第5回 総合計画審議会 会議録
- ID:4744

日時
平成27年2月19日(木曜日) 午前10時30分~正午

場所
長岡京市役所 大会議室A

出席委員
石垣会長、小幡副会長、明致委員、川勝委員、山本委員、山下敏夫委員、水島委員、小泉委員、西田委員、西小路委員、秦委員、三好委員、石田委員、藤澤委員、戸田委員、山本委員、河村委員、岩野委員、大槻委員、平松委員、芦田委員、山下昌行委員、野中委員

欠席委員
杉本委員、浮田委員

出席者(実施部門の長)
山田総務部長、山田環境経済部長、池田健康福祉部長、佐々谷建設交通部長、上村上下水道部長、中村教育部長

出席者(企画会議委員)
髙田委員、滝川委員、嶋谷委員、木村委員、中野委員、則武委員、齋藤委員、岩﨑委員、山口委員、板杦委員、谷川委員、天寅委員

事務局
仁科企画部長、城田政策推進課長、志水政策推進課行革・公共施設検討担当主幹、政策推進課総合計画・企画総務担当・山田、角野、樋口、鍋島
株式会社地域計画建築研究所 廣部公共マネジメントグループチーム長

議事
1 開会
- 事務局あいさつ
- 会議成立の確認等…委員半数以上の出席により、会議の成立を確認。
2 市長あいさつ
3 会長あいさつ
4委員交代の報告
- 連合京都乙訓地域協議会:阪昭彦氏から石田秀樹氏へ。
5 案件
(1)次期総合計画基本構想 キャッチフレーズ素案について
(事務局より資料説明)
●委員
他都市のものに比べるとシンプル過ぎてかえって伝わりにくい。キーワードの意味合いに加えて具体的な言葉が必要ではないか。「1番」という表現は、世代、人によって価値観が異なるため、もっとやわらかい言葉の方がいいのではないか。
●委員
イメージ、構想で細部を説明して、キャッチフレーズそのものはもっと格調高い方がいいのではないか。ひらがなばかりよりは漢字を使い、ルビが必要な使い方は避けたい。
●委員
他地域に住む人にとっても、長岡京がどんなまちかという関心を持たせるようなキャッチフレーズにするのはどうか。将来像を描くにしても、抽象的でインパクトがなく、わかりづらい。
●委員
『「環境」と「都」を合わせて使えることは長岡京市の独自性』ということについてもう少し説明が欲しい。
●事務局
環境に対する取組みについて、長岡京市は独特の取組みを行ってきたことと、西山という大きな資源があること、を意味した。
●会長
この案は市の外、内のどちらに向けたものなのか。
●事務局
両方を見据えている。
●委員
順番をつけるとしたら、まず市民、次いで移住者・希望者かと思う。市民に対しては現状に加えて希望や願望を意味するもの、そして移住者・希望者に対しては現状に関するものが含まれていればいい。
そう考えると「うるおい にぎわい あんしん 長岡京」に、さらに何かを加えた方がいい。それから「長岡京」に「ふるさと」というルビをふるのは、地名自体の存在感を損なうのと、「ふるさと」という言葉ではイメージが散漫になることから反対である。「1番」という言葉も順位づけが前提となるので避けてほしい。
●委員
資料からは、「アイデンティティ強調型」が良いと思う。長岡京市は関西でも「どこにあるのか」と聞かれることがある。
●委員
最終的には住民の望むものがいいと思うが、自分としては対象が誰かということ、長岡京市を誇りを持って説明できるようなキーワードを含むことが重要かと思う。そうすると「アイデンティティ創出型」という形がいいのではないか。
また、長すぎないこと、「都」という文字で歴史や文化を表現するのも良いと思う。
●委員
今日の議題として、ここで決定するのか、あるいはまた別の機会に誰かが決定するのかが曖昧でよくわからないので、決定手続について聞きたい。
●会長
今日必ず決めるわけではないし、この素案から選ぶわけでもない。今日は意見を聞き、事務局で再整理した上で、次の審議会で承認を得るという形にしたい。
●委員
素案を提示して市民投票は時間的にムリだろうか。
●会長
おそらく難しいと思う。
●委員
「都」があったということは強調したい、「悠久」という表現は他ではあまり使われていない、うるおい、にぎわい、安心は全部を入れずに1つを選んで、「うるおいのまち 悠久の都 長岡京」ぐらいの長さでどうか。
●委員
最終的に決めるのは住民だと思うが、キャッチフレーズだけにするのか、補足文章を加えるのかを検討してほしい。
