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中小路市長の雑感日記「「今」という時代を考える」

[2019年6月21日]

ID:8659

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6月21日 「今」という時代を考える

 

5月の大型連休明けから、時間を見つけながら、4冊の本を読み返している。

「今」という時代の経済を取り巻く状況を改めて俯瞰をしてみたい。そんな思いからだ。

 

いずれも、ロバート・B・ライシュ氏の著作。ライシュ氏はクリントン政権で労働長官も努めた経済学者で、現在はカリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の教授。

彼は一貫して、アメリカ社会を題材に経済・政治の状況を分析し、今日生じている経済的「格差」の状況や要因を論じている。

『勝者の代償/2002年/東洋経済新報社(清家篤訳)』では、第2次世界大戦後、大きく繁栄の時代を迎えたアメリカ経済が、1970年代を境に変改をしてきた事実と、グローバル化・IT化がどのようなプロセスで所得格差を生じさせるのか、私たちの暮らしにどれほどの影響を与えているのかを分析する。

『暴走する資本主義/2008年/東洋経済新報社(雨宮寛・今井章子訳)』では、そうした経済状況を生み出している要因を、政治プロセスの中に求め、『余震・アフターショック/2011年/東洋経済新報社(雨宮寛・今井章子訳)』では、リーマンショックに至る要因を成長の分配が機能不全を起こしていることに求め、その根本的解決を得なければならないと主張する。そして『最後の資本主義/2016年/東洋経済新報社(雨宮寛・今井章子訳)』では、これら全体を概観しながら今後何を成していくべきかが論じられる。

 

どの著作も説得力がある議論が繰り広げられるのだが、それぞれの著作が書かれた時期とそれ以後に起こった事象を重ね合わせながら、今改めて読み返してみると、著者の慧眼に敬服をする。

 

例えば、『余震』の中で、2020年の米国大統領選挙を予想に基づき描く場面がある。

 

大統領選で「独立党」なる新党が現れ候補者を擁立。結果、共和党・民主党の両候補をおさえ大勝利。

その公約とは、不法移民の取り締まり、全輸入品の関税引き上げ、国連・WTO・世界銀行・IMF等からの脱退、対中強硬策などなど…

 

氏の分析は主にアメリカでの事象を対象にしたものだが、同様の状況は世界各地で起こっている。そして、日本も決して例外とは言えず、大いに参考になるだろう。

 

ライシュ氏のメッセージは一つ。

今の状況を生み出したのは私たちに他ならず、この状況を改善できるのも私たち以外にはない。

私たちがどう行動するかにかかっている。

 

 

ロバート・B・ライシュ氏の著作

元年度の雑感日記(ページ内リンク)

6月14日 雨に備える

 

例年なら、そろそろ梅雨入りを迎える季節だが、ここにきて少し足踏みをしている。

先日、京都地方気象台長さんとお話をする機会を得たが、今年の梅雨は比較的雨の少ない梅雨になるようだ。

 

昨年は雨や台風に悩まされた一年であった。

今年は災害のない年になることを心より願う。

とはいえ、大雨や台風はきっとやってくる。そのことを肝に銘じながら、準備を怠るわけにはいかない。

 

長岡京市では、本格的な出水期を前にさる5月21日、関係各機関による防災パトロールを実施した。

今年は、市東部地域の内水を桂川へと排除する大下津ポンプ場と小泉川の水防資材等を管理する防災ステーション、雨量計等の視察を実施した。

いずれも、大雨等の際には非常に重要となる施設だ。

 

また、6月2日には、消防団、消防署、市役所合同での水防訓練を小畑川・犬川の合流地点で実施。

土のうづくりや水防工法等の訓練に、多くの団員・職員が取り組んでくれた。

 

いずれもこれから迎える梅雨や台風などに備え、関係者の意識を醸成する意味でも大切な取り組みだといえる。

「いざ」に備える気持ちと緊張感を共有したいと思う。

 







長岡京市水防訓練のようす
(6月2日勝竜寺 小畑川・犬川合流点にて)

6月7日 最高のキックオフ!

