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長岡京市総合計画審議会(第5回)議事録

[2012年12月10日]

ID:1529

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日時

平成22年12月22日(水曜日)午後3時~5時

会場

長岡京市役所南棟3階 第1委員会室

出席委員

飯田委員、石垣委員、小幡委員、山下敏夫委員、水島委員、多貝委員、小山委員、齊藤委員、秦委員、三好委員、山下昌行委員、堤委員、多田委員、大谷委員、小林委員、戸田委員、土居委員、梅染委員、山村委員

欠席委員

西小路委員、水野委員

事務局

林企画部参事、森企画部次長兼政策推進課長、庄主事

議事

1.開会

2.交代委員の紹介
以下のとおり、団体から推薦された委員に交代があったため、新委員を紹介。

  • 民生児童委員協議会の吉岡 正義氏(前理事)が齊藤 洋子氏(理事)に交代。

3.会長あいさつ

4.議事
長岡京市総合計画審議会条例第7条第2項に基づき、半数以上の委員の出席を確認し、会議の成立が認められた。

(1)総合計画シンポジウム結果
(事務局)
 資料1を説明。

  • 資料1「長岡京市総合計画シンポジウム開催記録」要旨
    総合計画について市民にお知らせすることを目的に、11月28日(日曜日)に長岡京市総合計画シンポジウムを開催し、講演やパネルディスカッションを行った。
    会場は80席を予定していたが、約100人の来場があり、盛況であった。また、来場者アンケートでは「参加してよかった」「まあよかった」との回答が合わせて約8割、「今後もこのようなイベントに参加したい」との回答が約9割であり、意義深いものとなった。
    なお、このシンポジウムは、当日会場周辺で開催された農業祭&環境フェアの講演会と、平成22年3月に締結した長岡京市・京都府立大学連携協力包括協定の締結記念事業としても位置付けられた。

(2)第3期基本計画答申案
(事務局)
 資料2、3を説明。

  • 資料2「長岡京市第3次総合計画第3期基本計画案について(答申案)」要旨
    前回の審議会の意見や意見公募で提出された意見などを反映し、基本計画案を事務局にて作成した。これを本審議会で検討し、必要に応じて修正のうえ、審議会の答申として市長へ提出することになる。
    前回の審議会からの主な変更点として、各種の意見を踏まえ、「重点テーマ」では西山の取り扱いを大きくし、「重点方針」では「積極的でわかりやすい情報発信による情報共有」の項目を追加した。また、重点テーマと重点方針の関連性について、わかりやすい一覧表を追加した。さらに、今後の展開のみならず、これまで市が実施してきた事業の成果について、よりわかりやすく記述するなどの改良を加えた。
    また、写真とトピックス、用語解説も加えているが、これらは現在精査中である。
  • 資料3「第3期基本計画素案に対する意見公募の結果」要旨
    10月8日(金曜日)~11月8日(月曜日)に計画素案を公共施設や市ホームページ等で公表し、市民からの意見を公募したところ、5人の市民から13件の意見が提出された。
    意見に対する市の考え方を庁内で調整し、反映できる意見はすでに資料2の計画案(答申案)に反映している。市民向けには、意見とこれに対する市の考え方を、市ホームページで1月に公表する予定。

