ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

現在位置

第29回生活環境審議会会議録

  • ID:13529

日時

令和5年3月9日(木曜日)午後2時30分から午後4時まで

場所

長岡京市役所 新庁舎(1期)4階 会議室401

委員の出欠

白石 克孝(龍谷大学政策学部教授)

小幡 範雄(立命館大学政策科学部特任教授)

奥谷 三穂(京都府立大学 京都地域未来創造センターCOC+ 客員教授)

谷村 眞見(長岡京市商工会)

八木 仁美(長岡京市自治会長会)

瀧川 正子(長岡京市女性の会)

髙坂 洋子(フードバンク長岡京)

木原 浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

池田 真之(市民公募)

小林 哲(京都府乙訓保健所技術次長兼環境衛生課長)

<欠席>

的場 信敬(龍谷大学政策学部教授)

穴澤 裕之(長岡京市経済協議会)

仙道 洋平(連合京都乙訓地域協働会)

數井 美智子(長岡京市環境の都づくり会議)

徳地 直子(西山森林整備推進協議会)

項目

開会

議事1:会議及び記録の公開について

会長:それではさっそく議事に入っていきたいと思います。皆様のご協力をお願いします。まず、議事の1番目「会議及び記録の公開について」ということで、事務局から説明をお願いします。

事務局:長岡京市では、審議会等の会議の公開に関する指針におきまして、審議会等は原則公開としており、「審議会等の会議の公開または非公開の決定は、審議会等の長が、当該審議会等に諮って行うものとする」と規定しております。会議及び記録の公開につきまして、よろしくご審議願います。


会長:この審議会の公開または非公開について、委員の皆様にお諮りします。本審議会におきましても指針に基づき、会議及び記録については、公開ということでよろしいでしょうか。


一同:異議なし。


会長:異議なしとのことですので、公開とさせていただきます。なお、本日は傍聴者はおられませんので、このまま次の議題へと進みます。

議事2:長岡京市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の前年度進捗評価

会長:議事の2番目、本日の主題である長岡京市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の前年度の進捗評価について、まとめたものを確認していきたいと思います。それでは、事務局の方から説明をお願いします。

