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令和4年度第2回市民参画協働懇話会

  • ID:13374

開催日時

令和5年3月6日(月曜日)午前10時から正午

開催場所

市役所新庁舎(1期)4階 会議室401

出席者

佐野会長、宍道委員、中川委員、中原委員、真継委員、佐竹委員、田中委員、高橋委員、沖委員

欠席者

野田委員、中山委員、上田委員

事務局

藤田自治振興室長、西村総括主査、赤松主査

傍聴者

なし

配布資料

資料1 令和4年度の市民参画協働推進事業の主な取り組みと令和5年度の市民参画協働推進事業の主な取り組み予定
資料2-1 令和5年度長岡京市市民活動応援補助金募集要項
資料2-2 令和5年度長岡京市市民活動応援補助金の手引き・Q&A
【参考資料】職員向け市民参画協働研修実施報告

議事

1 開会

2 令和4年度の市民参画協働推進事業の主な取り組みと令和5年度の市民参画協働推進事業の主な取り組み予定

 ■事務局より令和4年度の市民参画協働推進事業の主な取り組みと令和5年度の市民参画協働推進事業の取り組み予定について説明

【質疑応答】

(委員)2ページの補助金の説明について。1行目の市民提案型協働事業コースの金額については予算規模の100万円に至ってないという認識でよかったか。
(事務局)100万円には至っていない。申請された全ての団体が30万円の上限の申請をされた訳ではなかった。
(委員)補助金を受けた団体について9団体あったが、利用者の方から事業を受けての満足度や、ここは改善した方が良い等のニーズはあったか。
(事務局)金額的なものについて、こうしたほうが良かった等の提案は特にはなかった。こういう事業をしたいのだが、補助金の対象になるのかという相談はあったのでその都度相談にのったりした。
(委員)補助金の組み立てについての意見や仕組みについて意見はなかったか。
(事務局)事業が終了した団体はまだほとんどないので、事業が終わった感想は聞けていない。
(委員)ここだけで評価するのでなく、出来ればこうした方が良いという利用者の意見を聞けたほうがよい。市民活動オフィスフロアについて、10ブース中6ブースしか利用されていないが活用されていない課題は。
(事務局)空きがあるので募集はかけているが、コロナの関係で利用も少ない。実際知らない人も多いので周知をしていく。工夫をしていき、口コミでも良いので実際に事務所に困っている団体にも声を掛けていく。
(委員)費用面ではどうか。
(事務局)費用は安いとは思う。高いという意見を聞いたことはない。
(委員)場所が不便ではないか。そこに市民活動サポートセンターの機能的な相談業務があればよいのではないか。活動に対して相談にのれる、そこにいるメリットはないか。ただ場所の位置が不便である。
もう一つ、地域コミュニティ活性化事業について補助金を交付しているが防災について。小学校の避難所の開設運営については、コミュニティ協議会が担っているところだがそのあたりについてはこの部署でよいか。もし災害が発生したときに、10小学校区全部機能を生かすことができるのか。
(事務局)各校区、防災担当者と災害が発生した際に連携を取っている。防災の日にもどのような訓練をするのか、各校に合わせた内容を相談させていただいて訓練をしている。
(委員)各校、コミュニティ協議会へお任せでよいのか。避難所は直ぐに開設されるのか。
(事務局)各校の状況も異なって来るので、例えば河川が氾濫したり土砂崩れが発生したりするので全て同じではなく、各校に合わせた訓練を行っている状況である。基本的には災害時にまず、避難所を開設するのは市役所になるので災害が起った際に、すぐに地域の人が対応する方向ではない。長期化した際に地域として運営していただく際の下準備として、10月の防災一斉訓練を行っている。
(委員)市役所が行って開けて運営を始めているのか。
(事務局)例えば十小は誰もいない状態で地域住民だけでやってみようという取り組みを実際にされていた。
(委員)4ページの各校のコミュニティニュース等について発行されているが、市のホームページにアップすることは出来るか。
(事務局)少し更新が遅れているが、各校区からデータを頂ければ市のホームページにもアップして掲載している。校区内でホームページを持っているところがあれば、そちらに先にアップしてもらう。
(委員)市のホームページからリンクしているのか。
(事務局)その通りである。
(会長)他に質問はないか。
(委員)個人的な意見だが、地域コミュニティ活性化事業で神足小校区がないが進めているのか動きがないのか心配である。
