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第1回 総合計画審議会 会議録

  • ID:14677

日時

令和6年11月20日(水曜日)午前10時から11時30分

会場

長岡京市役所 第1委員会室

出席委員

上子委員、越後委員、川勝委員、八木委員、小野委員、小山(香)委員、河原委員、徳地委員、小山(泰)委員、延尾委員、林委員、西小路委員、山田委員、山本委員、大元委員、炭﨑委員、大隅委員、小倉委員

欠席委員

藤井委員、三好委員、中島委員

出席者(総合計画企画会議委員)

新開委員、桝田委員、柿原委員、山本委員、名和委員、田端委員、井上委員、中川委員、厚地生涯学習課長(代理)

事務局

松本副市長、末永副市長、能勢総合政策部長、鍋島総合計画推進課長、三浦総括主査、山崎主査、河北定年前再任用職員

傍聴者

なし

議事

1 開会


2 市長挨拶


3 委嘱状の交付

市長から、各委員へ委嘱状を交付。 


4 委員の紹介

各委員からのあいさつ。


5 会長・副会長の選出

長岡京市総合計画条例施行規則第8条の規定に基づいて以下の通り会長・副会長を選出した。

  会 長:上子委員

  副会長:越後委員


6 諮問

長岡京市総合計画条例第11条の規定に基づき、市長が上子会長に対し、諮問書を交付。


7 審議の公開について(傍聴及び議事録の公開)

一同了承


8 議事

長岡京市総合計画条例施行規則第9条第2項の規定に基づき、委嘱を行った21名の委員の内、18名の出席を確認し、会議の成立が認められた。

(1)第4次総合計画の概要説明

事務局より、「第4次総合計画第2期基本計画」(冊子)を元に、総合計画の概要について説明。

【質疑応答】

なし

(2)第3期基本計画の策定について

事務局より、第3期基本計画の策定の考え方を説明。

【質疑応答】

(委員)計画の体系、策定についてはイメージできたが、第4次総合計画がどこに位置するのかわからなかった。この全部取り込んだものを総合計画と理解すればよいか。ビジュアルの工夫があるとありがたい。

(会長)総合計画の構成についてご説明いただきたい。第4次の前の1次から3次の期間はどのようになっているか。

(事務局)総合計画の構成要素が、基本構想、基本計画、実施計画で総合計画となる。

(会長)全体として基本構想でよいのか。

(事務局)全体が総合計画で、基本構想は市の15年間の目標、その下に5年単位の計画を掲げている。基本構想と基本計画は本市では議決事項となっている。基本計画の下の実施計画はもう少し具体化したもので3ヶ年の事業計画となる。

 過去に長岡町総合計画、長岡京市新総合計画、長岡京市第3次総合計画があり、今は長岡京市第4次総合計画の第3期基本計画策定のタイミングとなっている。各総合計画の計画期間は把握できていないが、恐らく15年単位だと思う。

(会長)総合計画の単位は基本構想の単位と一致しているという理解でよいか。

(事務局)そうである。

(会長)15年単位の計画の中で、最後の5年にあたる期間について基本計画を策定するにあたり、2期基本計画の総括を行う。他に質問があればお願いしたい。途中で何かあればご意見をお願いしたい。


(3)第2期基本計画の総括について

事務局より、「第2期基本計画の総括について」説明。

【質疑応答】

(会長)今年度調査時点の結果でよいか。

(事務局)7年度末の達成見込みを示しており、アンケートは今年度7月に実施したものになる。

(会長)評価も大事であるが、次の計画を考える上で、計画の内容を基礎知識として持っていただくことが重要だと考えている。概要の説明ではあったが、ご質問等があればお願いしたい。

(副会長)長岡京市としてはこの結果をどのように受け止めているのか。

(事務局)5年前に第2期基本計画策定時に目標としたものを、進捗管理をしながら進めてきた。この結果に甘んじることなく、今後も進めていきたい。

(副会長)全てA評価になると何のために評価しているかわからない。難しいがやらなければいけないこともある。B・C評価が一定あってもしかるべきだと考えている。

 今後、ゴールを設定するときに、市役所側としては全て達成したと表現したいのだろうが、難しい案件があってもよいのではないだろうか。

(委員)7月に4,000人を対象にして、市民アンケートを実施されている。回答率40.1%は高いと評価されているのか。

(事務局)前回、前々回よりも回収率は高くなっている。実施前に目標を40%としていたため、一定、目標は達成したと考えている。

(委員)団体アンケートの500団体はどのように実施予定か。

(事務局)市内で活動している団体を事務局で把握している範囲で対象とした。NPO、自治会、社会福祉協議会などに所属する団体も含めて調査している。

(会長)市民アンケート、団体アンケートはどのような方法で実施したのか。

(事務局)市民アンケートは郵送配布、内半数は回収率の差を見るためにweb回答も可能とした。

 団体アンケートは郵送で配布、回答は「Voice NAGAOKAKYO(ボイスナガオカキョウ)」のプラットフォームを活用する予定である。ご回答の一部は「Voice NAGAOKAKYO」を通じて他の団体にも見ていただけるようになっている。

(会長)市民アンケートは、郵送とweb回答の両方を可能としたグループと、郵送回答のみ可能のグループではどちらの回答が多かったのか。

(事務局)回収数は郵送とweb回答の両方を可能としたグループの方が多かった。両方の手法を併用することの有効性が確認できた。

(委員)アンケート回答者の4割が70歳以上となっている。アンケートの配付は無作為で行ったのか。

(事務局)アンケートの配布にあたって、年齢は市民の年齢構成を踏まえて抽出した。アンケートは高齢になるにつれ回答が高くなってしまう点は、市が実施するアンケート全体の課題となっている。