 

最高のお天気のもと、たくさんの笑顔があふれた。


6月1日に開催した、大河ドラマ『麒麟がくる』PRのキックオフイベント。

汗ばみながらも爽やかな陽気のなか、バンビオ周辺は多くの人で賑わい、大盛況。

 

午前中の山崎合戦と勝龍寺城をテーマとした記念シンポジウムでは、用意した資料400部がなくなり、立ち見が出るほど。メインホールは熱気につつまれた。

 

1階に下りれば、かわいい赤ちゃんたちがおもちゃの兜をかぶってハイハイレース。

広場に出れば、若者や子どもたちによるダンスパフォーマンスや「京都・長岡京市おもてなし武将隊」にご就任いただいた「乙訓戦国つつじ」の甲冑劇に、多くの歓声が飛ぶ。

 

広場周辺では様々な体験イベントや戦国時代をモチーフとしたかわいい小物からスイーツまで楽しむことができる。

戦国衣装に身を包んでの写真撮影や火おこし体験、甲冑エプロンづくり、FMおとくにでのDJ体験などは、たくさんのお子さん連れであふれている。

私自身も、細川家の家紋のフェイスペイントをしてもらいテンションがあがる。

 

様々な企画を通して、会場を見渡せば、子どもから年配の方まで幅広い世代の方に参加をいただいた。

それぞれにお目当ては異なるものの、様々な年代の方がひとつの空間に集う。

このことが、調和ある社会に向けた第一歩なのかもしれない。

まさに『かしこ暮らしっく』な長岡京らしいイベントになったのではないだろうか。

 

自然と笑顔があふれるキックオフを飾ることができた。関係の皆さんに心より感謝申し上げたい。

 

 







大河ドラマPRキックオフイベント(ハイハイレース)のようす
(6月1日バンビオにて)

5月31日 ごみゼロ運動

 

5月30日は『ごみゼロの日』。

「ごみを拾うことで捨てない心を育て、散乱するごみの現状を自分たちの問題として考える」という目的で、毎年、5月30日を目指して、様々な取り組みが展開される。

学校や自治会、事業所の皆さんなど多くの方が、河川や公園、道路、側溝などの清掃・ゴミ拾い等に取り組んでいただいている。

改めて感謝を申し上げたい。

 

5月30日当日。

市役所においても職員の皆さんのご協力のもと、市役所周辺のゴミ拾いを実施した。

当日の朝は市民協働部、環境経済部の皆さんとともに私も活動をさせていただいた。

市役所では、各部が持ち回りで定期的に市役所周辺のゴミ拾いを就業前に実施している。

 

天候にも恵まれ、快晴のもと、暑すぎもせず爽やかな空気の中での活動。気持ちがいい。

市民から頂く「ご苦労さま」の声が、さらに気を弾ませてくれる。

同じように『ごみゼロの日』に合わせて活動いただいている事業所の皆さんの姿を拝見し、さらに勇気をいただく。

 

一つひとつの行為自体は小さいことかもしれない。

しかし、その輪が広がり、小さい行為が積み重なっていけば、きっと大きな成果を生み出すことができるはず。

 

Think Globally,Act Locally!(地球規模で考え、地域の中で行動する)

 

私たち一人ひとりの力を信じることが、大きな課題を解決するための第一歩だ。

 

 









530(ごみゼロ)運動のようす
(5月30日市役所分庁舎3前にて)

5月24日 2020年大河ドラマ「麒麟がくる」キックオフ!


NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映が来年にせまってきた。

明智光秀が主人公の当該ドラマには、その娘・お玉(のちの細川ガラシャ)も登場するであろうことから、ガラシャゆかりの地の長岡京市としても、この機会を大いに情報発信の機会にしたいと考えている。

6月1日(土曜日)には、そのキックオフイベントとして、JR長岡京駅前バンビオを中心に様々な関連イベントを開催する。

午前10時からはバンビオ・メインホールにおいて『大河ドラマ記念シンポジウム』を開催。

大阪市立大学の仁木宏教授による「地形から読み解く藤孝・光秀~勝龍寺城と山崎合戦の秘密」と題した基調講演や、ブラタモリでおなじみの京都高低差崖会崖長の梅林秀行氏とのディスカッションなどが行われる。