(事務局)神足小校区の活動が全く無いわけではない。青少年推進協議会は子ども向けのイベントを主にした団体、地域コミュニティ協議会は防災とか子どもとか年齢とかジャンルに関係なく校区と繋がろうとする団体であるが神足小校区は、そこまで進んではいないのが現状。他の校区が全部出来てきて、他の校区の様子を見ながら興味を持たれている方もいらっしゃるので地域の中で話合いを進めていただいている。
(委員)地域コミュニティ協議会が出来はじめて10年以上となり、いくつもの協議会が出来ているが、基本的には市役所の役目はお皿を用意するだけである。そのあとどんな材料を集めて料理するのかは地域側に委ねていくべきだとは思うが、結構市役所側はお世話をしているのでそのマインドセットが間違ってスタートをしている。勝手に料理をしてくださいねという話をどんどんしないと、地域コミュニティ協議会側がリードしてもらえるものだとお皿の上で黙って待っている状態になる。それぞれが活発になって、地域のNPO法人が要らないくらいにならなければ。コミュニティが活性化していないから、個別のNPO法人が必要になってくる。お互いに待っている状態になっている。行政側も待っている状態、地域の人も待っている状態である。地域側が勝手にやるものであって、行政側はお皿だけ用意してちょっと予算つけて作ってくださいとなれば。
(事務局)4年いて感じることは、地域コミュニティ協議会ができたあとは、青推協の頃よりは地域の人が自分たちで決めて頑張ろうという風潮にはなっている。まだ市役所に頼っているように見えるかもしれないが、校区によって市役所に頼らずに自分らで何かしたいという校区と、次に何をすればよいかという指示を待っている校区との差が分かれてくる。
(委員)ランキングをつけてもよいかも。これが出来ていてこれは出来ていないという項目をつけて全てが出来ている訳ではない。見える化してもよい。 
(事務局)地域性ではあるが、住民の雰囲気、役員によって温度差があるところがあり、地域を巻き込んで出来ている校区と悩んでいる校区に分かれてくる。
(委員)長十小校区は、元々は、地域の住民が小学校の広報誌を手書きで作っていたのが一番である。そういう方がきっちりと働いて、例えばキーパーソン的な人が集まっている。自分が感じることは総合型と地域コミュニティ協議会の2つの地域の組織がうまいこと絡みあって協働してよい活動が出来ているのではないか。恐らく運営委員会方式でやっているところの方が進んでいて、長三小校区みたいな各団体のピックアップで大きな小学校の広場のイベントくらいでしかやっていないと団体間の軋轢を生むだけ。色々な人材をつまみあげて繋がりを作っていって、そこで何かを仕掛けていき、子どもをターゲットに小学校のコミュニティをどう生かすかをもう一度考え直さないと。今までの青推協がやってきた活動を引き継いだ組織運営でやっていくと何をすべきかとか、協力するところが分かりにくい。住民として迷っている部分があるので一から整理して、人材を集めて考えて小学校、低学年向き、高学年向きの違ったニーズがあると思うので一から見直そうと思っている。ストレートにいくと否定されると具合が悪いので、またみなさまにお手伝いを頼みたいと思う。充て職で集まった方は、何かを考えようとするのは難しいので、何もない人が集まった方がよいのかな。命令口調とかになるので、ひょっとしたら役職を辞めてしまったほうがよいのではないか。せめて、役職の「会長」ではなく「さん」付けとかに見直ししてもよいのではないか。イエスかノーかの世界になってしまうのでそれでは違う気がする。
(事務局)この各校区一覧で、五小校区と七小校区はぱっと見で事業が多いように見える。この二つの校区が比較的、肩書ではない得意分野を持った人やその事業を請け負った人が多く地域コミュニティ協議会の予算を貰って自分で事業をされて好きなことにチャレンジ出来ているのではないかと感じている。
(委員)せめて、中学校区あたりにサポセンがあれば地域に根差した活動が生まれるのではないか。どうしても地域で主の会が出来て、地域で色々なボランティア活動が出来て、地域で図書館の輪や子どもの輪とかが出来て、地域が活性化していくし色々なことをお伝えしていけるかなと思う。各コミュニティ協議会の代表の方がどれだけ、サポセンに相談しに行っているのかという話になる。サポセンに自治会や商工会の方が相談に来られたりするのか。
(事務局)自治会に関しては、市役所に相談しに来られる。登録されているのは、自治会では数地区になる。自治会がサポセンに登録して頂いて、相談して欲しいとは考えている。
(委員)コミュニティ協議会の各代表が集まる役員会はあるのか。
(事務局)コミュニティ協議会は自治会長会のような役員会はない。
(委員)各校区のコミュニティ協議会の代表者が集まる会が欲しい。そこにサポセンの職員が説明に来てくれたら行っていいんだという認識が出来る。事業の話とか予算の話とかを聞けたりする。サポセンはうちは関係ないと言う人がいてどういう方が相談して良いのか分からない。
