こんなときはいち早く通報を~児童虐待の早期発見と支援のために~
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子どもは自分から「助けて」と言えません
近年、子ども虐待に関する通報や相談件数が増え続けています。殴る・蹴るなどの暴力だけではなく、食事を与えられず放置され、幼い命が絶たれるケースがあります。
もしも、虐待の兆候に気づいたときには、積極的に虐待を防止する行動が必要です。
子どもへの虐待とは
・身体的虐待:叩く・殴る・蹴る・たばこの火でやけどをさせる など
・心理的虐待:無視する・言葉でおどす・DV(配偶者等への暴力)がある など
・ネグレクト:食事を与えない・入浴させない・病気なのに受診させない・未就学児を置いて外出する など
・性的虐待:不必要に身体を触る・わいせつな映像を見せる・ポルノの被写体にする・性行為を強要する など
地域で子育てを見守りを
核家族化が進み、誰にも相談できずに親子が孤立してしまう家族があります。
地域での何気ない気づきや声かけが親子を救いとなることがあります。
親子のSOSサイン チェックポイント
<子どもの様子>
・不自然な傷やあざがある。
・いつも服装や身体が不潔。
・笑顔が少なく、喜怒哀楽の表情が乏しい。
・夜遅くまで外で遊んでいて家に帰りたがらない。 など
<家庭の様子>
・毎日のように長時間子どもの泣き声が聞こえる。
・親の怒鳴る声や物を投げつけるような音が聞こえる。 など
もしかして「虐待!?」と思ったら迷わず相談・通報を
一刻も早い情報提供が、親子を救います。
<通報時は>
・匿名で構いません。通報者のプライバシーは守られます。
・虐待かどうかの判断は相談機関が行います。情報が間違いであっても罰せられることはありません。
・身近な方(親族・近隣)からの情報が大切です。相談機関には守秘義務があり、通報者が特定できるような情報は漏れません。
通報・情報提供をするときは
もしかして虐待かな・・と感じたら→189(いち・はや・く 児童虐待全国共通ダイヤル 通話料無料 24時間対応)
市役所相談窓口→075-953-7710(なないろ 家庭児童相談室 月曜日~金曜日 9時~16時)