なお、梅林さんには7月7日(日曜日)に開催予定の「まちあるきツアー」にもご協力いただく予定。


併せて午前10時から午後3時には、バンビオ広場周辺において『戦国マルシェ“アンネモー”』も開催。

戦国・歴史をモチーフにした体験ブースや飲食・物販、大河ドラマPR隊に就任頂く「乙訓戦国つつじ」による甲冑劇、EXPGによるダンスパフォーマンスなど多様なイベントも。

お昼には「FMおとくに86.2」の生放送、J:COMチャンネル笑福亭鶴光さんの「ええ街でおま!」の公開生放送など情報発信も。


楽しさ満載のこの機会に、是非とも多くの皆さんにご参加いただきたく思う。

 

 

シンポジウムチラシ
アンネモーチラシ表
アンネモーチラシ裏

5月17日 民生児童委員ウィーク・キックオフ

 

今年は3年に一度の民生児童委員の一斉改選の年。

民生児童委員の皆さんには、地域福祉から災害時の要配慮者対策、子どもたちの見守り活動など幅広い分野で市政にご協力をいただいている。

とりわけ、社会としての支えが必要とされている個々のケースが複雑化している今日、その役割は非常に重要であり、地域社会のインフラとして必要不可欠な存在だ。

そうした重責を担う立場であるがゆえ、民生児童委員としての担い手の確保にご苦労いただいているのが実態でもある。

 

今回、スタートを切った民生児童委員ウィークを通じて、そうした民生児童委員さんの日常活動やその実態を少しでも多くの市民にご理解いただくための情報発信を行っていきたい。

5月8日のキックオフイベントでは、私自身が民生児童委員として委嘱を受け、その活動に参加。その様子を情報発信することにより少しでもお役にたてたらと考えている。

 

当日は、委嘱状の交付後、役員の皆さんと懇談。その後、市役所への横断幕の掲示を行った。

午後からは、北2地区の定例会に参加させていただき、意見交換。

民生児童委員としてのやりがいや、行政に対する思い・要望も数多く頂戴することができた。

 

「しんどい。でも、やって良かった。」

多くの方にそう語っていただいた。

 

関わった皆さん方の笑顔や感謝の言葉、多くの方々との出会いなど、民生児童委員としての活動を通じてだからこそ、得られる喜びがある。

研修や行政との情報交換を通じて、自分自身の成長につながった。

 

それぞれに「やりがい」を感じながら取り組んでおられる姿に心から敬意を表したい。

そして、ぜひ、目には付きにくいところで支えて頂いている多くの民生児童委員さんがおられることを市民の皆さんにも知っていただきたい。


市役所南棟2階ベランダにて









横断幕掲出のようす
(5月8日市役所にて)

5月10日 アーリントン訪問記

 

4月26日、大阪伊丹空港を出発し、成田トランジットで一路ボストン・ローガン空港へ。

26日の午後6時過ぎに出発し、現地時間のほぼ同日同時刻に到着するという不思議な感覚。およそ12時間のフライト。

到着後の空港で、長年、現地のコーディネーターをしてくれているジョアンと出会う。これまで手紙やSNSのやり取りを重ねてきた方との初対面。

そのジョアンのアレンジで、ホテルにチェックイン後、近くのレストランでアーリントンタウンマネージャーのアダム氏と会食。私より若いマネージャー。自ずと話題はそれぞれの行政運営の話に向かう。

翌日は、ボストン・レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークの視察から。

球団職員として活躍されておられる京都出身の吉村さんから様々なお話をお聞きする。決して新しくはない球場。しかし、その古き良きものへの価値に徹底的にこだわった施設運営やマーケティングに基づく経営感覚などに彼我の違いを見る。この日のタンパ・レイズとのゲームの前には、本市とアーリントンの姉妹都市盟約35周年を記念し、およそ3万人の観客を前にご紹介をいただく栄も。