(事務局)定期的に集まっている訳ではない。大きな変更がある時に随時という形で開催している。
(委員)人材の発掘のためにサポセンに行って相談をして、地域とはなんぞや?と講座をしてもらって、最終的に組織化していきたい。サポセンを利用して地域で子どもたちに水彩画教室や、写生大会を実施できるなと考えていた。
(委員)実際、南丹市では地域に入っていってタイミングよく地域側の教育に入りつつ、例えば水彩画教室がしたいとなると水彩画を実際にされている方を紹介したり連携の仕方を教えるのがサポセンの機能である。
(会長)まだ発言されていない方の意見はありますか。
(委員)自治会と地域コミュニティ協議会の立ち位置はどうなっているのか。
(事務局)決して上下関係がある訳ではない。地域コミュニティ協議会というのは色々な団体の長が集まって、交流する場でコミュニティ協議会自体に構成員はほとんどいない。自治会には自治会員がいたり、PTAにはPTA会員がいるが。コミュニティ協議会だけで何かをするのは絶対無理である。校区の色々な団体と交流して、色々な話をしてみんなで何かイベントをしようとなっている。上下関係がある訳ではないが、大きさで言うと地域コミュニティ協議会の方が範囲が広い。
(委員)長法寺小学校開校150年の記念式典に携わってたので、地域に入ったのだが、地域コミュニティ協議会の役員が年配ばかりになるので入って欲しいと勧誘を受けた。その話を聞いたとき市から補助金が出ると聞いたので、自治会としては別になるのか。
(委員)別である。自治会は地域コミュニティ協議会の一構成メンバーの立ち位置になる。いくつかの自治会が小学校区に存在するので、いっぱい自治会があるのとそれ以外の地域で活動している団体もひっくるめて地域コミュニティ協議会として地域全体で作りましょうと。
(委員)そこに決まったルールがない。新聞を発行しているようだが、今年からやり直すので長法寺小校区ではそれを手伝って欲しいと言われた。事務局として直接入るのは、住んでいる地域が違うので複雑になるのでお断りするのだが、広報誌をまとめたものを見える化するのに手伝ってほしいと。何か形が上がって来たのを分かりやすく、簡素化にできるように。どのような感じかイメージ出来ない。
(事務局)各コミュニティで、担い手不足や役員不足というお話を聞くが、若い世代の方がコミュニティに入っていくのはどういう風にしたら入りやすくなるか。
(委員)これからは、役職の充て職を辞めて地域コミュニティ側と一緒にやりたいと人が応募するやり方に変えてみたら。公募せずに、最初に自治会長が入ると一緒にやりにくくなる。高齢者ばっかりになると、子育て世帯は入りにくくなる。充て職になるとそこに意見を言えなくなってくる。あとは指示命令になってしまう。そこに意見を言えなくなってしまうので、来る人が来なくなったらどうしようという恐怖心をなくす。何人かが来るように仕組む。
(事務局)コミュニティ協議会の成り立ちが各団体の交流からなっているので、その代表が来てしまうとどうしても偏ってしまう。本来は会議に参加するのは代表で無くても良い。
(委員)その充て職の人たちの連絡会議の仕組みと別に企画会議を開催すればよい。
(事務局)そういう会議をされている校区もある。実働型。
(委員)若いチームを公募型にして、若いチームが企画する。このチームで決まったことを実行するために、充て職チームに説明して承認してもらい、そこから自治会に広報してもらえるのでこの連携を進めると若い人も参加しやすい。
(事務局)長法寺小校区もそのような企画会議だったはず。
(委員)元々、神足小校区でも企画会議でまちづくり委員会に入って企画や運営に携わっていたが、上の方には連絡するくらいでイベントがしやすかった。同じようになれば良い。
(委員)役員会はあるが、連絡会議のメンバーが連ねているがだんだん進めていくとリーダーが抜けて企画会議に入っていくとまた主導権が変化していく。
(事務局)長法寺小校区のコミュニティ協議会については、今コーディネーターで市の職員が補助のために入っているが、来年度は市の職員が抜けて自主運営になる。今頑張って事務局を探している。コーディネーターが抜けると事務局の人件費が増えるので、最低賃金以下ではあるが有償ボランティアとして事務局をお手伝いしている方には謝礼費をお支払いしている。
(委員)長法寺小の自分ごと化会議に参加していた委員の方が、「長法寺好きやねん」と言っていたのがまさしくそれが原点になる。どこが好きか、何が好きかを残していって伝えていき作り上げていくかが原点である。本当に好きな人が作り上げていかないと自分が住んで良かったと思えるまちが完成しないのでシフトチェンジをして行きたいが、住民組織は急激な変化に対しては断られてしまう。
(会長)最後活発なまちづくりの体制について議論出来たと思う。良い話が聞けて良かった。次第3の令和5年度長岡京市市民活動応援補助金募集要項について事務局から説明します。