事務局:長岡京市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の前年度進捗評価ということですが、この計画は今年度令和4年度から始まった第三期環境基本計画に包含された計画ということになります。今回は、前年度令和3年度の進捗評価ですので、別々の計画として進捗管理していた最後の年度の評価となります。今年度8月に行った環境基本計画実施計画の進捗評価と若干重複する所がありますが、そういったことも、この二つの計画を統合したそもそもの理由でもありますので、ご容赦願います。評価で△であったところ、その他特筆すべきところにポイントを絞ってご説明申し上げます。まず、2ページ、3ページをお開きください。2~3ページのまん中あたりの表の、太枠部分が今回算定された長岡京市域の温室効果ガス排出量ということになります。令和元年度が最新ということになっておりますのは、各種統計数値が公表されるのに大分タイムラグがあるという都合上、例年2年遅れての算定結果を計算するということになっています。既にご存じの方も多いかと思いますが、左の2ページが、電気などのエネルギーを作るときの温室効果ガス排出係数を、その時々、その年度・年度の数値で計算したタイムリーなもの、右の3ページは、その排出係数を基準年度である2007年度に固定して計算したものになります。ですので、右のページは、排出係数が固定されているので実質的にはエネルギーの使用量が多かったか、少なかったかを知る手掛かりになる表だということになります。そして、左のページの結果を見ると32万トンCO2ということで、前年度よりやや下がる結果となりました。ただ、これらの表を見るときの注意点を申し上げておきますと、あくまでもこの数値は、主に都道府県単位の統計数値を一定合理的な方法で長岡京市の規模に案分して計算しているという部分がほとんどですので、長岡京市でこう言うでき事、努力があったから下がったというような分析までは、どうしてもできないという課題が従来からあります。あくまで分かるのは、2018年度から2019年度に掛けて電気の排出係数、2ページの一番下ですね、2018から2019にかけてはやや上がっているにもかかわらず、排出量は減っているということで、エネルギー使用量の減少が一因としてあったのだろうということは、一定言えるかと思います。一方、右の3ページの表、先程エネルギー使用量の変化を知ることができるといった表です。やはり2018年度から2019年度にかけてやや数値が下がる結果となっています。計算過程を見ると、京都府内全体の電気使用量が前年と比べるとやや下がっているということが一因として挙げられますが、こちらも長岡京市個別の事情というところまでは従来から詳しい分析はできないという課題があります。案分に使う割合がやや下がっているということがあって、産業部門や民生・業務部門で数字がやや下がっているということになります。ただ、速報値ではありますが、右の3ページの2020年度の数値が更に少し下がっている。これは、もしかすると新型コロナウイルスの影響によるエネルギー使用量の減ということが社会全体にあったということが一因としてあったかもしれません。あくまでもこの2ページ、3ページの表は、全体的な傾向、規模感を見るための資料としてご覧ください。では個別の取り組みの方へ行きまして、まず△のところを中心に説明させていただきます。6ページの一番上、「うちエコ診断」「省エネ診断」受診者数の令和3年度目標120人に対して、実施できなかったということを書いています。前年度に続き令和3年度も、コロナ禍につき中止ということで△評価としていますが、各種イベントで「家庭の省エネ秘伝の書」、ここにおられるF委員にも作成を手伝っていただいた啓発冊子を配布するなどして、地道、着実な啓発活動は行ってきました。イベントの省エネ診断という形にこだわらず、今後も広く省エネ啓発を続けていきたいと思っています。続いて7ページの下段、「はっぴぃバス1便あたりの利用者数」こちらも△ということで、コロナ禍前の水準と比べると依然低迷しているということで△評価となっておりますが、前年度よりはやや回復が見られました。京都済生会病院の移転に伴って、令和4年度からはルートを変更しておりますが、令和3年度はそういったことに向けて地域公共交通会議で承認を得るなどの調整を行っていたということになります。今後も利便性の高いコミュニティバスを目指していくものです。続いて8ページの下半分、写真が2枚並んでいるところですが、8月の審議会でもお知らせしました事業者と連携した取り組みの紹介です。令和4年度に協定という形で結実した取り組みではありますが、令和3年度に様々な調整を行っていた事業ですので、ページを割いてご紹介しています。一つ目は、夏の審議会での繰り返しになりますが、今JR長岡京駅東口駅前広場の再整備を行っておりますが、駅前に本社を構える村田製作所様の寄贈の下、太陽光パネルと蓄電池の設置によって、駅前広場をゼロカーボン化しようという取り組みです。そういったことを含めた包括連携協定を結びました。そして、もう一つは、市民が設置した太陽光パネルのCO2削減効果を価値化して、市内の燃えるごみ収集事業者に購入してもらうことで、理屈上CO2ゼロでのごみ収集事業を実現しようという取り組みです。改めて紹介させていただきました。続いて9ページ、一番上の「まちなかに創出した緑被面積」が△ということで、こちら50平米の目標に対して32平米の実績ということで△評価となりましたが、小規模ながら五つの公園が供用開始しておりまして、公園の中の植樹帯という部分、緑被にあたる部分を設けることになっているのですが、そちらも着実に積み上げております。こう言った小規模公園ですが、開発に伴う公園及び植樹帯の新設ということになるので、どうしても他律的な部分がございますが、現在、西山公園の拡張整備の計画を進めておりまして、令和8年度の供用開始を目指しています。西山公園、西山の麓の公園でもありますので、そのような点も含めて現在整備を進めています。続いて10ページですね。10ページの上、「環境体験学習の開催件数」のところですが、西山ファミリー環境探検隊を年4回実施するという目標に対して、年2回の実績となり、△評価となりましたが、コロナ禍においても実施できるやり方で開催を2回行いました。西山のこと、自然環境保全のことを啓発しましたので、実施の様子は10ページの一番下の写真のとおりでございます。以上のようなことを11ページにまとめて記載しております。また、新型コロナウイルスにより影響を一部受けたということについても、11ページの最後の方に記載しております。また、同じく11ページの最後の部分ですが、かねてから補助制度を見直すと言ってきました薪ストーブ設置や窓のエコリフォーム補助金について、補助件数が低迷していた年もありましたが、整理・統合しまして、令和3年4月からクールチョイス実践補助金という新たな名称で補助制度をスタートしております。これまで薪ストーブの設置補助、住宅窓の断熱改修補助、太陽光発電設備と蓄電設備の同時設置補助と、別々の補助メニューで、提出書類について統一されていないという課題もありましたが、一つの制度に整理・統合しました。これまでの補助対象は補助メニューという形にして、さらに次世代自動車の購入補助を加えて、市民の方が自分のライフスタイルにあった環境の取り組みを行う時に、それを後押しするという制度設計にしました。令和3年度の利用実績は、薪ストーブ1件、住宅窓5件、太陽光と蓄電池の同時設置が15件、次世代自動車2件となっております。令和4年度は、さらに、家庭用燃料電池システム、いわゆるエネファームを補助メニューに加えております。また、令和4年途中ですが、申請状況を見ていると、特に電気自動車とかプラグインハイブリッド自動車の申請が格段に伸びています。令和3年度2件でしたが、現在20件ちょっとの申請が来ています。こちらの大幅な伸びの要因としては、ローンでも対象にしたことに加え、半導体不足、コロナ禍の生産ラインの混乱などが徐々に改善されつつあるということも、自動車販売会社からの情報でいただいております。そういったことが影響しているのではないかと思います。国の補助金が55万円程出ますので、それに加えて市の補助金10万円、こちらを併用できますので、電気自動車の購入として、環境にいい車をどうしようかなと迷われている方にとっては、大きな後押しになっているのではないかと分析しています。そして一番最後に12ページをご覧ください。8月の審議会で環境基本計画実施計画の進捗評価をしていただいた際に、2050年ゼロカーボンシティ宣言のこと、そして第三期環境基本計画の分野横断的施策について、どこか簡単に紹介しておいてはどうかというご意見がありました。ですので、この温暖化対策実行計画の進捗報告書にも、同様の趣旨のページとして1ページ追加しました。温暖化対策実行計画の進捗報告書としては、この体裁の報告書としては最後となりますので、小見出しとして「本計画の第三期環境基本計画への包含について」ということにしまして、分野横断的にして進めて行くということと併せてまとめております。報告書についての説明は以上です。