28日。ボストンで行われていたジャパンフェスティバルでは、短期留学で滞在中の中学生・高校生が合唱や鳴子踊りを披露。多くの喝さいをいただく。

夜には、タウン・教育関係者との夕食歓迎会。長岡京市を訪れた方も多く、話がはずむ。

その後、オトソン中学校の視察、マサチューセッツ州議会での下院議員との交流、地元CATVの視察、タウンミーティングでのスピーチ、アーリントン高校の視察などを経て、5月1日に帰国。

現地滞在ほぼ3日あまりという、短期間の慌ただしい日程ではあったが無事に意義ある訪問とすることができた。

今回の滞在を通じて、最も感じたことは、子どもたちの交流プログラムへの高い評価と継続への期待感だ。行く先々で、多くのホストファミリーの方々から温かい声をいただくことができた。

この夏には、長岡京市で子どもたちを、そして秋には訪問団を受け入れる。

35周年を契機に、さらに未来へとこのバトンをつないでいきたいと誓う。

 

 

アーリントン関係者と









35周年記念祝賀会のようす
(4月28日アーリントン Whittemore Robbins Houseにて)

4月26日 アーリントン訪問

 

このゴールデンウィーク10連休の前半、4月26日から6日間の予定で米国・アーリントンを訪問する。

本市とアーリントンとの姉妹都市盟約35周年を記念した式典・行事等に出席をする。

 

アーリントンはマサチューセッツ州ボストン近郊の、面積にして約14㎢、人口4万人余りの緑に囲まれた“森の中にあるまち”。ボストンの「ベッドルーム」とも呼ばれているそうだ。

市長就任以来、多くの学生や関係者を本市でお迎えはしてきたものの、初めてとなる現地訪問をとても楽しみにしている。

 

本市とアーリントンとの友好都市締結は1984年9月21日。

1975年にディック・スミス氏が本市を訪れたところから話が浮上し、10年近い年月をかけて盟約締結に至る。

少し個人的な話にはなるが、当時、本市に勤めていた私の祖父も友好都市盟約に関わっていたことを思い出しつつ、今回、節目の年に現地を訪れることは大変感慨深いものがある。

 

今回の訪問に先立ち、4月15日に訪問団の結団式を行うと同時に、今年で15回目を迎える長岡京市の中高生のアーリントン短期交換留学プログラムの壮行会が開催された。

子どもたちもホームステイに向けて、半年かけて準備を重ねてきた。

今回は、既に現地に向けて出発した子どもたちとも合流し、成長の様子を目の当たりにすることになるだろう。

 

昭和の時代に始まり、平成の時代を通じて大きく育ててきた両市の友好関係を、これから迎える令和の時代に、更に深めていくためのスタートを切れる。そんな訪問にしたいと思う。

 

 

友好代表団









結団式のようす
(4月15日市役所にて)

4月19日 自然が輝く季節

 

例年になく寒さの残る春となった。

おかげで長持ちしてくれた桜の花が葉桜へと移りゆく姿を横目に見ながら、キリシマツツジの蕾がふくらみ始めている。私たちの目を楽しませてくれる主役もバトンタッチ。

これから本市は、本格的な春の訪れをむかえ、自然が輝きその美しさを謳歌できる季節に入る。

 

4月下旬に見頃を迎えるのが、長岡天満宮のキリシマツツジと乙訓寺のボタンだ。

この週末、4月20日(土曜日)、21日(日曜日)には恒例の『たけのこフェスタ』が長岡天満宮境内で開催をされるが、今年は昨年の災害や天候不順の影響もあってか、少しタケノコの成育も遅く、不作気味だとお聞きしている。お買い求めの方は、是非、お早めに。

 

併せて、サントリー京都ブルワリーや地元の寺社仏閣、飲食・物販店舗、観光協会・商工会のご協力による『スタンプラリー』も4月20日から6月30日まで実施をされる。今年、50周年を迎えられるサントリー京都ブルワリーのオリジナルグラスがもらえる絶好の機会。是非、ご参加いただきたい。

 

今年は、来年スタートするNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放映を目前にひかえ、長岡京市の魅力を発信する大きなチャンスイヤーだ。

長岡京市でも明智光秀の娘・たま(後の細川ガラシャ)と細川忠興が新婚時代を過ごした勝竜寺城公園のリニューアルや歴史講演会など多彩な企画を用意させていただいている。

 