3 令和5年度長岡京市市民活動応援補助金募集要項 第1回懇話会(案)からの 変更点について

■事務局から募集要項とQ&Aについて説明

【質疑応答】

(会長)市民活動応援補助金についてご意見ある方お願いします。
(委員)一つ心残りのところは補助対象経費のところの、報償費の講師・出演者等専門家への謝金のところの団体構成員に講師等を依頼する場合の謝金は上限額を1名あたり年間5万円までとする箇所について、団体の内部か外部かによって制限があったりなかったりする。何年も前から申し上げているが、専門家を団体の内部に巻き込もうとする動きを阻止しようとしている。内部になった瞬間に制限が掛かってしまう。それではせっかく仲間になってくれている専門家講師を外に置いておこうとなる。団体のパワーになってくれる人にとってマイナスに働くことになる。わざわざ仲間になろうとしている専門家講師を、わざわざ団体の外部に置いておこうとするのはミスリードになる。事情は分かる、団体の内部の人間に講師謝金をいくらでも良いとなると雑な計算になるし、同じ人ばっかりに偏ってしまう。別のセンサーで測ることはできないか。例えば内部でも外部でも5万円なら5万円にする等。同じルールを統一して欲しい。制限を掛けるのが悪い訳ではなく、内部だから外部だからという制限を掛けるのをなくした方がよい。そうすることによってミスリードがなくなる。
(事務局)ありがとうございます。制限を0にするとなると、内部のハレーションも大きいが、外部も同じ金額でとなると、理解を得やすいと思う。
(会長)他にご意見はありませんか。
(委員)補助金の件について,振り返りシートのところになるが、「協働について」部分の書き方で反応はなかったか。ハードルが高めだと思う。優しい言葉で1~5で評価してもらえるとよい。
(事務局)振り返りシートに関しては、市民提案型協働事業コースのみ提出を求めていてスタートアップコースの方には提出を求めていない。市民提案型協働事業コースには「協働事業」がついているので、振り返りシートの提出をお願いしている。確かに記入しがたい内容ではある。数年間、同じ状態であるのでまた係内で内容については検討してみる。
(委員)それによって、交付が左右する訳ではないのか。
(事務局)振り返りシートで交付金額が変わることはない。あくまでアンケートである。
(委員)申請書と報告書のセットになっているので評価されているという印象を与えているのでは。市としては状況を知りたいだけであって、どんなサポートを必要なのか、協働相手が見つかっていないならお手伝いしようとするものである。
(事務局)振り返りシートはアンケート的なものなので、気楽に書いてもらいたい。団体の中で皆さんで話し合って振り返るには良い機会にはなる。
(委員)難しいけれど、団体として目的を果たしているかとフィードバックしてもらうには団体のステップアップには繋がっていく。
(会長)何か他にご意見はありませんか。改善提案、運営方針とか意見はないか。
(委員)補助金の金額をアップして欲しい。
(委員)公開プレゼンは良いと思う。これのおかげで、団体さんと繋がったりするのでとてもよい機会である。南丹市も来年度から長岡京市をお手本に公開プレゼン方式を導入する。今まで委員の方は書類審査のみだったが、ぜひプレゼンを導入してほしいと働きかけた。南丹市は件数が多いので、グレーな団体のみ絞りこんでプレゼンを行う。
(事務局)プレゼンすることは、団体さんの能力やスキルアップに繋がる。すごく良いことだと思う。

4 その他

(事務局)資料が誤っていたので、令和4年度版に差し替えをお願いしたい。今年度の懇話会は今回が最後になる。令和5年度は委員改選の年になるので、広報3月1日号に新たに市民公募委員を募集している。委員の皆さん2年間大変お世話になりました。

5 閉会