会長:ありがとうございました。今日はこの報告書の中で気になるところがあるとか、ここをこのように改めてはどうかというような意見をいただくことになります。そして、13ページのところに「生活環境審議会の評価・意見及び市の考え方」という形で、審議会委員からの評価・意見ということで、それに対する市の考え方をまとめていただくというものであります。ここにこういった意見を残してください、あるいは市の方で考え方のコメントをつけてくださいというようなことがありましたら、12ページまでのところで、ぜひご発言ください。また、12ページまでのどこということではないけれども、施策への提言などありましたら、遠慮のない提案、発言をいただければありがたいと思います。それではどなたからでも構いませんので、該当箇所を言っていただいて、発言をいただければと思います。なお、マイクを回しますので、挙手をいただければと思います。いかがでしょうか。よくまとめられていると思います。8月に指摘した、例えばコロナのインパクトがどのような影響を及ぼしたのかということを記載されていますし、それから、横串を刺して分野横断的に、全体として課題を達成していくということを重視するというような記述も、12ページのところに、ゼロカーボンシティ宣言を含め記載してあります。前回8月の、計画の方向性のところの議論では、そのあたり、記述が少し不足しているというような発言がありましたので、今回そこを踏まえた形でまとめていただいています。分かりやすく完成度も高くなっていると思いますので、無理に修正を入れる必要もなかろうとは思いますが、ただやはりうっかり気がつかないところ、市民に分かりにくい、というところがあれば、発言いただければと思います。


A委員:9ページのところの街中に創出した緑被面積というものの目標っていうのは、これはどのような根拠に基づいた目標数値になっているのでしょうか。


事務局:こちらは、別の個別計画からの数字ということではないのですが、というのも、先ほど報告しましたようにどうしても他律的な部分があるということで、なかなか市の頑張りだけで、きっちり来年度予定の何平米を達成できる、という目標の立て方が難しいという事情があります。ですので、実際、毎年開発行為等が行われて、このぐらいの平米はいけるだろうという見込みの数値を設定しているものです。開発行為がなければ、それに伴う公園用地の寄贈による植樹帯の増がなかなか見込めませんので、市が独自に整備するというものもありますけれども、毎年大きな公園を整備するわけではありませんので、これ位の数字になっているというものでございます。


A委員:それでも進捗評価としてはやっぱり△になるというようなことですか。


事務局:はい、数字としてはそういうことになります。ですので文章で補足して、今後、西山公園という大きな公園整備を予定していますというPRは書かせていただいています。


A委員:今回、広報でも西山公園のことが掲載されていたかと思います。今街中は、新庁舎だけでなく、もの凄く開発が進んできていて、その中で一定緑地面積を確保や、増やしていく取り組みの中で、他律的なものということになっているのかもしれませんが、なかなかこの指標も進行管理がうまくいっていないのかなと思いました。どのように進捗評価していくのか。平米だけで見ていくものでは多分ないだろうと思いますので、その辺り、街中に創出した緑被面積ということで、市中のところについて、やはり課題があるのかなということを少し感じたところです。


会長:ありがとうございます。今、最後のところはですね、13ページの審議会の意見というところにも取り上げていただくということで、よろしいですか。


A委員:はい。


会長:ありがとうございます。


事務局:少しだけ補足させてください。そうですね。おっしゃる通り、ここの数字は、あくまでも市が把握している部分の数字を集計して32平米となっていまして、実際には、緑化、緑被、緑地を増やすというのは、市民協働で、市民の方にも色々と緑のサポーターさんにやっていただいている部分もあります。そういった部分は、なかなか数字で集計するということができてはいないのですけれども、緑地を増やしていくということに関しては、そういった市民協働で活動を広げていくとかですね、そういったことは当然、今後も継続していく流れですので、ご報告申し上げます。ご意見ありがとうございます。


会長:他いかがでしょうか。


B委員:11ページの進捗状況のまとめのところなんですが、A4用紙1枚の中に落とし込んでいて、八つの取り組みのそれぞれの進捗状況ということは分かるのですが、もう少しすっきりとまとまらないかなと。体裁だけの問題かもしれませんが、字ばっかりですので、なかなか業務が大変だと思いますが、たとえば取り組みごとに分けてはどうかなというのが感想です。


会長:ありがとうございます。そうですね、それぞれにおいて、取り組みの図表と、〇△×の評価を付けていただいて、最後に解説が入るという形式になっているわけですが、今委員がおっしゃったのは、たとえばこの解説の部分を、取り組みの図表の下あたりに分散して編集した方が、読みやすいのではないかという提案だと思います。これはなかなか難しいところがあります。最初の方に少しでも字が多いと見てくれないのではないかという議論がかつてあって、解説は出来る限り後にまとめてというようなことで、こういう体裁になった経緯があります。今はA4に1枚でまとめられているところを見ると、字数が多くて読みにくいかというと難しいですが、どちらの方が市民の皆さんにとって理解しやすいのか、もう少し意見を出していただければと思います。もう少し字数が多かったときには、とにかく字ばっかりでは固くて読めないぞという話だったのですが、随分とそこは努力され、だんだんコンパクトになってきていますので、本日の論点は、そのどちらがいいのかということです。どちらでも内容に大きな変更はないのですが、市民へ届くのはどちらの方がいいのか、ということで、従前の形にとらわれない手直しも可能かと思いますので、いま少し発言をいただければと思います。いかがでしょう。


