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平成28年度第2回 史跡恵解山古墳保存・活用検討懇話会会議録

[2017年3月15日]

ID:6618

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平成28年度第2回 史跡恵解山古墳保存・活用検討懇話会会議録

日時

平成29年2月10日金曜日 午後1時30分~3時

場所

図書館大会議室(長岡京市立図書館3階)

出席者

委員

田中委員、奈佐委員、山本委員、高橋委員、増田委員、五十棲委員

事務局

生涯学習課長、課長補佐、文化財技師

埋蔵文化財センター事務局長

案件

1 恵解山古墳公園の活用と維持管理の現状について

2 恵解山古墳公園の課題と対応について

議事

案件1 恵解山古墳公園の活用と維持管理の現状について

【今年度の活用状況と維持管理について事務局より説明】

【地域や学校の状況について、各団体より報告】

(委員)

 勝竜寺自治会ではガラシャウィークの期間中、生涯学習課が作成した明智の家紋入りののぼりを恵解山古墳に立て、周知を図った。のぼりの数をもっと増やしてほしい。ガラシャウィークだけでなく、山崎合戦のあった旧暦6月13日にも掲示したい。

 また、墓地にはごみが捨てられていることがある。

(委員)

 のぼりは地域への周知という点でよかったと思う。子供達が公園内で遊んでいる姿をよく見かけており、憩いの場として利用されている。特に小学生までの子供が多い。公園に遊具は必要なく、今の形で利用できればよい。壊れたままの埴輪に対し、地域住民から声が上がってこない。関心がないということだろうか。

(委員)

 恵解山古墳公園は段差も多く、タケノコ掘り以外の学校行事で利用することはないが、放課後は児童が遊びの場としてよく使用している。いもまつりのときには、開会時にふるさとガイドの会にお願いし、古墳の話をしてもらっている。

(委員)

 恵解山古墳公園は整備された施設なので、積極的に利用したい。史跡探訪として、年1回以上は見学している。ふるさとガイドの会のガイドブックを改訂して販売する予定で、恵解山古墳については紙面を増やして紹介している。

 外部の方を案内したとき、一般の人は古墳時代のイメージがなかなか持てず、興味が薄いようだ。勝龍寺城の方が、人気があるように思う。

(委員)

 私が知っているだけでも、市外からの来訪者は多いと思う。

案件2 恵解山古墳公園の課題と対応について

【埴輪の破損と活用・啓発について】

(事務局)

 今年度は予算の範囲で埴輪の修復を予定しているが、破損といたちごっこになることが懸念される。埴輪の修復は高額で、破損のたびに修復を繰り返すことは財政的にも難しく限界があるため、破損を防ぐためにはどういう取り組みが必要か。防犯カメラを設置することについては検討したが、史跡内の工事ということになると制約が多く、また、費用の面でも負担が大きくなるため、現時点で設置することは難しい。

(委員)

 公園の利用者について、マナー違反をした人の目撃情報はよく耳に入るが、誰かが埴輪を壊したという情報は今まで入ってきていない。人目につかないところで、限られた人が壊している可能性もある。その場合には防犯カメラが有効と思われる。

 簡易な修復では再び破損して子供達が怪我をする可能性があるので、修復の方法にも注意が必要である。

(委員)

 防犯カメラの設置が難しいのであれば、ダミーカメラや、防犯カメラ設置のステッカーなどを貼るのも一つの方法ではないか

 埴輪の修理について、保険のようなものはないのか。

 年間のイベントが実現できるように、新たにワークショップを開催してはどうか。

(事務局)

 埴輪についての保険はない。修復に関する補助金などもない状況である。

(委員)

 復元埴輪の製作には発掘調査と遺物の修復および図化、それに基づいた復元設計・製作・焼成など高度な専門性と時間を要する。その様子を紹介することで高価な製品と周知されるのではないだろうか。公表はパソコンのプリントアウトを防水パウチして公園のあずまやに掲示する方法だと費用も安い。

 埴輪の損壊が続いているとの事。復元埴輪には高温焼成の焼き物製とFRP(繊維強化樹脂)製のものがある。それぞれ長所があり恵解山古墳では焼き物が採用されているが、今後も破損が相次ぐならFRP製は衝撃等に対しては強靭である。現行品を原型に利用すると、原型の製作費が不要な分通常より安価になり、また型を保管すれば、量産しないと高コストな焼き物に対し1点ずつの生産も可能である。

 修復の費用が無いとのことであるが、毎年の広報では財政は健全であると公表されており、一市民の感覚としては違和感がある。

(委員)

 埴輪の価値などを伝えるチラシの配布や回覧は学校として協力ができる。

 ふるさと納税で埴輪を修復することは難しいのか。

(事務局)

 提案はしたが、ふるさと納税での文化財の修繕は他市も行っており、独自性が低いとのことで採用されなかった。

(委員)

 壊されるのはなぜかということを考えなければならない。埴輪は貴重で高価だということを周知する必要がある。極端な例を挙げれば、駐車場では無断駐車を発見した場合、高額な違反金を請求するという看板があるが、こうした看板は一定の効果があるようだ。埴輪についても、破損した場合には高額な修理費用を請求される場合があるということを看板などで周知すれば、破壊を抑えられるのではないか。そうした周知は公園を利用する子供達だけでなく、保護者や地域にも必要だ。また、地域や学校に協力してもらい、埴輪の破損を見かけた場合にはすぐに連絡が入るような体制を整えることも必要である。

 ほかの地域では、地域住民による手作りの埴輪を設置している例がある。自分たちで作ったものであれば、既製品よりも大切にするのではないか。

(事務局)

 恵解山古墳にも手作りの埴輪を並べることを想定して、設置のための地中レールを埋設している部分がある。

(委員)

 埴輪の破損など、同じような課題を抱える自治体の間で会議や研修などのようなものがあれば、有用ではないだろうか。

【事務局より事務連絡】

閉会

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長岡京市教育部文化財保存活用課(図書館内)文化財保存活用担当

電話: 075-954-3557

ファクス: 075-954-8500

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