【質疑応答】
(委員)
 答申案にはこれまでの検討事項が反映され、よくできた内容になっていると思う。
基本計画の内容は今後5年で行政がすべきことを記載するものではあるが、今後は市民の参画と協働の視点から、市民が個人として何をすればいいのか、具体的に示してもよいのではないか。
また、意見公募では、合併を推進すべきとの意見があったが、市の考え方の回答案としては、合併にはメリットとデメリットがあるとされている。しかし、合併のメリットを伸ばしてデメリットを克服するような施策を論じてほしいところである。
(事務局)
 市民の役割については、「市民協働のまちづくり推進計画」を策定中であり、1月から意見公募を行う予定である。市民協働のまちづくり推進計画の案は、一昨年から市民や専門家で構成される懇話会で検討を重ね、作成したものである。さらに、庁内の若手によるワーキングチームが、来年の3月を目途に、計画推進のためのマニュアルを完成させる予定である。このような個別計画に基づいて、協働のまちづくりを進める予定である。
合併には議員数・職員数の削減や、広域的な施策展開などのメリットがある。一方、本庁舎をどこに置くかという問題や、行財政効果が高まる自治体とそうでない自治体が出るなどのデメリットもある。
現在は広域的な取り組みとして、乙訓2市1町でごみ処理、福祉施設、消防の3つの一部事務組合に取り組んでいるほか、関西の府県による関西広域連合の設立など新たな展開もある。まずは広報紙などを通じて情報提供を行い、様々な選択肢を示すことが重要であると考えている。
(委員)
 意見公募では、市の南西部に高齢者の娯楽施設の設置を求める意見があったが、4月に多世代交流ふれあいセンターが開館し、高齢者の活動の場としてシルバー活動交流フロアが設置された。老人クラブ連合会の事務局も竹寿苑からこちらに移動したところである。
竹寿苑の老朽化が進んでいる一方、多世代交流ふれあいセンターはよい環境にある。しかし、ここに至る道が坂になっているうえ、交通の便も悪く、冷暖房設備の面でも課題がある。ここは新しい施設を設置するよりも、多世代交流ふれあいセンターの利便性を向上することで利用者を増やしてはどうか。
(事務局)
 多世代交流ふれあいセンターにはコミュニティバスの停留所を設置しているが、少子高齢化の状況の中、このように公共交通網を整備していくことは、高齢者の活動促進にも重要であると考えている。施設の一部には空調設備が行き届いていないところもあるが、早急に空調設備を整備することを考えたい。
(委員)
 合併によって庁舎が遠くなると、高齢者にとっては不便である。うちの町内でもコミュニティバスも通っておらず、通してほしいという声が多いぐらいである。私は合併しない方がよいと考えているが、今後はどのように検討していくのか。
(事務局)
 合併については乙訓2市1町の市長・町長と府の山城広域振興局の副局長による「乙訓地域分科会」で議論している。先日視察した、たつの市のように、合併で市の面積が広くなることに対応し、旧町の庁舎を分庁舎としている例もあるが、職員数の減によるサービスへの影響なども考えられる。合併はこれらの状況を踏まえて、住民の総意で決めるものであると考えている。
(委員)
 非常によくできた答申案であると思う。特に今回追加された重点テーマと重点方針、各分野の取り組みを整理した表が重要である。なお、次期総合計画策定の際には、総合計画の全体でどの程度政策が達成できたかという評価について検討していただきたい。
(事務局)
 第1期基本計画(平成13~17年度)では単位施策ごとの評価を行い、第2期基本計画(平成18~22年度)は重点事業ごとの評価を行い、結果を議会に報告している。委員に指摘していただいた全体的な評価は、今後の課題として検討させていただきたい。
(委員)
 答申案に、みどりのサポーター制度に関して「50団体以上が身近な公園や緑地、道路の清掃、花や樹木の管理を行っています」との記述があるが、農家の小さな水路や里道などの法定外公共物についても市民による管理が行われているので、記述を追加していただきたい。
(事務局)
 法定外公共物については所在の調査を担当課で行い、一定整理している。記述の追加については、担当課と検討したい。
(委員(副市長))
 長岡京市は法定外公共物を含めて地域全体を美しくしようという方向性を持っており、「長岡京市まちをきれいにする条例」も制定したところである。第3期基本計画のどこに法定外公共物の観点を入れるかを検討して、対応する。
(委員)
