計を上回る人口フレームを基本とするということでどうか。

 

●委員           

 これからのまちづくりを考えるのであれば、そういう方向になると思う。

 

●会長           

 それではそういう方向でまとめ、数値については(事務局に)検討してもらうこととする。

 

(一同了承)       

 

(2)社会情勢について 及び (3)将来都市像について

●事務局         (資料説明)

 

●会長           

 それでは「社会情勢について」と「将来都市像について」の意見を聞かせてほしい。

 

●委員    

 東部の工業中心地域における工業地域の方に、住宅がかなりできているが、いったん住宅が建設されると工場がうまく働かなくなることもあるので、メリハリを厳しくつけて欲しい。長岡天神駅周辺の商店街では後継者問題が大きい。大型スーパーとの競争になっていく業種の経営はかなり難しくなる。長岡天神駅周辺整備はまちづくりにとってエポックメイキングとなると思う。長岡京は地価が高く、人口増加は難しいのではないか。

 

●委員           

 生産年齢層の増加、もしくは減少防止を考えると、対象年齢層のライフスタイルや希望などを、どこまで把握しているかが疑問。15年後に生産年齢となる層の希望は、なかなか掴みにくい。しかしこれからも住み続けてもらえるようなまちづくりには、そういう意見をこまめにすくい取っていく取り組みをして欲しい。

 

●会長           

 市民ワークショップへの参加年齢層の内容はどのような感じか。

 

●事務局        

 生産年齢人口は2~3割、老年人口のほうが圧倒的に多かった。

 

●委員           

 小学生に、「まちづくりの夢」というテーマでポスターを描いてもらっているが、そこに描かれる将来像にも踏まえるべきことがあると思う。その年代から将来のまちづくりへの参加意識を持ってほしいと思って企画している。

 

●委員           

 「社会情勢」には「人口減少」から「行財政」まで入っているが、なぜ「交通体系」が入っていないのか。また、「成長から成熟へ」などと書いてあるが、生産年齢層が増え、立命館高校も開校するなど、利便性かつ西山の自然もあるということは、むしろ「成長から多様性(化)」、という方が人口増加につながる気風を生むのではないか。そのため、自分たちが20歳~25歳ぐらいになったらどうしているかについて、多様な世代と意見を交わすような機会があればいいと思う。

 

●委員           

 「社会情勢」には「交通体系」と同時に、都市施設が老朽化して更新期を迎えているため「都市の再整備」という視点も要る。そこに資源の有効活用の方向性、ノーマライゼーション、ユニバーサルデザインなどをまとめ、「都市の再整備」「都市の再構築」という視点を加え、「成長から多様性」という概念に含められるのではないか。

 

●会長           

 農業面からの意見はないか。

 

●委員           

 今後山林や農地を宅地として開発してしまうと緑がなくなる。緑を守って人口も増やす、どちらもではうまくいかない。宅地開発が先ではなく、どうしたら人が集まり、住み良い長岡京になっていくかを重点的に考えたほうがいいと思う。

 

●委員           

 「社会情勢」には「土地利用」という項目もいると思う。そのあり方がどう変化してきており、今後どうなるべきなのかを、農地、緑地も含めて将来像を描いていくことが必要になる。
 また「地方分権・官民連携」のところで、公共施設のマネジメント問題もあると思うが、人口減少に伴う問題を解決する1つのオプションとして「広域連携」という視点も欠かせないと思う。

 

●委員           

 いろいろな場面に参加しながら健康で長生きしてコミュニティを伝承していくのが、これからの人にやさしいまちづくりだと思う。「文化・スポーツ・健康」は地域コミュニティを維持していく手段として必要。その振興も含まれるべきだ。

 

●委員           

 外国人観光客10人で1人分の住民と同じぐらいの税収が入るという記事があった。人口が減ったとしても、外国人や日本全国から観光客が来るような取り組みもしていきたい。

 

●会長           

 長岡京では福知山と同様に雨水排除に小河川を使っている。災害時、福知山では深いところで2メートルぐらい浸水した。長岡京でもチェックも含めた防災・減災対策に取り組めば、より住みよく、安全・安心なまちになるのではないかと思う。

 

 

5 閉会