C委員:11ページのところにまとめがありますね。ここの2段落目ですが、ここで◎が15、〇が6項目、△が4項目、×が0となっているのですが、ここは一つ表にしたものを入れたらどうでしょうか。その後、それぞれ△のところなどについて言及すると。どうでしょうか。


会長:他にも、意見があればお願いします。どうすれば見やすいのか。


D委員:今後は環境基本計画の方に包含されるということですので、どちらでもよいような事なのですが、夏の審議会で前年度結果をまとめられたものの方が見やすかったかなということです。写真が入ったり、表が入ったりしていましたので、この形式でいくとしても、もう少し工夫はできるかなと思います。


会長:確かに、できる限り通知表みたいな簡素な形で、ぱっと見て分かるような工夫が前回の報告書ではあったということで、どうでしょうか。直す時間的な、年度末ですし、余力ありますでしょうか。


事務局:はい。触りながら工夫するところも出てくるかと思いますが、何となくイメージは持てました。表を加えるということと、11ページのところとは八つの取り組みの進捗状況のまとめなので、1ページの長い文章で一続きになっているのを、八つの小見出しで分けるかなとイメージしています。


会長:そうですね。5ページのところから取り組み1と始まって、10ページのところで取り組み8ということでまとめていただいています。できる限りA4の1枚に切りよくまとまるように工夫をされているので、ここに少し字数を足していくと全体の構成をマネジメントするのが少し困難になるというニュアンスかと思います。ただ、今の形式でも、図表を入れたり、少し長過ぎる印象の部分を改善するように手を加えるということで、B委員、そういう形でよろしいですか。


B委員:はい。事務局さんにお任せします。


会長:ありがとうございます。いずれにしましても、どの取り組みのことを言っているのか、ぱっと見やすいようにするためには、表を入れたり、小見出しをつけたり、少し工夫をしていただくようにお願いしたいと思います。そういった形で、事務局の方に一任をするということで、委員会として提示したいと思います。他いかがでしょうか。


E委員:質問ですが、西山公園というのは西山の森林がある辺りなのでしょうか。


事務局:グリーンハウスの辺りですね。


E委員:体育館のあるあちら側ですか。


事務局:そうですね。


E委員:そこを令和8年度に向けて整備されるんですね。


事務局:公園緑地課を中心に、今、計画を立てたりしています。


E委員:それと「次世代自動車」というのは、電気自動車の事として理解していいんですね。


事務局:長岡京市の方では、一応定義として、電気自動車とプラグインハイブリッド自動車と、あと燃料電池自動車、この三つを次世代自動車ということで補助金の対象にしています。


E委員:はっぴぃバスはやはりコロナでしたし、乗る人は実際に減っていたと思います。済生会病院が新しくできてからはまた増えたように思いますが、コロナの時はバスに乗るのも怖かったですしね。それは仕方ないし、減少しても当たり前だと思ました。


会長:ありがとうございます。「次世代自動車」に関しては、一応注記を入れますか。何を指しているのか具体的にしていただいた方が、自分もそれにしてみようという気になっていくだろうと思いますので、よろしくお願いします。今、委員がおっしゃられたように、公共交通機関の利用は、JRから近鉄まであらゆる鉄道、バスも、みんなコロナの時期はひどい利用率の低下でしたから、何か注文を付けるという状況ではなかったと思います。今回はコロナによって、ということも書いてありますし、病院のルートを変えるというこれからのことの説明もありましたので、そのあたり審議会としては状況については理解できると思います。はい。そのほか何か提案とかですね。もしあればぜひ、発言いただければ、最後の13ページの所に記録させていただきますのでよろしいでしょうか。