 先日、アゼリア通りと天神通りの一方通行化の交通社会実験が実施された。この答申案には平成26年度に市民意見の聴取などを行う目標が記載されているが、実際に事業展開するのはいつごろになるのか。検討されていることは理解しているが、もう少し明確な計画はできないのか。
(委員(副市長))
 先日の4日間の社会実験の間は、ご不便やご心配をおかけし、お詫び申し上げたい。しかし、あのような形での社会実験の実施は、今後の中心市街地の検討のために、大きな壁を乗り越えたことになったと考えている。12月議会でも多くの質問があり、アゼリア通りの道路幅を広くするための電柱地中化や段差の解消などの議論がなされた。市としても、にそと・阪急新駅によって市の公共交通の機能が向上するなかで、中心市街地の在り方について検討するという方向を打ち出しているところである。
府道の管理者である府とも相談しながら中心市街地のバリアフリー化を進めるため、早急に今回の実験結果を分析して、方向性を出すことが大事であると考えている。
(委員(山城広域振興局副局長))
 府道であるアゼリア通りの整備については、長岡京市から府へ常々要望が出されている。面的整備を含めた中心市街地の整備検討が長岡京市の大きな課題だろう。府としてもできる限り協力をするが、その前段として、市が市民の意見を聞いて方向性を決めることが必要である。今はご迷惑をかけているが、将来的には必ず良くなるということで、市民の皆さんにもご理解をお願いしたい。
(委員)
 社会実験はかなり長期にわたって実施しないと現象が落ち着かないため、今回の4日間という期間は非常に短かった。可能であれば長いほうがよかった。渋滞の発生などは短期間であるがゆえの混乱であったと思う。
また、今回の実験で大きな評価の軸となるのは、交通利便性と安全性である。利便性の向上と安全性の改善により、人の通行が増え、回遊性が高まれば、まちの活力につながる。これを大きな目標にして、具体的な施策をシステム的に考えることが基本である。新駅ができることもあり、コニュニティバス等も含めて、市全体の交通システムについて考える必要がある。
今回の社会実験のデータをよく分析しながら施策につなげていただきたい。
(委員)
 一般市民としては今後、この第3期基本計画の進捗状況をどのように知ることができるのか。
(事務局)
 第3期基本計画に記載している約160の重点事業について、毎年度、進捗状況を市ホームページ等で公表する予定である。重点事業ごとに目標を設定しているので、この達成状況を公表することが、この審議会での議論のフォローアップになると思う。詳細は答申後の課題とさせていただきたい。
(委員)
 委員の皆さんの意見が反映されたよい答申案になっていると思う。先ほど委員から重点テーマと重点方針、各分野の取り組みの関連表が重要だという発言があったが、私もそう思う。縦割り行政といわれるなかで、部局間で協働して取り組むことが明確に示してあると思うので、今後もその方向性で進めていただきたい。
なお、用語には統一が必要である。例えば、総論部分では「自助・互助・共助・公助」との用語が記載されているが、防災のところでは「自助・共助・公助」と互助が抜けた形で記載されているので、チェックをお願いする。
また、トピックス等はさらに記載内容を精査するとのことだが、どのような方針で精査するのか。
(事務局)
 用語の統一については、全編にわたって事務局で精査させていただく。
トピックスは、各施策に関連する話題を紹介することを目的としている。文字の説明だけではわかりにくいテーマについては、図表や写真を入れるなどの工夫を行いたい。
(委員)
 市外の友人を長岡京市に案内すると、きれいなまちであるとみんなから誉めてもらえる。しかし、各町内にはごみ屋敷があり、何度も市役所に申し出ているが、解決していない。衛生状態が悪く、近隣は迷惑している。他自治体では強制的にごみ撤去しているところがあるようだ。総合計画とは直接関係ないかもしれないが、市として美しいまちを掲げていることもあり、対応をお願いしたい。
(事務局)
 担当課で法的な対応も含めて検討している。行政としても環境が少しでもよくなるように努力したい。
(委員)
 第3期基本計画の議会への説明はいつごろか。審議会委員により、今後5年間にわたる計画を精力的に議論してきたのだから、議会ではひととおりの説明ではなく、詳しい説明をお願いしたい。
現在の市の予算規模の中では、この計画を全て実現するのはかなり厳しいだろう。議員には、この点もしっかり考慮して、腰を据えた議論をしていただきたい。
(事務局)
