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「長岡京市中小企業振興基本条例」ができました!

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「長岡京市中小企業振興基本条例」

令和4年10月1日、持続的なまちのにぎわいのために、市内事業者の99%以上を占める中小企業が“育つ” 環境を作るために「みんなで取り組みましょう」という『約束』としての「条例」が制定されます!

遠くで生産・製造された食材や商品がインターネットやショッピングモールなどで気軽に購入できる時代。遠くの商品が「簡単」「便利」に購入できることは魅力的ですが、地元のお店の元気が失われてしまうと、寂しいですよね。

市では、中小企業の振興による地域経済の持続的な発展を目指し、地域の事業者や市民の皆さんらと共に条例を作りました。

条例が出来るとどうなるの?

この条例は、「みんなで取り組みましょう」という『約束』ごとを決めた理念的なものになるため、拘束力はありません。

本市では、中小企業の振興による、地域経済の持続的な発展を目指しており、その実現のためには、中小企業だけでなく関係団体や市民一人ひとりが、「市内の中小企業の発展が市民生活の向上に繋がること」の理解を深め、市、市民、中小企業、関係団体等が一体となって、中小企業の振興施策を進めていくことで、地域内の経済循環を促していくことが重要になります。

例えば、市内で作られたものを購入することで、そのお店が元気になり、新商品の開発につながったり、市に税金を納めてもらうことで、市がさまざまな事業ができるようになります。地域内経済の好循環が生まれることで、より住みやすいまちになっていきます。

地域内経済循環の図

地域内経済循環のイメージ図

基本理念

どんなことが書かれているの?

  • 中小企業の創意工夫、経営意欲及び自主的な努力を尊重し、成長を図ること。
  • 特色ある地域資源を積極的に活用し、地域内における経済循環の促進に努め、中小企業の創業及び育成を図ること。
  • 中小企業をはじめ、経済団体、商店街、大企業、金融機関、学校及び大学等(以下「関係団体」という。)、市民並びに市がそれぞれの役割、責務等について相互の理解を深め、連携及び協働を図ること。

市の責務

  • 基本理念にのっとり関係団体と連携し、中小企業の振興に関する施策を総合的に実施しなければならない。
  • 施策の実施に当たっては、中小企業の実態を把握するとともに、中小企業、関係団体及び市民の意見を反映するよう努めなければならない。
  • 予算の適切な執行及び公正な競争の確保に留意しつつ、中小企業の受注機会の拡大に努め、市内において生産し、製造し、加工し、及び販売される製品並びに提供されるサービス等の利用に努めなければならない。
  • 市は、中小企業の振興施策に関し、情報の提供に努めなければならない。
  • 市は、中小企業、関係団体及び市民の相互理解を促すため、中小企業の振興に関する情報の発信に努めなければならない。

中小企業の役割

  • 経済的及び社会的な環境の変化に対応できるよう、自ら意欲を持ち、創意工夫を重ね、経営力の向上及び改善に努めるものとする。
  • 人材の育成、雇用の安定化、福利厚生の充実、就労形態の多様化等に努め、労働者の仕事と生活の調和に取り組むよう努めるものとする。
  • 年齢、性別、障がいの有無、国籍等の多様性に配慮した労働環境の整備及び事業活動に努めるものとする。
  • 事業活動に当たっては、市内において生産し、製造し、加工し、及び販売される製品並びに提供されるサービス等の利用に努めるものとする。
  • 地域の経済団体及び商店街に加入することに努め、市又は経済団体が実施する中小企業の振興に関する施策に協力するよう努めるものとする。
  • 地域社会を構成する一員としての社会的責任を自覚し、市、関係団体及び市民と協働し、活力あるまちづくりに取り組むよう努めるものとする。

市民の理解と協力

  • 中小企業の振興が市民生活の向上に果たす役割への理解を深め、中小企業の振興に関する施策に協力するよう努めるものとする。
  • 消費者として、地産地消の取組をはじめ、市内において生産し、製造し、加工し、及び販売される製品並びに提供されるサービス等の利用に協力するよう努めるものとする。

市内の中小企業を応援するために市民のみなさんができること

  • 市内のお店でお買い物する
  • 市内のお店のサービスを利用する
  • 市内で作られたものを購入する

また、市内にある4つの商店街(会)にもさまざまなお店があります!

  • 長岡中央商店街振興組合
  • 神足商店会
  • セブン商店会
  • 長岡天神駅前相互会