F委員:ありがとうございます。13ページのコメント案ということで何点か申し上げます。とはいえいらないところは抜いて、いいところだけ使っていただけたらと思います。まず1点目としては、毎回の話ですが、よく整理されていて、進捗の管理をされているということに心からの敬意を表したいと思います。他市町のモデルになるものと、本当に、心から思います。2点目として、進捗管理は本当によくできていると思うので、次に向けてというコメントを加えていいのであれば、現状、やっぱり世界のエネルギー危機でエネルギー価格が高騰をしていると。例えば教育や福祉に使うはずの予算が電気代に消えていくような状況でもありますし、ご家庭をとってみても、本当に苦しい電気代で大変な状況になっていると思います。このあたり、せっかく次の環境基本計画では、環境だけでなく、様々な横串を通して暮らしを良くしていこうというのが強く打ち出されているところですので、エネルギー危機の中での省エネ、再エネっていうのをどう考えるか、福祉・教育の観点からも、ぜひ見ていく必要がありますねということを入れられたらいいなという気が致します。あと細かな点ですが3点目として、そうは言っても長岡京市だけの取り組み、予算だけでやる必要もないと思います。例えばの提案ですが、5ページにある省エネ機器の情報提供というのがございますけれども、今、国の方が打ち出している内窓、インナーサッシの補助金がかなり使いやすそうで、安く買ったとしても定額の補助が出るっていうことにどうやらなりそうな感じで、安い業者だと無料に近い価格で付けられるんじゃないかぐらいの、本当にかなり踏み込んだ内容だったと思います。そういう情報を上手く業者さんと市民さんに提供していただきながら、予算としては国が持つと。しかし実質的には長岡京市の暮らしがよくなるようなことを、あまり予算をかけなくても、人のふんどしでうまく相撲を取るというのは、次の選択肢としてありだと思います。今の細かな話を書いてくださいという話ではなくて、うまく国の動きとかとも連携しながらという表現でよろしいかと思いますが、そういった選択肢を入れてはどうでしょうかという提案です。後、教育、担い手を育成するというのを中長期的に、やはり今後の課題として必要だというのが入ると嬉しいなと思います。ゼロカーボンをやるというところを考えると、担い手の育成というのが重要なので、そこをどうするかという議論が始まっていき、強化されるといいなと思います。最後に、これは書いても書かなくてもどちらでもいいのですが、今後もエネルギー危機のようなことが、上がったり下がったりということがあると思いますが、例えば、将来的に乙訓環境衛生組合さんのごみ焼却施設の更新の時期とかに併せて、発電もそこに付けていこうという話が出てもよいのではないかと。そうなれば乙訓地域全体で、ごみ発電の電気を教育施設で使って、教育にも生かして、且つ安定した価格で運営が行えるようにということで、選択肢が生まれると思います。エネルギーを地域でどう確保して、安定した価格で地域を支えていくのか、その検討を開始することができれば、このタイミングに適した話になるのではないかなと思います。


会長:確かに全般的に、今のお話に私も同感です。やはりエネルギーの問題というのは、教育や福祉という本来ちゃんと使わなければいけないところが、電気代、ガス代というところに、大幅且つ経常的に圧迫されてしまうということがあります。そこについては我々としてはぜひ、エネルギーの様々な供給や、あるいは需給の工夫をしながら、安定した価格の調達ができるような、そういうシステムっていうのを考えていこうというのは、今後の重要な点になるだろうなと思います。こういう形で、天然ガスを初めとして、価格がこんなふうに上がってくると、再エネの評価や国産エネルギーとしての意味合いが増してくると思います。ゼロカーボンを目指すことは、そういう優先的に安定した電気を調達するという部分もあるんだということです。他いかがでしょうか。


G委員:生活に密着した小さい話になるのですが、先ほども話題になっていたはっぴぃバスの話です。利用が低迷しているということでしたが、ある方にこんなお話を聞きました。その方は、高齢になって免許を返納したそうで、免許を返納したらタクシー券とはっぴぃバスの乗車券をもらわれたそうです。本当ならそれを使えば便利になるように思うのですが、はっぴぃバスの券をもらってもバス停が歩いて10分くらいのところなので、杖をついてそこまで行くのにかなり大変な思いをすると。例えば、お買い物をして帰ってくるのに重たい荷物を持って帰ってこないといけないということになると、はっぴぃバスはバス停が遠いので利便性がちょっと、と言われたんですね。確かにコロナ禍というのは利用者数減少の要因としてあったのですが、もしかしたら、バス停のルートっていうのは変更してよかった部分ももちろんあると思うのですが、そもそももしかしたらバス停の箇所数の問題であったり、本当はもう少し細かくあればいいということがあるのかもしれません。とはいえもちろん難しい話だと思います。先ほど次世代自動車という言葉が出ていましたが、交通の未来に向けた大きな変革が起きれば、もっと使いやすく、もっと別の交通の未来が想像できるように思います。要するに、ただマイナスなイメージじゃなくて、もしかしたらバス自体も無人バスになったりとか、ちょっと呼んだら、家の前に来るとか、そういうふうになっていくかもしれないというような、新しい交通のあり方に向けた変革の時期というような明るいイメージがあってもいいような気がしたということです。今すぐ何をということではありませんが、そのようなことを感じました。


会長:13ページのところに、今後の車社会、交通社会が更にどう変わっていくのか、その変化にきちんと対応しながら、使いやすく、意味のあるものに成長させて行くっていう書き方でよろしいでしょうか。


G委員:はい。


会長:事務局はそれでいいでしょうか。市の考え方というのもあると思いますが。


事務局:はい。要するに現状に甘んじることなく、常に見直しの姿勢、新しいテクノロジーの活用も含めて、常に見直しの姿勢を持ちつつ、これで完成だということに甘んじることのないようなスタンスでいる必要があるということだと思います。