 議員への説明は、3月議会の冒頭で、議員全員に対して行う予定。基本計画は議会の議決を必要とするものではないが、しっかりと報告させていただきたい。
予算については非常に厳しい状況だが、メリハリをつけて予算化しなければ計画は進まない。第3期基本計画の方向性にそった予算編成を議会に諮っていきたい。
(会長)
 本日発言されていない委員からもご意見をお願いする。
(委員)
 商工業の活性化について、企業流出の防止と新規立地誘致が挙がっているが、最近では住宅地が東に進出している。大規模な工場や企業があることが財源のひとつであるので、用途地域の区別を明確にしていただきたい。
(委員)
 障がい者の自立支援や雇用について、バンビオの1階のエポカ等が障がい者の自立支援や職業訓練の場となっている。障がい者も助成や補助を受けるだけでなく、自立が必要になるだろうが、働く場所がなければ生活できない。亀岡市では障がい者を雇用していない企業には入札資格がないとも聞いている。長岡京市の福祉は行き届いていると言われているが、福祉に頼らず自力で働く場所も必要なので、今後、そのような施策の検討も必要である。
(委員)
 阪急は特急が停まるようになり、便利になった。JRは駅が整備されてきれいになったが、新快速が停まらない。新快速が停まればさらに利便性が高まり、市の価値も高まるため、この点についてJRと協議をされてはどうか。
(事務局)
 阪急については平成19年3月から特急が停車することになった。JRについてもご意見を参考にしたいと思うので、ご理解いただきたい。
(委員)
 西山は市民の宝であると記述されているが、現実的には手入れをボランティアに頼っている。森林関係に限らず、各種のボランティアをうまく活用するには、行政のバックアップが重要である。今後もボランティアに頼ることが多くなると考えられるため、ボランティア団体へのバックアップのあり方を考える必要がある。
また、西山のふもとは竹の侵食が進んでおり、森林ではなく竹林にも見える。早急に侵食を止める必要がある。
(委員)
 タケノコは長岡京市の名産ではあるが、80歳代の農家が竹林を守っていることが多い。西山の竹は生育スピードが速く、荒れると頑強になり簡単に切れないため、手入れが簡単ではなく、担い手が減ると放置されるのはやむを得ない。タケノコが高く売れるといっても、後継者がいなければ手入れができない。ボランティアについては、気持ちは嬉しいし農家も助かっていると思うが、素人であり安全面での問題もあるため、この点も考慮する必要がある。
(委員)
 竹林については地権者がおり、結果的には放置されていると言えるかもしれないが、複合的な事情もある。当事者にとってはそれほど簡単に解決できる問題ではない。
(委員)
 昔は竹も燃料として使われ、竹林の手入れがされていたが、世の中の進歩に伴って放置されるのは仕方がないところもある。
(委員)
 市による表彰について、表彰によっては該当者選定の基準が厳しく、ボランティア団体が表彰されないこともあるが、ボランティア団体も表彰されることにより、達成感を得て活動に弾みがつく。団体の表彰に関する基準の緩和について、検討していただきたい。
(事務局)
 現在、市は地域力と文化力を高めようとしているが、行政だけでは難しい。ボランティアの助けを得ながら、連携して進めている。表彰が励みになることについて、ご提案を前向きに検討したい。
(会長)
 第3期基本計画案は、第1期、第2期のレビューを行いながら、ずいぶん洗練された内容になっている。今回の特徴は、重点テーマ、重点方針に部局横断的に取り組むことなどにある。
昨今、今までは考えられなかった社会変化が起こるようになっており、行政の対応が難しい状況も発生している。しかし、計画書に記載されていない新しい課題が発生しても、第3期基本計画の重点テーマ・重点方針を縦軸・横軸として部局横断的に取り組むことで、解決できると期待している。
予算に関する指摘もあったが、「あれもこれも」が難しい状況で、何が大事かを選択する必要性が増してくると思う。
さて、本審議会の任務は、第3期基本計画案について、市長からの諮問に対する答申を行うことである。本日の議論を受け、私と事務局で第3期基本計画案を修正して答申を行いたいが、よろしいか。
≪異議無し≫

5.その他連絡事項
(事務局)
 本日のご意見を踏まえて、会長と相談しながら必要な点を修正し、最終的な答申を作成させていただく。今後の予定としては、1月中に会長から市長への答申を行う予定である。市長への答申の前に、修正後の答申内容を審議会員に送付させていただく。
本日まで精力的にご議論いただき、ありがとうございました。

6.閉会