(会長)高齢者の返答数が多くなるのは留意する必要がある。

(委員)一部未達成の事業が気になっているが、それについて説明する予定となっているのか。

(事務局)未達成の事業自体は資料1,2の裏面に記載している。一部は柱ごとにご説明させていただいたが、もう少し詳細にということであれば、次回以降にさせていただく。

(委員)例えば柱1、こどもの、「青少年の健全育成」が2点で達成見込みが低く、未達成見込みの事業に「地域学校協働推進事業」がある。かがやきの「人権・平和を尊ぶまちづくり」も達成見込みが低く、こういったものを見ていると、小さいこどもに対する事業は充実しているが、中高大、次に長岡京市を形成する人に対する事業が少ないように感じる。

 アンケートでも「住み続けたい」ではなく、「できれば移りたい」という20代30代の方がいる。基本計画の横のつながり、柱・分野・施策の方針で行くとのことだが、本当にそれでよいのか心配になっている。これを貫く施策をしないと、今は人口は増えているがそのうちなくなってしまうのではないだろうか。

(会長)未達成の事業については次回以降にご説明をお願いしたい。未達成の事業の根幹には、共通の原因があるのではないかというご意見であった。また、分野別だけでなく横に連携する必要があるのではないかというご意見であった。

(委員)アンケート調査の結果がこの満足度、重要度に反映されているという理解でよいか。

かがやきの分野別達成状況で、2.33点が最も低いと記載されているが、自治活動の促進が2点で最も低い。

(事務局)達成見込みは行政内部で評価したもの。アンケートは7月に行った市民の方のご意見。評点については再度、確認する。

(委員)自治活動の促進や、市民活動の活発化と協働の促進の施策を進めるにあたって、世帯の自治会加入率から自治会会員を増やすことへ目標を変えていく必要があるのではないだろうか。自治会は世帯で入ることになっているが、情報は個人が持つようになっている。回覧板も世帯全員に届かない。スマホは個人で情報を持つ。世帯というツールが壊れているように感じる。この5年間、施策目標を掲げるのであれば、目標自体を変える必要があるように感じた。ただ70歳以上が多いアンケート結果を踏まえてとなるので難しい所もあると思う。

(会長)自治会の世帯単位加入を疑ったことはなかったが、重要な指摘かもしれない。

 今までの枠組みで次回以降、計画の中身について議論していくということで一旦区切りをつけさせていただきたい。

 市民アンケートは速報ということだが、説明等があればお願いしたい。

(事務局)こちらはあくまで速報なので、正式な報告書はLINEアンケート、団体アンケートも含めてまとめていく。

(会長)市役所の内部でも計画について新たな案を作っていただいて、それをお示しいただきながら、今日の資料をもとにしつつ、委員の方も所属している場所での経験、知識を持って計画について意見を伺うことで、次回以降、進めていきたい。

(委員)様々なツールで市民、団体の声をうかがっていくということだが、アンケートの内容についてどういう質問項目を設定されているのか、LINEアンケートの質問項目は市民アンケートでされた内容とリンクするのか、団体の活動の特性に応じた意見を求められるのか、方向性を教えていただきたい。

(事務局)団体アンケートはその活動団体が行政に対してどのような貢献をしていると思っているのか、行政からどんな助けがあれば活動が活発化すると考えるのか、ということを軸にしている。「Voice NAGAOKAKYO」を使って、団体同士がやり取りできるようなしつらえを検討している。

 LINEアンケートはまだ、内容はかたまっていない。

(委員)興味があるので事前に確認できるとありがたい。

(事務局)団体アンケートは皆さんにお送りさせていただく。LINEアンケートは登録をお願いしたい。

(会長)LINEアンケートは分野ごとに何回も実施することはできるのではないか。

(委員)資料1のスライドの5枚目、市民の皆さんの意見を集めることに異論はないだろう。市民アンケートではかなり高齢の方に偏った回答率になってしまう。これは全国的にみられる傾向にある。それを解消する、別のチャンネルをつくる方向性はよい。

 色々なチャンネルをつかうと情報整理の仕方が難しくなる。それぞれに何を期待するか、アンケート、パブリックコメント、「Voice NAGAOKAKYO」LINEで体系化する必要がある。「Voice NAGAOKAKYO」がどの程度認知されているのか、これまでの利用実績や市政でどのような活用がされてきたのか、情報として示していただきたい。LINEについても登録数が10万人を超えている。市内の方以外も登録されている。市内・市外の割合、世代の属性も見分けることができるのかなどを教えてもらって、それぞれのツールに期待する役割を整理いただきたい。それを共有していただけるとありがたい。

 また、かがやきのデータをみると、全体的に重要度が低いところに位置している。柱全体で重要性が低いのはなぜなのか?その現状分析が必要なのではないか。

(会長)市民意見聴取にかかる全体を整合する戦略を持ったほうがよいということだろう。ご検討いただきたい。意見がなければ本日の審議はこれで終了とする。


一同了承


9 その他

慶弔連絡等の目的のため、市に関係する団体等の名簿を秘書課においてとりまとめている。本審議会委員の情報についても共有してよいか。

一同了承


10 閉会

参考

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長岡京市総合政策部総合計画推進課企画係

電話: 075-955-9502

ファクス: 075-951-5410

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