会長:やはり利用者数は利便性を図る物差しですから、今回ちょっと別の理由があったかもしれませんが、その指標で評価することにはなりますが、いずれにしても利用者の一番利用する確率の高い場所から違ったり、不便だったりとか、そういうようなことがないようにというチェックですので、今、お答えいただいたように、絶えずバスを走らせ、きちんとニーズに合った運用方法がされているということを大事にしたいという市からの説明があったということで理解したいと思います。他いかがでしょうか。


H委員:△が付いているところは、ほぼ不可抗力みたいなもので△が付いているのかなと思いましたので、この実績自体はすごくよく執行部の方頑張られたなと思っています。ですので、この結果云々ではなくて、この将来を見据えてのことで、ちょっと意見といいますか、お願いといいますか、意見をお伝えできればと思います。長岡京市の総合計画と環境基本計画は一体不可分なものだと思います。環境をより良い状況にしながら、長岡京市を発展させていこうということだと思うのですが、その将来を見据えたところで、次世代への対話の機会と言いますか、環境教育という観点でこれから施策を起こしていただいたらと思います。それは、取り組みの8の「環境問題に対する意識の向上」というところにもリンクしてくるのかなと思うのですが、例えば、今回の実績のところで、実行部門に教育部門がないように思います。実現するかどうかは分からないですが、例えば小学生においてですね、例えば授業の一コマを環境にあてるであるとか、例えば小学校の何年には必ず西山に行くとか。だから、そういう長岡京市らしさを出しながら、将来の次世代を担う子ども達が、環境をすごく近くに感じられる場、そういうのがあってもいいのかなというように思いました。それがゼロカーボンシティ宣言をされた長岡京市のアイデンティティといいますか、売りになっていくのかなと。またそれで長岡京市の魅力になればいいかなと最近思いましたので、意見として述べさせていただきます。


会長:事務局、いかがでしょうか。


事務局:はい。一部はご紹介ということになりますが、まず今回は、温暖化対策実行計画の評価、且つ令和3年度の評価ですので、記載はしていない部分ですが、まず教育の部分で言いますと、令和4年度からKES学校版ということで、KESというのは環境マネジメントシステムの一種、いわゆるISOとかに並ぶものなのですが、環境マネジメントシステムを学校に取り入れようということで、令和4年度、初めて認証を取得するということを行いました。現在は審査待ちの状況です。学校に環境マネジメントシステムを取り入れているというところはおそらく珍しいと思いますし、このKES学校版という規格を取得する学校自体は京都市に続き全国で2番目ということで、こちらは来年度の環境基本計画の実績報告の中でもまた紹介できたらと思います。あと、長岡京市らしい取り組みのところでは、もちろん絶えず見直しの姿勢を持ちながら今後もやっていく必要があると思いますが、現状やっているものとして例えば、遠足の時に、西山に行くとか、そういったことは教育委員会中心に従来からやっていただいています。今回、温暖化対策の部分での報告書ですので、そういった点には触れていませんが、それとかですね、小学4年生には環境に関する絵画を描いてもらって、環境フェアで、ご紹介したりとか、そういった取り組みもしています。今後も見直しの姿勢を持ちながら、今後もやっていく必要があると考えています。


会長:ありがとうございました。H委員よろしいでしょうか。


H委員:いいことをやっていただいていますので、ぜひPRをしていただければと思います。


会長:学校にも太陽光パネルが設置され、環境マネジメントシステムも先駆けて導入していくということで、よいことだと思います。生徒達、子ども達に伝わるような、そんな状況が生まれていけばいいなと思っています。引き続き皆様から貴重な提案等をいただければと思います。いかがでしょうか。


D委員:個々の施策評価に関することではないのですが、私も最後ですので、意見をお伝えしておきたいと思います。これからは温暖化対策実行計画が第三期環境基本計画という大きなものの中に入り込むことになりました。これまではCO2の削減ということだけが数値評価として、重要視されてきましたが、いよいよですね、それだけをやっていたのでは、環境問題全体がよくなっていかないということに、我々人間が気が付いたんだと思います。それでそのSDGsという分野横断的に、環境だけじゃなくて、福祉、人権とかいろんなことも含めて考えていかないと、これからの社会が立ちいかなくなるよと、そういうことで、進めていこうとしているわけですが、今回その第三期環境基本計画、それを立てるときに言うべきことだったと思うのですが、改めて今日の評価を見たときに、長岡京市はすごく優等生だなというように思いました。市民の方の一人ひとりの環境意識も、元々すごく高いところにあったと思いますが、ずっとそれが10年、20年と持続して、市民活動が行われていますし、それから、電気使用量も減ってきているようだし、それから世界に名立たる企業の方々も、環境に貢献する製品を作ったり、寄附もされている。すごく貢献されています。元々水資源問題から、長岡京市の企業の皆さんの環境意識の高さというのは、もう30年40年と続いてきているわけなのですが、それが崩れることなくむしろ向上しているというのは、すごいなと改めて振り返りました。私は京都府の中・北部へ行って、いろいろな取り組みを見聞きすることがありますが、もうあちらの方は、本当に長岡京市と比べると気の毒だなと、ひしひしと思います。過疎高齢化が進んで、山は荒れて、海洋のあたりには風が吹くと海岸漂着ごみでいっぱいになって、それを市町村が負担しながら、地元ボランティアの方の協力も得ながらですが集めておられるという、何かこの地域格差じゃなくて、環境格差というものが、元々存在していてどうしようもないんじゃないかなっていうぐらいのことを今思っています。北部の方には長岡京市のような大手の企業さんもありません。ですから、この12ページにSGDsへの貢献ということで、第三期環境基本計画のポイントが書いてありますが、「環境への貢献をした上で経済・社会へも貢献」ということで、社会への貢献といったときに、長岡京市のことだけを考えていてよいのだろうかというのが、最後ですので本音ですけど、もう今日はひしひしとそのことを思っています。ですから、例えばですけど、西山森林整備だけではもう正直、これ以上のCO2吸収は伸び悩むということであれば、あるいはその西山の薪だけでは、薪ストーブの需要を賄えないということであればですね、その山奥の向こう側の南丹とか、ちょうどそこは桂川上流なので、私達の水をいただいているとこですから、そこの森林整備を長岡京市と提携してやりましょうとか、そういうことを思います。また、あるいは自分達が出したごみではないけれども、そのボランティアのために、縦貫自動車道を使って「環境バス」のようなものを走らせて、京丹後市と一緒になってやりましょうとか、何かそういう分野横断的、地域横断的なことができていくようになったら、長岡京市が一歩進んだ、SDGsの市になるんじゃないかなと思いました。最後でずっと言いたいことを言わせていただきました。