●委員
向日市との対比を入れるべきではないか。「悠久都市 長岡京」が住民に定着すると思う。悠久都市長岡京をみんなでつくる、という表現にしてほしい。
●委員
住みたい、住み続けたいという文言は入っていたほうがいい。悠久都市というのは堅苦しいので「都」「まち」の方がいいかもしれない。「住み続けたい悠久のまち 長岡京」ではどうだろうか。
●委員
「うるおい にぎわい あんしん」のやわらかい感じに、つながるという言葉で交通利便性を加えて、「うるおい にぎわい あんしん つながる都市 長岡京」という感じが好きだ。
●委員
「人にやさしい」という言葉には、便利なことも、バリアフリー、ユニバーサルデザインにも通じるのでうるおいやにぎわいなどの抽象的な言葉よりもいいと思う。
●委員
具体的な言葉は決めきれていないが、「悠久の〇〇 環境の都 長岡京」という感じでどうだろう。
●委員
長岡京というのは便利だけれど住んでみると何がメインなのかがわかりにくい。知名度もそれほど高くない。言葉で表現しにくいまちだと思う。現実的なつながりの言葉を表現として入れたいと思う。
●委員
今の「住みつづけたい みどりと歴史のまち 長岡京」というのは、キャッチフレーズとしてはかなりいい。良質な場所であるという意味に、さらに「悠久都市」という言葉で住民の誇りを喚起する。それは京都市の影から脱却することを意識するためにも重要だ。
●委員
自分も「住みつづけたい みどりと歴史のまち 長岡京」が気に入っている。次はそれを超えたものにしたい。今回の案の中では「悠久」という言葉が気になった。「悠久の都」が何となくいいかなと思うのと、やはり長岡京という言葉は入れてほしい。何をアピールするかが最も重要だ。
●会長
私見だが、現在の「みどりと歴史のまち 長岡京」を残して、これを未来に繋げていく、というのもありかと思う。
本日のご意見をもとに、次回の審議会で事務局に案を出してもらい、決めていくことにしたい。
(委員一同了承)
(2)次期総合計画 体系素案について
(事務局より資料説明)
●委員
4番の階層2では、地域・市民活動が最初だが、人権が先に来るべきではないか。
●事務局
順番に軽重はないので、上にあるか下にあるかで重要性は変わらないということで理解していただきたい。
●委員
掲載の順番に反映されるのではないのか。
●事務局
すべてを同じところに書くのは不可能なため、階層としてはまずこども、その次にまちという順番になるが、軽重とは関係ないことをご理解いただきたい。
●会長
資料は縦に並べてあるが、横向きで並ぶと並列でイメージできるのではないか。階層1の1と4については案が2つ出されているが、それについて意見は。
●委員
具体的な言葉を使うなら「まなび」と「こども」、抽象的にするならば「そだち」と「かがやき」になる。具体的な言葉を並べた方がいいという気はする。
●委員
階層1は全て名詞になっているが、これを動詞にしてはどうか。より主体性を示す形になるので良いと思う。
●委員
階層1をひらがなで括るというのは新しいアイデアだと思う。そうなると階層2は共通項で括るという印象だ。「そだてる」という言葉には方向性が見えていいのではないか。4は「やすらぐ」に。「みどり」は「かんきょう」ではどうだろうか。
●委員
階層1の1番の「こども」「そだち」については、子供を支援し、育てるという観点からすると「そだち」の方がいいのではないか。4は、人生が輝いて生きていくという意味を込めて「かがやき」のほうがいいと思う。
●委員
「スポーツ」が「文化・生涯学習」と別項目になっているが、今ではスポーツも文化といわれているので、生涯学習にまとめて、スポーツは競技スポーツだけにしてほしい。「健康づくりの促進」もスポーツに関係しているので、階層1の3と4の切り離しについて再考して欲しい。
●委員
階層3の422に「男女共同参画社会の形成」とあるが、もう少し具体的な施策、名称にしたほうがいいのではないか。
●委員
階層1と2との関係で、いくつか組み合わせを変えてみてはという意見があったが、それならば環境に限らず防犯、安全も含まれてくるのではないか。カテゴライズを再考する必要もありかと思う。
●会長
予定時間を過ぎたので、今までに出た意見を事務局で集約・再検討するということで議論を閉じたい。
(委員一同了承)
6 閉会