ぜひとも、まずはこのゴールデンウィークの10連休。

少し長岡京市まで足をのばしていただけたら幸いだ。キリシマツツジやボタンの花が皆さんをお出迎えしてくれるに違いない。

 

 

キッチンカー販売のようす









キッチンカー販売のようす
(4月19日勝竜寺城公園にて)

4月12日 市場 対 国家

 

最近、『市場対国家(上下巻)/ダニエル・ヤーギン、ジョゼフ・スタニスロー著、山岡洋一訳(日経ビジネス文庫)』を読み返した。

この本は、今からおよそ20年前の1998年に刊行され、私も若かりし頃に読み、心に残った一冊だ。

 

第2次世界大戦以後、世界各国各地の経済体制の背景にある「考え方」の変遷を丁寧に描き出す。

議論のテーマに据えられるのが、「市場に対する信任」と「国家・政府に対する信任」との攻防だ。

ありがちな「資本主義」vs「社会主義」というイデオロギーを対立軸にしないところが面白い。

著作は、各国の経済制度の変遷が時系列に描かれる。

それぞれ国ごとでの違いはあるものの共通するのは、戦後しばらくの間、戦前の大恐慌、戦争の影響による経済の崩壊、貧困・飢餓などの影響で、「市場」に対する信任は低下し、「国家」が経済の管制高地を握る。結果、経済を支配する考え方においては、政府による「計画」への信認が高まる。

しかし、1970年代に入ると、政府による「計画」の機能不全が明らかになりはじめる。

経済学の分野においても、ケインズ的な考え方から新自由主義的な考え方へと潮目が変わる。

そして、この「考え方」の変化が、その後、英国でのサッチャーや米国でのレーガンなどの経済政策へと反映され、「市場」に対する信任が高まる。

 

20年後の今、読み返してこの本のすごさを感じるのは、こうした「市場」と「国家」をめぐる攻防の結果への評価はこれからだとしたうえで、この本が著された1998年以降の評価軸として、「公正さが保たれるか」「国家というアイデンティティが保たれるか」「環境を保護できるか」「人口動態の変化を克服できるか」などと提起している点だ。

その指摘の中で示される未来への警鐘と、その後現実に起こった事象を重ね合わせるとき、著者の慧眼と洞察力の深さに舌を巻く。

 

私は、こうした歴史を踏まえることが、今、「市場」と「国家・政府」を二者択一的な選択ではなく、その中間地点のどこかに答えを探していくうえで、重要になるのではないかと考えている。

それが、今回、久しぶりにこの本を読みなおした理由でもある。

そして、その「考え方」の本質は、国家レベルの議論であれ、私たち地方レベルの議論であれ相似形だと言える。

 

 

 

市場対国家

4月5日 令和の時代へ

新元号が『令和』と定まった。

世間は今や改元ブームの様相。昭和天皇のご崩御に伴う平成への改元と比しても、今回は天皇陛下のご生前退位に伴う改元だけに、その受け止めも明るい。

出典は万葉集。


初春の令月にして、気淑く風和らぎ、

梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す


なかなかに味わい深いと率直に思う。

確かに、官房長官が会見で発表された瞬間には、少し違和感を覚えた。

しかし、その違和感の正体は、慣れ親しんだ語感の平成が変わるということに対する初期症状。数日たった今ではなじんできた感がするし、噛めば噛むほどに趣を感じさえする。

海外メディアも改元を報ずる中、イギリスBBCの英語での説明が、私自信の解釈に近い。

 『order and harmony(秩序と調和)』

混沌とした平成の時代を超えて迎える新しい時代にふさわしい元号だと思う。

私たち長岡京市も、4月1日には、異動辞令を交付、新入職員も迎え、新たな体制で新年度のスタートを切った。

『令和』の「令」は「律令」の「令」でもあり、「令」は行政に関する規定。

私たち市役所が、平和を希求し、組織が和する。

新たな時代の元号にふさわしいそんな市役所を目指し、本年も全力を尽くしたい。



入所式のようす












市役所平成31年度入所式のようす
(4月1日市役所にて)

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