会長:今言われたことは、多分日本の自治体にとってはなかなか難しかったことだと思うんですね。要するに、市町村に分権が進む前は、やはり府県が大きな力を持っていて、府県の局や事務所なんかがあってですね、乙訓というところでは協力することはできても、そこをさらに越境するとか、府や県境を越えてということは、なかなか自治体の行動としては、考えることも難しかったと思います。しかし今、そこから随分と変わってきているように思います。兵庫と京都府の境のところで、篠山、丹波というエリアで協力をしたりとかですね、そういうような動きっていうのが、やっぱり出てきています。災害以外の面でもそうやって、越境的な協力が出てきています。多分今のD委員が言われた事は、私達の、長岡京市の貢献の仕方として一つあるのではないかなと。あとは横浜市とか名古屋市とかですね、水源地域のところで、行政の資源を投入して、森林や水の管理整備の仕組みがありました。それ以外は行政としてやりづらいことばっかりだった気がしますが、そのあたり、行政としてのハードルも随分と変わって、下がってきましたから、いろんな形で、第三期の計画の中で、SDGsが推進できるような、ゼロカーボンが達成できるような方策をと思います。単独の努力であれば難しいので、いろいろな共同であったり、他自治体や他のエリアとの連携があったりということが、やはり必要になると思いますので、単純に行政計画で終わってしまわないように、さきほどのような方策もぜひ考えてみていただければと、私も感じます。


事務局:ありがとうございます。正に、13ページに書くべきご意見だと思いながら聞いておりました。


会長:行政の文書、行政の計画というところを超えていくことが、恐らく今後の大きな展望なんだろうと思います。他いかがでしょうか。


事務局:一点、補足させていただいてよろしいでしょうか。先程のF委員の意見に補足できていなかった部分がありましたので。最後にご意見をいただいた乙訓環境衛生組合という乙訓二市一町のごみ処理施設における発電に関してです。現在、既に発電・売電は行っておりまして、ただおっしゃるとおり、いずれ寿命が来て更新の時期を迎えますので、その時は環境の立場から次はどうするかということを当然注視していく必要があると思います。後、確認なのですが、国の窓の補助金は、今年度ということでしょうか。現在、検討されているところでしょうか。


F委員:現在、検討されているとの情報です。


事務局:ありがとうございます。アンテナを張っておきたいと思います。


F委員:私もまた調べてみます。


会長:ありがとうございます。どうでしょうか。何か、大分、建設的な明るいイメージを持ってもらおうということで、いろいろな評価、意見が出ました。実際に今、F委員、D委員がおっしゃったように、他の市町村と比べると、長岡京市、そして市民、事業者が頑張っておられることは間違いないですし、こういう書類一つとっても、随分としっかりしたものになっています。ここまでいかないところがたくさんあるので、その点は共有しながら、しかし、だからと言って、課題の解決、方策、考え等、まだまだ不十分な状況に今、私達は直面していますので、これでいいねと言えないところはあると思いますが、担当部局として、生活環境審議会として市民とずっと頑張ってきました。振り返りとしては、そういうイメージを持っていただければいいと思います。今後は、本年から新しい、もっと高い水準を目指していくということと、おそらく今までの積み上げとは少し違う飛躍みたいなものが必要なんだなと、今日、聞いていて私も感じました。ぜひそのあたりを汲んでいただいて、皆さんのお知恵を今後貸していただければと思います。その他の発言がなければ、先程の11ページのところの修正については、事務局の方にお任せするということでしたので、審議としては、これで終了しても構わないでしょうか。予定より早いので、発言されておられない委員は、ぜひここで発言していただければと思います。


C委員:D委員がおっしゃったことと重複しますが、市町村が作成する温暖化対策計画ですが、各市町村が計画の目標を達成すると、かなり大きな削減量になります。今は各市町村がそれぞれ取り組みを行い、そして、府県にも同じようなものがあって取り組みを行っています。それで先ほどの広域連携とか地域連携というようなことは必ず計画には出てくるのですが、そこの部分について詳しく触れることはどんな計画でも少ないように思います。連携するというようなことは書いてあるのですが、それを踏まえてどうするかということまでは、あまり言っていないと思います。長岡京市は8万人の人口で市民活動も頑張っているし、計画をまとめれば、ちゃんといいものができる。府県でやっていること、広域でやれることというふうに考えるならば、市町村でやることは、最小の単位と言うことになります。計画を実行に移す段階にあっては、流域の上流から下流までを一まとめに捉えた取り組みを考えるとか、あるいは高速道路の沿線を一まとめに捉えた取り組みを考えるとか、今の市町村の区切りに捉われない取り組みを、広域連携をとおして取り組んでいただければと思いました。計画自体は、非常に良くできているし、申し分ないように思います。市民活動はすごく活発ですし、都市整備も非常にいい感じだと思っています。まとまりのない話をしましたが、これからもしっかりやってください。


会長:ありがとうございます。いずれにしましても、かつては先進モデル都市とかですね。そういうものであれば、十分に他へ影響力を行使できたみたいなイメージがあったかもしれません。今はもう、いろいろな主体と、あるいはいろいろな地域と、あるいは世界と、やっぱり連携連動しないとSDGsの目標の達成、実行にはとてもおぼつかないということを、多くの皆が感じていますので、生活環境審議会として最後のまとめのところに一筆、一行か二行入れていただければ大変ありがたいと思います。よろしいでしょうか。今日の議論を受けての修正や見栄えの変更のところについては、会長、副会長と事務局に一任いただければと思います。それほど大きな変更はなかったかと思います。それから、様々な意見をいただきましたので、これについても事務局の方でまとめていただいて、体裁については一任いただくということでよろしくお願い致します。それでは、本日の議事はこれにて終了としたいと思います。議事進行にご協力いただきありがとうございました。最後にその他ということで、事務局から連絡があればお願いします。

その他

事務局:来年度の審議会の開催時期についてですが、本日審議いただきました温暖化対策実行計画(区域施策編)を、第三期環境基本計画に包含したことに伴って、経常的な会議の開催としては年1回となる旨、前回の審議会でお知らせしました。その開催の時期ですが、夏の審議会の時は、年明け2月か3月ぐらいになる見込みということを申し上げましたが、できればもう少し早くですね、夏頃にできたらということで、修正させていただけたらと思います。夏頃の開催であればですね、その年度の取り組みの軌道修正も行いやすいですし、施策に対するご提言を次に生かしやすいのではないかと考えます。あくまでも予定時期ということでありますが、できれば少し早く、やはり夏頃に早めたいということで修正しておきたいと思います。以上です。

会長:ありがとうございました。次年度、新しい審議会の開催時期についての事務局からの連絡でした。冒頭に説明いただきましたように、今日は、現在のこの委員の任期の最後の会議ということでした。会長として、本当に皆さんに後押しをいただいて、第三期という大きな基本計画への流れに向かった点検や方針提案を最後にすることができたことを厚く御礼申し上げたいと思います。私自身、10年超、会長職をやってきたと思うのですが、今期で会長職を退き、委員の方も退くつもりでおります。最後に、長岡京市の益々の発展、それから市民の皆さんや関係団体の皆さん、市の関係者の皆さんが、更に発展し、協力していっていただくことを祈念致しまして、退任の挨拶とさせていただきます。本当に、この任期の間、ありがとうございました。また、事務局の方にも本当にお世話になって、ここまでやってくることができて、我々としては、二期から三期へという大きな流れで、正副会長をずっとやってきましたので、少し肩の荷が下りたような気持ちでもあります。先程、どなたかに言っていただきましたように、新しい視座での取り組みが始まるんだろうなという意味では、また新しい期待も持っていますので、ぜひ事務局の皆様には、日本全国の中で長岡京市ここにあり、環境の都ありという言葉がそのまま生きているような街にしていただくよう、引き続きご尽力をお願いして、御礼を兼ねた退任の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。


C委員及びD委員:私も退任しますので、ありがとうございました。


会長:本当にありがとうございました。それでは司会を事務局にお返し致します。


事務局:ありがとうございました。会長からもございましたように、本日のこの審議会で、任期満了ということになります。また、ご退任される方におかれましては、大変お世話になりありがとうございました。なお、次年度になりましたら新たな任期がスタートします。ご所属の団体を通じて、再びお声掛けをさせていただく方もおられるかと思います。その際はまたよろしくお願いしたいと思います。先程は、事務局への激励をいただきました。私達も一生懸命取り組んでいきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いします。それでは、本日はこれにて審議会を終了させていただきます。どうもありがとうございました。


※委員名のA、B、C等は、発言順に付番しているもので、他の会議録の委員と一致するものではありません。

お問い合わせ

長岡京市環境経済部環境政策室脱炭素・環境政策担当

電話: 075-955-9542

ファクス: 075-951-5410

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム